【R-18】『対魔のくノ一・ナツキ』~人間、忍者、魔物から犯され、セックス依存になるまで堕ちる少女~

文々奈

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第2章 忍の章

16話 肉融合♥(串刺しプレイ)

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「ま、……マジであんた達、最低……。いつまで、…………やるつもり……」


 エリナの声だった。それが凄く遠くに聞こえる。
 キーンと大音量のスピーカーを近くで鳴らされた余響、その中に混じったような遠い声だった。
 気付いて返事をしようとするも、ナツキは言葉を出せなかった。
 凄く遠くにあった味覚が戻ってきて、苦味とえぐみに舌が痺れていると気付いた。
 口を動かそうとして、そこで異物感に気付いた。


「ンブッ、ぶっ、はぁ、んぶ……ブォオ!?」


 イラマチオさせられて逝かされてからの記憶が飛び飛びだった。
 また戻ってきて、意識が飛んでいたと思い出す。
 それでもまだ置かれている状況を完全には把握し切れていなかった。


 榎本と茂の二人がかりでのイラマチオからの精飲により、ナツキは体内に残ったMARSを変質させられた。
 思考を鈍らせる精神安定剤の類である。
 これにより抵抗する気持ちを失ったナツキは、今は榎本1人に頭を掴まれ腰を振られている。2人掛かりのイラマチオでは無くなった。
 しかし、状況はことさら悪くなっている。


 髪の毛を掴んで無理やり咥えこませていた茂から挿入されて犯されていたのだ。
 太ももを掴んで幼児が小便させられるように抱えられての、屈辱的な背面座位で膣内を埋め尽くされていたのだ。


「ンブッ、ンボッ、ンジュ、じゅ、ん、ん、……ンブゥウアアアアアッ!?」


 挟み撃ちにされているなか、口の中にドビュドビュウウウッ! と口腔に収まりきらない大量の白濁液がぶちまけられる。
 反射的に飲み下すだけでは追いつかない濁流、まるで内から破壊するような衰えを知らない勢いに、あまりの苦しさから目尻目頭が切れんばかりに見開かれる。


 口の中に収まりきらない精液も、白い吐瀉物のように噴き出る。


「んっぶっ!? ひっ!? あ、あぁあっ、あんっ!? ひぁあああんっ!!」


 口を開いたことによって、茂に溜め込まれていた歓喜のフラストレーションが飛び出る。


「あ、ぶあんっ! い、いぐっう! いくっいくっいぐっ、んあぁああっ!!」


 再度気を失うまで歓喜を叫ばされるのだ。
 肉棒による挟み撃ちが始まってから、既に5時間以上が経過している。
 エリナがいくら止めても、お構いなしに陵辱がされていた。


「上限知らずの淫乱マンコだぁあ♥ ビクビク震えて精子を子宮で飲み込もうとしてがっついてくるよぉおお!!」


「こっちも、ちんぽ近付けただけでっ、うはぁ……、すんげぇ吸いつき」


 意識を飛ばしてしまったナツキに、2穴責めが再開される。
 終わりの見えない淫獄にエリナは落胆を呟いた。


「ま、まじであんた達、さいてぇ……、だいたい、だいたい榎本っ……。助けようとしてくれたナツキに、よくそんなこと……出来るね……」


「知ってるっしょー? ナツキちゃん具合良いからさー。良いもの持ってるよ。ちんぽしゃぶる為の口だわっ、ま、また、出そー、ウッ゛」


「くぅ……っ、おじさんっ、もう、おかあさんもおとうさんも良いから、仇討とうなんて思わないから、もう、…………もうやめてよ……」


「バカなのぉお!? 殺されかけたのが分からないの!? 種付けも終わってないからね!! ウッ゛」


 欲望に狂ったように精液を何度も何度もナツキの中へと注ぎ込む。


 それから更に責めが繰り返され、そして日を跨いだ。


「はぁ、んっ、あ、あっ、あんっ♥」


 精液を浴びせられたナツキの肌は、もともと乳白色をしていたことも相まって、溶け出したようにも見える。それはあまりにも淫惨であった。
 そんな意識と無意識の狭間にいるナツキを榎本が犯し続けていた。
 その様子を酒のつまみに、茂はエリナの隣にしゃがんでボソボソ喋っている。


