9 / 103
第一部 ラブロン平原の戦い
第七話 新しい任務
しおりを挟む
ロミオと向かったのは彼の私室だ。
居間部分には大きな長テーブルと椅子が十脚ほど置かれている。
ロミオは椅子に座ると、デイランたちにも席を勧めた。
「……不快には思わないで下さい。他の者の前では、立場というものを取り繕《つくろ》わなければいけませんので」
デイランは苦笑する。
「わざわざそんなことに断りを入れる必要はないさ。俺たちの雇い主なんだからな」
「そう言って戴けると助かります」
「それで帝国の動きだが……」
マリオットが口を開く。
「それに関しては私から話そう。
帝国軍は領内に退却したまま、今の所は動きはない。敗戦がよほど答えたと見える。
こちらを警戒して、動向を探るという意味も含まれているのかもしれん」
「なら、しばらくは膠着状態か?」
「いいや、そうは言えない。連中は様々な所に手を伸ばしている。
今動きが活発なのが、ロザバン居留地だ」
「居留地?
エルフやドワーフを追い込んだ場所か」
マリオットは一枚の地図をテーブルに広げる。
それは大陸地図だ。
マリオットが指を指したのは王国領西方の地。
「その通り。およそ五百年前……。
我らの先祖と、先住民であるエルフとドワーフは互いに血を流し合った。
そこへアルス神聖教団の仲介に入り、千年協約……を結んだ。中身はドワーフとエルフが人間族の用意した居留地へ移住する。
代わりに、人間族はエルフやドワーフに対する虐殺を未来永劫、とりやめる」
マックスが冷めた眼差しで独《ひと》りごちる。
「殺しはやめても、迫害は続く……ね」
マリオットはうなずく。
「その通りだ。そうして種の絶滅を防ぐ為にエルフやドワーフは協約に同意し、居留地へ向かった。
その後は居留地はエルフとドワーフそれぞれの有力な首長によって治められた。
だが先日、それぞれの種族の首長たちが相次いで死んだ。
それによって、まとまっていた部族間に対立の火種が芽生え始めた。
居留地での生活を潔しとする者と、人間族との戦争を再び行えという集団だ。
そして帝国側が後者に目を付け、密かに支援しているという情報が入った。
後者に支援をし、前者を駆逐――主戦論に居留地を統一させようと言うんだ」
デイランは眉をひそめた。
「有力首長の死にも帝国が関わっているのか?」
「それは分からない。だが関わっていてもおかしくはない。
相次いでエルフ、ドワーフの首長が死ぬとはあまり考えられない。彼らは人間よりも長い月日、生きる。病にも強い。
首長が相次いでというのはなかなか考えられない……。
首長たちは種の保存を最優先する和平派がなる、ということが暗黙の了解だった。
彼らが死ねば結束に歪みが生じるという結果は明らかだ」
「ならば、こちらも動けば良い。これまで何かをしたのか?」
ロミオが言う。
「いいえ。千年協約によって、彼の居留地への人間族の立ち入りは禁止されております。
それに我々王国が介入すれば、和平派も主戦論へ傾きかねない。
和平はあくまで人間族の介入なしに事態を制御したいと望んでいるんです」
マックスが頬杖を突く。
「帝国の介入は良い訳?」
「これは想像の域を超えないのですが、敵の敵は味方と考えたのかもしれません。
彼らが恨みを持つのは王国です。あの時、帝国は存在していませんからね。
彼らの故郷を取り戻すと言えば、一時的に帝国の支援を受け容れることにも賛成はするかもしれません」
デイランは地図を眺める。
「俺たちにこの争乱を止めて、帝国側の介入を排除しろ、というのか? だが俺たちも王国軍だ」
「ですがそれを知っている人は少数です。まだ地方単位には広がってはいない。
