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第十三章
愛の結晶①
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当初の予定では、ドバイリゾートがオープン半年を迎え落ち着いたころ、拠点を日本に移し帰国する予定だった。
実際は半年を待たずして、オープンから連日予約が埋まり、更には忙しすぎて悲鳴を上げるほどだ。世界一予約の取れないホテルとマスコミの話題に上がり、特にコテージの人気が高く、長期滞在するお客様も多いため、何年も先まで予約が入っている。
だが、真琴のお腹に宿った赤ちゃんが順調に育ち、当初の日本への帰国時期に出産を迎える。
妊娠後期に環境を変えて何かあっては困るうえ飛行機移動も無理だと判断し、出産後赤ちゃんが落ち着くまでドバイで過ごす事にした。
仁の真琴への愛は日々増している。
真琴が心配だが『世界の城之内』のトップなのだ。オンラインで会議など、ドバイにいても出来る仕事ももちろん多いが、交渉や契約は実際に現地に行かなければならない。
真琴が臨月に入り、ドバイを離れたくない仁を連れて出張に行く春樹の心労は絶えない。
「社長、フランスに出張です」
「はぁ?春樹行ってきてくれよ」
「何言ってるんだ?社長の仁が行かなくてどうするんだ?」
仁の言葉に思わず素が出る春樹。
「真琴が臨月に入ったんだぞ?いつ産まれるか……」
「初産は時間が掛かるとリンダが言ってましたよ」
ドバイの病院で出産予定の真琴が不安にならないように、リンダの友人がいる産婦人科を紹介してもらい、検診にも毎回リンダが付き添ってサポートしてくれている。もちろん仁も仕事の合間に駆けつける。
「それでも、間に合わなかったらどうするんだ。子供にとって一生に一度しかない瞬間なんだぞ」
「はあ……。そう言われましても……。予定日前後は変更可能な予定しか入れてないんです。まだ三週間あるんですから、今のうちに終わらせましょう」
「日帰りにしてくれ」
「予定が終わり次第帰れるように手配しますから」
「しょうがないな……」
渋々だ。先が思いやられる春樹だった。
実際は半年を待たずして、オープンから連日予約が埋まり、更には忙しすぎて悲鳴を上げるほどだ。世界一予約の取れないホテルとマスコミの話題に上がり、特にコテージの人気が高く、長期滞在するお客様も多いため、何年も先まで予約が入っている。
だが、真琴のお腹に宿った赤ちゃんが順調に育ち、当初の日本への帰国時期に出産を迎える。
妊娠後期に環境を変えて何かあっては困るうえ飛行機移動も無理だと判断し、出産後赤ちゃんが落ち着くまでドバイで過ごす事にした。
仁の真琴への愛は日々増している。
真琴が心配だが『世界の城之内』のトップなのだ。オンラインで会議など、ドバイにいても出来る仕事ももちろん多いが、交渉や契約は実際に現地に行かなければならない。
真琴が臨月に入り、ドバイを離れたくない仁を連れて出張に行く春樹の心労は絶えない。
「社長、フランスに出張です」
「はぁ?春樹行ってきてくれよ」
「何言ってるんだ?社長の仁が行かなくてどうするんだ?」
仁の言葉に思わず素が出る春樹。
「真琴が臨月に入ったんだぞ?いつ産まれるか……」
「初産は時間が掛かるとリンダが言ってましたよ」
ドバイの病院で出産予定の真琴が不安にならないように、リンダの友人がいる産婦人科を紹介してもらい、検診にも毎回リンダが付き添ってサポートしてくれている。もちろん仁も仕事の合間に駆けつける。
「それでも、間に合わなかったらどうするんだ。子供にとって一生に一度しかない瞬間なんだぞ」
「はあ……。そう言われましても……。予定日前後は変更可能な予定しか入れてないんです。まだ三週間あるんですから、今のうちに終わらせましょう」
「日帰りにしてくれ」
「予定が終わり次第帰れるように手配しますから」
「しょうがないな……」
渋々だ。先が思いやられる春樹だった。
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