「身体は完全に堕ちてるのにねぇ……。孕まないし」


「ぜ、絶対出来てるから……、だから、だからもう良いじゃん。ナツキだってもう戦う気ないよ。もう、再起不能じゃん……、どう見たって」


「安心出来ないでしょ!? 淫魔の力を使ってもやられ掛けたんだからね! 榎本君には心を許しているのに。…………あんなに喘いでさぁ」


 不貞腐れた子どものように茂はぼそりと呟いた。
 MARSを使ってナツキを快楽堕ちさせる、狙い通りではある。
 だが予定外のことが起き過ぎている。


「殺されかけるなんて思ってなかったよぉ。淫魔の力を得たのに殺されるなんて。だから予定変更するよぉお……。遊ぶのもう、やめるぅううう♥」


 白濁の水溜まりに沈んだナツキにひたすらピストンする榎本、その背中を茂はまるで母親のような優しい目を向けると、妖しく笑んだ。


「えのもとくーん、忙しいところ良いかぁあい? 大事な話があるんだ♥」


 気色が悪いくらいにゆったりした声。
 榎本が力をもらったときと同じ声だった。
 こんな物言いするときはろくな事を考えないことを、エリナは知っていた。
 案の定――。


「その身体ちょうだい」


「「……え?」」


 突拍子もなく言われて榎本が腰振りをやめて固まり、エリナも声を被らせた。
 はっきり言って予想さえしていない。
 どういった意味かすぐには飲み込めなかった。
 聞き間違いかと思ってとぼけた顔で、榎本は茂を見ていた。


「はい?」


 締まりのない声で、榎本が再び尋ねる。


「その身体ちょうだいっ!! 肉融合!!」


 榎本がぽかんとしている中、突然それは起きた。


「えっ……ぶぇ……、ぶ……う゛…………あぁ゛……あぁあ゛あ゛……あぁ゛」


「ちょ、ちょっと……え、えのも……とっ……、ああ、んた……」


「ん………ろぉおしだぁ? なんくぁ、うまぐぅ、しゃ……べれね……え」


 ドロドロとまるで肌色のアイスクリームのように、割と整っていた榎本の顔が溶け出したのだ。それも本人には自覚が無いように溶け落ちていく。掛ける言葉も見つからないまま、榎本の身体がまるでスライムのように溶けていった。
 それが突然跳ね上がって、ベチャアアアッ! と茂の身体に飛び付いた。


 ボフゥァアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!! 


「ッウ!? わぁああああああっ!?」


 驚く暇さえ無しに、茂の身体から強烈な光が生まれた。
 それはまるで衝撃波だった。
 暴風まで起こして、意識が半ばにあるナツキをゴロゴロと転がす。


「ナツキッ!! ――っ!」


 一時は驚きの声を上げたエリナだったが、忍びの習性とも言える危機察知から、俊敏にナツキの身体を抱えると、突然光を放った茂から身を潜める。


「ど、どういう……こ、こと…………」


 光と風、それらが止んでもモクモクと砂埃が舞っていて、視界が遮られていた。
 そんな砂塵を飛ばす下品な笑い声と一緒に茂が姿を現した。


「あはははははははっ!! す、凄い力だよこれっ! これなら万全なナツキちゃんでも完全に堕とせるよ!! 一対一でも負けないよ!! 薬品精製の能力を摘み取ろうと思ったけど無くても十分な力だっ! あ、ああはぁあっ!! こ、これ、もう誰にも負けないっ!! 計画が早まる!! 計画が早まる!!!」


 丸々とした筋肉ダルマだった身体がさらに硬く、それでいて柔らかく蠕動運動を繰り返している。
 まるで、生身の心臓を見せられているような気色悪い身体へと変貌したのだ。


「どういう……こと……ねぇ……。榎本……は?」


「アハハハッまだわからないのぉお!? 本当に出来が悪い姪っ子だね♥ ――榎本君は淫魔の種を食べた。淫魔の力を得られる種を!!!! ボクも淫魔の力を手に入れたけど、榎本君とは根本的に違う!!! それくらいは分かるよね!?」


「えの……もと……」


「榎本君はボクから作られた淫魔の種を食べたに過ぎないの!! だから種ごと取り返したんだよ!!! 育てていた種が実になっておまけが大量にくっついてきたよ!!! 青田刈りでここまで強くなれるのは計算外だけどね!! ヒャッハァアアアアアアアッ!!」


「うぅう゛……ぅ……」


 榎本っ……。
 茂の言葉がぜんぜん入ってこないくらいに、エリナはショックを受けていた。
 仮初めの彼氏が突然溶けたから、なんてそんな簡単な話じゃない。


                  ※


 ――榎本とエリナの奇妙な関係は幼少の頃から始まった。
 忍者になる前から2人は顔見知りだったのだ。


 古賀忍軍の一人娘であり、くノ一の卵でもあったエリナ。そんなエリナは多感な時期に、両親から忍びの道に入ることを命じられた。
 ナツキよりもよっぽど手の掛かる、物分かりの悪いエリナは当然反発した。
 忍者なんてやりたくないと家出をして、親の裏を掻くように、ペアを組むように言われた榎本の家に身を潜めたのである。


「お母さんとお父さんが夜な夜ないなくなるのは知ってたけど、なんなの忍びの一家って……。聞いていないんだけど。なんで電波が飛び交うこの時代にアナログに戻らないとならないの。無理」


「まぁー、とうぜんの反応だなー。オレはエリナと違って中学入る前どころか、小学生の低学年でもう知ってたからなー、忍びとかもうその他諸々ーの大人事情ー」


「はぁ? あんたの親ってバカなの? べらべら喋ったらやばいじゃん……。あんたおしゃべりだし……。――下手したら消されてたよ」


「おしゃべりで嘘吐きだからどうせ誰も信じなーい。それにオレ忍術使えない。だから教えられたんだよねー」


「は? 意味がわかんないんだけど。あたしさー、あんたとペア組むように言われたんだけど? 忍術使えないって、どうすんのそれ……忍者じゃなくない?」


 古賀の一人娘と聞かされ、古賀の歴史を聞かされたエリナ。
 偶然にもクラスで一番仲の良かった男子とコンビを組めと言われた。
 榎本が忍者であることも驚きだった。
 だが、それ以上に忍術を使えないことの方が驚きだ。


 ――コンビを組むなんてありえない。
 このときエリナが思った率直な意見だった。
 忍者になるつもりがなく逃げこんだにもかかわらず、強く思ったのだ。



「でも一応鍛錬してるからいつか花が咲くかも知れないだろー?」


 ――ありえない。種がないのに花が咲くなんてありえない。


 忍びとしての素質、それは忍術をどれだけ巧みに扱えるかが大部分を占める。
 エリナは古賀の直系でもあり、その能力に目覚めるのも早く、素質と呼ばれるものはあった、そう本人ですら自覚はあった。
 だからこそ呆れてしまう。


「あんた色々ありえないね。――常識なさ過ぎ」


 忍術を扱う基礎力が無い、それでついて行けるほど忍びの鍛錬は甘くない。
 忍者の力があっても落伍者が出るほど、忍びの道とは厳しい道なのだ。


 そもそも、榎本の両親が忍者の家系と伝えたのも、忍びの道に入らないために前もって釘を刺すつもりだったのだろう。


「忍術使えないから足りない部分はエリナが補ってくれー。付き合い長いんだし、これもなにかの縁だと思ってさー。オレのサポートするためにエリナのとーさんエリナと組ませてくれたんだろー?」


 ――逆かも。あたしの足りない部分をこいつが補うのかも。
 素質……。
 力があっても使わないあたしよりは、榎本のほうがよっぽど素質があるわ。


「組んであげても良いけど、絶対足引っ張んないでよね」


 こうして若くも、古賀の最強コンビが結成したのである。


 それから暫く経ち、両親が他界して、叔父でもあった古賀茂が古賀忍軍の跡目となる。その跡目争いを制した覚醒の秘技。
 忍びの力を覚醒させる秘技。
 それが淫魔化させる秘技とも知らずに、エリナは榎本が淫魔に変化することを見過ごしてしまったのだ。
 そう、榎本の溶解は覚醒の秘技を調べもせず、止めもせず、むしろ勧めてしまったことによって生まれた悲劇。
 榎本が溶けて行くのを見て、エリナが責任を感じないわけが無かった。


                  ※


「榎本君以外にもボクの作った種を食べさせた人がいるんだよねぇええい!!! 回収したらどうなるんだろうっ!! わ、わくわくしてやばひぃいいいいい!!」


「黙れっ……、おじさん……、いや、古賀茂っ、あたしが、相手だ! 今度は、絶対に負けない!!」


 決死の覚悟を決めたエリナと茂の再戦が幕を開ける。



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