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令嬢人生は悲惨でして
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私の名前はサレーナ。貧乏子爵家の次女である。
両親は跡継ぎでもある長女の教育にはなけなしのお金を湯水のごとく注いでいるが、私の事は侍女をひとり付けただけで後は放ったらかしだ。まぁ、その侍女もほとんど顔を見せないのだが。私専属の侍女とは名ばかりで、ほぼ毎日お姉様のお世話に駆り出されている。こう貧乏では侍女や執事もまともに雇えず常に人手不足なのだ。
ある日、そんなお姉様がなんと第3王子様の目に止まり婚約者に選ばれた。言うまでもなく我が家は子爵家から未来の王子妃が輩出されたとお祭り騒ぎの大騒ぎだ。
しかし問題もあった。なにせ第1王子……王太子の婚約者は隣国の姫だし、第2王子の婚約者は公爵令嬢だ。身分的にどうなのかと言う話が出ないわけがない。だが、末っ子の第3王子に激甘な国王陛下は二つ返事で了承したとか。お姉様の美しさも気に入ったらしい。
確かにお姉様は美しい。毎日0が何個か見間違えてそうな高級な香油で全身をマッサージされ、流行のドレスにお飾り……化粧品だって王家御用達の店から購入している。お母様に似た輝く金色の髪に少し垂れ目の青い瞳、透き通るような白い肌。どれほどお金を注ぎ込んでも足りないのだ。借金が膨れ上がっても仕方ないと。
その美しさを保つ為にどれだけ次女の私が犠牲になっていようとも、誰も気にしないくらいに美しい姉であった。
そんな美しい姉に比べて私は地味で貧相だ。
肌の手入れも碌に出来ず顔はソバカスだらけ。見た目は隔世遺伝なのか今は亡きお祖父様似だ。薄い赤茶色の髪はボサボサで、濁ったような深緑の瞳が目障りだから人様に見せるなと前髪で隠すように命じられている。
次女にかけるお金など無いと、化粧品どころかドレスも買ってもらえない。手に入る物と言えば使用期限が切れて効果の無くなった化粧品の残りカスとサイズの合わない流行遅れになったお姉様のお下がりのドレスくらい。足だけはお姉様とサイズが同じなので靴はちゃんと履けたが、それも汚れたり傷のついた物ばかりだった。お飾りもそう。お姉様は物の扱いが少々乱暴なのでよくぶつけるらしくそのせいで装飾が欠けたり宝石が取れてしまったものや、何を溢したのか色褪せてくすんでしまったリボンなど……「捨てるのは勿体無いから」とゴミと化した物ばかりが私の部屋の隅に山積みになっていった。
姉はあんなに美しいのに妹は怠けて化粧すらしない。とよく言われるが、あんな古びた化粧品など使ったら余計に肌が荒れてしまうのは目に見えている。だから瞳だけでなく素顔も長く伸ばした前髪で隠しているのだ。誰にもみられないように。
そんな私が学園でもどんな扱いを受けているかなんて一目瞭然だ。“姉の残りカス”、“美しい姉を妬む愚かな妹”、“本当に血が繋がっているのか怪しい”等々、ちなみに周りの令嬢たちからは「ダサ令嬢のダサレーナ」と陰口を叩かれる始末だ。
とある日、第3王子からお姉様に贈り物が届いた。豪華なドレスに輝く宝石、1週間後のパーティーに参加するための準備金。両親とお姉様は大喜びでお金を使いまくった。私からしたら借金を少しでも返せばいいのにと思うのだが、お姉様が正式に結婚して王子妃になればそんなものどうとでもなると派手に使いきってしまう。毎晩がパーティーのような豪華な食事に高級なワインが並ぶが、私の前に出されるのはお姉様が食べ残した残飯だけ。それでも素材が高級なせいか確かに美味しかった。酷いときは固くなったパンと酸化して酸っぱくなったワインを水で薄めた飲み物だけの時もあるから食べれる内に食べていたのだが……。
