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[11-1]Last Lesson 朝のお仕置き※
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「んっ」
微かな刺激で目が覚めた、気がする。もぞ、と動いてから身体が固定されていることに気づいた。後ろから手が回っていて、背中が暖かい。
「起きたのか?」
「やん……なんで」
なぜ胸を揉んでいるのか、と聞こうとしたが耳に吹き込まれた低く甘い声に何もかも、飛んでしまう。
「お仕置き、って言ったろ?」
その途端、身体を甘い刺激が貫く。朝から……!
「やぁ、レオ……!」
「今日はずっとここで話すにする」
「ずっと?!」
「きもちいい?」
ええ……無理、しんじゃう。と思う。ちゅ、と耳に口付けられ、そこから真っ赤になったのがレオにもわかるはずだ。
「これが、お仕置き……?」
もぞ、と身じろぎするときゅっと抱きしめられた。
「そう。逃がさないし、許さない」
「あ、ん……朝、なのに」
「朝だから、だよ。ほら」
と、腰を当ててきた……そこにある熱を持つ質量を感じる。
「前にもしただろう?」
「うん……あ、やん!なに?」
「ちょっと挟んで」
ちょっととは?というかほんと、朝から起き抜けで頭が回らないのにどうしてまた、と『授業』が始まる。夜着を捲り上げてアデリーゼの足の間にその熱いものをはさむと、レオが耳元で深くため息をついた。
「あぁ……いいな、温かで気持ちがいい」
「レオ、私、なんで下着をつけてないのかしら」
「さっき脱がせておいた」
安心して寝てる場合じゃなかったわ……この後ろにいて、首筋にごりごりと柔らかな金髪を押し付けてくる男性こそが最大限に危険なのだと、今更に知る。
「ほんと君……ここまで無事だったのは、ラ……王家の保護があったおかげだな……良かった、んだろうな……」
閨教育の基本その一。閨で一緒にいる相手以外の男性の名前を呼ばない、を、レオも気をつけているようだ。
「これも、寛げておこう」
そう言いながら器用に夜着を肌蹴させると、白い頂の蕾が揺れた。朝の空気に震えるようで、それが大きな手で包み込まれる。
「綺麗だ」
「あ、うぅ……」
彼は言葉を違えず、ずっと甘く低い声で耳元で話し続ける。その度アデリーゼは、か細く震える。ゆっくりと蕾をつまみ、軽くきゅうっと捻った。
「はぁ、ん」
「うん、いいな……ん、」
そうされると足の間にある剛直をつい、秘所で擦り上げてしまう。その動きに合わせてレオが腰を前後させると、くちゅりと水音が聞こえて来るのだ。
「ほら、リゼも朝でも……気持ちいいだろう?」
「やぁっ」
下腹部の刺激に耳への囁きが加えられると、びくりと身体が跳ねてしまう。その瞬間にまた挟まれた熱いものを擦り上げて、どんどんと昂められていく。
「あ、んん、は……レオ、や」
「こんなにいやらしい音を出して……触って欲しい?」
「……!う、ん……」
「いいよ。どこを?」
「え……っ」
どこを、って。
「ちゃんと言わないと、わからないだろう?」
「でも、」
「うん。今までは全部触ってたけど……今日は君が触ってほしいところが知りたいんだ」
「あ、やぁっ」
お仕置きだからだ。その間にも大きな手はゆっくりと身体を這うが、触って欲しいところを掠めるだけ。焦らされた身体は震えるばかりで頼りない。ただ挟み込んだ熱を自分の揺れで感じる、そこだけが確かな快感だった。
「はっきり言わずに、ひとりで俺のを使うの?狡いな」
耳に吹き込まれた熱い息と言葉に羞恥が増すが、身体は止められない。するとその時、耳の中に息ではない熱いものがぬるりと忍び込んだ。
「やっ、あぁ?!」
「言えない子には、こうする」
「やぁ、あ、あぁ……ーっ!」
片方を口に、もう片方の耳を手で塞がれてしまえば、そのいやらしい水音は直接頭の中へと響き渡る。ちゅくちゅくと舐られて優しく噛まれ、奥へと進もうとする熱い舌を感じて彼女は激しく腰を捻った。
「ん、リゼ……イった?」
「は、あ、はぁ……耳、やぁ……」
息も荒く涙目で見上げると、レオナルドの心配そうな瞳と視線が絡んだ。ゆるりと足の間から剛直を引き抜き、彼女の身体を仰向けにすると、その横にぴたりと張り付いた。
「ごめん、ちょっと苦しい方へいってしまったね」
そう囁きながら腹を撫でられると、少しずつ落ち着きを取り戻した。
「だ、いじょうぶ……多分」
「ん。気をつけるよ」
ちゅ、とこめかみに唇が落とされて、そのままゆっくりと耳の裏に熱い唇が触れ、吸われる。はぁ、と彼女からも熱いため息が漏れた。気持ち良すぎて苦しい事もあるんだなぁ、とぼんやりした頭で考えていると。
「何考えてる?」
「レオの、こと」
金色の瞳に見つめられ、とろりと溶けていく。そのままくちづけられて、口の中を蹂躙しながらまた身体を弄られる。夜着を取り払われると、薄明るい光の中で白い身体が光るように浮かび上がる。
「あぁ……堪らないな、もっと……」
「もっと?」
「……俺を求めて」
***
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