神のおもちゃのラグナロク 〜おっさんになった転生者は、のんびり暮らす夢を見る。~

やすぴこ

文字の大きさ
22 / 162
第二章 開幕

第22話 神の使徒

しおりを挟む
「小父様? どうされましたの?」

 はっ! いかんいかん。神への怒りで思わずトリップしていた。
 しかし、よく考えたら神がやった事を素直に信じて喜んでた俺が間抜けだったわ。
 神の作った攻略本なんて、『大丈夫! 神の攻略本だよ!』じゃなくて『大丈夫? 神の攻略本だよ?』じゃねぇか。
 記憶の中の母さんまで嫌いになってしまいそうで心が痛い。
 いや、それより今はメアリの事だ。

「す、すまん! ちょっと自分の間抜け具合に打ちのめされたていただけだ。そんな事よりどう言う事だ? 俺のその間抜けなミスは教会の時に既に気付いていたんだろ?」

「間抜けだなんて! そんな事を言わないで欲しいですの。小父様は素晴らしい方ですわ。理を破る者と言うだけでなく、先程の魔法の使い方の考察も含め、その考え方も興味深いですの。許されるならこのままずっと、小父様と魔法のお話をしていたいですの」

 メアリはそう言って、魔法オタク的なキラキラとした目で俺を見て来る。
 本当にこいつは魔法の事になるとダメだな。
 
「魔法談義は今度考えてやるから、取りあえず今はお前の事だ。どうもお前の言いたい事が繋がらねぇ。お前さん最初に『聖女じゃないと信じさせたい』とか言ったよな。それなのに俺の指し示した道に進む決心をしたとも言っていた。矛盾してないか?」

「す、すみませんですの。ついつい魔法のお話が楽しくて……。魔法談義の件、よろしくお願いしますの! 私のお願いについては確かに繋がっておりませんでしたの。片方は小父様とお話している内に、自分の気持ちを抑え切れず思わず口から出てしまった事で……すみませんですの。本日お会いしに来た本来の目的は一つでしたの」

 うっ、話を進める為に言った魔法談義がいつの間にか決定事項にされた。こいつ本当に魔法の事が好きなんだな。
 しかし、本来の目的は一つか。
 まぁ理を破る俺が『指し示した道』と言う事で一度は決心したんだろうが、聖女なんて色々と自由が無さそうだしな。
 面倒臭いと思っても仕方有るまい、なにせ俺がでっち上げた偽聖女で更にそのカラクリも分かってるんだしな。
 のんびり生きたいと思っている俺としてはその気持ち分かるぜ。

「本来の目的って、聖女を辞めたいって事だろ? 何だかんだ言って14歳の女の子だ。周りからのプレッシャーで嫌にもなるよな。いいぜ、俺に出来る事なら何でも力に乗ってやるぜ」

「え? いえ、そちらの方が抑えきれなくなった方ですの……」

「は? そんじゃあ、聖女として鍛えて欲しいとか? いやこれも繋がらねぇか。結局俺に何をさせたいんだよ? 分かる様に言ってくれ!」

 聖女になるのが嫌と言うのが俺と話して抑えられなくなったって?
 おじさん訳分かんねぇよ。
 あっ! いやアレか! 実際会ってみた俺が口の悪いちゃらんぽらんなおっさんって事に幻滅して嫌になったって事か?
 そいつはすまねェな。元より俺はお前に聖女としての生きる道を押し付けたつもりは無ぇんだ。
 そう言や、メアリの具体的な願いはまだ一つしか聞いていなかったな。
 何やらもう一つの道とは言っていたか。

