どうやら騙されていたみたいなので、過去に戻って復讐します

黒猫

文字の大きさ
3 / 3

2話 計画

しおりを挟む
「さて、強力な仲間も増えたことだし!Sランクのリヴァイアサンの討伐でも行きますか!」

「おお!」

    そんなこんなでこいつらの仲間になった訳だが、はやくも最初の壁にぶち当たってしまったな。

    何が壁かって、Sランクである最強格の魔物『リヴァイアサン』は別に俺だけで倒せたのだが、その後が問題だ。

    その問題とは、俺は正体不明の存在から攻撃を受けて瀕死状態になってしまうことだ。今考えれば初めから俺は殺される予定だったんだな。

    答えを知ってる今だからこそこいつらを上手く騙せることができる。フフフ、面白くなってきたぞ。

     思わず笑みを浮かべてしまう。

「何笑ってんだ?行くぞ」

「やべ、おう!」

     と、早速リヴァイアサンが生息している海に到着する。俺クラスになるとどんな場所でも一瞬で移動することが出来る。

「現れたぞ!全員攻撃しろ!」

    過去の俺はこのときこいつらの実力を見るためにあえて攻撃しなかったんだが、そのせいで背後から攻撃を大量に食らってしまった。だから、一瞬で蹴りをつけるぞ。

「ダイナミックフレア!」

    俺の代名詞と言えばこの魔法だ。相手が水の魔物だとしても関係ない、どんな奴もこの魔物で葬ってきた。魔王は別だがな。

    すると勇者パーティー達の表情が曇る。

「お前なんでそんな………」

「いや、強い!!ね?ねぇー!」

 「さすが最強だなぁ!」

    計画が狂ったせいで全員が困惑と焦りに陥っている。クックック、その顔が見たかったのだよ。ここはもういっちょ釘を刺しときますか。

「あと、なんか背後から妙な殺気を感じたんだが気のせいか?」

「!!?」

「いや、気のせいじゃないか! ?」
「うんうん!!気のせい気のせい」
「さ、行こうか!」

    サラッと流され、注意を他に向けてくる。やっぱりこいつらの仕業だったのか。

     この日はそれ以来何も無く終了した。

ーーーその頃、アイズ達は…………

「なんだよあの化け物は!俺達の計画が簡単に潰れちまったぞ!」

「まさか一撃だとはね……」

    リーダーのアイズが声を荒らげ、他メンバーが未だに衝撃で声が小さくなっている。

「まぁ、良い。あのクソがこんな簡単にくたばらないとは思っていたぜ。更なる手を用意してんだからよ」

「おお!まじか!どんな手よ!?」

    アイズが悪名高い笑みで何かを取り出す。

「その名も毒殺。シンプルで最強の暗殺だ!クックック」

「いいね!それならどんな強いやつも確実だね。楽しみだぁ!」
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?

猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」 「え?なんて?」 私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。 彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。 私が聖女であることが、どれほど重要なことか。 聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。 ―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。 前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。

夫から『お前を愛することはない』と言われたので、お返しついでに彼のお友達をお招きした結果。

古森真朝
ファンタジー
 「クラリッサ・ベル・グレイヴィア伯爵令嬢、あらかじめ言っておく。  俺がお前を愛することは、この先決してない。期待など一切するな!」  新婚初日、花嫁に真っ向から言い放った新郎アドルフ。それに対して、クラリッサが返したのは―― ※ぬるいですがホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

「お前は無能だ」と追放した勇者パーティ、俺が抜けた3秒後に全滅したらしい

夏見ナイ
ファンタジー
【荷物持ち】のアッシュは、勇者パーティで「無能」と罵られ、ダンジョン攻略の直前に追放されてしまう。だが彼がいなくなった3秒後、勇者パーティは罠と奇襲で一瞬にして全滅した。 彼らは知らなかったのだ。アッシュのスキル【運命肩代わり】が、パーティに降りかかる全ての不運や即死攻撃を、彼の些細なドジに変換して無効化していたことを。 そんなこととは露知らず、念願の自由を手にしたアッシュは辺境の村で穏やかなスローライフを開始。心優しいエルフやドワーフの仲間にも恵まれ、幸せな日々を送る。 しかし、勇者を失った王国に魔族と内通する宰相の陰謀が迫る。大切な居場所を守るため、無能と蔑まれた男は、その規格外の“幸運”で理不尽な運命に立ち向かう!

パーティーから追放され、ギルドから追放され、国からも追放された俺は、追放者ギルドをつくってスローライフを送ることにしました。

さら
ファンタジー
 勇者パーティーから「お前は役立たずだ」と追放され、冒険者ギルドからも追い出され、最後には国からすら追放されてしまった俺――カイル。  居場所を失った俺が選んだのは、「追放された者だけのギルド」を作ることだった。  仲間に加わったのは、料理しか取り柄のない少女、炎魔法が暴発する魔導士、臆病な戦士、そして落ちこぼれの薬師たち。  周囲から「無駄者」と呼ばれてきた者ばかり。だが、一人一人に光る才能があった。  追放者だけの寄せ集めが、いつの間にか巨大な力を生み出し――勇者や王国をも超える存在となっていく。  自由な農作業、にぎやかな炊き出し、仲間との笑い合い。  “無駄”と呼ばれた俺たちが築くのは、誰も追放されない新しい国と、本物のスローライフだった。  追放者たちが送る、逆転スローライフファンタジー、ここに開幕!

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

追放された私の代わりに入った女、三日で国を滅ぼしたらしいですよ?

タマ マコト
ファンタジー
王国直属の宮廷魔導師・セレス・アルトレイン。 白銀の髪に琥珀の瞳を持つ、稀代の天才。 しかし、その才能はあまりに“美しすぎた”。 王妃リディアの嫉妬。 王太子レオンの盲信。 そして、セレスを庇うはずだった上官の沈黙。 「あなたの魔法は冷たい。心がこもっていないわ」 そう言われ、セレスは**『無能』の烙印**を押され、王国から追放される。 彼女はただ一言だけ残した。 「――この国の炎は、三日で尽きるでしょう。」 誰もそれを脅しとは受け取らなかった。 だがそれは、彼女が未来を見通す“預言魔法”の言葉だったのだ。

処理中です...