それにあなた方はハーフを多くを抱えている。それが彼らの心情を多少なりとも癒すことに繋がるかも知れない」
ロミオの楽観論に、デイランは笑い飛ばす。
「分かっていないな。ハーフは人間族よりも嫌われるんだ。
何しろ居留地を抜け出し、人間と交わったんだ。
純血を尊ぶ連中からすれば蛇蝎《だかつ》の如く嫌って当然だ」
「ですが、あなた方以外の適任者を我々は知りません。他の者には任せられない。
居留地が帝国側の影響下に落ちれば、我々は二方面作戦を強いられてしまうんです。
それに……」
ロミオはマリオットをちらりと見る。
マリオットが言う。
「それに、この居留地が混乱すれば、デイラン……君たちにも多大な影響をこうむる」
「どういうことだ?」
マリオットは居留地から少し東にいった辺りを指し示した。
そこにはナフォールという見慣れた地名があった。
文字の読めないアウルが「何て書いてあるんだ」とマックスに聞く。
マックスは舌打ちをして言う。
「ナフォール。私たちが報酬として貰った土地よ」
「まじかよ! じゃあ、その居留地が帝国のもんになっちまったら、大変じゃねえか!」
デイランはマリオットとロミオとを交互に見る。
「なるほど。最初からここの処理も俺たちだけに任せる腹づもりだった訳か」
口を開きかけたマリオットを、ロミオは「良い」と制した。
「デイラン殿。あなた方も商売をされている以上、分かっているはずです。
あれだけの戦いだけで、肥沃《ひよく》な土地など手に入る訳がない。それはあまりに見合っていない報酬です」
デイランは笑う。
「大した王様だよ、ロミオ」
ロミオは「ありがとうございます」と微笑む。
「ですが、これは我々双方に理があることです。
成功すれば、王国としては帝国の脅威を排除でき、あなた方にとっても後顧の憂いを無くすことができます」
「だが俺達が出かけて言って、誰が取り合う? 伝手は何もないぞ」
「分かっています。だから、これを」
マリオットが書状を取り出す。
「これは陛下から、保留地のエルフ、ドワーフの前首長への申し入れの書状だ。
これを元にどうにか協力を仰ぐよう説得して欲しい」
書状には蝋《ろう》で封印され、開封すればすぐに分かるようになっている。
「説得……つまり、全部俺たち任せか。
だが、やらない訳にもいかない……。どう思う、二人とも」
デイランは、マックスとアウルに話を振る。
マックスは気に入らなさそうに、ロミオとマリオットを睨む。
「やらざるを得ないじゃない。喜んでるみんなに、あの土地を諦めろなんて今さら言えないわよ」
アウルもそれには同意する。
「とにかく、拳で何とか出来る問題なら、何とかしてみせるさっ。
デイラン。そうだろ!」
デイランはうなずく。
「まあ最初から選択肢はないからな。分かったよ。王様。
その役目、受け容れた」
「ありがとうございます。皆さん、感謝いたします」
居間部分には大きな長テーブルと椅子が十脚ほど置かれている。
ロミオは椅子に座ると、デイランたちにも席を勧めた。
「……不快には思わないで下さい。他の者の前では、立場というものを取り繕《つくろ》わなければいけませんので」
デイランは苦笑する。
「わざわざそんなことに断りを入れる必要はないさ。俺たちの雇い主なんだからな」
「そう言って戴けると助かります」
「それで帝国の動きだが……」
マリオットが口を開く。
「それに関しては私から話そう。
帝国軍は領内に退却したまま、今の所は動きはない。敗戦がよほど答えたと見える。
こちらを警戒して、動向を探るという意味も含まれているのかもしれん」
「なら、しばらくは膠着状態か?」
「いいや、そうは言えない。連中は様々な所に手を伸ばしている。
今動きが活発なのが、ロザバン居留地だ」
「居留地?
