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第一八話 凶星の瞬き
第一八話 一一
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あかりと昴の二人で稽古を始めてから半刻経ったところで、稽古場に結月と秋之介がやって来た。
「おかえり!」
「……あかり、昴も。ただいま」
「……おう、ただいま」
あかりの満面の笑みを前にして、結月はほっとしたように微笑み、秋之介は気が抜けたかのような返事をした。
「おかえり、二人とも」
昴も微笑んで結月と秋之介を出迎えたが、すぐにすっと表情を消した。
「それで、御上様からの話はどうだったの?」
結月と秋之介は緩んだ表情を引き締めると、昴に向き直った。先に口を開いたのは秋之介の方だった。
「俺は水無月と火、あと両親に気をつけろって言われた」
「両親に気をつけろってどういうこと?」
昴の隣であかりが首を傾げる。秋之介はちらりとあかりに目を遣ると深いため息をついた。
「なんでも両親の命が危ないらしい。だけどまだ死ぬって確定してはなくって、俺たちの動きで救えるとかなんとか」
「うん。おれも、そう言われた」
「ゆづくんも?」
「おれの場合は秋と同じように、水無月と両親、それから水に注意しなさいって、忠告された」
「つまり、水無月に春朝おじ様たちの生死にかかわるような大きな戦いが起こるってこと? それで秋の場合は火に、結月の場合は水に気をつけなきゃいけない?」
あかりが簡単に話をまとめると昴が大きく頷いた。
「そうだね。でも、不思議だね」
「不思議?」
あかりが聞き返すと昴は「うん」と話を続けた。
「おかえり!」
「……あかり、昴も。ただいま」
「……おう、ただいま」
あかりの満面の笑みを前にして、結月はほっとしたように微笑み、秋之介は気が抜けたかのような返事をした。
「おかえり、二人とも」
昴も微笑んで結月と秋之介を出迎えたが、すぐにすっと表情を消した。
「それで、御上様からの話はどうだったの?」
結月と秋之介は緩んだ表情を引き締めると、昴に向き直った。先に口を開いたのは秋之介の方だった。
「俺は水無月と火、あと両親に気をつけろって言われた」
「両親に気をつけろってどういうこと?」
昴の隣であかりが首を傾げる。秋之介はちらりとあかりに目を遣ると深いため息をついた。
「なんでも両親の命が危ないらしい。だけどまだ死ぬって確定してはなくって、俺たちの動きで救えるとかなんとか」
「うん。おれも、そう言われた」
「ゆづくんも?」
「おれの場合は秋と同じように、水無月と両親、それから水に注意しなさいって、忠告された」
「つまり、水無月に春朝おじ様たちの生死にかかわるような大きな戦いが起こるってこと? それで秋の場合は火に、結月の場合は水に気をつけなきゃいけない?」
あかりが簡単に話をまとめると昴が大きく頷いた。
「そうだね。でも、不思議だね」
「不思議?」
あかりが聞き返すと昴は「うん」と話を続けた。
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