青い鳥は幸福にはなれない。

大嶋 桃枝

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第一話 ~新しい家族~

小学校。

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 自分のことを知っているのは、生まれた年や年齢、誕生日、そして名前。自分の身内のことはあまり知らないが父には自分の母ではない人の子供がいる事。それは血が少し繋がった相手だ、名前は確か……雅弘(まさひろ)だっただろうか、その人物が俗に言う『おとうと』と言うらしい。
 そして、その中で不倫相手の子として生まれたのが僕だ。母の顔・声・体格は知らないが自分が母に似ているのは分かる。父はこんな白髪に近い髪ではないからだ。
 その経緯で僕は花ちゃん先生に誕生日・年齢・生まれた年について聞かれた。花ちゃんは、小学校?と言う場所に行かせる為に聞いたと言っていた。

「小学校はね、君と同じ年の子と一緒に勉強して、交友を深めて、大人になる段階を踏むための場所なんだよ。」
「ふーん。」

 その頃は知らなかった。けど、知ってしまった、愛と言う名の歪んだ物を…………


ーーーーー
 数年後のことだ、僕は小学3年生になった。そして、好きな人が出来た。まだ8歳と言う年だと言うのになぜ?と思うのが一般だろう。だが、好きになってしまえば終わりで、その人の事しか考えられなくなる、言わば“恋煩い”だ。
 本でしか知らなかった知識だが、本当にあることだとは思っていなかった。
 彼は、愛してるよ、好きだよ、一緒にいようね?と言ってくれる。この学校に在席して3年と半年がたったが、この様な言葉をかけられた事など無かった。そして、前の家族にも、言われたことのない言葉で、僕は本当に好きになってしまった。


ーーーーー
[ 前原小学校 学校内 3年×組の教室より ]
 僕は放課後、先生が来る教室で待つ。そして今日は、先生のモノを咥えてご奉仕をする。

「ふっ………ん、クチュ、ジュル……ふぁむ………」
「ふふふ、上手いよ幸音くん。………っあ!イキそう………口の中に出して良い?」

 幸音は咥えてながら短く縦に頭を数回振る。先生は笑顔で、愛してるよっ………と言いながらフェラマチオをしてイった。
 幸音はそのまま、先生が出した液体をゴクンと飲み込んだ。

「飲んだの?偉いね~」

 先生はそう言いながら僕を抱き締めた。そして立て続けに頭を撫でてくれた。
 先生の広い手のひらで頭を撫でられると無性に嬉しくなってしまう。

 だけど、ここで先生との愛は壊れてしまった。

 何をしたわけでもなく、ただ、忘れ物をした生徒が3年の教室から何かを舐める様な音がしたと誰かが言いつけたのだ。
 その後、先生は頭は撫でてくれても、愛してる、好き、そして抱き締めてくれる行為はしてくれなかった。




 その二週間後、先生はベータの女性と結婚した。




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