「ほ、本当にすみません……ですの。ヒック」

 げっ! メアリの奴、顔真っ赤にして目に涙を溜めてやがる。
 しまった! 神の罠にイラついてたのをメアリにぶつけてしまってたか。

「あ~ゴメンゴメン! 泣くなって! おじさん別に怒ってねぇよ。元より俺が身代わりとしてメアリに迷惑かけたのが原因だ。お前の願いは何で聞いてやるから、な?」
  
「グスッ。ありがとうですの、小父様。でも私がいけませんでしたの。最初から順を追って話さなかったから。私の事をどうか嫌わないで欲しいですの」

「何言ってんだよ、嫌わねぇって。そもそもお前を嫌う奴なんて居ねぇよ」

「……(他の人の事なんてどうでも良いんですの)」ボソッ

 ん? 急に顔を伏せて何か言ったっぽいが聞き取れなかった。
 幾ら周囲から人払いをしているからって、昼間のギルドの酒場だ。
 普通に五月蝿ぇ!
 魔法にしても阻害と位相変移だ。外部の音は丸聞こえだ。
 こんな事ならセレクション取捨選択も使って外部の音を遮断しておくんだったぜ。

「今なんて? すまん周りのバカ達の所為で聞こえんかったわ」

「いえ、何でもないですの。本日小父様にお願いしに来たのは、他でも有りませんの。魔法の理を破りし者である小父様にその方法を教えて頂きたいと思って。本来ならそれを教えて頂けるのなら、聖女の道を進んでも良いと思っていましたの」

 あ~、そうかぁ~。もう一つの道ってそう言う事だよな。
 俺が魔法を使える事を知っている奴は、ダイス以外にも何人か居るが、両方使えるのを知っているのは、さすがにダイスだけだ。
 アレも俺の間抜けな失敗でバレたんだが、魔法と縁遠いあいつは、その凄さが分からずに『不思議ですね~』で済ませてたな。
 他の奴等には、必要に応じてどちらかしか見せていなかった。
 今回も念の為、片方ずつにしてたんだがなぁ~。

「あ~、それなんだが、俺は別に何かしたから使える様になった訳じゃ無ぇんだよ」

 神は『いずれ使える様になるよ~』としか言わなかった。
 その『いずれ』まで十四年掛かって、しかも切っ掛けは力の暴走だから、なにか特訓したから使える様になったと言う訳でも無いんで教えようが無ぇな。
 そもそも、俺はこの世界の住人じゃ無いから全てが当て嵌まらないんだがな。

「そう……なんですか。やっぱり小父様は使だからなのですね……」

 ……!!
 メアリが言ったその言葉に、俺は頭の中が真っ白になった。
 『神の使徒』だと? 
 心の奥から怒りと言う名のマグマが吹き上げてくる。
 
「ど、どうしました小父様? 急に怖い顔をして?」

「違うっ!! 俺はあんな奴の使徒なんかじゃねぇ!!」

 あまりの怒りに俺の口からマグマの如き怒号を吐き出した。

「キャッ!! ご、ごめんなさい……ヒック」

 怒りを吐き出した後、少し落ち着いた目の前には両目から涙をボロボロと零して絶望したかのような顔で俺を見ているメアリが居た。

「すまん! メアリ泣かないでくれ。本当にゴメン」

「私、小父様に嫌われて……ご、ごめんなさい。う、うぅ」

 何やってんだ俺は! こんな小さい子の言った事に腹を立てて。
 しかもメアリは俺の事情も知らない、を普通に敬愛しているだ。
 『神の使徒』って言葉は普通に褒め言葉なんだろう。
 それなのに、クソッ!

「いや、嫌ってないって! 本当! おじさんメアリのこと大好きだから!」

「……本当……ですの?」

 メアリは泣き止み俺の言葉の真偽を問い質す様に聞いて来た。
 助かった……。このまま逃げ出されて疎外の範囲外に出られたら、さっきの暴動が再び起こり今度は止める術が無ぇ。
 聖女を泣かしたって事で街追放どころか国外追放……いや、死刑も有り得るな。
 俺も怒りに任せて女の子泣かすなんて情け無い罪で逃亡生活はさすがに精神的に死にそうだ。

