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第三章 王太子殿下と秘密のレシピ
第29話 晩餐会のデザートは真実の味(ちょっぴり悪夢風味)
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アストリア王宮の大広間は、今宵、かつてないほどの華やかさと、そして水面下の緊張感に包まれていた。エルドラード王国との友好を祝う(という名目の、実は強欲宰相の権力誇示パーティー)晩餐会が、盛大に幕を開けたのだ。着飾った貴族たちが談笑し、美しい音楽が流れ、テーブルには豪華絢爛な料理が並ぶ。…しかし、そのきらびやかな光景の裏では、私たちの「打倒強欲宰相!ドキドキ☆スイーツで真実を暴け大作戦!(フローラ命名)」が、静かに、しかし確実に進行していた。
主賓席では、当の宰相閣下が、それはもう満悦の表情でワイングラスを傾けている。レオニード殿下とイザベラ王女の婚約も間近と信じ込み、自分の権力は盤石、アストリアの未来も我が手中!とでも言いたげな、ふてぶてしい笑みだ。私のことなど、「所詮は菓子作りの小娘。せいぜいデザートでも作って場を盛り上げるがよいわ」と、完全に見下しているに違いない。…ふふ、その余裕がいつまで続くか、見ものですわね。
晩餐の料理が一通り進み、いよいよデザートの時間。会場の照明がほんの少し落とされ、スポットライトが、銀のワゴンに乗せられて運ばれてくる特別な一皿を照らし出した。それは、私がこの日のために心血を注いで作り上げた、芸術的で、そしてちょっぴりミステリアスなデザート。
「皆様、今宵の晩餐の締めくくりに、ディルフィアの聖女スイーツ令嬢、マティルド様が、両国の友好と未来を祝して、特別なデザートをご用意くださいました。その名も…『真実の鏡~秘されたるアメジストの輝き~』でございます!」
レオニード殿下の声が、期待感を煽るように響き渡る。
私のデザートは、アメジスト色の美しいゼリーが鏡のように輝き、その隣には漆黒のチョコレートムースが意味深に佇み、そして周囲には、まるで発掘された鉱石のように、金箔で装飾された小さな砂糖菓子が散りばめられていた。
「このデザートは、古くからアストリアで高貴な色とされるアメジストに、エルドラードの豊かな大地を象徴する漆黒のチョコレート、そして両国の輝かしい未来を表す黄金の鉱石を合わせましたの」と私はにっこり微笑む。「アメジストは真実の愛を、漆黒のムースは時に隠された秘密を、そして金色の鉱石は…時に人を惑わし、道を誤らせる富の輝きを、それぞれ表しておりますのよ」
私の意味深な説明に、会場の貴族たちは「ほう…」と感嘆の声を漏らすが、宰相の顔だけが、ほんの少し引きつったように見えた。気のせいかしら?
デザートが、まず主賓である宰相の前に恭しく置かれる。彼は、尊大な態度で銀のフォークを手に取り、アメジスト色のゼリーを一口…その瞬間、彼の動きがピタリと止まった。顔色が、さっと青ざめていく。
無理もない。そのアメジストゼリーは、彼がイザベラ王女との婚約の印として、エルドラード王家に贈ろうとしていた、曰く付きのアメジストの首飾りの色と形を、寸分違わず再現したものだったのだから。そして、漆黒のチョコレートムースは、彼が密約を交わしたという、王宮の地下にある秘密の部屋の闇の色。さらに、金色の鉱石の形をした砂糖菓子は…彼がエルドラード側から受け取った賄賂の金貨と、ミスリル鉱山の原石を、これでもかと模していたのだ!
「き、貴様…! こ、このデザートは…いったい…!」
心理的な揺さぶりと、私がデザートにこっそり仕込んだ(もちろん無害だが、食べた人の良心をチクチクと刺激し、精神をちょっぴり不安定にさせるという、ディルフィアの山奥に自生する幻のハーブ「正直者の涙」の微量エキス入り)特殊なスパイスの効果で、宰相は次第に冷静さを失っていく。
「金貨が…! ミスリル鉱山が、私を呼んでおる…! エルドラードのあの計算高い女狐(イザベラ王女のことだろうか?)め、全ては私の計画通りだ…! レオニードとあの小娘(イザベラのことか、はたまた私のことか?)が結婚すれば、アストリアの富も名誉も、全てこの私のものに…うひ、うひひひ…!」
なんと、宰相閣下、うわ言のように悪事の計画の断片を、それも満面の笑みで口走り始めたではないか! しかも、微妙に計画内容が間違っているような気もするけれど、今はそこを突っ込む場合ではないわね!
会場は騒然となる。「宰相閣下、どうなされたのだ!?」「まさか、今の言葉は…」
その瞬間、レオニード殿下がすっくと立ち上がった。
「宰相! そのうわ言、聞き捨てならんな! 父王とアストリア国民への裏切り、断じて許すわけにはいかん!」
すかさずアルト様が一歩前に進み出て、イザベラ王女が提供してくれた密約書の写しや、賄賂の帳簿を高らかに読み上げる。
「ここに、宰相閣下がエルドラード王国の一部貴族と交わした、ミスリル鉱山の不当な利権譲渡に関する密約書、並びに、不正な資金の流れを示す帳簿がございます! さらに、宰相閣下の先ほどからの大変興味深いご発言は、こちらの最新型魔法録音水晶(ミスティリアのルナちゃんから友情の証として贈られた、超高性能モデルだ!)に、一言一句違わず記録させていただきました!」
アルト様がキラリと光る水晶玉を掲げると、宰相は「ひぃぃぃ!」と、まるでカエルが潰れたような悲鳴を上げた。
完全に追い詰められた宰相。「こ、これは罠だ! 嵌められたのだ! ディルフィアの魔女め、その妖艶なる菓子で私を惑わし、陥れようと…!」と、もはや支離滅裂な、見苦しい言い訳を喚き散らす。しかし、既に会場の貴族たちの彼を見る目は、氷のように冷え切っていた。国王陛下も、長年信頼してきた宰相の裏切りと、その無様な姿に、深い悲しみと怒りを滲ませ、静かに「…衛兵」と呟いた。
そこへ、イザベラ王女が凛とした声で追い打ちをかける。
「宰相閣下! あなたの悪行は、全て明らかになりましたわ! もはやエルドラードも、アストリアも、あなたの思い通りにはさせませんことよ!」
その隣では、騎士エリオット殿が、逃げ出そうとする宰相の前に、まるで鉄壁のように立ちはだかり、無言の圧力をかけている。かっこいい!
こうして、強欲宰相はその場で捕縛され、彼の長年にわたる陰謀は、完全に阻止されたのだった。レオニード殿下とイザベラ王女の政略結婚も、もちろん白紙撤回。会場は、悪が裁かれたことへの安堵と、私たちの勇気(と、私の美味しいデザート)を称える、嵐のような拍手に包まれた。
マティルドとレオニード殿下は、そっと手を取り合い、互いの無事と、大きな困難を乗り越えたことへの喜びを分かち合う。フローラは「ざまーみろ、バーカ! これでアストリアも平和になりますね、マティルド様!」と、(もちろん小声で)宰相に捨て台詞を吐き、大満足の笑顔だ。
アルト様は、「…これでようやく、今夜は安心して眠れそうですな(ただし、この後の尋問調書の作成と、外交ルートへの報告書、並びに次期宰相候補のリストアップと、その人物調査が山積みですが)」と、疲労困憊の表情ながらも、どこか清々しい顔で呟いていた。
アストリア王宮に、ようやく真の春の光が差し込もうとしていた。私の「真実の鏡」デザートは、ちょっぴり悪夢風味だったかもしれないけれど、結果的には、アストリアに甘い未来をもたらすきっかけになった…と、自画自賛してもいいかしら?
主賓席では、当の宰相閣下が、それはもう満悦の表情でワイングラスを傾けている。レオニード殿下とイザベラ王女の婚約も間近と信じ込み、自分の権力は盤石、アストリアの未来も我が手中!とでも言いたげな、ふてぶてしい笑みだ。私のことなど、「所詮は菓子作りの小娘。せいぜいデザートでも作って場を盛り上げるがよいわ」と、完全に見下しているに違いない。…ふふ、その余裕がいつまで続くか、見ものですわね。
晩餐の料理が一通り進み、いよいよデザートの時間。会場の照明がほんの少し落とされ、スポットライトが、銀のワゴンに乗せられて運ばれてくる特別な一皿を照らし出した。それは、私がこの日のために心血を注いで作り上げた、芸術的で、そしてちょっぴりミステリアスなデザート。
「皆様、今宵の晩餐の締めくくりに、ディルフィアの聖女スイーツ令嬢、マティルド様が、両国の友好と未来を祝して、特別なデザートをご用意くださいました。その名も…『真実の鏡~秘されたるアメジストの輝き~』でございます!」
レオニード殿下の声が、期待感を煽るように響き渡る。
私のデザートは、アメジスト色の美しいゼリーが鏡のように輝き、その隣には漆黒のチョコレートムースが意味深に佇み、そして周囲には、まるで発掘された鉱石のように、金箔で装飾された小さな砂糖菓子が散りばめられていた。
「このデザートは、古くからアストリアで高貴な色とされるアメジストに、エルドラードの豊かな大地を象徴する漆黒のチョコレート、そして両国の輝かしい未来を表す黄金の鉱石を合わせましたの」と私はにっこり微笑む。「アメジストは真実の愛を、漆黒のムースは時に隠された秘密を、そして金色の鉱石は…時に人を惑わし、道を誤らせる富の輝きを、それぞれ表しておりますのよ」
私の意味深な説明に、会場の貴族たちは「ほう…」と感嘆の声を漏らすが、宰相の顔だけが、ほんの少し引きつったように見えた。気のせいかしら?
デザートが、まず主賓である宰相の前に恭しく置かれる。彼は、尊大な態度で銀のフォークを手に取り、アメジスト色のゼリーを一口…その瞬間、彼の動きがピタリと止まった。顔色が、さっと青ざめていく。
無理もない。そのアメジストゼリーは、彼がイザベラ王女との婚約の印として、エルドラード王家に贈ろうとしていた、曰く付きのアメジストの首飾りの色と形を、寸分違わず再現したものだったのだから。そして、漆黒のチョコレートムースは、彼が密約を交わしたという、王宮の地下にある秘密の部屋の闇の色。さらに、金色の鉱石の形をした砂糖菓子は…彼がエルドラード側から受け取った賄賂の金貨と、ミスリル鉱山の原石を、これでもかと模していたのだ!
「き、貴様…! こ、このデザートは…いったい…!」
心理的な揺さぶりと、私がデザートにこっそり仕込んだ(もちろん無害だが、食べた人の良心をチクチクと刺激し、精神をちょっぴり不安定にさせるという、ディルフィアの山奥に自生する幻のハーブ「正直者の涙」の微量エキス入り)特殊なスパイスの効果で、宰相は次第に冷静さを失っていく。
「金貨が…! ミスリル鉱山が、私を呼んでおる…! エルドラードのあの計算高い女狐(イザベラ王女のことだろうか?)め、全ては私の計画通りだ…! レオニードとあの小娘(イザベラのことか、はたまた私のことか?)が結婚すれば、アストリアの富も名誉も、全てこの私のものに…うひ、うひひひ…!」
なんと、宰相閣下、うわ言のように悪事の計画の断片を、それも満面の笑みで口走り始めたではないか! しかも、微妙に計画内容が間違っているような気もするけれど、今はそこを突っ込む場合ではないわね!
会場は騒然となる。「宰相閣下、どうなされたのだ!?」「まさか、今の言葉は…」
その瞬間、レオニード殿下がすっくと立ち上がった。
「宰相! そのうわ言、聞き捨てならんな! 父王とアストリア国民への裏切り、断じて許すわけにはいかん!」
すかさずアルト様が一歩前に進み出て、イザベラ王女が提供してくれた密約書の写しや、賄賂の帳簿を高らかに読み上げる。
「ここに、宰相閣下がエルドラード王国の一部貴族と交わした、ミスリル鉱山の不当な利権譲渡に関する密約書、並びに、不正な資金の流れを示す帳簿がございます! さらに、宰相閣下の先ほどからの大変興味深いご発言は、こちらの最新型魔法録音水晶(ミスティリアのルナちゃんから友情の証として贈られた、超高性能モデルだ!)に、一言一句違わず記録させていただきました!」
アルト様がキラリと光る水晶玉を掲げると、宰相は「ひぃぃぃ!」と、まるでカエルが潰れたような悲鳴を上げた。
完全に追い詰められた宰相。「こ、これは罠だ! 嵌められたのだ! ディルフィアの魔女め、その妖艶なる菓子で私を惑わし、陥れようと…!」と、もはや支離滅裂な、見苦しい言い訳を喚き散らす。しかし、既に会場の貴族たちの彼を見る目は、氷のように冷え切っていた。国王陛下も、長年信頼してきた宰相の裏切りと、その無様な姿に、深い悲しみと怒りを滲ませ、静かに「…衛兵」と呟いた。
そこへ、イザベラ王女が凛とした声で追い打ちをかける。
「宰相閣下! あなたの悪行は、全て明らかになりましたわ! もはやエルドラードも、アストリアも、あなたの思い通りにはさせませんことよ!」
その隣では、騎士エリオット殿が、逃げ出そうとする宰相の前に、まるで鉄壁のように立ちはだかり、無言の圧力をかけている。かっこいい!
こうして、強欲宰相はその場で捕縛され、彼の長年にわたる陰謀は、完全に阻止されたのだった。レオニード殿下とイザベラ王女の政略結婚も、もちろん白紙撤回。会場は、悪が裁かれたことへの安堵と、私たちの勇気(と、私の美味しいデザート)を称える、嵐のような拍手に包まれた。
マティルドとレオニード殿下は、そっと手を取り合い、互いの無事と、大きな困難を乗り越えたことへの喜びを分かち合う。フローラは「ざまーみろ、バーカ! これでアストリアも平和になりますね、マティルド様!」と、(もちろん小声で)宰相に捨て台詞を吐き、大満足の笑顔だ。
アルト様は、「…これでようやく、今夜は安心して眠れそうですな(ただし、この後の尋問調書の作成と、外交ルートへの報告書、並びに次期宰相候補のリストアップと、その人物調査が山積みですが)」と、疲労困憊の表情ながらも、どこか清々しい顔で呟いていた。
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