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第一五話 希望の声
第一五話 八
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「おはよう、あかりちゃん」
食堂の一席には既に昴がいて朝食を摂っていた。あかりは昴の向かいに座りながら、大きく頷くことで挨拶を返した。
「今日は一段と楽しそうだね」
『今日は寺子屋にお手伝いに行くの。小さい子たちがかわいいんだよ』
「そっか。それで」
『昴は、今日は確か任務の日だったよね』
この日は昴と秋之介と結月で艮の結界を修復し、周囲の邪気を払うのだと聞いていた。本来ならここにあかりも加わるはずだったのだが、声は未だ戻らずろくに戦えもしないのでもちろん同行は許可されなかった。
そんなあかりにできることは彼らの安全を祈るくらいのものだった。
『最近邪気が強くなってきてるから、気をつけてね』
「ありがとう。あかりちゃんも頑張るんだよ」
昴はあかりより先に朝食を食べ終えると、すぐに席を立った。早速任務に向かう準備にとりかかるらしい。
あかりももたもたしていられない。こちらも朝食後すぐに出かけることにした。
食堂の一席には既に昴がいて朝食を摂っていた。あかりは昴の向かいに座りながら、大きく頷くことで挨拶を返した。
「今日は一段と楽しそうだね」
『今日は寺子屋にお手伝いに行くの。小さい子たちがかわいいんだよ』
「そっか。それで」
『昴は、今日は確か任務の日だったよね』
この日は昴と秋之介と結月で艮の結界を修復し、周囲の邪気を払うのだと聞いていた。本来ならここにあかりも加わるはずだったのだが、声は未だ戻らずろくに戦えもしないのでもちろん同行は許可されなかった。
そんなあかりにできることは彼らの安全を祈るくらいのものだった。
『最近邪気が強くなってきてるから、気をつけてね』
「ありがとう。あかりちゃんも頑張るんだよ」
昴はあかりより先に朝食を食べ終えると、すぐに席を立った。早速任務に向かう準備にとりかかるらしい。
あかりももたもたしていられない。こちらも朝食後すぐに出かけることにした。
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