ヒロイン?恋愛嫌いなのでご勘弁願います〜結婚なんていやなので男装して家出します〜 旧 転生王女は家出がしたいっ

このの

文字の大きさ
33 / 55
幼少期編

番外編 酒場での独り言 別視点

しおりを挟む
皆様、あの人を覚えているでしょうか?

え?更新遅いって?テスト週間なんです。すみません


ーーーーーー長様視点

カランカランッ

酒場のドアの鐘が鳴る

「いらっしゃいませー!ご注文は?」

「連れがくるから、取り敢えずビールで」

そう言って席に着く

いつもなら、アイツがくるまで飲まないんだがなぁ…

今日は酔いたい気分なんだ

カランカランッ

「いらっしゃいませー!ご注文は?」

「連れが先に来てるはずだから、大丈夫よ」

「かしこまりましたー!」

常連だから、女口調でも訝しげな顔をしない店員

「やっときたか、ミーティア」

「遅かったかしら?」

そう言って微笑むミーティア

ったく、女見たいな顔しやがって

「…いや、俺も今来たところだからな」

「あら、そう?」

そう言って、彼はワインを頼む

「はー、美味しいわね…今日ここに呼んだのは?」

単刀直入に聞かれた為、こちらも単刀直入に言う

「イルの事だ」

「やっぱり?」

予想してたのか

「アイツは…まだ、幹部に早いと反対するかと思ってな」

正直、俺も迷った所だ

だが、を果たす為には…を果たす為には、必要なことだったから

「あの子の実力は本物だったし…なにより、あの目が良かったわ。…あれは、強者の目よ、今幹部になろうがなるまいが、あの子は大物になる。それなら、今経験を積ませた方が良いと思ったの」

「そうなのか…」

もしかしたら、コイツは気づいているのかもしれない、アイツの正体に

「…なぁ、ミーティア、俺は…」

「もう少ししたらアイトを辞める…でしょ?」

「!!」

気づいて…いたのか…!

「何年近くにいたと思ってるのよ…?当たり前に気づくわ」

ちょっと怒ったような、拗ねてるような感じで言う

「…そうだな…俺は、あと数年したら、アイトを辞めるつもりだ」

ずっと言おうと思っていた言葉は、思いの外穏やかに言えた

「そして…次の長は、イルにしようと思っている」

「…やっぱり、そうなのね」

「…あぁ…」

暫くの沈黙

「…良いと思うわ!まだ実戦と実績は足りてないけれども、頭脳派だし、十分に素質はある」

「お前の方が先に入ったのに、申し訳ないとは思ってる」

1番懸念していた事を伝えると、彼はポカンと口を開けたのち…朗らかに笑った

「何そんな事気にしてんのよ、今更よ今更。元々上に立つタイプじゃないし、前線で任務こなしたいし…私が長になったら、アナタとイル…の目的がパァになっちゃうじゃない」

「っ!」

また、気づいてたのか…彼女の事まで…

「…そうだな!お前の好意を無駄にしないように、俺はこれから後悔しないように過ごす!お互い頑張ろう!ミーティア」

「もちろんよ!…ドラン」

彼はまた微笑み、ここ何年か呼ばれてなかった我が名を呼んでくれたのだった

そうして、酒場での時間は過ぎてゆく…


ーーーーーー

男と男(オネェ)の友情

初期からミーティアの口調が変わってる事に気がついたでしょうか?

最後のが素です

けけ、決して作者がキャラブレしちゃった☆とかではなな、ないですよ!?

そして何気に長様名前初公開w

あと番外編もう1話更新
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜

放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!? 「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」 不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。

【完結】無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない

ベル
恋愛
旦那様とは政略結婚。 公爵家の次期当主であった旦那様と、領地の経営が悪化し、没落寸前の伯爵令嬢だった私。 旦那様と結婚したおかげで私の家は安定し、今では昔よりも裕福な暮らしができるようになりました。 そんな私は旦那様に感謝しています。 無口で何を考えているか分かりにくい方ですが、とてもお優しい方なのです。 そんな二人の日常を書いてみました。 お読みいただき本当にありがとうございますm(_ _)m 無事完結しました!

やさしい・悪役令嬢

きぬがやあきら
恋愛
「そのようなところに立っていると、ずぶ濡れになりますわよ」 と、親切に忠告してあげただけだった。 それなのに、ずぶ濡れになったマリアナに”嫌がらせを指示した張本人はオデットだ”と、誤解を受ける。 友人もなく、気の毒な転入生を気にかけただけなのに。 あろうことか、オデットの婚約者ルシアンにまで言いつけられる始末だ。 美貌に、教養、権力、果ては将来の王太子妃の座まで持ち、何不自由なく育った箱入り娘のオデットと、庶民上がりのたくましい子爵令嬢マリアナの、静かな戦いの火蓋が切って落とされた。

完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい

咲桜りおな
恋愛
 オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。 見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!  殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。 ※糖度甘め。イチャコラしております。  第一章は完結しております。只今第二章を更新中。 本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。 本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。 「小説家になろう」でも公開しています。

悪役令嬢に転生したら手遅れだったけど悪くない

おこめ
恋愛
アイリーン・バルケスは断罪の場で記憶を取り戻した。 どうせならもっと早く思い出せたら良かったのに! あれ、でも意外と悪くないかも! 断罪され婚約破棄された令嬢のその後の日常。 ※うりぼう名義の「悪役令嬢婚約破棄諸々」に掲載していたものと同じものです。

【完結済】私、地味モブなので。~転生したらなぜか最推し攻略対象の婚約者になってしまいました~

降魔 鬼灯
恋愛
マーガレット・モルガンは、ただの地味なモブだ。前世の最推しであるシルビア様の婚約者を選ぶパーティーに参加してシルビア様に会った事で前世の記憶を思い出す。 前世、人生の全てを捧げた最推し様は尊いけれど、現実に存在する最推しは…。 ヒロインちゃん登場まで三年。早く私を救ってください。

転生皇女セラフィナ

秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。 目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。 赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。 皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。 前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。 しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。 一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。 「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」 そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。 言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。 それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。 転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。 ※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。

転生悪役令嬢は冒険者になればいいと気が付いた

よーこ
恋愛
物心ついた頃から前世の記憶持ちの悪役令嬢ベルティーア。 国の第一王子との婚約式の時、ここが乙女ゲームの世界だと気が付いた。 自分はメイン攻略対象にくっつく悪役令嬢キャラだった。 はい、詰んだ。 将来は貴族籍を剥奪されて国外追放決定です。 よし、だったら魔法があるこのファンタジーな世界を満喫しよう。 国外に追放されたら冒険者になって生きるぞヒャッホー!

処理中です...