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第七章
秩序を司る神霊-01
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菊谷ヤエ(B)。
太陽系第三惑星地球において、秩序を司る神霊【コスモス】と同化した、元錬金術師であり、元人間――というのが、ちゃぶ台を囲んだ皇族五人に、そしてクアンタも初めて聞く、彼女の詳細だった。
元々、神霊という存在は如何なる世界にも存在し、地球だけでなく、今彼女たちがいる塩基系第二惑星ゴルサにおいても、人々には姿を視認できないが、あるというのが彼女の弁である。
「ありえないわ」
ヤエの言葉を聞いて、まず真っ先に否定を口にした人物がアルハットである。
ヤエも彼女がそう言う事が分かっていたと言わんばかりにニヤリと笑みをこぼしつつ、煙草を一本取り出し、指を鳴らした。
指から発する火花によって火を点し、吸い込んだ煙を吐き出すと、それがシドニアの目に入ったが、しかし彼は気にすることなく、アルハットに問うた。
「何があり得ないというのだ、アルハット」
「神霊等という概念が、です。そもそも、この世に神なんていう存在が、いる筈がない」
「流石錬金術師の端くれだな」
バカにするような言い方ではあったが、しかし彼女は真にそう思っているのだろう。口元は僅かに笑うだけで、先ほどまでのように、阿呆と嘲るものではなかった。
「確かに人間は一人ひとり、何かに崇拝するわ。それが時に、神という架空の存在を崇拝する時もあると、理解している。
しかしそれは、あくまで心の拠り所としての神。偶像という名の虚構、虚構という名の、幻に過ぎない。
そんな存在を容認してしまえば、この世に科学で証明できない事が多分に存在する事となり得てしまう」
「理解してやりたいがなぁ、アルハット。そもそもお前らが今理解し得ている科学や化学というのは、全ての知識において盤石な物か?」
「……それは」
押し黙るアルハットに、ヤエはクククと笑いながら畳の上で胡坐をかいていた足を崩し、煙草の先端をアルハットに向ける。
「いいか、私も錬金術師だ。だからこそ非科学的な事をあまり軽々に言いたくは無いというのは分かる。しかし現代科学で説明できない事が、この世の中には溢れている。
例えばクアンタという存在、ただ単に外宇宙生命体というだけの説明は簡単だが、しかしそれ以上の謎がフォーリナーには数多あるだろう?
その身体を形作る流体金属の謎、フォーリナーが何故他人や物に接触するだけで構造データをダウンロードできるか、そうした小さな謎を今ここで、クアンタに聞く事無く説明が、お前の信じる科学とやらで出来るのか?」
答える事が出来ない彼女に、しかし神である証拠の一つを見せてやろうとしたヤエが、今煙草を口に咥えて両手を自由にした後、先ほど火を発した時と同じように、指を鳴らした。
瞬間、彼女の手の平にバチバチと、青と白の入り混じった光が発生。そして、周辺の二酸化炭素量が僅かに減っていると認識したアルハットは、その表情を青くする。
「まさか」
「そのまさかだよ。クアンタには二度目だな」
発光が収まると、彼女の手には一つ、ガラス製の灰皿が収まっていた。
灰皿に落とされた煙草の灰を気にすることなく、シドニアとアルハット、アメリアとカルファスの四人が、その灰皿に注目する。なおイルメールだけは「なんか一瞬でゲレス細工作りやがった」位に捉えている。
「錬金術とは現行、大きく分けて三つの分類があるが、その内重要な一つは、即時物質変換術。コレの基本は等価交換の法則と物質保存の法則だ。
加工物Aを製造したい場合、その加工物Aを製造する際に必要な素材B・Cを必要量集め、錬成する事で加工物Aを作り出す、と言ったような形だな。
夕方、お前たちが壊したこの家を修繕する際、元々この家で使われていた木材等を用いて修繕が出来たようにな。
例えばその時、この古き良き木造住宅の家を、コンクリート製の家宅に変更したいとなった場合、この家を構成する素材だけで錬成は本来不可能だが――私なら出来る。面倒だからやらないがな」
