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3,それは偶然か必然か
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「……お見合い?私にですか?」
今夜はやっと“夢”を食べれる食事の日だ。それを楽しみに、学んでも無駄になるかもしれない令嬢教育の勉強をしていた私にお母様がにこやかな笑顔を向けて口を開いた。
「そうよ、アレスターニャちゃん!とにかく顔を合わせをしたいと申し込まれたの」
もはや普通の結婚など諦めていた娘に舞い込んだお見合い話にお母様は上機嫌だった。
「伯爵家の跡取りは従兄弟から養子を迎えるとお父様がおっしゃってましたが……」
「ええ、だからアレスターニャちゃんは安心してお嫁にいけるのよ。それに、この方はアレスターニャちゃんの特異体質を知っても全然嫌がる素振りもなくて……「私のこと、喋ったんですか?!」え、えぇ……だってアレスターニャちゃんの体質のことを理解してくれる方じゃないと結婚できないでしょう?」
やや天然なこの母は私の体質を丸ごと受け入れてしまう器の大きさを持っているが、どことなく抜けているのが玉に瑕だ。
「……もしかしてこの縁談は政略結婚で伯爵家に有益なことがあるんですか?」
「政略結婚?いいえ!お相手はうちよりも爵位は低くて縁を結んでもなにもないけれど……というか、お相手の負債を払う約束をさせられたわ。で、でも!そのかわりアレスターニャちゃんを可愛がってくれると約束してくださったのよ!」
私の体質については出来るだけ内密にすると決めたはずだ。大なり小なり呪いは存在するし、呪術士や呪い師を生業としている人間もいる。ほとんどが闇の家業なので公にはされていないがこの国の英雄も戦争をした相手国から呪われて大変な目に合っているほどだ。だが色々な呪いがあれど、私のように魔女に呪われた人間は珍しい。さらにいえば“夢を食べる”呪いを受けた人間など私しかいないだろう。下手をすれば呪いを研究している者たちに狙われる可能性もあるからだ。いくら辞めていった使用人から漏れているとしても、伯爵家の人間が認めなければ噂だけで済むのにその噂の人物の母親が認めてしまっては元も子もないではないか。
私は盛大なため息をついた。それでなくても空腹に耐えて過ごしているのに面倒事はごめんである。お母様の事は大好きなのだが、私を想って暴走するのは本当にやめてほしい。
「アレスターニャちゃん、あの……怒ってるの?」
「そうですね……とりあえず、その縁談は断ってください。それと私の体質については冗談だったと否定しておいてください」
オロオロするお母様にキツイ言葉をかけてしまうことになるのは申し訳ないとは思う。
「だいたい、お父様は承諾なさったのですか?」
私の体質が世間にバレるのを1番嫌悪しているのはお父様だ。私の身の安全を考えての事だとは言っていたが、やはりひとり娘が呪われてるなんて知られたら世間体にも良くないだろう。それを考えると、まだ顔合わせを申し込まれた段階で私の体質を教えてしまうお母様が浅はかに見えてしかたないのだ。案の定、お母様はしどろもどろになり下にうつむいた。
「……まだ、言ってないわ。絶対に反対されると思ったから……。それでも、もしかしたらアレスターニャちゃんが乗り気になるかもしれないと思って……」
しょんぼりとするお母様。その姿に庇護欲がそそられるも、こればかりは容認できない。どのみちお父様の承認がなければ結婚などできないのだ。それがわからないお母様でもないはずなのに、この人はやたらと私の結婚に執着するふちがあるので困る。
「今は、結婚なんて考えるつもりはありません。どうか相手側には穏便にお断りを……「でも!もう隣の部屋に待機なさってるのよ!」ーーーーはぁ?!」
「アレスターニャ嬢!」
お母様に詰め寄ろうとした瞬間、本当に隣の部屋から人が飛び出してきた。
なんというか……可もなく不可もなく、否やっぱり不可だ。なによりも全く“美味しそうな匂い”がしない。なんというか、特に存在感もなさそうな痩せ型でひょろりとした貴族だろう装いでのっぺりした顔をしている若い男性だが、その指は悪趣味そうな大きな宝石の指輪で彩られている。どうみても(匂い的に)好感の持てないそんな男が、鼻息を荒くてして隣の部屋から飛びだしてきたのだ。
その悪趣味な男……いや、その人は小鼻を膨らましたまま興奮気味に口を開いたのだ。
「金をくれればすぐあなたのような不良債権を娶ってあげます!だから結婚しましょう!我が領土の借金も全て請け負ってくれるんですね?そのかわり、ペットのように可愛がってあげますから!」と。
その言葉を聞いてお母様が顔を真っ青にしたのは言うまでもない。お金目当てなのはわかりきっているが、私の事ををペットだと言ったのだ。妻としてではなく、ペットだと口にする時点で私がどんな目に遭うかなんて想像できすぎる。
「ーーーーお帰りください!娘の体質のことはあなたを試すための嘘ですわ!」
そう言ってお母様はその人を追い出したが、後で真実を知ったお父様に叱られたようだ。お母様が私を心配してくれるのありがたいが、無理に結婚相手を見つけてこられても迷惑である。
「お母様にも困ったものだわ……」
あれからお母様も反省してくれて、もう二度と勝手に結婚相手を探そうしたりしないと言ってくれた。あのあとあの男にもお父様がかなりキツく牽制をかけておいてくれたそうだが、また噂が広がるだろう。
……お腹すいたなぁ。
私は気分転換も兼ねて屋敷から抜け出し人気の無い路地裏を歩いていた。一応伯爵令嬢なのでひとりで出歩くのはどうかとも思うだろうが、使用人は私を気味悪がっているので出かけるときに好んで付き添ってくれる人間などいないのだ。公の場に行くときは必要だが、こうしてひとりになりたい時は部屋に閉じこもるからと言っておけば誰も近づかないのでいつもこうやってこっそり抜け出しているのである。
どこかに美味しそうな夢はないものか。いっそのことそのへんに落ちていれば手取り早いのに。なんて考えてしまう。
“美味しい夢”とは、いわばその人の意思の強さだ。さらに言えば物語の獏が“悪い夢”を食べると伝えられているせいか悪夢であればあるほど美味しいと感じてしまう。例えば起きている人でも悪夢を見る傾向にある人からは“美味しそうな匂い”がするのだ。その人が悩んでいたり強い意思を持っていれば尚更か。そんな人は夢を見るのにもエネルギーを使う。悪夢を見ると目覚めた後もやたら疲れていて寝た気がしない。となるのは、悪夢にエネルギーを使っているからである。
そんなとき、ふと“美味しそうな匂い”がした。
それは今まで感じたことのない悪夢の気配。私は匂いのする方向へ無我夢中に走った。
まさか、その先にあの“怪物公爵”が倒れているなんて思いもせずに。
今夜はやっと“夢”を食べれる食事の日だ。それを楽しみに、学んでも無駄になるかもしれない令嬢教育の勉強をしていた私にお母様がにこやかな笑顔を向けて口を開いた。
「そうよ、アレスターニャちゃん!とにかく顔を合わせをしたいと申し込まれたの」
もはや普通の結婚など諦めていた娘に舞い込んだお見合い話にお母様は上機嫌だった。
「伯爵家の跡取りは従兄弟から養子を迎えるとお父様がおっしゃってましたが……」
「ええ、だからアレスターニャちゃんは安心してお嫁にいけるのよ。それに、この方はアレスターニャちゃんの特異体質を知っても全然嫌がる素振りもなくて……「私のこと、喋ったんですか?!」え、えぇ……だってアレスターニャちゃんの体質のことを理解してくれる方じゃないと結婚できないでしょう?」
やや天然なこの母は私の体質を丸ごと受け入れてしまう器の大きさを持っているが、どことなく抜けているのが玉に瑕だ。
「……もしかしてこの縁談は政略結婚で伯爵家に有益なことがあるんですか?」
「政略結婚?いいえ!お相手はうちよりも爵位は低くて縁を結んでもなにもないけれど……というか、お相手の負債を払う約束をさせられたわ。で、でも!そのかわりアレスターニャちゃんを可愛がってくれると約束してくださったのよ!」
私の体質については出来るだけ内密にすると決めたはずだ。大なり小なり呪いは存在するし、呪術士や呪い師を生業としている人間もいる。ほとんどが闇の家業なので公にはされていないがこの国の英雄も戦争をした相手国から呪われて大変な目に合っているほどだ。だが色々な呪いがあれど、私のように魔女に呪われた人間は珍しい。さらにいえば“夢を食べる”呪いを受けた人間など私しかいないだろう。下手をすれば呪いを研究している者たちに狙われる可能性もあるからだ。いくら辞めていった使用人から漏れているとしても、伯爵家の人間が認めなければ噂だけで済むのにその噂の人物の母親が認めてしまっては元も子もないではないか。
