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第3話 運命の歯車
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佐藤悠斗は、夜の庭で視界が暗転した後、なんとか正気を取り戻していた。さくらが心配そうに駆け寄り、彼の肩を支えた。
「悠斗殿、またあの様子じゃ。無理しておるのでは?」
「…ごめん、さくら。大丈夫だよ。ちょっと疲れただけ。」
悠斗は笑顔を装ったが、心の中は嵐のようだった。
タイムループの兆候が日に日に強くなり、現代への引き戻しが近づいている気がした。さくらの温かい手を感じながら、悠斗は決意を新たにした。この時代に留まり、さくらと生きる。それが自分の選択だと。
翌朝、悠斗は奉行所の書庫で、さくらと共に神社の記録をさらに調べ始めた。昨夜の巻物に記されていた「時を繋ぐ灯籠」の記述が頭から離れなかった。
さくらは悠斗の真剣な表情に気づき、助け舟を出した。
「悠斗殿、そなたが神社のことを知りたいなら、町の古老に聞いてみるのも一案じゃ。わたくしの知り合いに、昔の話をよくするお婆さんがおる。」
「それ、いいね。会ってみよう。」
さくらの提案に、悠斗は希望を見出した。古い伝承の中に、タイムループを止める手がかりがあるかもしれない。
その日の夕方、さくらは悠斗を町外れの小さな家に連れて行った。そこに住むお婆さん・お滝は、90歳を超えるというのに眼光が鋭く、記憶力も健在だった。さくらが挨拶を済ませ、悠斗を紹介すると、お滝は彼をじっと見つめた。
「こりゃ、妙な者じゃな。着物が似合わん風体だ。どこから来た?」
「えっと…遠くの町から旅してきて…。」
悠斗は誤魔化したが、お滝はニヤリと笑った。
「旅人? ふん、時を越えた者かもしれんな。灯籠の呪いに掛かったか?」
悠斗は驚いて目を丸くした。
さくらが「何を?」と尋ねると、お滝は古い話を始めた。
「昔、この町の神社に『時を繋ぐ灯籠』があった。触れると、過去や未来へ飛ばされると言われた。だが、戻る者は記憶を失うか、姿を消すかのどちらかじゃ。そなた、その呪いに掛かったのか?」
「…呪い、ですか。戻る方法はあるんですか?」
「あるにはある。灯籠を再び触り、元の時代に戻るしかなかろう。だが、心の準備はしておけ。時を越える代償は大きいぞ。」
お滝の言葉に、悠斗の胸は締め付けられた。さくらと別れる覚悟を迫られているようだった。
帰り道、さくらは黙り込んでいた。悠斗が「どうした?」と尋ねると、彼女は小さく首を振った。
「…悠斗殿、そなた、ほんとにこの時代の人ではないのじゃな。お滝の言葉を聞いて、わたくし、確信した。そなた、どこか遠くへ行ってしまうのか?」
「さくら…。俺、確かに普通の旅人じゃない。でも、ここにいたい。そばにいたい。」
悠斗は勇気を振り絞り、さくらの手を握った。
彼女は驚いた顔をしたが、すぐに微笑んだ。
「わたくしも、そなたがいてほしいと思う。…父上に相談してみよう。そなたを正式に家に迎え、わたくしと…。」
言葉を途切らせたさくらの顔が赤くなった。
悠斗は心臓が跳ね上がるのを感じた。結婚の話だ。さくらと一緒に生きる道が開かれようとしていた。
数日後、庄左衛門が悠斗を呼び出した。書庫の仕事が認められ、正式に奉行所の書記として雇用されることが決まった。さらに、庄左衛門は意外な提案をした。
「悠斗、そなたは働き者じゃ。娘のさくらもそなたを気に入っておるようだ。もし二人が意気投合するなら、婿入りも考えてもよい。」
「え…それは…ありがとうございます!」
悠斗は頭を下げた。庄左衛門は厳しい表情のまま頷き、部屋を出た。さくらが隣で微笑んでいた。
「悠斗殿、父上が認めてくれたのじゃ。わたくし、嬉しい…。」
「俺も…。さくら、ありがとう。」
二人は庭で手を握り合い、桜の木の下で未来を誓った。悠斗は、この瞬間が永遠に続けばいいと願った。
だが、その夜、再び視界が揺れた。今度は前回よりも激しく、地面が波打つように感じられた。
悠斗は庭に倒れ込み、さくらが慌てて駆け寄った。
「悠斗殿! 何とか言え!」
「…さくら、俺…大丈夫だ。ちょっと…。」
言葉を続ける前に、視界が白く染まり、耳鳴りが響いた。さくらの声が遠ざかり、悠斗の意識が薄れていった。次の瞬間、彼は再び現実に引き戻された。
目を開けると、そこは現代の東京だった。路地裏の神社。苔むした石灯籠。スーツのポケットには、残業の通知が鳴るスマートフォン。
悠斗は呆然と立ち尽くした。江戸の記憶が、霧のように薄れていく。さくらの笑顔、桜の木の下での約束、すべてが消えていく感覚に、彼は膝をついた。
「…誰だっけ…?」
胸にぽっかりと穴が開いたような痛みだけが残った。
だが、数分後、悠斗の頭に断片的な記憶が蘇った。薄桃色の着物。桜の花びら。誰かの温かい手。名前は思い出せないが、どこか遠くで「悠斗殿」と呼ぶ声が聞こえた。悠斗は立ち上がり、石灯籠に再び手を伸ばした。だが、反応はない。タイムループは一度だけなのか、それとも…。
その夜、悠斗は夢を見た。江戸の街。桜の木の下で、さくらが涙を浮かべて彼を見つめていた。
「悠斗殿、そなたが幸せなら、わたくしも幸せじゃ。どうか、生きておくれ。」
目覚めた悠斗は、枕に涙を残していた。記憶は曖昧だが、さくらへの想いが心に残っている気がした。
翌日、悠斗は奉行所の仕事を続けていた。江戸での時間は一瞬だったのか、数年だったのか、定かではない。さくらはそばにいなかったが、彼女の存在が彼を支えているようだった。ある日、書庫で新しい仕事が舞い込んだ。庄左衛門からの命令で、町の税制改革を進めるプロジェクトだった。悠斗は、さくらの父の意志を感じ、頑張ろうと決めた。
だが、夜になると、視界の端で桜の花びらが舞う幻覚を見た。タイムループの力はまだ終わっていないのかもしれない。悠斗は、再び江戸に戻る方法を探し始めた。さくらとの約束を守るためだ。
to be continued……
「悠斗殿、またあの様子じゃ。無理しておるのでは?」
「…ごめん、さくら。大丈夫だよ。ちょっと疲れただけ。」
悠斗は笑顔を装ったが、心の中は嵐のようだった。
タイムループの兆候が日に日に強くなり、現代への引き戻しが近づいている気がした。さくらの温かい手を感じながら、悠斗は決意を新たにした。この時代に留まり、さくらと生きる。それが自分の選択だと。
翌朝、悠斗は奉行所の書庫で、さくらと共に神社の記録をさらに調べ始めた。昨夜の巻物に記されていた「時を繋ぐ灯籠」の記述が頭から離れなかった。
さくらは悠斗の真剣な表情に気づき、助け舟を出した。
「悠斗殿、そなたが神社のことを知りたいなら、町の古老に聞いてみるのも一案じゃ。わたくしの知り合いに、昔の話をよくするお婆さんがおる。」
「それ、いいね。会ってみよう。」
さくらの提案に、悠斗は希望を見出した。古い伝承の中に、タイムループを止める手がかりがあるかもしれない。
その日の夕方、さくらは悠斗を町外れの小さな家に連れて行った。そこに住むお婆さん・お滝は、90歳を超えるというのに眼光が鋭く、記憶力も健在だった。さくらが挨拶を済ませ、悠斗を紹介すると、お滝は彼をじっと見つめた。
「こりゃ、妙な者じゃな。着物が似合わん風体だ。どこから来た?」
「えっと…遠くの町から旅してきて…。」
悠斗は誤魔化したが、お滝はニヤリと笑った。
「旅人? ふん、時を越えた者かもしれんな。灯籠の呪いに掛かったか?」
悠斗は驚いて目を丸くした。
さくらが「何を?」と尋ねると、お滝は古い話を始めた。
「昔、この町の神社に『時を繋ぐ灯籠』があった。触れると、過去や未来へ飛ばされると言われた。だが、戻る者は記憶を失うか、姿を消すかのどちらかじゃ。そなた、その呪いに掛かったのか?」
「…呪い、ですか。戻る方法はあるんですか?」
「あるにはある。灯籠を再び触り、元の時代に戻るしかなかろう。だが、心の準備はしておけ。時を越える代償は大きいぞ。」
お滝の言葉に、悠斗の胸は締め付けられた。さくらと別れる覚悟を迫られているようだった。
帰り道、さくらは黙り込んでいた。悠斗が「どうした?」と尋ねると、彼女は小さく首を振った。
「…悠斗殿、そなた、ほんとにこの時代の人ではないのじゃな。お滝の言葉を聞いて、わたくし、確信した。そなた、どこか遠くへ行ってしまうのか?」
「さくら…。俺、確かに普通の旅人じゃない。でも、ここにいたい。そばにいたい。」
悠斗は勇気を振り絞り、さくらの手を握った。
彼女は驚いた顔をしたが、すぐに微笑んだ。
「わたくしも、そなたがいてほしいと思う。…父上に相談してみよう。そなたを正式に家に迎え、わたくしと…。」
言葉を途切らせたさくらの顔が赤くなった。
悠斗は心臓が跳ね上がるのを感じた。結婚の話だ。さくらと一緒に生きる道が開かれようとしていた。
数日後、庄左衛門が悠斗を呼び出した。書庫の仕事が認められ、正式に奉行所の書記として雇用されることが決まった。さらに、庄左衛門は意外な提案をした。
「悠斗、そなたは働き者じゃ。娘のさくらもそなたを気に入っておるようだ。もし二人が意気投合するなら、婿入りも考えてもよい。」
「え…それは…ありがとうございます!」
悠斗は頭を下げた。庄左衛門は厳しい表情のまま頷き、部屋を出た。さくらが隣で微笑んでいた。
「悠斗殿、父上が認めてくれたのじゃ。わたくし、嬉しい…。」
「俺も…。さくら、ありがとう。」
二人は庭で手を握り合い、桜の木の下で未来を誓った。悠斗は、この瞬間が永遠に続けばいいと願った。
だが、その夜、再び視界が揺れた。今度は前回よりも激しく、地面が波打つように感じられた。
悠斗は庭に倒れ込み、さくらが慌てて駆け寄った。
「悠斗殿! 何とか言え!」
「…さくら、俺…大丈夫だ。ちょっと…。」
言葉を続ける前に、視界が白く染まり、耳鳴りが響いた。さくらの声が遠ざかり、悠斗の意識が薄れていった。次の瞬間、彼は再び現実に引き戻された。
目を開けると、そこは現代の東京だった。路地裏の神社。苔むした石灯籠。スーツのポケットには、残業の通知が鳴るスマートフォン。
悠斗は呆然と立ち尽くした。江戸の記憶が、霧のように薄れていく。さくらの笑顔、桜の木の下での約束、すべてが消えていく感覚に、彼は膝をついた。
「…誰だっけ…?」
胸にぽっかりと穴が開いたような痛みだけが残った。
だが、数分後、悠斗の頭に断片的な記憶が蘇った。薄桃色の着物。桜の花びら。誰かの温かい手。名前は思い出せないが、どこか遠くで「悠斗殿」と呼ぶ声が聞こえた。悠斗は立ち上がり、石灯籠に再び手を伸ばした。だが、反応はない。タイムループは一度だけなのか、それとも…。
その夜、悠斗は夢を見た。江戸の街。桜の木の下で、さくらが涙を浮かべて彼を見つめていた。
「悠斗殿、そなたが幸せなら、わたくしも幸せじゃ。どうか、生きておくれ。」
目覚めた悠斗は、枕に涙を残していた。記憶は曖昧だが、さくらへの想いが心に残っている気がした。
翌日、悠斗は奉行所の仕事を続けていた。江戸での時間は一瞬だったのか、数年だったのか、定かではない。さくらはそばにいなかったが、彼女の存在が彼を支えているようだった。ある日、書庫で新しい仕事が舞い込んだ。庄左衛門からの命令で、町の税制改革を進めるプロジェクトだった。悠斗は、さくらの父の意志を感じ、頑張ろうと決めた。
だが、夜になると、視界の端で桜の花びらが舞う幻覚を見た。タイムループの力はまだ終わっていないのかもしれない。悠斗は、再び江戸に戻る方法を探し始めた。さくらとの約束を守るためだ。
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作家 蔵屋日唱
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