124 / 310
激戦!
しおりを挟む
激戦続くロアーナ高原。
人と魔物とが入り乱れる戦場を、ひときわ目立つ赤い鎧が駆け回っていた。
「やあぁぁっ!!」
聖騎士スカーレットである。
深紅の鎧に身を包み、縦横無尽に戦場を駆け抜ける。彼女が通りすぎたあとは、血だるまとなった魔物の死体しか残らない。
「ヴォオォッ!」
「ヴォッ! ヴォッ!」
スカーレットを仕留めようと、オークの群れが襲いかかる。しかしスカーレットは涼しい表情を崩さない。
「はぁ……遅すぎて欠伸が出ちゃうわね! 奥義、烈火千刃!」
かけ声と同時に剣を抜き放つスカーレット、放たれた斬撃はオークの群れを一瞬で切り刻む。燃え盛る火のごとき勢いで無数の刃を振るう姿は、烈火千刃と呼ぶにふさわしい。
「さあ、次の相手はどいつかしら?」
一方、戦場の後方では聖騎士カイウスが戦いを繰り広げていた。
淡い水色の鎧に身を包み、巧みなレイピア捌きで魔物を葬り去っていく。流れる水のような動きは、優雅さすら感じるほどである。
「クオォッ! クォッ!」
「クオォォーッ!」
カイウスを狙い六体ものグリフォンが上空から襲いかかる。対するカイウスはレイピアを上空へ向けて構える。
「甘いですね……奥義、天空衝!」
放たれた必殺の突き技は大気の槍と化し、グリフォンの胴体に大きな風穴をあける。さらに──。
「まだまだ! しゃあぁぁっ!!」
連続で放たれた突き技により、六体のグリフォンは一瞬で全滅だ。天空を穿つ衝撃は、まさに天空衝と呼ぶにふさわしい。
「さて、次の魔物を仕留めにいきますかね」
各所で激しい戦いが繰り広げられる中、最前線では総大将エリザベスが自ら剣を振るっていた。周囲には魔物の死体が山のように転がっている。
「ふんっ、他愛もない……」
エリザベスの動きにかつてのような慢心は見受けられない。丁寧かつ確実な動きで剣を振るう姿は、どこか美しさのようなものを感じる。
「ウゴオォッ!」
「ほう、トロルか……」
棍棒を振りかざし、エリザベスへと襲いかかるトロル。振り下ろされた棍棒は、エリザベスを押しつぶす──。
「ウゴッ!?」
「ふんっ、その程度か!」
──かと思われたが、なんとエリザベスは巨大な棍棒を真正面から受け切ってしまったのだ。そのまま気迫の一撃を放ち、棍棒ごとトロルの巨体を一刀両断に切り捨てる。
「ジュウベエ殿の鬼特訓に比べれば、どうということはないな!」
ジュウベエの特訓を経験したエリザベス、スカーレット、カイウスの三人は、見違えるほど力をつけたようである。それぞれの動きは以前と比べ物にならない。それほどジュウベエの鬼特訓は厳しいものであったのだろう。
戦場で聖騎士三人が活躍を見せているころ、本陣を任されたゴーヴァンも見事な指揮を見せていた。
「第四部隊は東側に移動だ! ウルフの群れを撃退しろ!」
「はっ!」
「第六部隊は第七部隊の応援だ! 常に多対一を心掛けろ!」
「了解!」
的確な指示で軍隊を動かすゴーヴァン。ロアーナ兵達の奮戦もあいまって、魔物の群れは徐々に数を減らしていく。
勝利は目前かと思われたその時、戦場から兵士達の叫び声が上がる。
「うわあぁっ!」
「ダメだ! 止められない!」
「ゴルアァァッ!!」
荒れ狂うキマイラが、戦線を突破してきたのである。
兵士達を蹴散らすキマイラに、ゴーヴァンは思わず表情を曇らせる。かと思いきや次の瞬間、その表情はギョッと驚きのものへと変化する。
なんと本陣で待機していたはずのクリスティーナが、戦場へ向かって歩いていくではないか。
「あれは面倒ね……私がなんとかするわ……」
その一言でクリスティーナの意図を察し、ゴーヴァンは大慌てで声を張りあげる。
「全部隊、左右に展開しろ! 急げ!!」
ゴーヴァンの指示で左右に分かれるロアーナ軍。エリザベス、スカーレット、カイウスの三人も大きく左右へ回避行動をとっている。
戦場にはロアーナ軍本陣まで続く一本の道が作られる。それを見て好機と判断したのか、一直線に突き進んでくるキマイラと魔物の群れ。しかしその先で待っているのは──。
「いくわよ……」
艶やかな漆黒の杖を構えるクリスティーナ。静かに魔力を集中させ、構えた杖をゆっくりと振り下ろす。
「第六階梯……暴風魔法、トロピカルサイクロン……」
