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第九章
頂に立つ者-10
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「……もう、正直ぶっちゃけますね。
アタシはさっきから皆が言ってるドラファルドのやろうとしてる事、ドラファルドのやった事の後にあるアルハット領が、そこまで悪いもんじゃないと思うんですよ。え、マジで何がいけないかわかんない」
本当にぶっちゃけているな、と思いつつ、クアンタはリンナの言葉を聞きながら顎に手を当て、思考を巡らせるが、しかしアルハットは冷や汗を流しながら、唾を飛ばすリンナの顔を間近にして、ただ茫然としているだけだ。
「例えばアタシらがアルハット領に移転してってすれば、玉鋼製造してる界隈が儲かるんすよね? それって、アルハット領の経済的には良い事だけど、刀の搬入とか税金関係とかで災い対策がちょっと後退するから、シドニアさんはそうしたくないだけっしょ?
反対に、例えばアタシらがアルハット領に移転しなきゃ、今度はアルハット様の支持率も下がるわシドニアさんの評判も下がるわで悪い事尽くめだけど、シドニア領から脱却出来る良い機会になるもんで、ドラファルドはそうしたい。
……でもコレだって逆に考えれば、災い対策ではそこまで事態は後退しないし、現状とそれほど今と変わんないっすよね? シドニアさんとかアルハット様の支持率だけ何とかすればシドニア領から脱却する必要も無いし、今まで通りじゃないっすか?」
矢継ぎ早に語られる彼女の言葉に、アルハットがどこまでついていけているかは分からない。
しかしクアンタは「なるほどな」と口にしつつ、リンナの言いたい事を要約する。
「つまりお師匠は、どういった方向に進んでも利点と難点があり、どちらを選ぶかだけでも決めれば、後は難点を軽減させる方法があるかもしれない、と言いたいのだな」
「そうそれっ! クアンタ頭いいっ! アタシバカだから、要点だけ言うっての難しいんだよねぇ」
「そして、そのどちらかを選ぶのは、お師匠や私、ましてやシドニアという別領主ではなく――このアルハット領の領主である、彼女が決めて行動しなければならないと、そういう事だな」
うん、と頷くリンナが、今一度アルハットと視線を合わせ、口を閉じる。
目だけで訴える彼女の言葉は、アルハットにも伝わっている。
――アルハット様はどうしたい?
彼女は、確かに知識という点ではアルハットの足元にも及ばぬ者ではあるだろう。
しかし彼女は、だからこそ知っているのだ。
――間違えてしまった時を戻す事は出来ず、そしてただ泣いて、嘆いて、現実から目を背けても、事態が解決する事などないのだと。
――だが、自分は違う。
彼女は、首をフルフルと横に振りながら、ただ嘆きの言葉を連ねる。
「……私は、今まで、何も自分で、決めてこなかった。私は皇族だけど、ただのか弱い女で」
「女である事を逃げ道にすんなッ!!」
そんな彼女へ向け、不意に大声を放たったリンナの言葉に、びくりと震えるアルハット。
だが、リンナは決して、言葉を止めない。
「確かに男と女にゃ明確な違いがあるし、何だったら男女関係なく一人ひとりにも明確に向き不向きはあるさ! でも、人間って根本は変わらないし、別に『どうしたいか』考える事だけなら、男女限らずガキにだって出来るんだ!
それを考える事もせずに、女って言葉を逃げ道にする奴は、それこそ男女関係なく、阿呆でしかねェんだよっ!」
逃げんな、済んだ過去を見んな、前を見ろ。
リンナは、矢継ぎ早にそう言葉を紡ぎ続けた。
「もしそれすら出来ねぇなら、アンタは皇族とか女とか関係なく無能だ。ただ突っ立ってドラファルドの傀儡になりゃいいよ。シドニアさんだって、だからキレたんでしょ?
でもそうなりたくない、ドラファルドの傀儡じゃなくて、アンタがこの領土を率いていきたいって言うなら、ただ自分のやりたい事を見据えて、そこに向かって突っ走りゃいい。
それが出来るか出来ないかは置いといて、まずは選択する。それでようやく『無能』から『普通』になれるんだよっ!」
普通か、無能か。
普通になりたいと言うのなら、リンナの手を取れと言う。
無能になりたいのなら、そのまま泣きわめいてろと言う。
単純明快な事を堂々と言ってのけたリンナは、フンと鼻を鳴らしながら立ち上がり、アルハットへ手を伸ばす。
――その手を、アルハットは掴みたいと思った。
だからこそ、頬に伝う涙を拭いながら、立ち上がり、リンナの手を、取ったのだ。
「……ごめんなさい。そんな、当たり前の事だったのね」
「そうだよ。選択するなんてのは誰だってできる。その選択すら放棄するようになった奴がただの無能なんだ」
「……私は、別にドラファルドがこの領土を率いても構わない。傀儡でもいい。でも、何より守らなきゃいけないのは、人の命。
アルハット領だとかシドニア領だとか、そんな事は関係なく、明日を生きる事が出来る人の命を救う為に、戦いたい」
「選べたじゃん。……じゃあその為に、何をどうする?」
「リンナ刀工鍛冶場は、アルハット領に移転させない。アルハット領に移転させればそれだけ災い対策が停滞するわ。そもそも移転中は真っ先に刀の製造が止まる事になるから、それだけで配備停滞になる。
後は何より輸送体系の構築が面倒になるわ。シドニア兄さまの事だからアルハット領がシドニア領から離反すれば経済制裁としてリエルティック商会を撤退させろと命じる可能性もあるし、それは避けなければならない」
アルハットが霊子端末を取り出して、思考を開始する。
既に皆知っている事だ。こうして一度思考に入ったアルハットは、その頭脳の回転が非常に早く、また様々な情報を知り得ているからこそ、多角的な思考をする事が可能である。
――であるならば、ドラファルドを出し抜くための策も、きっとあると信じられる。
ブツブツと思考に入る彼女を放ったまま、リンナはクアンタを手招きし、訪ねる。
「クアンタはさ、ドラファルドの事嫌い?」
「控え目に言って殺してやりたい」
「思いの外すっげー殺意抱いてんな!?」
「奴は刀を侮辱した。それはつまり、お師匠を侮辱した事と同義だ。つまり殺す」
「別に殺さなくていいってば!? ……あー、じゃあアルハットの事は好き?」
「ふむん、難しい質問ではあるが、それはお師匠と比べての方が良いだろうか」
「く、比べず! 好きか嫌いかだけなら、どっち!?」
「ならば好きだ。アルハットは知的好奇心もそうだが、考え方が私と非常に似ている点がある」
アルハットは彼女たちの言葉を聞いていない。だからこそクアンタの「好き」という言葉にも反応せずにいる。
「じゃあ、アルハットの事を、助けてあげたいと思う?」
「思う」
考える時間は一秒だって無かった。
クアンタは殆どノータイムでそう返答し、頷いた。
それが、なんだかリンナにとっては新鮮で、クスリと笑いながら、訪ねる。
「それはどうして?」
「どうして、か。少し難しいが、あえて言葉にするとしたら『放っておけない』と答えるべきだろう」
アルハットは不器用な女だ。
頭は良い癖に、自分で何をどうすればいいかも考える事などせず、これまで生きてきた。
けれどそれは、彼女が能天気だからというわけでもなく、ただこれまでそうした選択を迫られる事が無かった事、これまで自分で選ぶ道を歩まなかったこと、そしてクアンタやリンナの知らぬ過去から、そうした不器用な女として育ってしまっただけの事だろう。
「アルハットはきっと、お師匠に似ているんだ」
「え? アタシに?」
「外観も、性格も真逆だ。しかし『女である』という事に悩んだり、不器用だったり、特出した技能を持つが故に周りから振り回されたり、そうした所が非常に似ていると認識できる」
「あー……うん、そうかも」
言われて思い当たる節があったからなのか、リンナも顔を赤めて、小さく頷く。
「私は、お師匠を放っておけない。そんなお師匠と似ているアルハットを放っておくことも出来ない。――これが、一番の答えだろう」
「……ん、良し! じゃあ、アンタにお願い」
「何だろうか」
「アルハットを助けてあげて。
……アタシはあんま頭良くないから、アンタがアンタなりに、アルハットの為にって思う事をしてあげりゃいい」
「了解した。任せろ」
そう言い切ったクアンタの表情は――リンナから見たら、少し微笑んでいるような気がしたけれど。
それはあえて、口に出さない事にした。
アタシはさっきから皆が言ってるドラファルドのやろうとしてる事、ドラファルドのやった事の後にあるアルハット領が、そこまで悪いもんじゃないと思うんですよ。え、マジで何がいけないかわかんない」
本当にぶっちゃけているな、と思いつつ、クアンタはリンナの言葉を聞きながら顎に手を当て、思考を巡らせるが、しかしアルハットは冷や汗を流しながら、唾を飛ばすリンナの顔を間近にして、ただ茫然としているだけだ。
「例えばアタシらがアルハット領に移転してってすれば、玉鋼製造してる界隈が儲かるんすよね? それって、アルハット領の経済的には良い事だけど、刀の搬入とか税金関係とかで災い対策がちょっと後退するから、シドニアさんはそうしたくないだけっしょ?
反対に、例えばアタシらがアルハット領に移転しなきゃ、今度はアルハット様の支持率も下がるわシドニアさんの評判も下がるわで悪い事尽くめだけど、シドニア領から脱却出来る良い機会になるもんで、ドラファルドはそうしたい。
……でもコレだって逆に考えれば、災い対策ではそこまで事態は後退しないし、現状とそれほど今と変わんないっすよね? シドニアさんとかアルハット様の支持率だけ何とかすればシドニア領から脱却する必要も無いし、今まで通りじゃないっすか?」
矢継ぎ早に語られる彼女の言葉に、アルハットがどこまでついていけているかは分からない。
しかしクアンタは「なるほどな」と口にしつつ、リンナの言いたい事を要約する。
「つまりお師匠は、どういった方向に進んでも利点と難点があり、どちらを選ぶかだけでも決めれば、後は難点を軽減させる方法があるかもしれない、と言いたいのだな」
「そうそれっ! クアンタ頭いいっ! アタシバカだから、要点だけ言うっての難しいんだよねぇ」
「そして、そのどちらかを選ぶのは、お師匠や私、ましてやシドニアという別領主ではなく――このアルハット領の領主である、彼女が決めて行動しなければならないと、そういう事だな」
うん、と頷くリンナが、今一度アルハットと視線を合わせ、口を閉じる。
目だけで訴える彼女の言葉は、アルハットにも伝わっている。
――アルハット様はどうしたい?
彼女は、確かに知識という点ではアルハットの足元にも及ばぬ者ではあるだろう。
しかし彼女は、だからこそ知っているのだ。
――間違えてしまった時を戻す事は出来ず、そしてただ泣いて、嘆いて、現実から目を背けても、事態が解決する事などないのだと。
――だが、自分は違う。
彼女は、首をフルフルと横に振りながら、ただ嘆きの言葉を連ねる。
「……私は、今まで、何も自分で、決めてこなかった。私は皇族だけど、ただのか弱い女で」
「女である事を逃げ道にすんなッ!!」
そんな彼女へ向け、不意に大声を放たったリンナの言葉に、びくりと震えるアルハット。
だが、リンナは決して、言葉を止めない。
「確かに男と女にゃ明確な違いがあるし、何だったら男女関係なく一人ひとりにも明確に向き不向きはあるさ! でも、人間って根本は変わらないし、別に『どうしたいか』考える事だけなら、男女限らずガキにだって出来るんだ!
それを考える事もせずに、女って言葉を逃げ道にする奴は、それこそ男女関係なく、阿呆でしかねェんだよっ!」
逃げんな、済んだ過去を見んな、前を見ろ。
リンナは、矢継ぎ早にそう言葉を紡ぎ続けた。
「もしそれすら出来ねぇなら、アンタは皇族とか女とか関係なく無能だ。ただ突っ立ってドラファルドの傀儡になりゃいいよ。シドニアさんだって、だからキレたんでしょ?
でもそうなりたくない、ドラファルドの傀儡じゃなくて、アンタがこの領土を率いていきたいって言うなら、ただ自分のやりたい事を見据えて、そこに向かって突っ走りゃいい。
それが出来るか出来ないかは置いといて、まずは選択する。それでようやく『無能』から『普通』になれるんだよっ!」
普通か、無能か。
普通になりたいと言うのなら、リンナの手を取れと言う。
無能になりたいのなら、そのまま泣きわめいてろと言う。
単純明快な事を堂々と言ってのけたリンナは、フンと鼻を鳴らしながら立ち上がり、アルハットへ手を伸ばす。
――その手を、アルハットは掴みたいと思った。
だからこそ、頬に伝う涙を拭いながら、立ち上がり、リンナの手を、取ったのだ。
「……ごめんなさい。そんな、当たり前の事だったのね」
「そうだよ。選択するなんてのは誰だってできる。その選択すら放棄するようになった奴がただの無能なんだ」
「……私は、別にドラファルドがこの領土を率いても構わない。傀儡でもいい。でも、何より守らなきゃいけないのは、人の命。
アルハット領だとかシドニア領だとか、そんな事は関係なく、明日を生きる事が出来る人の命を救う為に、戦いたい」
「選べたじゃん。……じゃあその為に、何をどうする?」
「リンナ刀工鍛冶場は、アルハット領に移転させない。アルハット領に移転させればそれだけ災い対策が停滞するわ。そもそも移転中は真っ先に刀の製造が止まる事になるから、それだけで配備停滞になる。
後は何より輸送体系の構築が面倒になるわ。シドニア兄さまの事だからアルハット領がシドニア領から離反すれば経済制裁としてリエルティック商会を撤退させろと命じる可能性もあるし、それは避けなければならない」
アルハットが霊子端末を取り出して、思考を開始する。
既に皆知っている事だ。こうして一度思考に入ったアルハットは、その頭脳の回転が非常に早く、また様々な情報を知り得ているからこそ、多角的な思考をする事が可能である。
――であるならば、ドラファルドを出し抜くための策も、きっとあると信じられる。
ブツブツと思考に入る彼女を放ったまま、リンナはクアンタを手招きし、訪ねる。
「クアンタはさ、ドラファルドの事嫌い?」
「控え目に言って殺してやりたい」
「思いの外すっげー殺意抱いてんな!?」
「奴は刀を侮辱した。それはつまり、お師匠を侮辱した事と同義だ。つまり殺す」
「別に殺さなくていいってば!? ……あー、じゃあアルハットの事は好き?」
「ふむん、難しい質問ではあるが、それはお師匠と比べての方が良いだろうか」
「く、比べず! 好きか嫌いかだけなら、どっち!?」
「ならば好きだ。アルハットは知的好奇心もそうだが、考え方が私と非常に似ている点がある」
アルハットは彼女たちの言葉を聞いていない。だからこそクアンタの「好き」という言葉にも反応せずにいる。
「じゃあ、アルハットの事を、助けてあげたいと思う?」
「思う」
考える時間は一秒だって無かった。
クアンタは殆どノータイムでそう返答し、頷いた。
それが、なんだかリンナにとっては新鮮で、クスリと笑いながら、訪ねる。
「それはどうして?」
「どうして、か。少し難しいが、あえて言葉にするとしたら『放っておけない』と答えるべきだろう」
アルハットは不器用な女だ。
頭は良い癖に、自分で何をどうすればいいかも考える事などせず、これまで生きてきた。
けれどそれは、彼女が能天気だからというわけでもなく、ただこれまでそうした選択を迫られる事が無かった事、これまで自分で選ぶ道を歩まなかったこと、そしてクアンタやリンナの知らぬ過去から、そうした不器用な女として育ってしまっただけの事だろう。
「アルハットはきっと、お師匠に似ているんだ」
「え? アタシに?」
「外観も、性格も真逆だ。しかし『女である』という事に悩んだり、不器用だったり、特出した技能を持つが故に周りから振り回されたり、そうした所が非常に似ていると認識できる」
「あー……うん、そうかも」
言われて思い当たる節があったからなのか、リンナも顔を赤めて、小さく頷く。
「私は、お師匠を放っておけない。そんなお師匠と似ているアルハットを放っておくことも出来ない。――これが、一番の答えだろう」
「……ん、良し! じゃあ、アンタにお願い」
「何だろうか」
「アルハットを助けてあげて。
……アタシはあんま頭良くないから、アンタがアンタなりに、アルハットの為にって思う事をしてあげりゃいい」
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