58 / 149
第一章
第58話 蜘蛛
しおりを挟む
「お客さん、もうすぐ王城の門前に到着ですよ」
ガタガタとケツに響く振動を我慢しながら約一時間が経った。
あの路地であった出来事の後、冒険者のおっさん達と子供達を王城に連れていくため、乗り合い馬車を捕まえて、やっとの事で到着するようだ。
ちょっと王城までって気持ちでいたが、ここまで遠いとは思わなかった。
大通りからまっすぐ進めば王城があると思っていたんだが……。
だってなぁ、馬車を捕まえに大通りに戻って気が付いたんだがよ、お城は大通りの先に見えていたんだぞ……それなのに、ぐるぐると王城を中心に迂回して行くしか近付けないようになっていやがった……。
御者の言う通り門が見えて、速度が落とされた時、何回目になるか忘れたが、また冒険者のおっさんが聞いてきた。
「な、なあ、ギルマスに会いに来てよ、なんで王城に来てるんだよ、おかしいだろ? ふつうは冒険者ギルドにいると思うぞ?」
「だから、リチウムにある冒険者ギルドのギルマスが今ここに来てんだよ、それに、王様にもこの事教えられっかも知れねえだろ?」
そんな俺達をよそに子供達とアシア達はどんどん大きくなってくる、デカいお城を見て盛り上がっている。
ってか、俺もじっくりデカい城を眺めたかったのによ、ずっとおっさん達に話しかけられっし、迷惑だよな。
本当に何回聞けば良いんだよ……。
(きゃははは♪ ケントが長髪からいつもの短髪に戻った時のあの顔! 鼻水までたれてたしね♪)
ああ、それもだな、適当に本気だしたら姿が変わるって言っておいたが、信じてねえみてえだしよ。
『うふふ。覚醒を本気に変えているだけで、力が増すって事は本当の事ですからね』
だろ? ってかさ、もうさっきまで見えてたお城の一番高い尖塔も、ぐるりと囲うように二十メートルはある城壁に阻まれ見えなくなったしな……よし、帰りは後ろを見て帰ってやる。
(ん~、それよりさ、んとねえケント、お城にもうすぐ上位になりそうなレイスが何匹かいるよ、捕まえてきていい?)
んあ? 良いけどよ、上位の手前つったら強いんだろ? アンラ、大丈夫か?
(なぁ~に~♪ ケントったら心配してくれるんだ♪ 大丈夫、任せておいてよ~、最上位でもちょちょいっと捕まえられるからさ)
分かったけどよ、気を付けろよ……んで、どこにいんだ?
俺は声の方を見たんだが、アンラはいつの間にか、片足立で、手を鳥のように広げ、馬車を引く馬に乗っている。
(一匹目は~、門番に取りついてるね、ほら、左の門番の顔見たら分かるでしょ?)
顔見ても分かんねえよ!
だがアンラの言う通り、モヤモヤはいるんだよな……。
俺は目を細め、集中してそのモヤモヤを見る。
なんだ……ハッキリとした形してんぞ? ありゃなんだよアンラ。
(ダークスパイダー、闇魔法を使える蜘蛛だよ~、凄く動きが早いし、毒持ちだけど~、あの脚はね、実体化した時に倒せば焼いて食べれるんだよ)
そ、そうなんか、ちと食べてみたいな……。
(良いけどケントって毒耐性無いよね? 食べたら死ぬけど、食べたいの?)
駄目じゃねえか! 毒耐性なんか持ってる分けねえだろ! ったく、普通に食べれる物だと思うだろ!
その時――ガクリと俺達が見ていたモヤモヤ蜘蛛付きの門番が膝をついた瞬間を見てしまった。
ほぼ止まりかけていた馬車は、倒れた門番まで二十メートル足らずの位置、そこには真っ黒で、赤と黄色の雷のような模様があり、馬車ほどの大きさがある蜘蛛が現れた。
(あっ、実体化しちゃった、門番が死んじゃうよ)
「ちっ! 覚醒! タリャァァァー!」
バキッと床が割れる音が鳴ったが馬車から蜘蛛に向かって跳ぶ――!