「あぁ本当だよ。お前に怒ったんじゃないんだ。だから泣かないでくれ」

「良かったですの~。それに大好きだなんて照れますの~」

 メアリは泣いたカラスは何処吹く風と、なにやら嬉しそうに頬に両手を当ててクネクネと身体を揺らしている。
 良かったのはこっちの方だぜ。危うく情け無い理由の逃亡生活を始める所だったわ。
 しかし、こんなおっさんに大好きって言われて嬉しいもんかね?
 同い年の嬢ちゃんなら『キモイです。セクハラで訴えますよ?』とかいって来そうなものなんだが。
 思わず咄嗟で言ってしまったが、元の世界なら完全に事案で通報されてるわ。

 っと、他の連中には今のは気付かれて無ぇよな?
 ……よし、大丈夫だな。
 予め位相変移に周波数上限設定してたんで、一定以上の音量はサチるから大抵の事は大丈夫な筈では有ったんだが一応な。

「怒ったのはアレだよ。昔神を騙る奴に酷い目に会わされてな。それを思い出しちまったんだ。本当にすまん」

「まぁ、そうだったですの? 神をかたるなんて酷い人も居るなんて、許せませんですの」

「あぁ、とんでもないだ! 今度会ったらぶっ飛ばしてやる」

 ふぅ、何とか誤魔化せたな。
 しかし、『神の使徒』か。
 その言葉が間違っちゃいないのが腹が立つ。
 なにせ神本人がそう言ってたしな。

 確かあれは珍しくチュートリアルとしての役割を果たしていた時だ。
 その頃は記憶の中では母さんに魔法を教えて貰っていたが、一向に使えなかった。
 だから俺は神に聞いたんだ。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 「ねぇ神様? 記憶の中では魔法の事教わったけどぜんぜん使えないんだけど何で?」

 記憶の中の母さんは、魔法が使えない俺にも怒らずに丁寧に教えてくれた。
 それに元の世界のお母さんと違って、とっても美人で優しかった。
 まさに理想の母親! って感じの完璧な母さんだったんだ。
 
《フヒヒフヒッ。そうかい、そうかい。そんなに美人で優しい母さんの事が恋しいのかい? そうだろう、そうだろうとも。フヒヒ》

「なっなんだよ! また頭の中見たな! いいじゃないか。だって記憶と言っても、死に別れて一ヶ月も経って無いんだから。神様酷いよ! ここまでリアルな記憶を差し込む必要有ったの?」

《それを言われると、私の胸も痛むよ~。一応君が今後この世界で生きていく術を教える為に、出来るだけリアルにする必要が有ったんだよね。本当にゴメンよ。でも実際色々と助かっただろ?》

 絶対胸なんか痛んでないと思う。
 けど、色々助かったのは事実なんだよな。
 父さんからの剣の手解きは魔法が使えない僕にとって、凄く役立っている。
 それに母さんからは魔法以外にもこの世界の一般常識を教えてくれたし……幾つか田舎者って笑われたのも有るけど、まぁ実際僕の住んでいた村はド田舎だったからしょうがないよね。
 でもそこら辺にリアルさは要らなかったかな。普通に都会の知識で良かったと思うよ。

「まぁ役に立ってるのはそうなんだけどさ」

《だろだろ? 私もあの時間はとても素晴ら……ゲフンゲフン》

「どうしたの神様?」

《いやいや、なんでも無いよ。こっちの話さ。それより魔法が使えないって話だけど、最初だけだよ。敵を倒していって経験を積めば、いずれ使える様になるよ。ゲームみたいにね。しかも喜んでくれたまえ! 全ての魔法をさ! う~んなんて太っ腹》

「全ての魔法かぁ。何か凄そう。母さんも治癒魔法とか言うのは使えなかったみたいだし。怪我した時も『こう言うのは唾付けたら治るのよ』って舐めて来たしね。アレだけはちょっと馴れなかったなぁ」

《母さんだってね、アレだ。一応この世界の住人をモデルとしているからね。フヒヒ。ほら君は使としてこの世界に連れて来たから特別なんだよ。本来なら色々と大変……いや、君には関係無いから良いか。まっ、この世界のルールを破るには君みたいに他所から連れてくるのが手っ取り早いって事さ》

