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魅惑のローズと氷の心
魅惑の歌声を持つ私と私の物にならない貴方。
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私の声、身体、男達は皆、花に群がる蜂のごとく私に堕ちる。魅惑的な私、女は皆私を悪魔の魔女と罵った。ナンセンスな言葉よね。けど女達は諦めない、私を貶めようと罠を作り、そして男達は私を守ろうと皆、心を壊す。
あぁ、退屈。本当に退屈過ぎて反吐が出そう。そんな時貴方が私の世話役になった。最初は私に乗らない貴方に退屈だった。また退屈なのね、と。けれど貴方の魅惑に気付いた時にはもう遅かった。私は貴方にどっぷり浸かっていた。
なんで?なんで?私を見てくれないの?どうして?私に何が足りないの?私の身体は誰もが望む姿。私の声は誰もが天使だと称える声。私の何が、何が足りないの…………
─────
〈バーバリー・ロンス〉
ここはバー。誰もがここに安らぎを求めて金を落としにくる。私は今日も母の為にこの声と身体を売りにきた。
「ラ~、ララ、ラ~ララララ~ララ…………」
私の声は天使と称えられる程美しい。古びたピアノの音に合わせて歌えば、ほら、もう堕ちた。何度も何度も歌ってしまえば墜ちない者などいない。だって全てが称賛されるに値するのだから。
「あら、なぁ~に?」
私の胸元にチップを入れてダンディーな彼が私の腰元を抱える。
「今日も素敵だね、ローズ。」
「あら、ありがとうマイケル。けれど、それだけ?」
彼が求めるのは私の声と身体、今日は身体の方らしい。
「よく分かっているね、夜、ロンスの地下で………」
「えぇ、分かったわ」
本当は嫌。男のモノなんか気持ち悪い。けれど私の母の為には身体を売らなければならない。拒否権などないのだ。
私はこの嫌悪な気持ちを割り切る為、歌をまた歌う。周囲からの声が聞こえる、いや聞こえさせているのだろう。
『今日はマイケルか、俺ももう少しで金が貯まるし、ローズのあの中に入れるぜ』
気色悪い。
『また、チップ貰って。あの子どれだけ阿婆擦れなのかしら、いつかこの世からいなくなるわね』
仕方ないじゃない、貴方にはあの大金を稼ぐお金なんてあるの?
こうやって心の中で、嫌みを言うのが私の精神安定剤。誰もいない所で親指の爪を噛んでしまいたい衝動に刈られる。けれど私は綺麗でなければならない。それだけが私の存在理由なのだから。
─────
「今日は素晴らしかったよ」
マイケルの欲望を私の身体をもって処理を終わらせた。マイケルは眠気で薄れゆく声で私にキスをねだる。
「しょうがないわね………」
私は彼に口づけをする。勿論濃厚な方。
「今日は本当に素晴らしかった、ありがとう。」
そう言って彼はベッドに身体を委ねる。やっと眠った、本当に男は単純だ。簡単で退屈。けれど身体はぐったりと疲れてしまう。
近くにあった時計を眺める、もう朝だ。
「今日はオレンジを買おうかしら」
そんな他愛のない素っ気ない言葉を口にする。さぁ、母さんの為に薬を買わなければ………
あぁ、退屈。本当に退屈過ぎて反吐が出そう。そんな時貴方が私の世話役になった。最初は私に乗らない貴方に退屈だった。また退屈なのね、と。けれど貴方の魅惑に気付いた時にはもう遅かった。私は貴方にどっぷり浸かっていた。
なんで?なんで?私を見てくれないの?どうして?私に何が足りないの?私の身体は誰もが望む姿。私の声は誰もが天使だと称える声。私の何が、何が足りないの…………
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〈バーバリー・ロンス〉
ここはバー。誰もがここに安らぎを求めて金を落としにくる。私は今日も母の為にこの声と身体を売りにきた。
「ラ~、ララ、ラ~ララララ~ララ…………」
私の声は天使と称えられる程美しい。古びたピアノの音に合わせて歌えば、ほら、もう堕ちた。何度も何度も歌ってしまえば墜ちない者などいない。だって全てが称賛されるに値するのだから。
「あら、なぁ~に?」
私の胸元にチップを入れてダンディーな彼が私の腰元を抱える。
「今日も素敵だね、ローズ。」
「あら、ありがとうマイケル。けれど、それだけ?」
彼が求めるのは私の声と身体、今日は身体の方らしい。
「よく分かっているね、夜、ロンスの地下で………」
「えぇ、分かったわ」
本当は嫌。男のモノなんか気持ち悪い。けれど私の母の為には身体を売らなければならない。拒否権などないのだ。
私はこの嫌悪な気持ちを割り切る為、歌をまた歌う。周囲からの声が聞こえる、いや聞こえさせているのだろう。
『今日はマイケルか、俺ももう少しで金が貯まるし、ローズのあの中に入れるぜ』
気色悪い。
『また、チップ貰って。あの子どれだけ阿婆擦れなのかしら、いつかこの世からいなくなるわね』
仕方ないじゃない、貴方にはあの大金を稼ぐお金なんてあるの?
こうやって心の中で、嫌みを言うのが私の精神安定剤。誰もいない所で親指の爪を噛んでしまいたい衝動に刈られる。けれど私は綺麗でなければならない。それだけが私の存在理由なのだから。
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「今日は素晴らしかったよ」
マイケルの欲望を私の身体をもって処理を終わらせた。マイケルは眠気で薄れゆく声で私にキスをねだる。
「しょうがないわね………」
私は彼に口づけをする。勿論濃厚な方。
「今日は本当に素晴らしかった、ありがとう。」
そう言って彼はベッドに身体を委ねる。やっと眠った、本当に男は単純だ。簡単で退屈。けれど身体はぐったりと疲れてしまう。
近くにあった時計を眺める、もう朝だ。
「今日はオレンジを買おうかしら」
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