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07話 成長
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「前から思っていたのですが、ヤスさんは武器使わないんですか?(笑)」
スライム討伐は特に武器がなくてもできたので、お金に余裕のないヤスには武器を買おうという選択肢が浮かばなかった。
「武器って高いじゃん」
この世界は物価が高い。それを考慮しても武器はもっと高い。
「何か良いアイデア無いか?」
「自作したら良いんじゃないですか?」
......確かに。
「じゃあ雑貨屋で武器になりそうなものでも買ってくるか」
✳︎ ✳︎ ✳︎
雑貨屋
「この鍋とかどうでしょう?」
ルンはフライパンを手に取り、その場で振り始めた。
「良い感じですよ。盾にもなりそうですね」
ガンっ!!!
「あっ......」
ルンの振っていたフライパンに鉄の棒が刺さっている。
「何か、すごい音したけど?」
店の奥から出てきた店主と目があった。
「......買い取ってね」
「はい......」
✳︎ ✳︎ ✳︎
「たらららったらー。ヤスは壊れたフライパンと、それに刺さった鉄の棒を入手したー(笑)」
ヤスたちは手に入れたガラクタを持って雑貨屋の近くの木陰で一休みすることにした。
「なんとお店のご主人が落し蓋をサービスしてくれました(笑)」
「フライパンとして使えないのに蓋もらっても......」
「大丈夫です! きっと何かに使えますから!」
「当たり前だ。銀貨2枚無駄にしやがって」
まさかガラクタに貴重な貯金が削られるとは......
「じゃあ、これをどう使うかみんなで考えるぞ」
「イノベーションが世界を変えるんですね(笑)」
さてどうするか
現実的に武器として使えると助かるんだが......
「ルン。ちょっとそれ貸してくれ。俺も振ってみる」
「ヤスさんも振りたくなっちゃたんですね」
ルンからフライパンを受け取り、握ってみる。
「お、確かに振りやすい」
すぽっ
「危なっ」
振った勢いで、鍋に刺さっていた鉄の棒が抜けルンめがけて飛んでいった。
「何ですかいきなり。殺す気ですか?」
鉄の棒は、ルンの後ろに生えてた木にぶっ刺さっていた。
「すまん。大丈夫か?」
フライパンを放り投げ、慌ててルンに近づく。
「私は大丈夫ですけど......ヤスさんなら死んでましたね」
ルンが刺さった棒を引き抜きながら答える。
「笑えないな。本当にごめん」
「もういいですよ」
「それにしてもルンちゃんの反射神経凄いですね(笑)」
この至近距離からかなりの勢いで飛んでいった棒を普通に避けていた。
「ヤスさんが振る時点で何か嫌な予感がしていたので」
「予感って......」
なんか釈然としない。
「察知したり先読みする能力も大事ですよ。違和感とか何となくでも嫌な予感がしたら気を付けた方がいいです。実際、今死ななくて済みました」
「ごめんなさい」
説得力が凄かった。
「向こう側がよく見えます(笑)」
フライパンを拾ったエールが、空いた穴からこっちを見ている。
「穴が空いてたらスライムにとどめを刺すこともできませんね」
「穴から出てきちゃいますね(笑)」
ところてんかよ。
「......いや、これ使えるかもしれない」
ニヤリ
「ヤスさーん、悪い顔してますよー(笑)」
すぐに支度をして討伐ポイントへ向かうことにした。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「今日もスライム日和だな」
ヤス達はここ数日の経験により、スライムがどこにいるのかわかるようになっていた。
「それで、今日はどうするんですか?」
2人に今日の作戦を説明する。
「なるほど」
「今回もまた容赦ない感じですね(笑)」
✳︎ ✳︎ ✳︎
「スライム持ってきました」
スライムは攻撃するまで逃げないので、簡単に捕まえることができる。
「よし、じゃあこの鍋にセットだ」
「了解です!」
「エール、落し蓋」
「はい(笑)」
「じゃあ押し出すから、出てきたスライム手当たり次第に切りまくってくれ」
「いつでも大丈夫です!」
鍋に蓋をはめて思いっきり押す。
にゅるん
「出てきましたね(笑)」
「これだけ見ると、何か美味しそうですね」
スライムを攻撃するのに力は要らないので、棒を振りながらの会話も余裕そうだ。
ただ、棒の先は目に追えない早さで動き続けている。
しゅぱぱぱぱぱぱ
「小石が量産されていくな」
「あ、この子、石になってないですよ(笑)」
「よし! エール潰せぇっ!!!」
「えい(笑)」
ぷち
「これ、いけるな」
「ますね」
ここからは作業だった。
スライムの近くに行き、鍋に入れ、押し出し、切って、潰す。鍋に入れ、押し出し、切って、潰す。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「いやー。大量でしたねー」
「20以上倒したんじゃないか?」
「私の右足が24匹潰しました(笑)」
「生々しい表現ですね」
「業が深いな」
冒険者ギルドに着きアリスの元へ向かう。
「ヤスさん達、お疲れさまです。今日もスライムですか?」
スライム討伐は初回以外、事後報告でいい。
「では、今日も何匹倒したか水晶の前で申告お願いしますね」
「今日は24匹です」
「え? そんなに倒せたんですか?」
アリスが水晶を見る。
虚偽申告をすると水晶が黒くなるが、透明なままだ。
「はえー。すごいですねー」
アリスは純粋に驚いているようだった。
「スライムこんなに倒せるなんて、ヤスさん達レベル上がってますね」
「やっぱりレベルが上がるとステータスとかも上がって強くなるんですか?」
「?」
アリスがきょとんとしてこっちを見ている
あ、これ伝わってないやつだ。
「何でもないです。忘れてください」
後でエールに確認すると、レベルが上がるというのは、物の例えであって、ゲームみたいな意味はないらしい。
「じゃあ、アリスさんが言っていたレベルが上がったっていうのは......」
「慣れてきましたねーくらいの意味ですね(笑)」
「......じゃあ俺たちは特に変わってないのか」
こっちの世界に来てからランクとかレベルとかステータスとか、そういったファンタジー感を期待していたが、特になかった。
「でも、来たときと比べて筋肉ついたんじゃないですか?(笑)」
「そりゃそうだろうけどさー」
「信じられるのは己の肉体のみです(笑)」
「筋肉は裏切りませんね!」
強くなるのに近道などないみたいだ......
スライム討伐は特に武器がなくてもできたので、お金に余裕のないヤスには武器を買おうという選択肢が浮かばなかった。
「武器って高いじゃん」
この世界は物価が高い。それを考慮しても武器はもっと高い。
「何か良いアイデア無いか?」
「自作したら良いんじゃないですか?」
......確かに。
「じゃあ雑貨屋で武器になりそうなものでも買ってくるか」
✳︎ ✳︎ ✳︎
雑貨屋
「この鍋とかどうでしょう?」
ルンはフライパンを手に取り、その場で振り始めた。
「良い感じですよ。盾にもなりそうですね」
ガンっ!!!
「あっ......」
ルンの振っていたフライパンに鉄の棒が刺さっている。
「何か、すごい音したけど?」
店の奥から出てきた店主と目があった。
「......買い取ってね」
「はい......」
✳︎ ✳︎ ✳︎
「たらららったらー。ヤスは壊れたフライパンと、それに刺さった鉄の棒を入手したー(笑)」
ヤスたちは手に入れたガラクタを持って雑貨屋の近くの木陰で一休みすることにした。
「なんとお店のご主人が落し蓋をサービスしてくれました(笑)」
「フライパンとして使えないのに蓋もらっても......」
「大丈夫です! きっと何かに使えますから!」
「当たり前だ。銀貨2枚無駄にしやがって」
まさかガラクタに貴重な貯金が削られるとは......
「じゃあ、これをどう使うかみんなで考えるぞ」
「イノベーションが世界を変えるんですね(笑)」
さてどうするか
現実的に武器として使えると助かるんだが......
「ルン。ちょっとそれ貸してくれ。俺も振ってみる」
「ヤスさんも振りたくなっちゃたんですね」
ルンからフライパンを受け取り、握ってみる。
「お、確かに振りやすい」
すぽっ
「危なっ」
振った勢いで、鍋に刺さっていた鉄の棒が抜けルンめがけて飛んでいった。
「何ですかいきなり。殺す気ですか?」
鉄の棒は、ルンの後ろに生えてた木にぶっ刺さっていた。
「すまん。大丈夫か?」
フライパンを放り投げ、慌ててルンに近づく。
「私は大丈夫ですけど......ヤスさんなら死んでましたね」
ルンが刺さった棒を引き抜きながら答える。
「笑えないな。本当にごめん」
「もういいですよ」
「それにしてもルンちゃんの反射神経凄いですね(笑)」
この至近距離からかなりの勢いで飛んでいった棒を普通に避けていた。
「ヤスさんが振る時点で何か嫌な予感がしていたので」
「予感って......」
なんか釈然としない。
「察知したり先読みする能力も大事ですよ。違和感とか何となくでも嫌な予感がしたら気を付けた方がいいです。実際、今死ななくて済みました」
「ごめんなさい」
説得力が凄かった。
「向こう側がよく見えます(笑)」
フライパンを拾ったエールが、空いた穴からこっちを見ている。
「穴が空いてたらスライムにとどめを刺すこともできませんね」
「穴から出てきちゃいますね(笑)」
ところてんかよ。
「......いや、これ使えるかもしれない」
ニヤリ
「ヤスさーん、悪い顔してますよー(笑)」
すぐに支度をして討伐ポイントへ向かうことにした。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「今日もスライム日和だな」
ヤス達はここ数日の経験により、スライムがどこにいるのかわかるようになっていた。
「それで、今日はどうするんですか?」
2人に今日の作戦を説明する。
「なるほど」
「今回もまた容赦ない感じですね(笑)」
✳︎ ✳︎ ✳︎
「スライム持ってきました」
スライムは攻撃するまで逃げないので、簡単に捕まえることができる。
「よし、じゃあこの鍋にセットだ」
「了解です!」
「エール、落し蓋」
「はい(笑)」
「じゃあ押し出すから、出てきたスライム手当たり次第に切りまくってくれ」
「いつでも大丈夫です!」
鍋に蓋をはめて思いっきり押す。
にゅるん
「出てきましたね(笑)」
「これだけ見ると、何か美味しそうですね」
スライムを攻撃するのに力は要らないので、棒を振りながらの会話も余裕そうだ。
ただ、棒の先は目に追えない早さで動き続けている。
しゅぱぱぱぱぱぱ
「小石が量産されていくな」
「あ、この子、石になってないですよ(笑)」
「よし! エール潰せぇっ!!!」
「えい(笑)」
ぷち
「これ、いけるな」
「ますね」
ここからは作業だった。
スライムの近くに行き、鍋に入れ、押し出し、切って、潰す。鍋に入れ、押し出し、切って、潰す。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「いやー。大量でしたねー」
「20以上倒したんじゃないか?」
「私の右足が24匹潰しました(笑)」
「生々しい表現ですね」
「業が深いな」
冒険者ギルドに着きアリスの元へ向かう。
「ヤスさん達、お疲れさまです。今日もスライムですか?」
スライム討伐は初回以外、事後報告でいい。
「では、今日も何匹倒したか水晶の前で申告お願いしますね」
「今日は24匹です」
「え? そんなに倒せたんですか?」
アリスが水晶を見る。
虚偽申告をすると水晶が黒くなるが、透明なままだ。
「はえー。すごいですねー」
アリスは純粋に驚いているようだった。
「スライムこんなに倒せるなんて、ヤスさん達レベル上がってますね」
「やっぱりレベルが上がるとステータスとかも上がって強くなるんですか?」
「?」
アリスがきょとんとしてこっちを見ている
あ、これ伝わってないやつだ。
「何でもないです。忘れてください」
後でエールに確認すると、レベルが上がるというのは、物の例えであって、ゲームみたいな意味はないらしい。
「じゃあ、アリスさんが言っていたレベルが上がったっていうのは......」
「慣れてきましたねーくらいの意味ですね(笑)」
「......じゃあ俺たちは特に変わってないのか」
こっちの世界に来てからランクとかレベルとかステータスとか、そういったファンタジー感を期待していたが、特になかった。
「でも、来たときと比べて筋肉ついたんじゃないですか?(笑)」
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