放たれた魔力は巨大な竜巻と化し、衝撃波を撒き散らしながら戦場を駆け抜ける。直撃を食らったキマイラはもちろん、近くにいた魔物までバラバラに吹き飛ばしてしまう。
クリスティーナの放った魔法は、たった一撃で地平線まで魔物を一掃してしまった。
「ふぅ……片付いた……」
「やった……やったぞ!」
「クリスティーナ様がやってくれた!」
「「「「「うおぉぉーっ!!」」」」」
キマイラ撃退に湧き立つロアーナ軍。しかし当のクリスティーナは、特に反応も見せずしれっと本陣まで戻ってくる。そんなクリスティーナを横目に、ゴーヴァンは冷静に戦況を確認する。
「クリスティーナ様のおかげで魔物はほとんど残っていない、これで我々の勝利は確実か……ん?」
そう言って地平線へと視線を移したゴーヴァン、その目にかつてない巨大な影が映る。
✡ ✡ ✡ ✡ ✡ ✡
一方そのころ──。
「どうじゃ? 似合っておるか?」
「「「「きゃあぁっ! 可愛すぎるーっ!!」」」」
ロアーナの町では下級クラスの生徒達が、引き続き課外授業を楽しんでいた。
キラキラと輝く髪飾りをつけたウルリカ様。あまりの可愛らしさに、ヴィクトリア女王、オリヴィア、シャルロット、ナターシャの女性陣は大盛りあがりである。
「なあ……ヘンリー……」
「どうしましたベッポ」
「俺達はロムルス王国に伝わる伝統工芸を見学にきたはずだ、なぜウルリカのお披露目会をしてるんだ……?」
「さあ……なぜでしょうかね……」
女性陣とは対照的に、男子達は相変わらず盛りあがっていない。しかし大盛りあがりの女性陣は、そんなこと相変わらず気にしない。
「ウルリカ様! 次はこちらの髪留めをつけてみてください!」
「いいえ! ウルリカさんにはこちらの首飾りが似合うと思います!」
「オリヴィアもナターシャも分かっていませんわね、ウルリカさんにはあちらの髪飾りが似合いますよ!」
「違うわよみんな、ウルリカちゃんにはやっぱりは……これしかないわ!」
「どれもキラキラで魅力的じゃな、迷ってしまうのじゃ!」
激しさを増す戦場のことなどつゆ知らず、引き続き課外授業を楽しむウルリカ様達なのであった。
人と魔物とが入り乱れる戦場を、ひときわ目立つ赤い鎧が駆け回っていた。
「やあぁぁっ!!」
聖騎士スカーレットである。
深紅の鎧に身を包み、縦横無尽に戦場を駆け抜ける。彼女が通りすぎたあとは、血だるまとなった魔物の死体しか残らない。
「ヴォオォッ!」
「ヴォッ! ヴォッ!」
スカーレットを仕留めようと、オークの群れが襲いかかる。しかしスカーレットは涼しい表情を崩さない。
「はぁ……遅すぎて欠伸が出ちゃうわね! 奥義、烈火千刃!」
かけ声と同時に剣を抜き放つスカーレット、放たれた斬撃はオークの群れを一瞬で切り刻む。燃え盛る火のごとき勢いで無数の刃を振るう姿は、烈火千刃と呼ぶにふさわしい。
「さあ、次の相手はどいつかしら?」
一方、戦場の後方では聖騎士カイウスが戦いを繰り広げていた。
淡い水色の鎧に身を包み、巧みなレイピア捌きで魔物を葬り去っていく。流れる水のような動きは、優雅さすら感じるほどである。
「クオォッ! クォッ!」
「クオォォーッ!」
カイウスを狙い六体ものグリフォンが上空から襲いかかる。対するカイウスはレイピアを上空へ向けて構える。
「甘いですね……奥義、天空衝!」
放たれた必殺の突き技は大気の槍と化し、グリフォンの胴体に大きな風穴をあける。さらに──。
「まだまだ! しゃあぁぁっ!!」
連続で放たれた突き技により、六体のグリフォンは一瞬で全滅だ。天空を穿つ衝撃は、まさに天空衝と呼ぶにふさわしい。
「さて、次の魔物を仕留めにいきますかね」
各所で激しい戦いが繰り広げられる中、最前線では総大将エリザベスが自ら剣を振るっていた。周囲には魔物の死体が山のように転がっている。
「ふんっ、他愛もない……」
エリザベスの動きにかつてのような慢心は見受けられない。丁寧かつ確実な動きで剣を振るう姿は、どこか美しさのようなものを感じる。
「ウゴオォッ!」
「ほう、トロルか……」
棍棒を振りかざし、エリザベスへと襲いかかるトロル。振り下ろされた棍棒は、エリザベスを押しつぶす──。
「ウゴッ!?」
「ふんっ、その程度か!」
──かと思われたが、なんとエリザベスは巨大な棍棒を真正面から受け切ってしまったのだ。そのまま気迫の一撃を放ち、棍棒ごとトロルの巨体を一刀両断に切り捨てる。
「ジュウベエ殿の鬼特訓に比べれば、どうということはないな!」
ジュウベエの特訓を経験したエリザベス、スカーレット、カイウスの三人は、見違えるほど力をつけたようである。それぞれの動きは以前と比べ物にならない。それほどジュウベエの鬼特訓は厳しいものであったのだろう。
戦場で聖騎士三人が活躍を見せているころ、本陣を任されたゴーヴァンも見事な指揮を見せていた。
「第四部隊は東側に移動だ! ウルフの群れを撃退しろ!」
「はっ!」
「第六部隊は第七部隊の応援だ! 常に多対一を心掛けろ!」
「了解!」
的確な指示で軍隊を動かすゴーヴァン。ロアーナ兵達の奮戦もあいまって、魔物の群れは徐々に数を減らしていく。
勝利は目前かと思われたその時、戦場から兵士達の叫び声が上がる。
「うわあぁっ!」
「ダメだ! 止められない!」
「ゴルアァァッ!!」
荒れ狂うキマイラが、戦線を突破してきたのである。
兵士達を蹴散らすキマイラに、ゴーヴァンは思わず表情を曇らせる。かと思いきや次の瞬間、その表情はギョッと驚きのものへと変化する。
なんと本陣で待機していたはずのクリスティーナが、戦場へ向かって歩いていくではないか。
「あれは面倒ね……私がなんとかするわ……」
その一言でクリスティーナの意図を察し、ゴーヴァンは大慌てで声を張りあげる。
「全部隊、左右に展開しろ! 急げ!!」
ゴーヴァンの指示で左右に分かれるロアーナ軍。エリザベス、スカーレット、カイウスの三人も大きく左右へ回避行動をとっている。
戦場にはロアーナ軍本陣まで続く一本の道が作られる。それを見て好機と判断したのか、一直線に突き進んでくるキマイラと魔物の群れ。しかしその先で待っているのは──。
「いくわよ……」
艶やかな漆黒の杖を構えるクリスティーナ。静かに魔力を集中させ、構えた杖をゆっくりと振り下ろす。
「第六階梯……暴風魔法、トロピカルサイクロン……」
放たれた魔力は巨大な竜巻と化し、衝撃波を撒き散らしながら戦場を駆け抜ける。直撃を食らったキマイラはもちろん、近くにいた魔物までバラバラに吹き飛ばしてしまう。
クリスティーナの放った魔法は、たった一撃で地平線まで魔物を一掃してしまった。
「ふぅ……片付いた……」
「やった……やったぞ!」
「クリスティーナ様がやってくれた!」
「「「「「うおぉぉーっ!!」」」」」
キマイラ撃退に湧き立つロアーナ軍。しかし当のクリスティーナは、特に反応も見せずしれっと本陣まで戻ってくる。そんなクリスティーナを横目に、ゴーヴァンは冷静に戦況を確認する。
「クリスティーナ様のおかげで魔物はほとんど残っていない、これで我々の勝利は確実か……ん?」
そう言って地平線へと視線を移したゴーヴァン、その目にかつてない巨大な影が映る。
✡ ✡ ✡ ✡ ✡ ✡
一方そのころ──。
「どうじゃ? 似合っておるか?」
「「「「きゃあぁっ! 可愛すぎるーっ!!」」」」
ロアーナの町では下級クラスの生徒達が、引き続き課外授業を楽しんでいた。
キラキラと輝く髪飾りをつけたウルリカ様。あまりの可愛らしさに、ヴィクトリア女王、オリヴィア、シャルロット、ナターシャの女性陣は大盛りあがりである。
「なあ……ヘンリー……」
「どうしましたベッポ」
「俺達はロムルス王国に伝わる伝統工芸を見学にきたはずだ、なぜウルリカのお披露目会をしてるんだ……?」
「さあ……なぜでしょうかね……」
女性陣とは対照的に、男子達は相変わらず盛りあがっていない。しかし大盛りあがりの女性陣は、そんなこと相変わらず気にしない。
「ウルリカ様! 次はこちらの髪留めをつけてみてください!」
「いいえ! ウルリカさんにはこちらの首飾りが似合うと思います!」
「オリヴィアもナターシャも分かっていませんわね、ウルリカさんにはあちらの髪飾りが似合いますよ!」
「違うわよみんな、ウルリカちゃんにはやっぱりは……これしかないわ!」
「どれもキラキラで魅力的じゃな、迷ってしまうのじゃ!」
激しさを増す戦場のことなどつゆ知らず、引き続き課外授業を楽しむウルリカ様達なのであった。
0
あなたにおすすめの小説
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる