27 / 58
夢のダンスパーティー
しおりを挟む
ダンスパーティー当日。
私はパステルイエローのふんわりしたドレスに身を包み、髪はアップにして真珠の髪飾りがつけられほんのりお化粧も施されていた。
さすがにナイトのバレッタはこのドレスには合わないということで今日はさらに姿を変えて金色のピンキーリングになっていた。小さなコウモリの羽のモチーフがちょこんとついてて可愛い。それを左手の小指にはめる。
「こんなに小さくなってナイトは大丈夫なの?色まで変わっちゃってるけど」
「パーティーの間くらいなら問題ありません。さすがにダンスパーティーでメリケンサックはつけられませんからその変わりです」
確かに、ドレス姿にメリケンサックはちょっとダメな気がするけど。
『きゅいっ』
ピンキーリングがぷるっと揺れる。
「アイリ様がとても美しいと言っていますよ」
「ありがとう、ナイト」
ピンキーリングのナイトを指先で撫でてから、チラリとセバスチャンを見た。セバスチャンはいつもの執事服のままだった。今日のダンスのパートナーを頼んだのだが(王子たちは全部断ったから)、セバスチャンに断られてしまったのだ。
パートナーがいない人は執事と踊ってもいいはずなのだが、人前で執事とダンスするのは自分がモテないと宣言することなのでそのようなことはしてないけない。と、言うのである。かといって他の誰かをパートナーに誘うのも嫌なので今日はダンスはしないで壁の花になろうと決めているのだけど。
「……セバスチャン以外の人にモテてもしょうがないんだけどなぁ」
ぽそりと呟くが、セバスチャンは聞こえてないのか反応しない。ちょっと寂しいなぁ。
そういえばルーちゃんはダンスのパートナーはどうしたのだろう?ルーちゃんの立場上ボディーガードさんと踊るのはかなり無理があるらしいから、やっぱりあんな変態王子たちでも一応婚約者候補だしどちらかと踊るのだろうか?昨日から親友の姿を見ていなかった。
******
パーティー会場となる講堂の前でセバスチャンに見送られる。
「どうぞ、楽しんで来てください」
「うん……行ってきます」
パートナーではない執事は一緒に中へは入れない。終わるまで外で待機するのだそうだ。
扉を潜るといつもの講堂とは違い、華やかに飾り付けられていた。中央部はダンス用に広く空いていて、この周りには立食パーティー形式のテーブルに豪華な料理や飲み物が置かれている。
ゲームの画面越しとは違う華やかでキラキラしたパーティー会場はとても素敵なのだが、やはりセバスチャンがいないのが寂しかった。
私は適当に飲み物を取りそのまま壁際にいく。壁にもたれ掛かりながら、ダンスを楽し気に踊る人たちがまるで見えないガラスの向こう側にいるような気分で見ていた。
しばらくそうしていると、周りがざわめきはじめる。人集りの真ん中から人が左右に別れていき道ができた。
そしてその道の奥からひとりの人物が私に向かって歩いてきたのだ。
長い金色の髪は後ろでひとつに束ね、髪飾りも何もついてはいない。黒いブーツに軍服。でもまるで宝塚の男役のようにきらびやかでその人物にとても似合っていた。顔には目元だけを隠す仮面がつけられていたが、近づくにつれその仮面の中に紫色の瞳と見覚えのある泣き黒子があることに気づく。
その人物は私の前までくると右手を差し出してきて、少し低い声で言った。
「美しいお嬢さん。踊ってくださいますか?」
にっこりと優雅な微笑みを携えたその人物は、男装した私の親友だったのだ。(ベルバラのオス○ルがいる!)
ビックリした私はこくこくと頷くと、ルーちゃんは私の手を取りダンスホールへと導く。謎の人物の登場にざわめく人たちをくぐり抜けダンスを踊るために体を密着させると、やっと小声で会話が出来た。
「驚いて下さりました?」
ふふっといつものルーちゃんの声が耳に届く。
「すごく驚いたよ。その格好どうしたの?」
「実はセバスチャンにこっそりお願いしたんです。アイリちゃんとダンスを踊りたいので協力してほしいと。
セバスチャンは執事の立場からパートナーにはならないと思ったので、あの王子どもやどこの馬の骨ともわからない男なんかにアイリちゃんとのファーストダンスを踊らせるくらいなら、わたくしが踊りたいと思いましたの」
ルーちゃんがぱちんっとウィンクしてくる。
「それで、セバスチャンと私のボディーガードに協力してもらって男装してみましたのよ。パートナーは異性でなければならない。なんて決まりがなければいつものままで誘えたのですけど。
どうかしら?わたくし、ちゃんと男に見えまして?」
「すごく格好いいよ!」
もう完璧にベルバラです!
「ふふっ、よかったですわ」
周りの人たちが「あの素敵な人は誰なの?」「仮面つけてるけどあんな格好いい人、どの学年にいた?」とか囁いているのが聞こえる。ルーちゃんの背がいつもより高いのもあってルーちゃんだとは気づかれていないようだ。(なんでもシークレットブーツとかいう背が高くなる魔法のブーツをはいてるらしい)
「でも、ルーちゃんは王子たちと踊らなくても大丈夫なの?」
「問題ありませんわ。あんなのでも王子の権力にすり寄ってくる女が多少いるので誰かと踊ってますわよ。それにわたくしは大切な親友と踊りたかったんですもの」
「私もルーちゃんと踊れて、嬉しい」
二人で笑いながらダンスを踊った。さっきまでの憂鬱な気分が嘘のようだった。
1曲分のダンスを終え周りから拍手が贈られた。遠目で各王子たちがこちらを睨んでいるのがわかった。でもその手にはちゃんと女の子の手を握っている。仮面をつけていないところを見ると王子の権力も使い放題してるのだろう。(パートナーの女の子たちが辟易した顔をしている)
すると、今度は講堂の入り口からルーちゃんの時とは比べ物にならないくらいの大きなざわめきが響いた。
「え?なにごと?」
一瞬空気が揺れたようなざわめきに驚いていると、ルーちゃんがくすっと笑う。
「さぁ、真打ち登場ですわよ」
「それって、どういう…………」
事なのか。聞こうとした私の言葉は口から出ることはなく、引っ込んでしまう。まるで海が裂けたかのように人波が左右に割れた。
そこにいたのは、金色の髪に顔の上半分を仮面で隠した青年がひとり。黒いタキシードの胸元には深紅のバラが飾られていた。
他の生徒と同じタキシードなのに、なぜか神々しくも見てるその姿に私は思わずルーちゃんに視線を送る。
するとルーちゃんは、イタズラ成功!と言わんばかりにクスクス笑った。
「わたくし、ちょっとお礼しただけですわよ?ウィッグと仮面だけでこんなにグレードアップするものですのね。すごいわ」
これなら、執事には見えないでしょう?と耳元でこそっと囁く。
やっぱり、もしかしてもしかしなくても、変装したセバスチャンなのだった。
金髪のセバスチャン(いつもと違うので緊張する)が私の前で立ち止まる。
「では、謎のプリンス様にアイリちゃんをお返しいたします」
ルーちゃんがセバスチャンに一礼すると、セバスチャンは頷き私の手を取った。そしてその手の甲に軽く唇を落とすと、優しく微笑んだのだ。
「ダンスのお相手をお願いしても?」
「は、はひ……」
私は顔を真っ赤にしながら間抜けな返事をしてしまう。セバスチャンにリードされて進む時、視界の端に小さく手を振ってるルーちゃんが見えた。
私はそれに笑顔で答え、夢のようなダンスへと向かったのだった。
「……やっぱり、アイリちゃんの笑顔に関してはセバスチャンには勝てませんわね」
5歳の時からずっと見ていた親友は、あの執事といるときが1番美しく輝いていた。
学園に入る寸前に執事が出来たと教えられてはいたけど、変な男だったら自分の権力を余すことなく使って潰す気でいたのだ。
しかし、自分以上に親友の輝く笑顔を自然に引き出してしまう姿に負けを認めるしかない。
「初恋は実らないって言いますものね……」
性別なんか関係なく、あの明るい笑顔がとても愛しいと思った。
1番側にいるのは自分でありたいと願っていた。でもあの子が幸せであるならそれが1番なのだ。
「まぁ、もし泣かすようなことがあれば容赦いたしませんけど」
そんなことあり得ない。とわかってる上でそう呟き、ダンスを踊る親友を見つめるのだった。
私はパステルイエローのふんわりしたドレスに身を包み、髪はアップにして真珠の髪飾りがつけられほんのりお化粧も施されていた。
さすがにナイトのバレッタはこのドレスには合わないということで今日はさらに姿を変えて金色のピンキーリングになっていた。小さなコウモリの羽のモチーフがちょこんとついてて可愛い。それを左手の小指にはめる。
「こんなに小さくなってナイトは大丈夫なの?色まで変わっちゃってるけど」
「パーティーの間くらいなら問題ありません。さすがにダンスパーティーでメリケンサックはつけられませんからその変わりです」
確かに、ドレス姿にメリケンサックはちょっとダメな気がするけど。
『きゅいっ』
ピンキーリングがぷるっと揺れる。
「アイリ様がとても美しいと言っていますよ」
「ありがとう、ナイト」
ピンキーリングのナイトを指先で撫でてから、チラリとセバスチャンを見た。セバスチャンはいつもの執事服のままだった。今日のダンスのパートナーを頼んだのだが(王子たちは全部断ったから)、セバスチャンに断られてしまったのだ。
パートナーがいない人は執事と踊ってもいいはずなのだが、人前で執事とダンスするのは自分がモテないと宣言することなのでそのようなことはしてないけない。と、言うのである。かといって他の誰かをパートナーに誘うのも嫌なので今日はダンスはしないで壁の花になろうと決めているのだけど。
「……セバスチャン以外の人にモテてもしょうがないんだけどなぁ」
ぽそりと呟くが、セバスチャンは聞こえてないのか反応しない。ちょっと寂しいなぁ。
そういえばルーちゃんはダンスのパートナーはどうしたのだろう?ルーちゃんの立場上ボディーガードさんと踊るのはかなり無理があるらしいから、やっぱりあんな変態王子たちでも一応婚約者候補だしどちらかと踊るのだろうか?昨日から親友の姿を見ていなかった。
******
パーティー会場となる講堂の前でセバスチャンに見送られる。
「どうぞ、楽しんで来てください」
「うん……行ってきます」
パートナーではない執事は一緒に中へは入れない。終わるまで外で待機するのだそうだ。
扉を潜るといつもの講堂とは違い、華やかに飾り付けられていた。中央部はダンス用に広く空いていて、この周りには立食パーティー形式のテーブルに豪華な料理や飲み物が置かれている。
ゲームの画面越しとは違う華やかでキラキラしたパーティー会場はとても素敵なのだが、やはりセバスチャンがいないのが寂しかった。
私は適当に飲み物を取りそのまま壁際にいく。壁にもたれ掛かりながら、ダンスを楽し気に踊る人たちがまるで見えないガラスの向こう側にいるような気分で見ていた。
しばらくそうしていると、周りがざわめきはじめる。人集りの真ん中から人が左右に別れていき道ができた。
そしてその道の奥からひとりの人物が私に向かって歩いてきたのだ。
長い金色の髪は後ろでひとつに束ね、髪飾りも何もついてはいない。黒いブーツに軍服。でもまるで宝塚の男役のようにきらびやかでその人物にとても似合っていた。顔には目元だけを隠す仮面がつけられていたが、近づくにつれその仮面の中に紫色の瞳と見覚えのある泣き黒子があることに気づく。
その人物は私の前までくると右手を差し出してきて、少し低い声で言った。
「美しいお嬢さん。踊ってくださいますか?」
にっこりと優雅な微笑みを携えたその人物は、男装した私の親友だったのだ。(ベルバラのオス○ルがいる!)
ビックリした私はこくこくと頷くと、ルーちゃんは私の手を取りダンスホールへと導く。謎の人物の登場にざわめく人たちをくぐり抜けダンスを踊るために体を密着させると、やっと小声で会話が出来た。
「驚いて下さりました?」
ふふっといつものルーちゃんの声が耳に届く。
「すごく驚いたよ。その格好どうしたの?」
「実はセバスチャンにこっそりお願いしたんです。アイリちゃんとダンスを踊りたいので協力してほしいと。
セバスチャンは執事の立場からパートナーにはならないと思ったので、あの王子どもやどこの馬の骨ともわからない男なんかにアイリちゃんとのファーストダンスを踊らせるくらいなら、わたくしが踊りたいと思いましたの」
ルーちゃんがぱちんっとウィンクしてくる。
「それで、セバスチャンと私のボディーガードに協力してもらって男装してみましたのよ。パートナーは異性でなければならない。なんて決まりがなければいつものままで誘えたのですけど。
どうかしら?わたくし、ちゃんと男に見えまして?」
「すごく格好いいよ!」
もう完璧にベルバラです!
「ふふっ、よかったですわ」
周りの人たちが「あの素敵な人は誰なの?」「仮面つけてるけどあんな格好いい人、どの学年にいた?」とか囁いているのが聞こえる。ルーちゃんの背がいつもより高いのもあってルーちゃんだとは気づかれていないようだ。(なんでもシークレットブーツとかいう背が高くなる魔法のブーツをはいてるらしい)
「でも、ルーちゃんは王子たちと踊らなくても大丈夫なの?」
「問題ありませんわ。あんなのでも王子の権力にすり寄ってくる女が多少いるので誰かと踊ってますわよ。それにわたくしは大切な親友と踊りたかったんですもの」
「私もルーちゃんと踊れて、嬉しい」
二人で笑いながらダンスを踊った。さっきまでの憂鬱な気分が嘘のようだった。
1曲分のダンスを終え周りから拍手が贈られた。遠目で各王子たちがこちらを睨んでいるのがわかった。でもその手にはちゃんと女の子の手を握っている。仮面をつけていないところを見ると王子の権力も使い放題してるのだろう。(パートナーの女の子たちが辟易した顔をしている)
すると、今度は講堂の入り口からルーちゃんの時とは比べ物にならないくらいの大きなざわめきが響いた。
「え?なにごと?」
一瞬空気が揺れたようなざわめきに驚いていると、ルーちゃんがくすっと笑う。
「さぁ、真打ち登場ですわよ」
「それって、どういう…………」
事なのか。聞こうとした私の言葉は口から出ることはなく、引っ込んでしまう。まるで海が裂けたかのように人波が左右に割れた。
そこにいたのは、金色の髪に顔の上半分を仮面で隠した青年がひとり。黒いタキシードの胸元には深紅のバラが飾られていた。
他の生徒と同じタキシードなのに、なぜか神々しくも見てるその姿に私は思わずルーちゃんに視線を送る。
するとルーちゃんは、イタズラ成功!と言わんばかりにクスクス笑った。
「わたくし、ちょっとお礼しただけですわよ?ウィッグと仮面だけでこんなにグレードアップするものですのね。すごいわ」
これなら、執事には見えないでしょう?と耳元でこそっと囁く。
やっぱり、もしかしてもしかしなくても、変装したセバスチャンなのだった。
金髪のセバスチャン(いつもと違うので緊張する)が私の前で立ち止まる。
「では、謎のプリンス様にアイリちゃんをお返しいたします」
ルーちゃんがセバスチャンに一礼すると、セバスチャンは頷き私の手を取った。そしてその手の甲に軽く唇を落とすと、優しく微笑んだのだ。
「ダンスのお相手をお願いしても?」
「は、はひ……」
私は顔を真っ赤にしながら間抜けな返事をしてしまう。セバスチャンにリードされて進む時、視界の端に小さく手を振ってるルーちゃんが見えた。
私はそれに笑顔で答え、夢のようなダンスへと向かったのだった。
「……やっぱり、アイリちゃんの笑顔に関してはセバスチャンには勝てませんわね」
5歳の時からずっと見ていた親友は、あの執事といるときが1番美しく輝いていた。
学園に入る寸前に執事が出来たと教えられてはいたけど、変な男だったら自分の権力を余すことなく使って潰す気でいたのだ。
しかし、自分以上に親友の輝く笑顔を自然に引き出してしまう姿に負けを認めるしかない。
「初恋は実らないって言いますものね……」
性別なんか関係なく、あの明るい笑顔がとても愛しいと思った。
1番側にいるのは自分でありたいと願っていた。でもあの子が幸せであるならそれが1番なのだ。
「まぁ、もし泣かすようなことがあれば容赦いたしませんけど」
そんなことあり得ない。とわかってる上でそう呟き、ダンスを踊る親友を見つめるのだった。
6
あなたにおすすめの小説
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
乙女ゲームのヒロインに転生したのに、ストーリーが始まる前になぜかウチの従者が全部終わらせてたんですが
侑子
恋愛
十歳の時、自分が乙女ゲームのヒロインに転生していたと気づいたアリス。幼なじみで従者のジェイドと準備をしながら、ハッピーエンドを目指してゲームスタートの魔法学園入学までの日々を過ごす。
しかし、いざ入学してみれば、攻略対象たちはなぜか皆他の令嬢たちとラブラブで、アリスの入る隙間はこれっぽっちもない。
「どうして!? 一体どうしてなの~!?」
いつの間にか従者に外堀を埋められ、乙女ゲームが始まらないようにされていたヒロインのお話。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
【完結】私ですか?ただの令嬢です。
凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!?
