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episode24※
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光はこちらの方からだ!徹底的に調べろ!
遠くから怒りと焦りのこもった声が聞こえた。
聞き慣れた低音の声。
「....レ、レ、クス.....」
「ハルト!?」
姿が見えた途端涙腺が崩壊した。
すぐに駆け寄ってくれ布で包んで抱き上げてくれた。
「スっ.....レ、クスっ......!」
俺は必死にしがみついて泣くことしかできなかった。
「もう大丈夫だ。よく頑張ったな」
その後、レクスが周りに指示を出していたがあまり覚えていない。
気づいたら見慣れた部屋のベッドの上だった。
「レクス....?」
「ああ、いるよ」
すぐ隣に優しい金色の瞳が見えてホッとした。
体の熱はほとんどなく、破れていた服も変わっていた。
「まだ夜だ。寝ていろ」
「ごめんなさい....。レクス、約束破ってごめんなさい....」
「ああ、説教は明日だ」
優しく呟き頭に手を乗せようとして——やめた。
その手をとり自分の頬に寄せる。
「触って、レクス」
「っ!」
「あいつらの感触、残ってて気持ち悪い」
「俺でいいのか?」
「レクスがいい。レクスじゃなきゃやだ。俺....レクスのこと、.....好き....って気づいて....」
頬にある手がぴくりと動いた。
「だから、上書きして....?」
がばっとレクスが起き上がり俺の上にかぶさった。
「そんなこと言われたら我慢出来なくなる」
「我慢、しないで....」
端正な顔がくっと歪む。
「これ以上煽るな」
ゆっくりとお互いの存在を確かめるようにキスをした。
レクスの舌がぬるりと入り込みはじめてそれにぎこちなく応える。
「んっ....ふっ......んん......」
「好きだ、ハルト。愛してる。無事でよかった」
「うん、俺も。俺も好き、レクス」
「どこを触られた?」
「や、....思い出したくない....」
「そうか、じゃあ全身消毒しないとな」
額、頬、首筋、耳と全てに唇を落としていく。
たまに強く吸われた。
「っ....んぁ....レクス、くすぐったぃ....」
「くすぐったいだけか?」
胸の突起をぺろりと舐められた。
「ひゃぁ、....っ....ん、きもち....ぃ....」
指先や腕、脇の下にまで舌が這っていく。
優しい刺激が焦ったい。
「下も消毒しないとな」
ズボンと下着を素早く脱がされつま先から太もも、足の付け根にまで唇を落とす。
「んっ....あ..っ...んゃっ....」
少し強まった刺激に触られていないにも関わらず陰茎が頭をもたげる。
その硬くなった先にも唇を落とされた。
「あっ、ダメっ....んっ.....きたな、ああっ....!」
ぢゅっと強く吸われて言葉を最後まで紡げなかった。
舌が裏筋や陰嚢にまで這っていく。
「ビクビクしてるぞ?そんなに気持ちいいか?」
「あっ、んんっ.....っ.....んっ、も、いいからぁ...」
「ああ、俺ももう我慢出来なくなってきた。だが久しぶりだからちゃんと慣らさないとな」
そう言って太くて長い指を俺の後孔へ埋めていく。
「すごいな、すぐ2本入ったぞ?」
「んぁっ....!っ...はっ....ああっ....んぅ...や、広げなぃでぇ...!」
先走りが溢れ後ろまで垂れたそれが潤滑剤となりぐちゃぐちゃとかき混ぜられた。
ナカを広げるような動きに声が漏れる。
しこりには触れてもらえず指が引き抜かれた。
散々焦らされた体をレクスの硬く反り上がった陰茎が一気に貫いた。
「ああっ!ぅんっ!んんっ....!や、なん、でっ....」
貫かれただけで快感が一気に体を駆け抜けたが射精はできなかった。
見るとレクスが左手で陰茎の付け根を掴んでいた。
「くっ、少し我慢しろ。一緒にいきたい」
え、なにそれかわいい。
思わずきゅんときて後ろが反応してしまいレクスの陰茎を締め付けた。
「うっ、締めすぎだ。ハルトっ」
余裕のない声も好きだ。
「レクス、かわいい....」
「ほう?今日は随分余裕だな?」
「え?あっ、ぅあっ!んぁあ!ま、ぁあっ!」
急に腰を激しく打ちつけられ体が痙攣したようにガクガクと震える。
射精したいのに未だ掴まれているせいで出せない。
「ああっ!レ、レクスっ、んぁっ!それっ、や!も、おかしくっ!なるぅ、あぁっ!」
「くっ....。締めすぎだっ」
「やぁっ!は、やくぅっ!も、むりぃ!ああっ!」
「ああ、....っ、一緒にいこう」
「ぁあっ!ひぅっ、んっ!ああぁっ....!」
ようやく解放された陰茎の先端から勢いよく白濁液が溢れた。
同時にナカにも熱いものがどくどくと流れ込んでくる。
「んっ、....はぁ.....はぁ......んぁ!?や、なんでっ」
余韻に浸っているとナカに入ったままだったレクスの陰茎が再び硬くなった。
「余裕そうだったからまだまだいけるだろ?」
「やっ、も、むりっ、ぁあ!ゆるし、てぇ....」
それからまた何度も腰を打ちつけられた。
遠くから怒りと焦りのこもった声が聞こえた。
聞き慣れた低音の声。
「....レ、レ、クス.....」
「ハルト!?」
姿が見えた途端涙腺が崩壊した。
すぐに駆け寄ってくれ布で包んで抱き上げてくれた。
「スっ.....レ、クスっ......!」
俺は必死にしがみついて泣くことしかできなかった。
「もう大丈夫だ。よく頑張ったな」
その後、レクスが周りに指示を出していたがあまり覚えていない。
気づいたら見慣れた部屋のベッドの上だった。
「レクス....?」
「ああ、いるよ」
すぐ隣に優しい金色の瞳が見えてホッとした。
体の熱はほとんどなく、破れていた服も変わっていた。
「まだ夜だ。寝ていろ」
「ごめんなさい....。レクス、約束破ってごめんなさい....」
「ああ、説教は明日だ」
優しく呟き頭に手を乗せようとして——やめた。
その手をとり自分の頬に寄せる。
「触って、レクス」
「っ!」
「あいつらの感触、残ってて気持ち悪い」
「俺でいいのか?」
「レクスがいい。レクスじゃなきゃやだ。俺....レクスのこと、.....好き....って気づいて....」
頬にある手がぴくりと動いた。
「だから、上書きして....?」
がばっとレクスが起き上がり俺の上にかぶさった。
「そんなこと言われたら我慢出来なくなる」
「我慢、しないで....」
端正な顔がくっと歪む。
「これ以上煽るな」
ゆっくりとお互いの存在を確かめるようにキスをした。
レクスの舌がぬるりと入り込みはじめてそれにぎこちなく応える。
「んっ....ふっ......んん......」
「好きだ、ハルト。愛してる。無事でよかった」
「うん、俺も。俺も好き、レクス」
「どこを触られた?」
「や、....思い出したくない....」
「そうか、じゃあ全身消毒しないとな」
額、頬、首筋、耳と全てに唇を落としていく。
たまに強く吸われた。
「っ....んぁ....レクス、くすぐったぃ....」
「くすぐったいだけか?」
胸の突起をぺろりと舐められた。
「ひゃぁ、....っ....ん、きもち....ぃ....」
指先や腕、脇の下にまで舌が這っていく。
優しい刺激が焦ったい。
「下も消毒しないとな」
ズボンと下着を素早く脱がされつま先から太もも、足の付け根にまで唇を落とす。
「んっ....あ..っ...んゃっ....」
少し強まった刺激に触られていないにも関わらず陰茎が頭をもたげる。
その硬くなった先にも唇を落とされた。
「あっ、ダメっ....んっ.....きたな、ああっ....!」
ぢゅっと強く吸われて言葉を最後まで紡げなかった。
舌が裏筋や陰嚢にまで這っていく。
「ビクビクしてるぞ?そんなに気持ちいいか?」
「あっ、んんっ.....っ.....んっ、も、いいからぁ...」
「ああ、俺ももう我慢出来なくなってきた。だが久しぶりだからちゃんと慣らさないとな」
そう言って太くて長い指を俺の後孔へ埋めていく。
「すごいな、すぐ2本入ったぞ?」
「んぁっ....!っ...はっ....ああっ....んぅ...や、広げなぃでぇ...!」
先走りが溢れ後ろまで垂れたそれが潤滑剤となりぐちゃぐちゃとかき混ぜられた。
ナカを広げるような動きに声が漏れる。
しこりには触れてもらえず指が引き抜かれた。
散々焦らされた体をレクスの硬く反り上がった陰茎が一気に貫いた。
「ああっ!ぅんっ!んんっ....!や、なん、でっ....」
貫かれただけで快感が一気に体を駆け抜けたが射精はできなかった。
見るとレクスが左手で陰茎の付け根を掴んでいた。
「くっ、少し我慢しろ。一緒にいきたい」
え、なにそれかわいい。
思わずきゅんときて後ろが反応してしまいレクスの陰茎を締め付けた。
「うっ、締めすぎだ。ハルトっ」
余裕のない声も好きだ。
「レクス、かわいい....」
「ほう?今日は随分余裕だな?」
「え?あっ、ぅあっ!んぁあ!ま、ぁあっ!」
急に腰を激しく打ちつけられ体が痙攣したようにガクガクと震える。
射精したいのに未だ掴まれているせいで出せない。
「ああっ!レ、レクスっ、んぁっ!それっ、や!も、おかしくっ!なるぅ、あぁっ!」
「くっ....。締めすぎだっ」
「やぁっ!は、やくぅっ!も、むりぃ!ああっ!」
「ああ、....っ、一緒にいこう」
「ぁあっ!ひぅっ、んっ!ああぁっ....!」
ようやく解放された陰茎の先端から勢いよく白濁液が溢れた。
同時にナカにも熱いものがどくどくと流れ込んでくる。
「んっ、....はぁ.....はぁ......んぁ!?や、なんでっ」
余韻に浸っているとナカに入ったままだったレクスの陰茎が再び硬くなった。
「余裕そうだったからまだまだいけるだろ?」
「やっ、も、むりっ、ぁあ!ゆるし、てぇ....」
それからまた何度も腰を打ちつけられた。
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