俺のスローライフを邪魔するやつは返り討ち

黒猫

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5章

59話 神話①

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ーー時はショウタとレインの激戦が終わり、神達が重大ニュースを発表してから1万年前ほど遡るーー

ーー神話の時代ーー

「主!ライズ共を傘下に入れることに成功致しました!」

「ご苦労。下がってよいぞ」

「ハッ!失礼します!」

大きな城に膨大な領地を支配する、一人の王が住んでいる
その名も「マース」後の主神だ
マースは身長も巨大で3m超はあった、1万年後の主神は1m50cmほどの大きさ
体格も他よりもずば抜けて大きく、子供の頃から王だった

「しっかし、すげぇよな~マース様は”混沌の伍の支配者”の1人だもんな」

「ほんとだよな~…だけどそろそろまずいな」

「あぁ…」

混沌の伍の支配者とはマースの居る世界で最も権力と力を保持している五人のことだ
しかし、五の支配者の1人が他の支配者に手を加え、戦争したことにより今まで保たれていた平和状態が崩れてしまったのだ。マースの部下達が怯えているのは自分達では絶対に混沌の伍の支配者には勝てないことを理解しているから、いつ殺されてもおかしくないと怯えているのだ

カーンカーンカーン!!

「敵襲!敵襲!」

マースの領地に何者かが、襲撃して来たようだ
マースは敵のリーダーの前に立つ

「久しいなグレファー」

混沌の伍の支配者の一人、グレファーがマース領地に攻撃を仕掛けて来たようだ
青髪で黒と青の目に、お手本のような筋肉が付いている

「ふんっ…マースよ。調子に乗るなよ…!!」

「何がだ?」

グレファーは歯をギリっとさせる

「また新たな奴を傘下に入れただろ?あいつらは俺らの盟友だ」

「そうか…それはそれはすまないね」

マースは煽るような口調で喋ると、グレファーは強烈な殺気を放つ
その殺気で倒れる者は何人も居た

ーーマースが瞬きをする

「ぐはっ!」

いつの間にかグレファーは視界から消え、マースの顎に拳をヒットさせていた

「…さすがは混沌の伍の支配者、最強のスピードスターだな…瞬きしたら消えてやがった」

「ふんっ…お前こそ混沌の伍の支配者、最強の力を持っているだろ、攻撃とスピード、どっちが強いか決めようぜ」

「ははっ!面白い!」

すると、マースは瞬きをする
その瞬間にグレファーは消え、またもや顎に攻撃をヒットさせる
マースはそれを踏ん張り耐え、カウンターを繰り出す

「うがぁ!」

「ぐおっ!?」

マースのカウンターがグレファーの腹に直撃、1kmほど吹っ飛ばす威力に周りの者はみな、逃げてしまった

攻撃したあとは煙で何も見えない状態だった

「ふぅー…さすがに痛いな…」

マースはこの戦いが初めての負傷だった。今まで何もせずに向かってくるだけの相手を殴るだけで良かったからだ

「!?」

マースは背中を蹴られ、吹っ飛ばされる

「…お前は!」

マースは蹴った者を見つける
両腕はナイフのようになっており、それに当たると真っ二つに割れそうな威力、目は黄金で光っており、髪は金髪のマッシュ

「混沌の伍の支配者、技術最強のヒカーシュ!」

「お久しぶり~!ぶちのめしに来たよ」

すると、後ろに気配をマースは感じる

「おいおい?ヒカーシュまで来たのかよ?」

1km吹っ飛ばされたはずのグレファーは腹を抑えながら近づいて来ていた

「あれれ?グレファーボロボロじゃん!」

「ふんっ…!うるさい」

グレファーはヒカーシュをギラりと睨むと、ヒカーシュはこわーいと言うポーズをとる

そして、新たに2人の気配を感じ、3人は振り返る

「混沌の伍の支配者全員揃ってる!?」

「ははは!これは初めてな出来事じゃねぇの?」

この前、戦争で喧嘩したアビスとトラトの2人だ
アビスは混沌の伍の支配者唯一の女性で、絶世と美女と称えられる、サラサラロングの赤髪美女だ
トラトは忍者のような服装をして、目以外の部分はほとんど隠している。目は青色で鋭い目付きをしている

「混沌の伍の支配者、世界で唯一の超能力者アビス!そして最も能力のバランスが良い、トラト!まさか全員揃うとはな…」

マースはこの状況にはさすがに困惑している様子だった
今まで、混沌の伍の支配者は何度か接触があったが、全面戦争をしたことは一度も無かった
一体一での戦いの模擬戦はしたことがある者も居る
マースだけでは無く、他全員も同じ様なことを思っているだろう、そしてどう攻撃を仕掛けようかということもーー
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