私は盛大なため息をついた。それでなくても空腹に耐えて過ごしているのに面倒事はごめんである。お母様の事は大好きなのだが、私を想って暴走するのは本当にやめてほしい。
「アレスターニャちゃん、あの……怒ってるの?」
「そうですね……とりあえず、その縁談は断ってください。それと私の体質については冗談だったと否定しておいてください」
オロオロするお母様にキツイ言葉をかけてしまうことになるのは申し訳ないとは思う。
「だいたい、お父様は承諾なさったのですか?」
私の体質が世間にバレるのを1番嫌悪しているのはお父様だ。私の身の安全を考えての事だとは言っていたが、やはりひとり娘が呪われてるなんて知られたら世間体にも良くないだろう。それを考えると、まだ顔合わせを申し込まれた段階で私の体質を教えてしまうお母様が浅はかに見えてしかたないのだ。案の定、お母様はしどろもどろになり下にうつむいた。
「……まだ、言ってないわ。絶対に反対されると思ったから……。それでも、もしかしたらアレスターニャちゃんが乗り気になるかもしれないと思って……」
しょんぼりとするお母様。その姿に庇護欲がそそられるも、こればかりは容認できない。どのみちお父様の承認がなければ結婚などできないのだ。それがわからないお母様でもないはずなのに、この人はやたらと私の結婚に執着するふちがあるので困る。
「今は、結婚なんて考えるつもりはありません。どうか相手側には穏便にお断りを……「でも!もう隣の部屋に待機なさってるのよ!」ーーーーはぁ?!」
「アレスターニャ嬢!」
お母様に詰め寄ろうとした瞬間、本当に隣の部屋から人が飛び出してきた。
なんというか……可もなく不可もなく、否やっぱり不可だ。なによりも全く“美味しそうな匂い”がしない。なんというか、特に存在感もなさそうな痩せ型でひょろりとした貴族だろう装いでのっぺりした顔をしている若い男性だが、その指は悪趣味そうな大きな宝石の指輪で彩られている。どうみても(匂い的に)好感の持てないそんな男が、鼻息を荒くてして隣の部屋から飛びだしてきたのだ。
その悪趣味な男……いや、その人は小鼻を膨らましたまま興奮気味に口を開いたのだ。
「金をくれればすぐあなたのような不良債権を娶ってあげます!だから結婚しましょう!我が領土の借金も全て請け負ってくれるんですね?そのかわり、ペットのように可愛がってあげますから!」と。
その言葉を聞いてお母様が顔を真っ青にしたのは言うまでもない。お金目当てなのはわかりきっているが、私の事ををペットだと言ったのだ。妻としてではなく、ペットだと口にする時点で私がどんな目に遭うかなんて想像できすぎる。
「ーーーーお帰りください!娘の体質のことはあなたを試すための嘘ですわ!」
そう言ってお母様はその人を追い出したが、後で真実を知ったお父様に叱られたようだ。お母様が私を心配してくれるのありがたいが、無理に結婚相手を見つけてこられても迷惑である。
「お母様にも困ったものだわ……」
あれからお母様も反省してくれて、もう二度と勝手に結婚相手を探そうしたりしないと言ってくれた。あのあとあの男にもお父様がかなりキツく牽制をかけておいてくれたそうだが、また噂が広がるだろう。
……お腹すいたなぁ。
私は気分転換も兼ねて屋敷から抜け出し人気の無い路地裏を歩いていた。一応伯爵令嬢なのでひとりで出歩くのはどうかとも思うだろうが、使用人は私を気味悪がっているので出かけるときに好んで付き添ってくれる人間などいないのだ。公の場に行くときは必要だが、こうしてひとりになりたい時は部屋に閉じこもるからと言っておけば誰も近づかないのでいつもこうやってこっそり抜け出しているのである。
どこかに美味しそうな夢はないものか。いっそのことそのへんに落ちていれば手取り早いのに。なんて考えてしまう。
“美味しい夢”とは、いわばその人の意思の強さだ。さらに言えば物語の獏が“悪い夢”を食べると伝えられているせいか悪夢であればあるほど美味しいと感じてしまう。例えば起きている人でも悪夢を見る傾向にある人からは“美味しそうな匂い”がするのだ。その人が悩んでいたり強い意思を持っていれば尚更か。そんな人は夢を見るのにもエネルギーを使う。悪夢を見ると目覚めた後もやたら疲れていて寝た気がしない。となるのは、悪夢にエネルギーを使っているからである。
そんなとき、ふと“美味しそうな匂い”がした。
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