宇宙人に転生した私の力が最強過ぎる、そして周りの女の子達がカワイイ過ぎる。

ゆにこーん

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第一章 ~第三ウェーブ~

78話 激怒

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「チコタン……ミィシャン……」

 見つけた……見つけたよ二人とも……。
 遅くなっちゃってゴメンね……。

「チコタン、ミィシャン! しっかりしてください!!」

「なんと……なんと酷いことを……」

 二人ともボロボロだ……。
 ぐったりとして、意識もないみたい……。

「あら、今度は本物の登場かしら?」

 こいつがスプリィム……。
 チコタンとミィシャンを酷い目にあわせた張本人……。

「あなたのニセもの、必死で私に立ち向かってきたわぁ。そこに浮かんでるゴミをかばって、あっけなく消えていったけれどね。フフフッ」

 そっか、私の分身はチコタンとミィシャンをかばったんだ。
 頑張ってくれたんだね、ありがとう……。

「そこのゴミ二つも、必死に抵抗してきたわよ。敵うわけないのにねぇ……」

 チコタンもミィシャンも、頑張って戦ってくれたんだね……。
 敵はあんなに強いのに……。

「スプリィム! 許しませんわよ!!」

「フフフッ……誰かと思えば、私の洗脳から逃げ出したネズミじゃない。それと用無しのジジイ。今さらなんの用かしら?」

「あなたを倒しにきましたの! 覚悟なさい!!」

「そう……でも残念ね、あなた達の力では──」

 ──あぁ……。

 もっと早く駆けつけていれば……。
 そうすれば二人は酷い目にあわずに済んだのに……。

 ゴメンね……ホントにゴメン……。

「ダークマター、二人をこっちへ……」

 優しく、丁寧に連れてきてあげて。

「……チコタン……ミィシャン……」

 目の前で見るとホントに酷い……体中ボロボロで……。
 息はしてるけど……もう少し来るのが遅かったら……。

「エルリン、二人をお願い……介抱してあげて……」

「えぇ、もちろんですわ」

 きっと大丈夫、二人とも元気になるはず。
 だから……。

「あら? ゴミ拾いかしら、お利口さんねぇ」

「……黙れ……」

 二人が元気になった時のために、ゴミ掃除をしておかなくちゃ……。
 目の前のゴミを……綺麗に掃除しておかなくちゃね……。

「これはっ……ソーラからダークマターが溢れていますわ!」

「なんという強力なダークマターじゃ!?」

「フフフッ、これが特異点の力なのね! 素晴らしいわ、これは是非とも──」

「黙れええぇぇっ!!」

 二人を酷い目にあわせて、ゴミ扱いして!
 こいつの方がよっぽどゴミだ!!

「ぬおぉ……本部全体が揺れておるぞ!!」

「ソーラ、落ち着いてください! 本部が倒壊してしまいます!!」

 本部が倒壊? すればいいよ!
 こんな建物、消えてなくなっちゃえばいい!!

「いいわねぇ……ゾクゾクするわ」

「うるさい! タダで済むと思うなよ!!」

 許せない! 許さない!
 絶対にこいつだけは許さない!!

 覚悟しろ! スプリィム!!
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