エルフやドワーフを追い込んだ場所か」
マリオットは一枚の地図をテーブルに広げる。
それは大陸地図だ。
マリオットが指を指したのは王国領西方の地。
「その通り。およそ五百年前……。
我らの先祖と、先住民であるエルフとドワーフは互いに血を流し合った。
そこへアルス神聖教団の仲介に入り、千年協約……を結んだ。中身はドワーフとエルフが人間族の用意した居留地へ移住する。
代わりに、人間族はエルフやドワーフに対する虐殺を未来永劫、とりやめる」
マックスが冷めた眼差しで独《ひと》りごちる。
「殺しはやめても、迫害は続く……ね」
マリオットはうなずく。
「その通りだ。そうして種の絶滅を防ぐ為にエルフやドワーフは協約に同意し、居留地へ向かった。
その後は居留地はエルフとドワーフそれぞれの有力な首長によって治められた。
だが先日、それぞれの種族の首長たちが相次いで死んだ。
それによって、まとまっていた部族間に対立の火種が芽生え始めた。
居留地での生活を潔しとする者と、人間族との戦争を再び行えという集団だ。
そして帝国側が後者に目を付け、密かに支援しているという情報が入った。
後者に支援をし、前者を駆逐――主戦論に居留地を統一させようと言うんだ」
デイランは眉をひそめた。
「有力首長の死にも帝国が関わっているのか?」
「それは分からない。だが関わっていてもおかしくはない。
相次いでエルフ、ドワーフの首長が死ぬとはあまり考えられない。彼らは人間よりも長い月日、生きる。病にも強い。
首長が相次いでというのはなかなか考えられない……。
首長たちは種の保存を最優先する和平派がなる、ということが暗黙の了解だった。
彼らが死ねば結束に歪みが生じるという結果は明らかだ」
「ならば、こちらも動けば良い。これまで何かをしたのか?」
ロミオが言う。
「いいえ。千年協約によって、彼の居留地への人間族の立ち入りは禁止されております。
それに我々王国が介入すれば、和平派も主戦論へ傾きかねない。
和平はあくまで人間族の介入なしに事態を制御したいと望んでいるんです」
マックスが頬杖を突く。
「帝国の介入は良い訳?」
「これは想像の域を超えないのですが、敵の敵は味方と考えたのかもしれません。
彼らが恨みを持つのは王国です。あの時、帝国は存在していませんからね。
彼らの故郷を取り戻すと言えば、一時的に帝国の支援を受け容れることにも賛成はするかもしれません」
デイランは地図を眺める。
「俺たちにこの争乱を止めて、帝国側の介入を排除しろ、というのか? だが俺たちも王国軍だ」
「ですがそれを知っている人は少数です。まだ地方単位には広がってはいない。
それにあなた方はハーフを多くを抱えている。それが彼らの心情を多少なりとも癒すことに繋がるかも知れない」
ロミオの楽観論に、デイランは笑い飛ばす。
「分かっていないな。ハーフは人間族よりも嫌われるんだ。
何しろ居留地を抜け出し、人間と交わったんだ。
純血を尊ぶ連中からすれば蛇蝎《だかつ》の如く嫌って当然だ」
「ですが、あなた方以外の適任者を我々は知りません。他の者には任せられない。
居留地が帝国側の影響下に落ちれば、我々は二方面作戦を強いられてしまうんです。
それに……」
ロミオはマリオットをちらりと見る。
マリオットが言う。
「それに、この居留地が混乱すれば、デイラン……君たちにも多大な影響をこうむる」
「どういうことだ?」
マリオットは居留地から少し東にいった辺りを指し示した。
そこにはナフォールという見慣れた地名があった。
文字の読めないアウルが「何て書いてあるんだ」とマックスに聞く。
マックスは舌打ちをして言う。
「ナフォール。私たちが報酬として貰った土地よ」
「まじかよ! じゃあ、その居留地が帝国のもんになっちまったら、大変じゃねえか!」
デイランはマリオットとロミオとを交互に見る。
「なるほど。最初からここの処理も俺たちだけに任せる腹づもりだった訳か」
口を開きかけたマリオットを、ロミオは「良い」と制した。
「デイラン殿。あなた方も商売をされている以上、分かっているはずです。
あれだけの戦いだけで、肥沃《ひよく》な土地など手に入る訳がない。それはあまりに見合っていない報酬です」
デイランは笑う。
「大した王様だよ、ロミオ」
ロミオは「ありがとうございます」と微笑む。
「ですが、これは我々双方に理があることです。
成功すれば、王国としては帝国の脅威を排除でき、あなた方にとっても後顧の憂いを無くすことができます」
「だが俺達が出かけて言って、誰が取り合う? 伝手は何もないぞ」
「分かっています。だから、これを」
マリオットが書状を取り出す。
「これは陛下から、保留地のエルフ、ドワーフの前首長への申し入れの書状だ。
これを元にどうにか協力を仰ぐよう説得して欲しい」
書状には蝋《ろう》で封印され、開封すればすぐに分かるようになっている。
「説得……つまり、全部俺たち任せか。
だが、やらない訳にもいかない……。どう思う、二人とも」
デイランは、マックスとアウルに話を振る。
マックスは気に入らなさそうに、ロミオとマリオットを睨む。
「やらざるを得ないじゃない。喜んでるみんなに、あの土地を諦めろなんて今さら言えないわよ」
アウルもそれには同意する。
「とにかく、拳で何とか出来る問題なら、何とかしてみせるさっ。
デイラン。そうだろ!」
デイランはうなずく。
「まあ最初から選択肢はないからな。分かったよ。王様。
その役目、受け容れた」
「ありがとうございます。皆さん、感謝いたします」
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる