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第九章
未来への選択⑬
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◇◇◇
「ママ~、あさだよ」
「ん~」
身体がまだ眠りを欲している。節々に痛みがあって怠さが残っていた。昨夜の情事を思い出し、そしてここがどこかも思い出す。その瞬間にパチッと目が覚めて飛び起きた。
「おはよー」
「七海おはよう。え? もう着替えも終わってるの?」
「うん。パパが、ばあばのところへいくからっていってた」
「そうだ!」
今日は私の母のところへ挨拶に行く。だから昨夜は手加減してほしかった……
ソファからバスルームへ、そしてリビングに戻ってまた……
思い出しただけでも恥ずかしい。湊翔さんの体力につき合っていたら大変だ。
七海と一緒にリビングへ行くと、鼻歌を歌いながら上機嫌でキッチンに立つ湊翔さんの姿。カッコ良くて思わず見惚れてしまいそうになるけれど、今はそれどころではない。
「ママ起きたよ~」
「おっ、七海ありがとう。凪紗おはよう」
爽やかな笑みが恨めしい。私の身体は歩くたびにギシギシと痛みを感じているのに。
「凪紗も朝食食べるだろう?」
「え? うん」
新幹線の中で食べて以来で、激しい運動をしたのでお腹はペコペコだ。
「座って」
素直に座ると目の前には美味しそうなパンケーキが置かれる。バターにメープルシロップ、フルーツまで乗っていてお店で出されるクオリティだ。
「美味しそう……」
「足りなければ追加で焼くから」
「え? 湊翔さんが作ったの?」
「作ったって、ミックスされた粉を使っただけだぞ」
「でも綺麗に焼けてる」
「ハハッ、褒めてもらえて光栄だな」
確かにミックス粉を使うと簡単に作れるけれど、フライパンや微妙な火加減で焼き上がりが変わる。朝からこれを出されたら文句のつけようがない。
朝からこんなに贅沢でいいのだろうか。
「ゆっくり食べたらいいと言いたいところだけど、起きたのが遅かったからそんなに時間がない」
時計をみるとすでに10時を過ぎていて、お昼前には着くと母に連絡しているのでのんびりとはしていられないのだ。
「ママ~、あさだよ」
「ん~」
身体がまだ眠りを欲している。節々に痛みがあって怠さが残っていた。昨夜の情事を思い出し、そしてここがどこかも思い出す。その瞬間にパチッと目が覚めて飛び起きた。
「おはよー」
「七海おはよう。え? もう着替えも終わってるの?」
「うん。パパが、ばあばのところへいくからっていってた」
「そうだ!」
今日は私の母のところへ挨拶に行く。だから昨夜は手加減してほしかった……
ソファからバスルームへ、そしてリビングに戻ってまた……
思い出しただけでも恥ずかしい。湊翔さんの体力につき合っていたら大変だ。
七海と一緒にリビングへ行くと、鼻歌を歌いながら上機嫌でキッチンに立つ湊翔さんの姿。カッコ良くて思わず見惚れてしまいそうになるけれど、今はそれどころではない。
「ママ起きたよ~」
「おっ、七海ありがとう。凪紗おはよう」
爽やかな笑みが恨めしい。私の身体は歩くたびにギシギシと痛みを感じているのに。
「凪紗も朝食食べるだろう?」
「え? うん」
新幹線の中で食べて以来で、激しい運動をしたのでお腹はペコペコだ。
「座って」
素直に座ると目の前には美味しそうなパンケーキが置かれる。バターにメープルシロップ、フルーツまで乗っていてお店で出されるクオリティだ。
「美味しそう……」
「足りなければ追加で焼くから」
「え? 湊翔さんが作ったの?」
「作ったって、ミックスされた粉を使っただけだぞ」
「でも綺麗に焼けてる」
「ハハッ、褒めてもらえて光栄だな」
確かにミックス粉を使うと簡単に作れるけれど、フライパンや微妙な火加減で焼き上がりが変わる。朝からこれを出されたら文句のつけようがない。
朝からこんなに贅沢でいいのだろうか。
「ゆっくり食べたらいいと言いたいところだけど、起きたのが遅かったからそんなに時間がない」
時計をみるとすでに10時を過ぎていて、お昼前には着くと母に連絡しているのでのんびりとはしていられないのだ。
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