奴隷として売られていた僕がこんなに幸せでいいんですか?!

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熱を帯びるシシリア

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 シシリアを心配する僕に、頭は血が出やすいが危険ではない、と言った。

 怪我してるのに、僕の介抱までさせてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

 食事はやめにして、僕が眠るまでベッドの傍で見守ってくれた。何度断っても聞かなかった。

 次の日、シシリアが大きな調理器具を片付けた、と言ってきた。心なしかウキウキしているように見えた。

「調理器具……?」

「……昨日、見せてしまったアレのことだ」

 僕を怖がらせないために遠回しに表現してたのか、と気付くのに少し時間がかかった。

「ありがとう、シシリア」

 自然と笑みがこぼれる。これからは僕がいつキッチンに入っても大丈夫だ、とシシリアは言った。

 少し緊張したけど、キッチンに入るのは怖くない。昨日抱きしめてもらったおかげだと思う。シシリアが昨日作ろうとしていた鹿肉のステーキを一緒に焼いた。

  鹿肉は歯ごたえがあって久しぶりにお肉を食べているんだ、という実感があった。

 食事の後片付けまで終えると、ベッドに潜り込んだ。精神的な疲れが出たのか、ベッドに入るとすぐに眠ってしまった。 
 
 喉の渇きを覚えて起きると、夜中だった。寝始めてからそんなに時間は経っていないようだ。

 水を飲んでから自室に戻る途中で、シシリアの呻き声を聞いた気がした。頭の怪我が脳裏をよぎった。

 シシリアの自室へ行くと、ドアが少し開いていた。中を覗くと全裸のシシリアが見えた。ビックリして息を呑む。

 ベッドの上で仰向けに寝そべっているシシリアの右手は、胸に伸びていた。指先が激しく動く。脚の間には太さはあるのに短いペニスがちょこん、と天を仰いでいる。

 手が股間へ向かう。シシリアが手で握ると亀頭が少しだけ顔を覗かせる。膝を立てて足の裏をしっかりとベッドに付けると、踏ん張るようにしながらしごき始めた。

 すごく小刻みに動かしている。荒れだした息が扉の前にいる僕にまで聞こえてきた。脚の踏ん張りが強まり、腹筋が痙攣しだす。果てが近いのだろう。目をかっぴらいてシシリアの姿を見つめる。

 次第にシシリアの悶えるような唸り声も聞こえてくる。手の動きが止まる。だが、何も出ていない。身体をくねらせながら、左手で口を抑えた。

 何やってるんだろう? 疑問に思って少し身を乗り出す。シシリアはぎゅっと目を瞑っているみたいだ。ちょっとイタズラしようと思い、音を立てないように部屋の中へ入る。

 シシリアのベッドの脇でじぃっと見つめてみる。僕の気配に全く気付く様子がない。再び小刻みに動き始めた右手の中で、真っ赤に腫れた亀頭がぬらぬらと光っていた。












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