以前クアンタが錬金術について簡単な説明をリンナから伺った時、彼女はこう答えた。
『例えばなんだけど、それこそ玉鋼の原料となる砂鉄とかを集めて、その製作工程を省略するってカンジ。んで、その省略技術の事を錬成って呼んでるの』
その時は例題は玉鋼だったが、例えば今錬成したガラス細工を製造する場合、例えばガラスの元となる珪砂・ソーダ灰・石灰等であるが、こうした素材を集めて錬成する事で、本来はガラスを製造する事が出来る。
であるのにも関わらず、彼女はそうした原料を無しに、しかも一瞬の内に灰皿としてガラスを生み出した。
それは錬金術の基本となる等価交換の法則・物質保存の法則に反する行為、という事だろう。
「何が……貴女は今、この周辺にある二酸化炭素を集め、それを全く別のゲレスに加工したように見えたわ」
「空気中に含まれる二酸化炭素量を目測出来るのか。優秀だな、地球にはお前レベルの錬金術師は三人といないぞ」
「茶化さないで、説明を要求するわ」
「簡単な事だ。神さまになるとそうした特定の法則を幾つか逸脱した行為も可能になると言うだけ。別にその辺にある木から鉄を作ってもいいし、何なら今作ったこのガラス細工――ああ、お前等はゲレス細工と呼んでいたな、コレを木材にしてやってもいい」
これじゃ神さまであるという説明にならんかな? と笑う彼女だが、しかし言葉に偽りがないのだろうとした皆は、ようやくそこで、彼女が本物の神であり、そうした技量も持ち得るのだと知る。
「……私は、貴女が神さまを名乗ってても、そうした物理法則から逸脱した事が出来ても、別に問題は無いんだけど」
カルファスが、今ヤエの起こした錬成を見て、少々顔を青くした上で尋ねた。
「私は神さまっていう存在を『何でも出来る存在』と思ってるわ。それこそ魔術もそうだし、錬金術も、剣技も単純な腕力も、全ての秀でて完璧な、それこそ人間には成し得ない事を平気で出来る存在が、神だと思ってる」
「概ね間違ってはいないが、神さまを過信するなよ。私にだって出来ない事はある」
「例えば?」
「人や生物等の生命体を生み出す事とか。
――ああ、言葉が足りないな、一応私も女としての身体は有しているから、単純な生殖によって子を産むことは出来るが、しかし錬成によって生命を生み出す事は出来ない」
「むしろ、無から有を産むより簡単だと考えれるんだけど……」
先ほどガラス細工を難無く製造した彼女に、そうした生命を生み出すという行為が何故出来ないのか、それを説明願いたいとするカルファスに、ヤエは自分のお腹を擦りながら、首を横に振る。
「私には無理なんだよ。勿論人体を構成する物質をかき集めて、人間と同様の肉体を生み出す事は出来るが、その依り代の中で生きる魂を製造する事が出来ない」
「魂の解析は、貴女のような錬金術師でもあり、神さまである人にも無理だったという事?」
「科学的な事としてはともかく、感情と言うのがあるという前提で様々な力が生み出されている。お前らで言う魔術もそうだし――虚力も、そうした魂から生み出される感情を司るエネルギーとされているな」
本題に入っていいだろうか、と言うヤエに、全員が視線を合わせる。
何にせよ、彼女が本物の神に等しい力を持ち得ているのならば、彼女の自己紹介を訝しんで時間を浪費する必要は無い筈だ。
「所でクアンタ、カルファス、リンナさんは就寝中なんだな」
「ええ。元々疲れていた事に合わせて強めに催眠魔術をかけたから、朝までぐっすりだと思うけれど」
「お師匠を起こす必要があるだろうか」
「いや、リンナさんにはそのまま眠って頂こう。むしろ聞いて頂きたくないからこそ、カルファスが催眠魔術を使用するタイミングまで控えていたんだ」
「了解した。……ちなみに何故神さまはお師匠に対して『さん付け』なのだ?」
「リンナさんにマジでキレられた時メチャクチャ怖かったんだもん……っ」
「本当に神であるのか、こ奴……リンナにキレられてビビり、我ら皇族にキレられて何故平伏せんのか不服なのじゃが……」
「マジでリンナさんにキレられた時怖かったんだよ! 私、他の神さまと喧嘩した事もあるけどあそこまでビビったの初めてだったんだぞっ!」
「んまぁ、リンナはオレら全員より偉いからなっ」
なぜか一番偉そうにしているイルメールは置いておいて、ヤエはゴホンと息を吐くと共に、説明を開始する。
太陽系第三惑星地球において、秩序を司る神霊【コスモス】と同化した、元錬金術師であり、元人間――というのが、ちゃぶ台を囲んだ皇族五人に、そしてクアンタも初めて聞く、彼女の詳細だった。
元々、神霊という存在は如何なる世界にも存在し、地球だけでなく、今彼女たちがいる塩基系第二惑星ゴルサにおいても、人々には姿を視認できないが、あるというのが彼女の弁である。
「ありえないわ」
ヤエの言葉を聞いて、まず真っ先に否定を口にした人物がアルハットである。
ヤエも彼女がそう言う事が分かっていたと言わんばかりにニヤリと笑みをこぼしつつ、煙草を一本取り出し、指を鳴らした。
指から発する火花によって火を点し、吸い込んだ煙を吐き出すと、それがシドニアの目に入ったが、しかし彼は気にすることなく、アルハットに問うた。
「何があり得ないというのだ、アルハット」
「神霊等という概念が、です。そもそも、この世に神なんていう存在が、いる筈がない」
「流石錬金術師の端くれだな」
バカにするような言い方ではあったが、しかし彼女は真にそう思っているのだろう。口元は僅かに笑うだけで、先ほどまでのように、阿呆と嘲るものではなかった。
「確かに人間は一人ひとり、何かに崇拝するわ。それが時に、神という架空の存在を崇拝する時もあると、理解している。
しかしそれは、あくまで心の拠り所としての神。偶像という名の虚構、虚構という名の、幻に過ぎない。
そんな存在を容認してしまえば、この世に科学で証明できない事が多分に存在する事となり得てしまう」
「理解してやりたいがなぁ、アルハット。そもそもお前らが今理解し得ている科学や化学というのは、全ての知識において盤石な物か?」
「……それは」
押し黙るアルハットに、ヤエはクククと笑いながら畳の上で胡坐をかいていた足を崩し、煙草の先端をアルハットに向ける。
「いいか、私も錬金術師だ。だからこそ非科学的な事をあまり軽々に言いたくは無いというのは分かる。しかし現代科学で説明できない事が、この世の中には溢れている。
例えばクアンタという存在、ただ単に外宇宙生命体というだけの説明は簡単だが、しかしそれ以上の謎がフォーリナーには数多あるだろう?
その身体を形作る流体金属の謎、フォーリナーが何故他人や物に接触するだけで構造データをダウンロードできるか、そうした小さな謎を今ここで、クアンタに聞く事無く説明が、お前の信じる科学とやらで出来るのか?」
答える事が出来ない彼女に、しかし神である証拠の一つを見せてやろうとしたヤエが、今煙草を口に咥えて両手を自由にした後、先ほど火を発した時と同じように、指を鳴らした。
瞬間、彼女の手の平にバチバチと、青と白の入り混じった光が発生。そして、周辺の二酸化炭素量が僅かに減っていると認識したアルハットは、その表情を青くする。
「まさか」
「そのまさかだよ。クアンタには二度目だな」
発光が収まると、彼女の手には一つ、ガラス製の灰皿が収まっていた。
灰皿に落とされた煙草の灰を気にすることなく、シドニアとアルハット、アメリアとカルファスの四人が、その灰皿に注目する。なおイルメールだけは「なんか一瞬でゲレス細工作りやがった」位に捉えている。
「錬金術とは現行、大きく分けて三つの分類があるが、その内重要な一つは、即時物質変換術。コレの基本は等価交換の法則と物質保存の法則だ。
加工物Aを製造したい場合、その加工物Aを製造する際に必要な素材B・Cを必要量集め、錬成する事で加工物Aを作り出す、と言ったような形だな。
夕方、お前たちが壊したこの家を修繕する際、元々この家で使われていた木材等を用いて修繕が出来たようにな。
例えばその時、この古き良き木造住宅の家を、コンクリート製の家宅に変更したいとなった場合、この家を構成する素材だけで錬成は本来不可能だが――私なら出来る。面倒だからやらないがな」
以前クアンタが錬金術について簡単な説明をリンナから伺った時、彼女はこう答えた。
『例えばなんだけど、それこそ玉鋼の原料となる砂鉄とかを集めて、その製作工程を省略するってカンジ。んで、その省略技術の事を錬成って呼んでるの』
その時は例題は玉鋼だったが、例えば今錬成したガラス細工を製造する場合、例えばガラスの元となる珪砂・ソーダ灰・石灰等であるが、こうした素材を集めて錬成する事で、本来はガラスを製造する事が出来る。
であるのにも関わらず、彼女はそうした原料を無しに、しかも一瞬の内に灰皿としてガラスを生み出した。
それは錬金術の基本となる等価交換の法則・物質保存の法則に反する行為、という事だろう。
「何が……貴女は今、この周辺にある二酸化炭素を集め、それを全く別のゲレスに加工したように見えたわ」
「空気中に含まれる二酸化炭素量を目測出来るのか。優秀だな、地球にはお前レベルの錬金術師は三人といないぞ」
「茶化さないで、説明を要求するわ」
「簡単な事だ。神さまになるとそうした特定の法則を幾つか逸脱した行為も可能になると言うだけ。別にその辺にある木から鉄を作ってもいいし、何なら今作ったこのガラス細工――ああ、お前等はゲレス細工と呼んでいたな、コレを木材にしてやってもいい」
これじゃ神さまであるという説明にならんかな? と笑う彼女だが、しかし言葉に偽りがないのだろうとした皆は、ようやくそこで、彼女が本物の神であり、そうした技量も持ち得るのだと知る。
「……私は、貴女が神さまを名乗ってても、そうした物理法則から逸脱した事が出来ても、別に問題は無いんだけど」
カルファスが、今ヤエの起こした錬成を見て、少々顔を青くした上で尋ねた。
「私は神さまっていう存在を『何でも出来る存在』と思ってるわ。それこそ魔術もそうだし、錬金術も、剣技も単純な腕力も、全ての秀でて完璧な、それこそ人間には成し得ない事を平気で出来る存在が、神だと思ってる」
「概ね間違ってはいないが、神さまを過信するなよ。私にだって出来ない事はある」
「例えば?」
「人や生物等の生命体を生み出す事とか。
――ああ、言葉が足りないな、一応私も女としての身体は有しているから、単純な生殖によって子を産むことは出来るが、しかし錬成によって生命を生み出す事は出来ない」
「むしろ、無から有を産むより簡単だと考えれるんだけど……」
先ほどガラス細工を難無く製造した彼女に、そうした生命を生み出すという行為が何故出来ないのか、それを説明願いたいとするカルファスに、ヤエは自分のお腹を擦りながら、首を横に振る。
「私には無理なんだよ。勿論人体を構成する物質をかき集めて、人間と同様の肉体を生み出す事は出来るが、その依り代の中で生きる魂を製造する事が出来ない」
「魂の解析は、貴女のような錬金術師でもあり、神さまである人にも無理だったという事?」
「科学的な事としてはともかく、感情と言うのがあるという前提で様々な力が生み出されている。お前らで言う魔術もそうだし――虚力も、そうした魂から生み出される感情を司るエネルギーとされているな」
本題に入っていいだろうか、と言うヤエに、全員が視線を合わせる。
何にせよ、彼女が本物の神に等しい力を持ち得ているのならば、彼女の自己紹介を訝しんで時間を浪費する必要は無い筈だ。
「所でクアンタ、カルファス、リンナさんは就寝中なんだな」
「ええ。元々疲れていた事に合わせて強めに催眠魔術をかけたから、朝までぐっすりだと思うけれど」
「お師匠を起こす必要があるだろうか」
「いや、リンナさんにはそのまま眠って頂こう。むしろ聞いて頂きたくないからこそ、カルファスが催眠魔術を使用するタイミングまで控えていたんだ」
「了解した。……ちなみに何故神さまはお師匠に対して『さん付け』なのだ?」
「リンナさんにマジでキレられた時メチャクチャ怖かったんだもん……っ」
「本当に神であるのか、こ奴……リンナにキレられてビビり、我ら皇族にキレられて何故平伏せんのか不服なのじゃが……」
「マジでリンナさんにキレられた時怖かったんだよ! 私、他の神さまと喧嘩した事もあるけどあそこまでビビったの初めてだったんだぞっ!」
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