バッドエンドだらけの悪役令嬢。
しかし、
「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」
そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。
運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語!
※完結済です。
※作者がシステムに不慣れかつ創作初心者な時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)
※ご感想・ご指摘につきましては、近況ボードをお読みくださいませ。
《皆様のご愛読に、心からの感謝を申し上げますm(*_ _)m》
社畜の私は異世界でも社畜精神が残ったままだった
木嶋うめ香
恋愛
貴族学園の小さな部屋で、私は一人書類仕事に追われていた。
今日も寮には帰れそうにない、机の上には大量の未処理の書類。
せめて空腹を紛らわそうと、ビスケットを鞄から取り出し水を汲んでこようとして立ち上がった途端、視界が暗くなり倒れた。
床に倒れた反動で、頭を床にぶつける。
その衝撃で思い出した、私は前世ブラック企業に勤めていた社畜で、二十三連勤サービス残業付きの末、体調を崩し亡くなったアラサー営業職だった。
他サイトでもアップしています。
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
【完結】ここって天国?いいえBLの世界に転生しました
三園 七詩
恋愛
麻衣子はBL大好きの腐りかけのオタク、ある日道路を渡っていた綺麗な猫が車に引かれそうになっているのを助けるために命を落とした。
助けたその猫はなんと神様で麻衣子を望む異世界へと転生してくれると言う…チートでも溺愛でも悪役令嬢でも望むままに…しかし麻衣子にはどれもピンと来ない…どうせならBLの世界でじっくりと生でそれを拝みたい…
神様はそんな麻衣子の願いを叶えてBLの世界へと転生させてくれた!
しかもその世界は生前、麻衣子が買ったばかりのゲームの世界にそっくりだった!
攻略対象の兄と弟を持ち、王子の婚約者のマリーとして生まれ変わった。
ゲームの世界なら王子と兄、弟やヒロイン(男)がイチャイチャするはずなのになんかおかしい…
知らず知らずのうちに攻略対象達を虜にしていくマリーだがこの世界はBLと疑わないマリーはそんな思いは露知らず…
注)BLとありますが、BL展開はほぼありません。
侯爵家の婚約者
やまだごんた
恋愛
侯爵家の嫡男カインは、自分を見向きもしない母に、なんとか認められようと努力を続ける。
7歳の誕生日を王宮で祝ってもらっていたが、自分以外の子供を可愛がる母の姿をみて、魔力を暴走させる。
その場の全員が死を覚悟したその時、1人の少女ジルダがカインの魔力を吸収して救ってくれた。
カインが魔力を暴走させないよう、王はカインとジルダを婚約させ、定期的な魔力吸収を命じる。
家族から冷たくされていたジルダに、カインは母から愛されない自分の寂しさを重ね、よき婚約者になろうと努力する。
だが、母が死に際に枕元にジルダを呼んだのを知り、ジルダもまた自分を裏切ったのだと絶望する。
17歳になった2人は、翌年の結婚を控えていたが、関係は歪なままだった。
そんな中、カインは仕事中に魔獣に攻撃され、死にかけていたところを救ってくれたイレリアという美しい少女と出会い、心を通わせていく。
全86話+番外編の予定
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる