俺のスローライフを邪魔するやつは返り討ち

黒猫

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1章

9話 国王

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俺達はレージと仲良く喋り、およそ2時間程度喋っていた

その時

ピーンポーン

インターホンが鳴った

「あっ、はーい!」

ガチャ

!?
 
ドアを開けるとそこには1人のおじさんと
後ろにはたくさんの兵士が居た

「えーと、もしやルイスさんですか?」

「えっ!?」

ルイスの声に反応して、レインが急いで来る

「陛下!」

レインが国王に頭を下げる

「ほっほっほっ、楽にしたまえ」

ついに来たんだ!ハクダス王国の国王、ルイス!

「手紙は拝見させて頂きました。それで、どのようなご要件で?」

「お主はカイトを倒したんだってな?」

やっぱり、この件で来たな…!

「はい……」

そう言うと、ルイスは笑顔で

「はっはっはっ!そんなに恐れなくても良い、むしろ我々は感謝しているのだ」

えっ!?

「感謝…ですか?」

てっきり、このパターンの勇者が居るということは、国王もクズだと思っていたが……

「カイトが勇者パーティーに入る前までは真面目で良い奴だったんだかのぉ、勇者パーティーに入った途端に豹変して、悪事を犯すようになってしまってのぉ」

なるほど…悪事を繰り返して、止めなければならないが、強すぎて誰にも止められない…そこを俺が止めて、カイトの悪事が収まったってことか

「そこでだな、ショウタ君」

「はい!」

「勇者パーティーのサブリーダーになってくれんか!?」

「えっ」

えーー!!

勇者パーティーを追い払い、勇者パーティーに入ることを防いだ。と思っていたのに結局戻ってきてしまった!

「その前に1つお聞きさせてください」

「なんだ?」

「何故、サブリーダーなのでしょうか?」

サブリーダーと言うのに引っかかる
俺はリーダーであるカイトを倒した、その場合はリーダーの方が適切なはず

それに、リーダーじゃないにしても、1番最後に入った俺は、下っ端のはずだ

「そりゃ、お主がサブリーダーのカイトを倒したからの」

えっ

「あれ?カイトはサブリーダーだったのですか?」

ルイスの顔がはてなマークになっている

「えっ?知らないの?」

横をチラッと見ると、レインも驚いている

そうだよな、普通驚くよな

「ショウタ、お前知らなかったのか……?勇者パーティーに関しては誰でも知ってる常識だぞ」

えっ?そっち?
しまった、国王の前でこの失態は…

「ははは、こんな常識ないやつも居るんもんなんじゃな、実に興味深いぞ」

ルイスは笑ってくれた
怒らなくて良かった

「あははは、お恥ずかしい限りです」

「そして、レインにも勇者パーティーに入って欲しい」

「僕もですか…?」

ルイスがコクリと頷く

「……」

しばらく沈黙が続く

国王の頼みとなれば、断ることはなかなか難しい

そうすると、ルイスが笑って

「嫌か?」

「申し訳ありませんが、あのような悪事を見たが故に入りたくはありません」

レインは断った。俺も断ろう

「私も同じ意見です」

ルイスが不満そうに

「そうか…やはり、このような正義感が強いやつが国の味方ならありがたいんだがな、分かった、今日のとこは引こう。この件についてはまた考えといてくれ」

ルイスはカイトのときと違い、大人しく引いて行った

「ありがとうございます。考えときます」

ルイスが去った

ぷふぁ!

「緊張で潰れるかと思ったぜ!ところで…」

「ん?どうした…」

「お前、カイト倒したこと俺に黙ってたのか?」

ギクッ

「えっ?いや、、、あっ!そうそう!言うタイミングだ!タイミングがなかったんだよ!ハハハ」

レインがじどー、と見つめる

「な、なんだよ…?」

「話すタイミングなんていくらもあっただろ!俺達親友だろ!?話してくれても良かったじゃないか!」

レインが拗ねてしまった。こんな1面もあるんだな。少し申し訳ない

「おいおい!そんなに拗ねんなよ!相棒!後で飯奢るからよ!」

レインが顔を明るくして

「ホントか!?あ・い・ぼ・う!」

「おっ、おう……」

そうして、俺達は街に向かった

何か忘れてる気がするが、まぁいいだろう!

ドカァン!!

「えっ!?」

レージがレジェンドドラゴンに変身した

「お主ら、我のことを忘れておるな?息吹喰らうか?」

「あっ、ごめんなさい…」

今日は平和的な1日でした!
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