「しっ!」
(毒針に気を付けてねケント! 体に生えた毛を飛ばしてくるよ!)
馬車から飛び降り、地面を蹴って、蜘蛛に向かって間合いをつめる。
俺の横でアンラがそう言うが、クロセルを抜き向かってくる俺に気付いたダークスパイダー。
「ひぃ! ま、魔物が出――ギャアァァ!」
「大丈夫――ウギィィ!」
倒れた門番の近くにいた二人の門番を八本ある足の一本で吹き飛ばしてしまった。
ズザザザと石畳を滑り、動かなくなった門番、俺は加速して一気にダークスパイダーへ近付き、俺に向かって振り抜いてくる足をクロセルで弾き返す。
ガキンと弾いたその瞬間、蜘蛛は後ろに飛び退き門の上、城壁に張り付いた。
(ケント任せて! 下に落とすよ! ほ~っりゃっ!)
俺の横から飛び去り、城壁に張り付いたダークスパイダーのさらに少し上にくるりと中で方向を変え、足で城壁に着地すると――!
(落ちろ! ほりゃ!)
蜘蛛のデカいケツを城壁に立っているように足を振りかぶって蹴飛ばした。
アンラに蹴飛ばされたその巨体は、城壁に張り付いてられず、地面に向けて落ちてくる。
俺はその落下地点に向かってクロセルをおもいっきり振り抜いた――。
ダンっと着地して、石畳に少し突き刺さったダークスパイダーの足を一本、ズバッと切り払う事ができた。
「んりゃっ!」
さらに攻撃を続けるが、ダークスパイダーの体に生えている毛が逆立った。
「ぐあっ! く、くそっ、これが毒針かっ! 負けねえぇぇぇ!」
レイピアの尖端のように鋭い毒針が肩、足、腕に刺さったが、気合いで痛みを我慢して、連続攻撃をダークスパイダーに浴びせかける。
ガキン! ズバッ! ガキンと、何度も上手く弾かれたりもしたが、二本目を切り飛ばした。
だが――!
「ぐほっ!」
切り飛ばした足に目がいってしまったんが失敗だった。
(あっ!)
目線を向けた逆の脇腹に衝撃がきた――。
ガタガタとケツに響く振動を我慢しながら約一時間が経った。
あの路地であった出来事の後、冒険者のおっさん達と子供達を王城に連れていくため、乗り合い馬車を捕まえて、やっとの事で到着するようだ。
ちょっと王城までって気持ちでいたが、ここまで遠いとは思わなかった。
大通りからまっすぐ進めば王城があると思っていたんだが……。
だってなぁ、馬車を捕まえに大通りに戻って気が付いたんだがよ、お城は大通りの先に見えていたんだぞ……それなのに、ぐるぐると王城を中心に迂回して行くしか近付けないようになっていやがった……。
御者の言う通り門が見えて、速度が落とされた時、何回目になるか忘れたが、また冒険者のおっさんが聞いてきた。
「な、なあ、ギルマスに会いに来てよ、なんで王城に来てるんだよ、おかしいだろ? ふつうは冒険者ギルドにいると思うぞ?」
「だから、リチウムにある冒険者ギルドのギルマスが今ここに来てんだよ、それに、王様にもこの事教えられっかも知れねえだろ?」
そんな俺達をよそに子供達とアシア達はどんどん大きくなってくる、デカいお城を見て盛り上がっている。
ってか、俺もじっくりデカい城を眺めたかったのによ、ずっとおっさん達に話しかけられっし、迷惑だよな。
本当に何回聞けば良いんだよ……。
(きゃははは♪ ケントが長髪からいつもの短髪に戻った時のあの顔! 鼻水までたれてたしね♪)
ああ、それもだな、適当に本気だしたら姿が変わるって言っておいたが、信じてねえみてえだしよ。
『うふふ。覚醒を本気に変えているだけで、力が増すって事は本当の事ですからね』
だろ? ってかさ、もうさっきまで見えてたお城の一番高い尖塔も、ぐるりと囲うように二十メートルはある城壁に阻まれ見えなくなったしな……よし、帰りは後ろを見て帰ってやる。
(ん~、それよりさ、んとねえケント、お城にもうすぐ上位になりそうなレイスが何匹かいるよ、捕まえてきていい?)
んあ? 良いけどよ、上位の手前つったら強いんだろ? アンラ、大丈夫か?
(なぁ~に~♪ ケントったら心配してくれるんだ♪ 大丈夫、任せておいてよ~、最上位でもちょちょいっと捕まえられるからさ)
分かったけどよ、気を付けろよ……んで、どこにいんだ?
俺は声の方を見たんだが、アンラはいつの間にか、片足立で、手を鳥のように広げ、馬車を引く馬に乗っている。
(一匹目は~、門番に取りついてるね、ほら、左の門番の顔見たら分かるでしょ?)
顔見ても分かんねえよ!
だがアンラの言う通り、モヤモヤはいるんだよな……。
俺は目を細め、集中してそのモヤモヤを見る。
なんだ……ハッキリとした形してんぞ? ありゃなんだよアンラ。
(ダークスパイダー、闇魔法を使える蜘蛛だよ~、凄く動きが早いし、毒持ちだけど~、あの脚はね、実体化した時に倒せば焼いて食べれるんだよ)
そ、そうなんか、ちと食べてみたいな……。
(良いけどケントって毒耐性無いよね? 食べたら死ぬけど、食べたいの?)
駄目じゃねえか! 毒耐性なんか持ってる分けねえだろ! ったく、普通に食べれる物だと思うだろ!
その時――ガクリと俺達が見ていたモヤモヤ蜘蛛付きの門番が膝をついた瞬間を見てしまった。
ほぼ止まりかけていた馬車は、倒れた門番まで二十メートル足らずの位置、そこには真っ黒で、赤と黄色の雷のような模様があり、馬車ほどの大きさがある蜘蛛が現れた。
(あっ、実体化しちゃった、門番が死んじゃうよ)
「ちっ! 覚醒! タリャァァァー!」
バキッと床が割れる音が鳴ったが馬車から蜘蛛に向かって跳ぶ――!
「しっ!」
(毒針に気を付けてねケント! 体に生えた毛を飛ばしてくるよ!)
馬車から飛び降り、地面を蹴って、蜘蛛に向かって間合いをつめる。
俺の横でアンラがそう言うが、クロセルを抜き向かってくる俺に気付いたダークスパイダー。
「ひぃ! ま、魔物が出――ギャアァァ!」
「大丈夫――ウギィィ!」
倒れた門番の近くにいた二人の門番を八本ある足の一本で吹き飛ばしてしまった。
ズザザザと石畳を滑り、動かなくなった門番、俺は加速して一気にダークスパイダーへ近付き、俺に向かって振り抜いてくる足をクロセルで弾き返す。
ガキンと弾いたその瞬間、蜘蛛は後ろに飛び退き門の上、城壁に張り付いた。
(ケント任せて! 下に落とすよ! ほ~っりゃっ!)
俺の横から飛び去り、城壁に張り付いたダークスパイダーのさらに少し上にくるりと中で方向を変え、足で城壁に着地すると――!
(落ちろ! ほりゃ!)
蜘蛛のデカいケツを城壁に立っているように足を振りかぶって蹴飛ばした。
アンラに蹴飛ばされたその巨体は、城壁に張り付いてられず、地面に向けて落ちてくる。
俺はその落下地点に向かってクロセルをおもいっきり振り抜いた――。
ダンっと着地して、石畳に少し突き刺さったダークスパイダーの足を一本、ズバッと切り払う事ができた。
「んりゃっ!」
さらに攻撃を続けるが、ダークスパイダーの体に生えている毛が逆立った。
「ぐあっ! く、くそっ、これが毒針かっ! 負けねえぇぇぇ!」
レイピアの尖端のように鋭い毒針が肩、足、腕に刺さったが、気合いで痛みを我慢して、連続攻撃をダークスパイダーに浴びせかける。
ガキン! ズバッ! ガキンと、何度も上手く弾かれたりもしたが、二本目を切り飛ばした。
だが――!
「ぐほっ!」
切り飛ばした足に目がいってしまったんが失敗だった。
(あっ!)
目線を向けた逆の脇腹に衝撃がきた――。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる