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第十一章
カルファス・ヴ・リ・レアルタ-04
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「うー……またコレかぁ」
その日、リンナはクアンタと共にシドニアの皇居へと訪れ、以前アルハット領に呼ばれた時と同じく黒のドレスで着飾り、鏡に映る自身を鑑みながら顔を赤らめた。
「いいじゃない、お似合いよリンナ。クアンタもね」
着衣室から姿を見せたリンナとクアンタへ、格好を褒めるアルハット。
クアンタも以前と同じくミリタリーゴシック調の薔薇色を基本色とした着衣を纏いつつ、用意されたベルトに刀を差し、何時でも抜ける様に準備を整える。彼女が少し動く度に、アルハットが翻るスカートを気にして、僅かながらに表情がはにかんだ。
「用意は完了しました」
流石にシドニア領皇居内で敬語や敬称を外す事は好ましくない。故にそう敬語でアルハットへと声をかけたクアンタに、アルハットは「そうね」と頷く。
「では行きましょうか。今回のエスコートは私がするわ」
「シドニア様、今忙しいん……ですか?」
思わず敬語が外れかかったリンナだったが、アルハットは気にする様子も無く「ええ」と肯定。
「シドニア兄さまは国防省の長官も務めているから、今日はそっちで刀の慣熟訓練視察に行っているわ。イルメール姉さまも今日は同行してるみたい」
「イルメールが?」
「様を付けなさいリンナ」
「あぁっ、そ、そうです、えっと……イルメール、サマ」
イルメールに対しては様を付ける事に若干の抵抗があるらしいリンナに代わり、クアンタが「イルメール様もそういった訓練の視察などなされるのですね」と彼女の気持ちを代弁すると、アルハットも「ええ」と苦笑混じりに認める。
「どちらかと言うと、イルメール姉さまはそうした訓練などには積極的に参加なされるわ。……というより、皇国軍関連に関しては、が正しいわね」
会話をしつつシドニア皇居より退去し、アルハットの用意した馬車に乗り込んで、出発する。ここから移動時間としては半日以上、距離だけを言えばアメリア領よりも遠い位置にあるのがカルファス領だ。
「カルファス領は、シドニア領とアルハット領と経済同盟を結んでいるんだったな」
「ええ。領土の安定感に関してはシドニア領とそう変わりないわ」
馬車に乗り込み、馬車の御者は声がと届かぬので、既に敬語と敬称を外すクアンタとリンナ。
「確かカルファス領って、魔導機の製造を一手に行っていて、その特需で成長した領土だって親父に聞いた事ある気がする」
「その通りよ。クアンタは魔導機が何かは分かる?」
一応、軽い説明自体は受けているが、しかし細かく知るわけではないので首を横に振ったクアンタへ「なら少し授業をしましょう」と、アルハットが霊子端末を取り出した。
「まずそもそも魔術は、マナと呼ばれるエネルギーを用いて使役する技術よ。マナは、星の中心にあるとされる【源】というマナの源泉から放たれている余波の総称で、それが星全体へ放出されているの」
「その余波としてのマナを、魔術師の体内に存在するマナ貯蔵庫が受給するわけだな」
「そういう事よ。勿論場所によって、源から放出されているマナの量も違いがあって、カルファス領はこのマナが多く放出されているからこそ、代々魔術師を多く輩出してきた歴史もあるわ」
魔導機は、人工的に作られたマナ貯蔵庫を有する機械の総称で、源より放出されるマナを自動的に受給し稼働する機械なのだと言う。
「例えば有名な所で、食料保存庫ね」
「冷蔵庫か」
「チキューではそういう呼び名なのかしら」
「冷却機能の大部分が同じ機能になっているが、動力が電力ではなくマナによる稼働であると聞いた」
「食糧保存庫は基本的に、冷媒という液体が中にあるパイプ内を流れ、循環しているわ。その循環している液体をマナの力で気化させて、その気化を利用して冷却させる仕組み。
気化した液体は圧縮機へと送り込まれ、気体を再度液体に戻し、またパイプへ循環していく……こうしたプロセスを経て庫内を冷やすのだけれど、恐らくチキューでは、このマナで冷媒を気化させる部分を電気で賄っているのね」
マナというエネルギーは使役する魔術によって必要なエネルギー量は異なるが、例えばそうした食糧保存庫等の、単一の命令を行うだけの簡単なプロセスだけならば、少ないマナの量で問題が無いと言う。
他にも、例えば霊子端末もマナによって使役される魔導機の一種であるが、これは電子回路のように、各パーツ等と接続を行う電気通信等はマナが使用されている。
「マナは無くなる事のないエネルギーなのか?」
「その辺りは私も専門ではないのだけれど、どうやらそうと考えられているみたいね。
マナ……というより【源】は言ってしまえば、星そのものの命から生まれ出るものらしいの。つまりは星が生き続ける限り、源も溢れ続けるという事ね」
「源というが、そう言った源泉の存在が確認されていると?」
「いいえ――魔術師はね、源が『ある』と仮定し、その源の存在を見つけ出すのが使命なの」
首を傾げるリンナに、クアンタは僅かに顎を引きながら、自身の体内にヤエが作った、マナ貯蔵庫のある胸元に触れた。
「なるほど。色々と仮定を積み重ねていくと、そう言ったマナの大本となる存在があるに決まっている。だがどこにあるか、本当にあるか証明が出来ていない。
それを見つけ出し、証明し、その力を何時の日か我が物にする――それが魔術師にとって研鑽を積む理由であり、使命であると、そういう事だな」
「その通り。私たち皇族はともかく、魔術師の家系は、その多くが【源】の存在を見つける為に研究と研鑽を続けるの。なにせ星の中心にあるとされる源から放たれる余波だけを受けて、時に神秘を体現する魔術を使役できるのだもの。
仮にその源泉を見つけ出し、マナの大本になるそれを取り込んだら、人智を超えた英知を手にする事が出来る――そんな夢物語を、魔術師はみんな信じてるのよ」
夢物語とは言い切ったな、とクアンタは少し遠い目を浮かべるアルハットに「そうした源泉があってもおかしくはないが」と口を挟むが、彼女は「違うの」と、クアンタの言葉が、意味として正しくない事を指摘する。
「勿論、私だってある程度魔術の勉強をしているし、カルファス姉さまの研究も近くで見ているから、魔術というか、マナというエネルギーの持つ汎用性は知っているし、そんなエネルギーがあるのならば、源という力の源泉があってもおかしくはないとも思う。
けれど、魔術の歴史は長くてね、かれこれ四、五百年位は研究されているらしいの。それだけ研究がされていて、それでも尚証明が出来ない存在なんていうのは、そもそも仮説が正しいのかをもう一度検証し直す必要があると考えるわ」
アルハットは錬金術師であり、錬金術は言ってしまえば科学者であり、化学者だ。
そして何かをの解を追い求めるのであれば、その仮説が正しいと思われる根拠を求めるし、その研究時間に見合った成果がないのであればと考える事自体も、クアンタとしても異論はない。
「でもさぁ、今の段階でも魔術ってスッゲー技術じゃん? なのにそれ以上を求めるのって何か意味あるの?」
「お師匠、それは進化の否定というものだ」
「進化?」
反射的に返してしまったクアンタの言葉に、リンナは首を傾げる。
「成長、と言っても良いわね。例えば私たち皇族……というより国家は、私たちも含めた皇国民全員がより良い生活を歩む上で必要な研究を行っているわ。ゴルタナも含めた兵器技術もそうだけれど、例えば食糧保存庫も五年で買い替えが必要なモノが、より性能の高い製品を十年買い替える必要がない物になった方が、家庭財政的にも優しいでしょう?」
「ミクロな視点から見てもマクロの視点から見ても、あらゆる成長や進化というのは歓迎されるべきである。勿論古き良きモノもあるが、しかしそれを崇拝して新しくより良い高みを目指す事を否定してしまえば、生命体の進化はそこで停滞する」
つらつらつら……と二者の言葉が止まらない。何か琴線に触れたのかと冷や汗を流しながら「へ、へぇ~……?」と分かったフリをするリンナを放り、クアンタとアルハットは手を繋ぐ。
「クアンタ。今度その進化論、フォーリナーの視点から色々教えてくれないかしら?」
「問題無い。とは言ってもフォーリナーはほとんど進化の停滞を招いてしまった種なのだが」
その日、リンナはクアンタと共にシドニアの皇居へと訪れ、以前アルハット領に呼ばれた時と同じく黒のドレスで着飾り、鏡に映る自身を鑑みながら顔を赤らめた。
「いいじゃない、お似合いよリンナ。クアンタもね」
着衣室から姿を見せたリンナとクアンタへ、格好を褒めるアルハット。
クアンタも以前と同じくミリタリーゴシック調の薔薇色を基本色とした着衣を纏いつつ、用意されたベルトに刀を差し、何時でも抜ける様に準備を整える。彼女が少し動く度に、アルハットが翻るスカートを気にして、僅かながらに表情がはにかんだ。
「用意は完了しました」
流石にシドニア領皇居内で敬語や敬称を外す事は好ましくない。故にそう敬語でアルハットへと声をかけたクアンタに、アルハットは「そうね」と頷く。
「では行きましょうか。今回のエスコートは私がするわ」
「シドニア様、今忙しいん……ですか?」
思わず敬語が外れかかったリンナだったが、アルハットは気にする様子も無く「ええ」と肯定。
「シドニア兄さまは国防省の長官も務めているから、今日はそっちで刀の慣熟訓練視察に行っているわ。イルメール姉さまも今日は同行してるみたい」
「イルメールが?」
「様を付けなさいリンナ」
「あぁっ、そ、そうです、えっと……イルメール、サマ」
イルメールに対しては様を付ける事に若干の抵抗があるらしいリンナに代わり、クアンタが「イルメール様もそういった訓練の視察などなされるのですね」と彼女の気持ちを代弁すると、アルハットも「ええ」と苦笑混じりに認める。
「どちらかと言うと、イルメール姉さまはそうした訓練などには積極的に参加なされるわ。……というより、皇国軍関連に関しては、が正しいわね」
会話をしつつシドニア皇居より退去し、アルハットの用意した馬車に乗り込んで、出発する。ここから移動時間としては半日以上、距離だけを言えばアメリア領よりも遠い位置にあるのがカルファス領だ。
「カルファス領は、シドニア領とアルハット領と経済同盟を結んでいるんだったな」
「ええ。領土の安定感に関してはシドニア領とそう変わりないわ」
馬車に乗り込み、馬車の御者は声がと届かぬので、既に敬語と敬称を外すクアンタとリンナ。
「確かカルファス領って、魔導機の製造を一手に行っていて、その特需で成長した領土だって親父に聞いた事ある気がする」
「その通りよ。クアンタは魔導機が何かは分かる?」
一応、軽い説明自体は受けているが、しかし細かく知るわけではないので首を横に振ったクアンタへ「なら少し授業をしましょう」と、アルハットが霊子端末を取り出した。
「まずそもそも魔術は、マナと呼ばれるエネルギーを用いて使役する技術よ。マナは、星の中心にあるとされる【源】というマナの源泉から放たれている余波の総称で、それが星全体へ放出されているの」
「その余波としてのマナを、魔術師の体内に存在するマナ貯蔵庫が受給するわけだな」
「そういう事よ。勿論場所によって、源から放出されているマナの量も違いがあって、カルファス領はこのマナが多く放出されているからこそ、代々魔術師を多く輩出してきた歴史もあるわ」
魔導機は、人工的に作られたマナ貯蔵庫を有する機械の総称で、源より放出されるマナを自動的に受給し稼働する機械なのだと言う。
「例えば有名な所で、食料保存庫ね」
「冷蔵庫か」
「チキューではそういう呼び名なのかしら」
「冷却機能の大部分が同じ機能になっているが、動力が電力ではなくマナによる稼働であると聞いた」
「食糧保存庫は基本的に、冷媒という液体が中にあるパイプ内を流れ、循環しているわ。その循環している液体をマナの力で気化させて、その気化を利用して冷却させる仕組み。
気化した液体は圧縮機へと送り込まれ、気体を再度液体に戻し、またパイプへ循環していく……こうしたプロセスを経て庫内を冷やすのだけれど、恐らくチキューでは、このマナで冷媒を気化させる部分を電気で賄っているのね」
マナというエネルギーは使役する魔術によって必要なエネルギー量は異なるが、例えばそうした食糧保存庫等の、単一の命令を行うだけの簡単なプロセスだけならば、少ないマナの量で問題が無いと言う。
他にも、例えば霊子端末もマナによって使役される魔導機の一種であるが、これは電子回路のように、各パーツ等と接続を行う電気通信等はマナが使用されている。
「マナは無くなる事のないエネルギーなのか?」
「その辺りは私も専門ではないのだけれど、どうやらそうと考えられているみたいね。
マナ……というより【源】は言ってしまえば、星そのものの命から生まれ出るものらしいの。つまりは星が生き続ける限り、源も溢れ続けるという事ね」
「源というが、そう言った源泉の存在が確認されていると?」
「いいえ――魔術師はね、源が『ある』と仮定し、その源の存在を見つけ出すのが使命なの」
首を傾げるリンナに、クアンタは僅かに顎を引きながら、自身の体内にヤエが作った、マナ貯蔵庫のある胸元に触れた。
「なるほど。色々と仮定を積み重ねていくと、そう言ったマナの大本となる存在があるに決まっている。だがどこにあるか、本当にあるか証明が出来ていない。
それを見つけ出し、証明し、その力を何時の日か我が物にする――それが魔術師にとって研鑽を積む理由であり、使命であると、そういう事だな」
「その通り。私たち皇族はともかく、魔術師の家系は、その多くが【源】の存在を見つける為に研究と研鑽を続けるの。なにせ星の中心にあるとされる源から放たれる余波だけを受けて、時に神秘を体現する魔術を使役できるのだもの。
仮にその源泉を見つけ出し、マナの大本になるそれを取り込んだら、人智を超えた英知を手にする事が出来る――そんな夢物語を、魔術師はみんな信じてるのよ」
夢物語とは言い切ったな、とクアンタは少し遠い目を浮かべるアルハットに「そうした源泉があってもおかしくはないが」と口を挟むが、彼女は「違うの」と、クアンタの言葉が、意味として正しくない事を指摘する。
「勿論、私だってある程度魔術の勉強をしているし、カルファス姉さまの研究も近くで見ているから、魔術というか、マナというエネルギーの持つ汎用性は知っているし、そんなエネルギーがあるのならば、源という力の源泉があってもおかしくはないとも思う。
けれど、魔術の歴史は長くてね、かれこれ四、五百年位は研究されているらしいの。それだけ研究がされていて、それでも尚証明が出来ない存在なんていうのは、そもそも仮説が正しいのかをもう一度検証し直す必要があると考えるわ」
アルハットは錬金術師であり、錬金術は言ってしまえば科学者であり、化学者だ。
そして何かをの解を追い求めるのであれば、その仮説が正しいと思われる根拠を求めるし、その研究時間に見合った成果がないのであればと考える事自体も、クアンタとしても異論はない。
「でもさぁ、今の段階でも魔術ってスッゲー技術じゃん? なのにそれ以上を求めるのって何か意味あるの?」
「お師匠、それは進化の否定というものだ」
「進化?」
反射的に返してしまったクアンタの言葉に、リンナは首を傾げる。
「成長、と言っても良いわね。例えば私たち皇族……というより国家は、私たちも含めた皇国民全員がより良い生活を歩む上で必要な研究を行っているわ。ゴルタナも含めた兵器技術もそうだけれど、例えば食糧保存庫も五年で買い替えが必要なモノが、より性能の高い製品を十年買い替える必要がない物になった方が、家庭財政的にも優しいでしょう?」
「ミクロな視点から見てもマクロの視点から見ても、あらゆる成長や進化というのは歓迎されるべきである。勿論古き良きモノもあるが、しかしそれを崇拝して新しくより良い高みを目指す事を否定してしまえば、生命体の進化はそこで停滞する」
つらつらつら……と二者の言葉が止まらない。何か琴線に触れたのかと冷や汗を流しながら「へ、へぇ~……?」と分かったフリをするリンナを放り、クアンタとアルハットは手を繋ぐ。
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