大学の後輩とサークル繋がりの男子と3人だけのテニス合宿♡

haru

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9.別荘への招待

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 ――― 金曜 ・午後 ―――
 途中の駅で樹くんと待ち合わせして、合宿の場所に向かった。
 山の上のほうだから、途中からはタクシーを使って―――

「以前、俺も一回行ったことあるけど、悠人の親が所有してる別荘らしいよ。本人はあんまり言わないけどね。」
 タクシーの後部座席で隣に座る樹くんが説明してくれる。
「だから、あんまり遠慮しなくていいと思うよ」
 樹くん、今日は伊達メガネしてないんだ・・。メガネなしだと整った顔が際立って見える・・・。
「ん?どうかした?」
 恋人の感じを出してくれてるのか、樹くんがやさしい顔を向ける。
「う、ううん、なんでもない」
 恥ずかしくなって、パッと前のほうに向きなおした。

 移動にも少し時間がかかって、別荘に着いたのは午後5時頃。
 少し入りくんだ山奥にある、比較的新しいきれいな2階建ての洋風の別荘。

「あっ、待ってたよ~」

 悠人が笑顔で近づいてくる。まるで自宅のようにラフな格好で出迎えてくれた。
「疲れたでしょ?」
 私の荷物を持ってくれる。
 通されたのは、外の景色が良く見える1階の広めのリビング――――

「はい、どうぞ・・。樹はコーヒーでいいよね?」
 事前に用意してくれてたのか、温かい紅茶を持ってきてくれた。
 楕円形のローテーブルの上には、一口サイズの数種類の洋菓子も置いてある。
「あ、ありがとう~」

「2時間以上かかった?山道、ぐねぐねして疲れたでしょ?」
 気遣って、悠人が声をかけてくれる。
「今日はしっかり休んでさ、明日からしっかり練習しようよ」

「あ、そういえば、彩音ちゃん、この間も聞いたけど、友達は誘わなかったの?」
「・・うん、声はかけたんだけど、みんな予定があるみたいで・・・」

「そっか・・・。まぁ、俺と樹と、3人だけど・・・、もちろん別部屋で、寝室は1人一部屋ずつあるから、安心して。 ね、樹?」

「ん?・・あぁ・・・」
 樹くんは少しうつむき加減に答えて、コーヒーに口をつける。


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