【完結】アヴァロンの戦士たち | 先カンブリア時代エディアカラ紀―Period of Ediacaran―

キャラクター紹介

ようこそ先カンブリア時代・エディアカラ紀あるいはヱ・ディアカラ紀の世界へ！
ここでは、【種族】と ☆キャラクター☆ を、新生代のみなさまにもわかりやすく紹介します。


【ヨルギア】
🥞海底を駆け巡るパンケーキ🥞

ヨルギアは群れで生活し、多くは海底を這ってバクテリアを食べている。しかし中には驚異的なジャンプ力を持つ個体も存在し、他の生物とも違ってよく遊んでいる姿が見られる。現代のホタテガイよろしく海底を縦横無尽に飛び跳ねている姿は、他の生物たちの羨望の的となっている。
成体は体長15センチメートル程度。

☆ルンバ☆
海中を舞うパンケーキことルンバは、ヨルギア中でも抜群のジャンプ力を誇る。海底を冒険し、新しい場所を発見するのが大好きだ。困難に直面しても、決して諦めず、仲間のために立ち上がる不屈の精神を持つ。正義感と仲間思いの性格で、異なる種の生物たちをも惹きつける。ポジティブな思考で仲間を鼓舞し、常に成長を求める努力家だ。

☆トーゴ☆
ルンバの親友であるトーゴは、ヨルギアの中でも知性と分析力に優れ、仲間たちから一目置かれる存在だ。冷静な判断力と優れたリーダーシップで、ピンチの場面でも的確な指示を出し、仲間たちを導く。ヨルギアの仲間たちは、優しく聡明なトーゴの言葉を信じて彼を慕っている。


【トリブラキディウム】
🍥三位一体・三つ巴の守り人🍥

まんじゅうのような愛らしい姿をしたトリブラキディウムは、三つの魂が合わさったような形状を持つ生物だ。彼女たちは浅瀬に生息し、静かに水を受けてバクテリアを体内に取り込む。鋭い勘を持っており、迫りくる危険をいちはやく察知する。そのため海の生物たちはトリブラキディウムを「お守り」と呼び、頼っている。
成体は体長5センチメートル程度。


【エルニエッタ】
🚩砂に潜む表情豊かなクチバシ🚩

砂の中に下半身を埋め、顔全体がクチバシという奇妙な姿をしているエルニエッタ。彼らは口を開け、流れてくる有機物を吸い取って栄養としている。彼らは言葉を話さないが、パクパクと口を動かす姿は、どこか滑稽で愛らしい。彼らの生息域から潮の境界がわかるため、他の生物からパイロン（カラーコーン）としても認知されている。
成体は体長15センチメートル、直径10センチメートル程度。


【エオポルピタ】
🎐たゆたう透明な漂流者🎐

透明な透き通った体を持つエオポルピタは、まるで海を漂流する旅人のようである。短い足でゆっくりと揺られている姿は、どこか儚くも美しい。彼らは言葉を話さないが、その穏やかな存在感は、周囲の生物に安らぎを与えてくれる。
体長5センチメートルから10センチメートル。


【ディッキンソニア】
😎最大にして最凶、海底のマフィア😎

アワビの中身のような外観を持つディッキンソニアは、海底を支配する王というよりヤクザ屋さんのような存在である。わずかに異なる左右対称の背中の構造を持つ彼らは、生物的にはヨルギアにも近しい。しかしその体は巨大であり、その体格を活かして縄張りを主張。海底のバクテリア・カーペットを食べる量も桁違いだ。彼らは恐れられながらも、アヴァロンの秩序維持に重要な役割を果たしている。
体長80センチメートルから、大きなものでは2メートルほど。

☆ディック☆
海底のマフィアと呼ばれるディッキンソニアのボス。悪どい性格で、群れを統率しアヴァロンの秩序を維持するために力を行使。常にディッキンソニア集団の利益を求めている。弟のスコッティを大切に思っており、彼のこととなると過保護だ。他の種族を見下し邪魔者だと考えていたが、ルンバの活躍で次第に心を動かされていく。

☆スコッティ☆
ディックの弟。2メートルを超える巨体を持つが、気が弱く、頭も良くない。他のディッキンソニアが活躍している中、役に立っていないことに劣等感を感じている。根が優しく、周囲の生物を思いやる気持ちを持っているため、異なる生物たちの架け橋となっていく。


【オバトスクータム】
🐙自らの意思で動き回る、海の情報通🐙

海中を泳ぎながら移動生活をするオバトスクータムは、クラゲの一種である。彼らはエオポルピタよりも小柄であるが、長い触手を利用して捕食を行う。知能が高く、情報収集が得意。個体数が少ないため、種としてずる賢い傾向があるのか、個体の性格によるものかは不明。
エオポルピタよりも小柄で、大きなものでも体長8センチメートル程度。

☆タムタム☆
おいしいエサを求めて海中を旅し、アヴァロンへやってきた。知能が高く、狡猾で利己的。強者に対しては臆病で小心者な面も持ち合わせている。しかし、仲間への義理は大切にしており、困難な状況でも仲間を見捨てない。


【カルニオディスクス】
🌲始祖、そして海の賢者であり神秘のコンブ🌲

海の深いところに群生するカルニオディスクスは、ランゲオモルフという伝統のある生物の末裔である。彼らは聡明で、植物のように海底に根付いて生育していながら、周辺海域の様子を察知することができる。葉のような触手を開いたり閉じたりすることも。海水から有機物を取り入れて生きており、僅かな太陽光を元に光合成を行う。ピンク色と緑色で構成された美しい神秘の存在だ。
体長40センチメートル程度のものが群生。


【キンベレラ】
🐌海の食いしん坊、軟質の貝殻をもつキス魔🐌

手足や目鼻のないスッポンのようなキンベレラは、変わりに貝のような外套膜が発達している。彼らは吻ふんと呼ばれる細長い口を突き出し、その先端にある牙で、海底のバクテリアカーペットをかき集めて食べている。食べることばかりに夢中で、周囲をあまり見ていない彼らは、どこかコミカルで愛らしい存在である。
成体は体長15センチメートル程度。


【プテリディニウム】
🚤謎の船、海底の滑り台🚤

砂に刺さった船のような形状を持つプテリディニウム。その奇妙な姿は、まるで海底に沈んだ難破船のようである。その目的は謎に包まれており、何をすべきなのか、何のために存在するのか、誰も知らない。しかし、終盤では、彼らの存在が思わぬ形で物語に大きな役割を果たすことになるのだ。乞うご期待。

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