なんと調子に乗ったお姉様が、第3王子から贈られたドレスを着て夜遊びに出掛けてしまったのだ。
泥に汚れて破れてしまったドレスを前に両親は顔面蒼白だ。なにせ王家から贈られたパーティー用のドレスをそのパーティーの前に破いてしまったのだから。こっそりお直しするにもお金はすでにない。でもこんなドレスを着てなんかとてもじゃないが行けない。一体どうするつもりなのかと思っていたら……。
「私を妬んだ妹が、ドレスを盗んだのです。しかも泥で汚した上にこんなに切り裂いて……。なんとか元に戻そうとしたのですが、頂いた準備金も妹に使い込まれてしまい……お飾りもドレスもすぐに壊してはわたくしの物を勝手に持っていくのです。えぇ、妹の部屋に今までわたくしから盗んでは壊したお飾りや化粧品がたくさんありました。妹はわたくしの物をなんでも欲しがるのですが、すぐにこんな無残な姿に変えてしまうのですわ。
しかも妹は卑しくて、わたくしの食べている物を奪ったり残飯を漁ったりするような子ですが、決して根は悪い子ではないのです。
このように妹も反省しております。罰するなら妹を甘やかしたわたくしを罰して下さい。どうか妹にご慈悲を……」
私の部屋にある山積みのゴミの奥には、お姉様が第3王子に贈られた様々な物や腐りかけた食料が隠すように押し込まれていたのだ。
あ、ここまでするんだ。
私の中に微かにあったはずの家族への情が霧のように霧散した瞬間だった。
結果的にお姉様は許された。悪癖を持つとんでもない妹を身を呈して庇う美しい姉の姿に第3王子は感激したのだ。だが、私は許されなかった。
学園は退学させられ、子爵家からは追い出されてしまったのだ。
最初は下町の隅で隠れるように暮らしていたが、浮浪者のような暮らしと世間からの冷たい視線や噂に耐えきれずに私は森の奥へと逃げた。
そして、その森でこの人生を終えることになる。
私が逃げ込んだ森の奥にはモンスターの寝床があり、そのモンスター……巨大なスライムに襲われてしまったのだった……。
モンスターに取り込まれながらも私は「それでもいいか」と抵抗しなかった。どうせこのまま生きていても何もない。私の中には“無”しかないのだから。
ジワジワと溶かされる感覚。痛みや恐怖は無かったが、それでも一粒だけ涙が溢れたーーーー。
ぽよん。
『ん?』
ぽよんぽよん。
死んだはずの私だが、妙に体が軽い。そしてなんだかぷにぷにのぽよんぽよんしている。
恐る恐る近くにあった泉に移動しそっと水面を覗き込んだ。するとそこには一匹のスライムがうつっていたのだ。
『……もしかしなくて、コレって私?ーーーーっ!』
巨大スライムに食べられたはずの私は、なぜか同じモンスターであるスライムになっていたのだ。
それと同時に脳内に甦る不思議な記憶。
そうだ、思い出した。確かに私はサレーナだったが、その前……前世の前世はこことは違う世界の日本人だった。勉強漬けの小・中学時代。親からのプレッシャー。同級生がライバルと化し一緒に遊びに行った記憶はほとんどない。全ては有名高校に受かるため。そんなツラい高校受験を乗り越え、とうとう夢にまで見たJKライフを満喫できる、自由になれる!と思っていた矢先に交通事故で死んでしまったのだ。
そしてサレーナに転生したらしたであんな人生か……。どんな試練だ。
『前世といいそのまた前世といい、私の人生ってなんて悲惨なの……!』
がっくりと肩を落とすとまたもやぽよんと体が揺れる。もはや肩どころか手足も無いまん丸ボディになってしまったが、前々世の記憶が融合したせいかサレーナの思考が薄れていく。
もうツラくて嘆く人生は嫌だ。今度こそ面白おかしく楽しい生活を送ってやる~っ!
その日、森の奥にて小さなスライムが新たな命を得たのだった。
両親は跡継ぎでもある長女の教育にはなけなしのお金を湯水のごとく注いでいるが、私の事は侍女をひとり付けただけで後は放ったらかしだ。まぁ、その侍女もほとんど顔を見せないのだが。私専属の侍女とは名ばかりで、ほぼ毎日お姉様のお世話に駆り出されている。こう貧乏では侍女や執事もまともに雇えず常に人手不足なのだ。
ある日、そんなお姉様がなんと第3王子様の目に止まり婚約者に選ばれた。言うまでもなく我が家は子爵家から未来の王子妃が輩出されたとお祭り騒ぎの大騒ぎだ。
しかし問題もあった。なにせ第1王子……王太子の婚約者は隣国の姫だし、第2王子の婚約者は公爵令嬢だ。身分的にどうなのかと言う話が出ないわけがない。だが、末っ子の第3王子に激甘な国王陛下は二つ返事で了承したとか。お姉様の美しさも気に入ったらしい。
確かにお姉様は美しい。毎日0が何個か見間違えてそうな高級な香油で全身をマッサージされ、流行のドレスにお飾り……化粧品だって王家御用達の店から購入している。お母様に似た輝く金色の髪に少し垂れ目の青い瞳、透き通るような白い肌。どれほどお金を注ぎ込んでも足りないのだ。借金が膨れ上がっても仕方ないと。
その美しさを保つ為にどれだけ次女の私が犠牲になっていようとも、誰も気にしないくらいに美しい姉であった。
そんな美しい姉に比べて私は地味で貧相だ。
肌の手入れも碌に出来ず顔はソバカスだらけ。見た目は隔世遺伝なのか今は亡きお祖父様似だ。薄い赤茶色の髪はボサボサで、濁ったような深緑の瞳が目障りだから人様に見せるなと前髪で隠すように命じられている。
次女にかけるお金など無いと、化粧品どころかドレスも買ってもらえない。手に入る物と言えば使用期限が切れて効果の無くなった化粧品の残りカスとサイズの合わない流行遅れになったお姉様のお下がりのドレスくらい。足だけはお姉様とサイズが同じなので靴はちゃんと履けたが、それも汚れたり傷のついた物ばかりだった。お飾りもそう。お姉様は物の扱いが少々乱暴なのでよくぶつけるらしくそのせいで装飾が欠けたり宝石が取れてしまったものや、何を溢したのか色褪せてくすんでしまったリボンなど……「捨てるのは勿体無いから」とゴミと化した物ばかりが私の部屋の隅に山積みになっていった。
姉はあんなに美しいのに妹は怠けて化粧すらしない。とよく言われるが、あんな古びた化粧品など使ったら余計に肌が荒れてしまうのは目に見えている。だから瞳だけでなく素顔も長く伸ばした前髪で隠しているのだ。誰にもみられないように。
そんな私が学園でもどんな扱いを受けているかなんて一目瞭然だ。“姉の残りカス”、“美しい姉を妬む愚かな妹”、“本当に血が繋がっているのか怪しい”等々、ちなみに周りの令嬢たちからは「ダサ令嬢のダサレーナ」と陰口を叩かれる始末だ。
とある日、第3王子からお姉様に贈り物が届いた。豪華なドレスに輝く宝石、1週間後のパーティーに参加するための準備金。両親とお姉様は大喜びでお金を使いまくった。私からしたら借金を少しでも返せばいいのにと思うのだが、お姉様が正式に結婚して王子妃になればそんなものどうとでもなると派手に使いきってしまう。毎晩がパーティーのような豪華な食事に高級なワインが並ぶが、私の前に出されるのはお姉様が食べ残した残飯だけ。それでも素材が高級なせいか確かに美味しかった。酷いときは固くなったパンと酸化して酸っぱくなったワインを水で薄めた飲み物だけの時もあるから食べれる内に食べていたのだが……。
なんと調子に乗ったお姉様が、第3王子から贈られたドレスを着て夜遊びに出掛けてしまったのだ。
泥に汚れて破れてしまったドレスを前に両親は顔面蒼白だ。なにせ王家から贈られたパーティー用のドレスをそのパーティーの前に破いてしまったのだから。こっそりお直しするにもお金はすでにない。でもこんなドレスを着てなんかとてもじゃないが行けない。一体どうするつもりなのかと思っていたら……。
「私を妬んだ妹が、ドレスを盗んだのです。しかも泥で汚した上にこんなに切り裂いて……。なんとか元に戻そうとしたのですが、頂いた準備金も妹に使い込まれてしまい……お飾りもドレスもすぐに壊してはわたくしの物を勝手に持っていくのです。えぇ、妹の部屋に今までわたくしから盗んでは壊したお飾りや化粧品がたくさんありました。妹はわたくしの物をなんでも欲しがるのですが、すぐにこんな無残な姿に変えてしまうのですわ。
しかも妹は卑しくて、わたくしの食べている物を奪ったり残飯を漁ったりするような子ですが、決して根は悪い子ではないのです。
このように妹も反省しております。罰するなら妹を甘やかしたわたくしを罰して下さい。どうか妹にご慈悲を……」
私の部屋にある山積みのゴミの奥には、お姉様が第3王子に贈られた様々な物や腐りかけた食料が隠すように押し込まれていたのだ。
あ、ここまでするんだ。
私の中に微かにあったはずの家族への情が霧のように霧散した瞬間だった。
結果的にお姉様は許された。悪癖を持つとんでもない妹を身を呈して庇う美しい姉の姿に第3王子は感激したのだ。だが、私は許されなかった。
学園は退学させられ、子爵家からは追い出されてしまったのだ。
最初は下町の隅で隠れるように暮らしていたが、浮浪者のような暮らしと世間からの冷たい視線や噂に耐えきれずに私は森の奥へと逃げた。
そして、その森でこの人生を終えることになる。
私が逃げ込んだ森の奥にはモンスターの寝床があり、そのモンスター……巨大なスライムに襲われてしまったのだった……。
モンスターに取り込まれながらも私は「それでもいいか」と抵抗しなかった。どうせこのまま生きていても何もない。私の中には“無”しかないのだから。
ジワジワと溶かされる感覚。痛みや恐怖は無かったが、それでも一粒だけ涙が溢れたーーーー。
ぽよん。
『ん?』
ぽよんぽよん。
死んだはずの私だが、妙に体が軽い。そしてなんだかぷにぷにのぽよんぽよんしている。
恐る恐る近くにあった泉に移動しそっと水面を覗き込んだ。するとそこには一匹のスライムがうつっていたのだ。
『……もしかしなくて、コレって私?ーーーーっ!』
巨大スライムに食べられたはずの私は、なぜか同じモンスターであるスライムになっていたのだ。
それと同時に脳内に甦る不思議な記憶。
そうだ、思い出した。確かに私はサレーナだったが、その前……前世の前世はこことは違う世界の日本人だった。勉強漬けの小・中学時代。親からのプレッシャー。同級生がライバルと化し一緒に遊びに行った記憶はほとんどない。全ては有名高校に受かるため。そんなツラい高校受験を乗り越え、とうとう夢にまで見たJKライフを満喫できる、自由になれる!と思っていた矢先に交通事故で死んでしまったのだ。
そしてサレーナに転生したらしたであんな人生か……。どんな試練だ。
『前世といいそのまた前世といい、私の人生ってなんて悲惨なの……!』
がっくりと肩を落とすとまたもやぽよんと体が揺れる。もはや肩どころか手足も無いまん丸ボディになってしまったが、前々世の記憶が融合したせいかサレーナの思考が薄れていく。
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