 フヒヒってさっきから笑ってるけどちょっとキモイなぁ~。
 しかし、早く魔法が使える様になりたいなぁ~。
 魔法剣士って響きがかっこいいモンね。
 そして魔王とか倒して英雄……いや漫画とかゲームじゃ勇者だな。
 勇者 北浜 正太! うんうん良い響きだ。

「よし! いっぱい冒険して有名になって皆からチヤホヤされるぞーー!!」

《うんうん、頑張ってくれたまえ。私達も楽しみだよ》

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 ……ふぅ、あの頃は夢に溢れていたよなぁ。

 何が『ゲームみたいに』だ。
 幾ら倒しても魔法はおろか強くさえならない。周りの皆は俺を置いて強くなって行きやがったのによ。
 それにあの『フヒヒ』って、今思うと絶対罠の事で笑いを堪えてやがったんだろうぜ。腹が立つ。

 しかし、どうしたものかな? 俺が使えるのは他の世界からの使徒として来たから使えるだけだ。
 この世界のルールには縛られないからよ。
 しかし、奴が言っていた通り、この世界の住民は本来なら……。ん?

 

 何だこの言い回し? それに何か言いかけて止めてたよな。
 その後『俺には関係無い』とも言っていた。
 そして、ルールを破るには俺みたいなのがだったな。

 と言う事は、だ。

「あ、あの~? 小父様、先程から独り言を仰っていますがどうしたんですの? 無理なら私諦めますの。あのその、その代わり……私……」

「メアリっ!!」

「は、はひ!!」

 俺が急に大声で名前を呼んだ事にびっくりしたメアリは、変な声を上げて目を丸くしている。
 何か諦めようとしていたが、そんな事は必要無い。

「無理じゃないかも知れねぇぜ!」
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

『王都の神童』と呼ばれた俺、職業選定でまさかの【遊び人】三連発で追放される。……が、実は「全職業のスキル」を合算して重ねがけできる唯一のバグ

よっしぃ
ファンタジー
王都で「神童」の名をほしいままにしていた少年、ディラン・アークライト(17歳)。   剣を握れば騎士団長を唸らせ、魔法を学べば賢者を凌駕する。誰もが彼を「次代の勇者」と信じて疑わなかった。  しかし、運命の職業選定で彼が得たのは――【遊び人】。   それも、三つの職業スロットすべてが【遊び人】で埋まるという、前代未聞の怪現象だった。 「期待外れだ」 「国の恥晒しめ」   掌を返した周囲によって、ディランは着の身着のままで街を追放される。  だが、かつて神童と呼ばれた彼の「分析力」は死んでいなかった。 『……Lv1なのに、ステータスが異常に高い? それに経験値が分散せず、すべて加算されている……?』  彼だけが気づいた真実。  それは【遊び人】という名に偽装された、この世界の管理者権限(Free-Hander)であり、全職業のスキルを制限なく使用・強化できるバグ技(デバッグモード)への入り口だったのだ。  これは、理不尽に捨てられた元・神童が、その頭脳とバグ能力で世界を「攻略」し、同じく不遇な扱いを受けていた美少女騎士(中身は脳筋)と共に、誰よりも自由に成り上がる物語。 【著者プロフィール】アルファポリスより『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』を出版、オリコンライトノベル部門18位を記録。本作は2月に2巻刊行予定。

田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛

タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】 田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ
ファンタジー
 アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!

犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。 そして夢をみた。 日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。 その顔を見て目が覚めた。 なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。 数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。 幼少期、最初はツラい状況が続きます。 作者都合のゆるふわご都合設定です。 日曜日以外、1日1話更新目指してます。 エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。 お楽しみ頂けたら幸いです。 *************** 2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます! 100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!! 2024年9月9日  お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます! 200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!! 2025年1月6日  お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております! ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします! 2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております! こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!! 2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?! なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!! こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。 どうしよう、欲が出て来た? …ショートショートとか書いてみようかな? 2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?! 欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい… 2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?! どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…

最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様

コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」  ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。  幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。  早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると―― 「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」  やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。  一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、 「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」  悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。  なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?  でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。  というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

処理中です...