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第一章 ~第三ウェーブ~
15話 ザ・UFO
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UFOだ。
絵に描いたような、ザ・UFO。
宇宙船ってどんなものかと思ったけど、いくらなんでもベタ過ぎるでしょ。
「ミィシャン、聞いてもいいですか?」
「うン? 何かニャ?」
「この骨董品のようなもの、これが宇宙船ですか?」
「そうだヨ!」
「もう一つ聞いてもいいですか?」
「いいよ、好きなだけ質問してヨ!」
「この宇宙船はちゃんと飛ぶのでしょうか?」
うん、それ私も思った。
どうみてもボロボロのスクラップにしか見えない。
目の前で見るとサビだらけだし。
「昔の遺物だから、このままじゃ飛ばないニャ」
「「飛ばない!?」」
じゃあダメじゃん!
宇宙にいけないじゃん!!
「でも大丈夫、ソーラがいればちゃんと飛ぶからサ」
「私? どういうこと?」
「ダークマターを動力にして、無理やり動かせばいいんだヨ」
無理やりって、そんな強引な方法!?
「ソーラ、そんなことが可能なのですか?」
どうだろう? あんまり自信ないけど……。
あ、出来るみたい。
考えた時にはもう教えてくれてる、流石ダークマター。
「動かすことは出来そう、だけど少し時間がかかるかも」
「やっタ! じゃあ早く動かそうヨ!」
ミィシャン凄くテンションが上がってる、よっぽど宇宙にいきたかったんだね。
よし、ミィシャンの為にも頑張ろう!
ダークマターと宇宙船に意識を集中して。
集中……集中……。
ん? 後ろから何か近づいてくる?
猛獣……にしては大きいな。
「ねえ、後ろに何か──」
「きゃああぁっ!?」
チコタン、今日何度目の悲鳴なんだろ。
う~ん……嫌な予感しかしないなぁ……。
絵に描いたような、ザ・UFO。
宇宙船ってどんなものかと思ったけど、いくらなんでもベタ過ぎるでしょ。
「ミィシャン、聞いてもいいですか?」
「うン? 何かニャ?」
「この骨董品のようなもの、これが宇宙船ですか?」
「そうだヨ!」
「もう一つ聞いてもいいですか?」
「いいよ、好きなだけ質問してヨ!」
「この宇宙船はちゃんと飛ぶのでしょうか?」
うん、それ私も思った。
どうみてもボロボロのスクラップにしか見えない。
目の前で見るとサビだらけだし。
「昔の遺物だから、このままじゃ飛ばないニャ」
「「飛ばない!?」」
じゃあダメじゃん!
宇宙にいけないじゃん!!
「でも大丈夫、ソーラがいればちゃんと飛ぶからサ」
「私? どういうこと?」
「ダークマターを動力にして、無理やり動かせばいいんだヨ」
無理やりって、そんな強引な方法!?
「ソーラ、そんなことが可能なのですか?」
どうだろう? あんまり自信ないけど……。
あ、出来るみたい。
考えた時にはもう教えてくれてる、流石ダークマター。
「動かすことは出来そう、だけど少し時間がかかるかも」
「やっタ! じゃあ早く動かそうヨ!」
ミィシャン凄くテンションが上がってる、よっぽど宇宙にいきたかったんだね。
よし、ミィシャンの為にも頑張ろう!
ダークマターと宇宙船に意識を集中して。
集中……集中……。
ん? 後ろから何か近づいてくる?
猛獣……にしては大きいな。
「ねえ、後ろに何か──」
「きゃああぁっ!?」
チコタン、今日何度目の悲鳴なんだろ。
う~ん……嫌な予感しかしないなぁ……。
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