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第十四章
夢-07
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カルファスが、名を聞いて呆然となり、思わず姿勢を崩して床に尻を付けた。
近くにあった椅子に手を伸ばして身体を支えようとしても尚、支える事が出来ぬ程、勢いよく。
「カルファス姉さま!」
声をかけて、今の名にどんな情報が隠されているか、半分理解できていなかったアルハットが彼女の腕を取って、何とか背中から倒れる事だけは避けたが、しかしマリルリンデは相変わらず目元が笑っていない笑みを浮かべながら、カルファスを見下した。
「バーンシュタイン……もしかして、宗教団体をまとめていた、聖堂教会っていう組織の関係者?」
カルファスが何も言えぬ間、アルハットだけでも聞かねばならない事を聞く為に問う。
バーンシュタインという名自体は、アルハットも聞いた事があったのだ。
「そーダ。オメェ等より二世代位前の皇族が解体した聖堂教会は元々、宗教団体の管理組織って表の顔とは別に、姫巫女の管理組織でもあッたンだヨ。ミクニ・バーンシュタインは聖堂教会創立者家系の出だァな」
聖堂教会はマリルリンデの言うように、約二百年前から八十年前までレアルタ皇国に存在していた宗教団体の保護を目的として設立され、全ての宗教団体を一括管理を行う組織だったが、二世代前のアメリア領主であり現・アメリアの祖父が大の宗教嫌いで、解体させたという話を聞いた事があったのだ。
「トレーシーはその聖堂教会に属してた姫巫女の一家だッたンだがヨォ、姫巫女の一族虐殺事件からナントカ逃れて、報酬も無く、褒め称える民衆も無く、ただ人間を守らにャならねェ義務感ってモンを発露させて、その時大暴れしてた災いの一団を、壊滅させた」
だがトレーシーという家名は聞いた事がないアルハットは、名のルワンという女性を思い出すようにしたが――そこで一人だけ、アルハットもカルファスも知る、ルワンという人物を思い出す。
「……え、いや、でも……っ!」
「アルハットも気付いたカ?」
「そ、そんな……いえ、それは、有り得るのかもしれないけど……でも……っ」
「現実を直視しろっての。なぁ、カルファスちゃん。オメェの口から聞かせてクレよ、ルワンってダァレ? ホレ、言ってみろよ、ホレホレ!!」
と、そこでカルファスが、動いた。
左手首に装着された腕輪に二本指を付け、マナを籠める。
瞬間、資料室に存在する書物が一斉に動き出し、宙を舞い、マリルリンデの身体へと次々に衝突していく。
次第に彼の身体は書物によって埋められるが――しかし彼は一切、動かないし動揺もしていない。
むしろ、乱雑に起き上がりながら荒い息を吐き、首を横に何度も何度も振るうカルファスの方が、明らかに動揺していた。
「嘘を……嘘を付くなマリルリンデッ!!」
「ウソじャねェヨ」
「いいえ、嘘に決まってるッ! そんな事有り得ない……! だって……!」
何度も何度も、カルファスは首を横に振るい、違うと口にし、しかし彼の言葉を完全に嘘と否定できる根拠も何もなく、ただ駄々っ子の様に、否定の言葉だけを口にする。
「ルワン・トレーシーは……ルワンさんは、シドちゃんのお母さんだ……ッ!!」
シドニア・ヴ・レ・レアルタ、幼名・ルカの母親、ルワン・トレーシー。
ヴィンセント・レアルタがどこからか連れて来た女性であり、カルファスやアルハット、イルメールやアメリアの母とは違い、元々シドニア領を統治する立場でも何でもなかった、平凡な女性。
既に彼女はルカ――シドニアによって、その存在を消されている。
シドニアが、自分の誕生日である十一月十一日、父のヴィンセント・レアルタを殺害した後に、母であるルワンの存在を消したのだ。
「だーかーら、そのシドニアの母親であるルワン・トレーシーが、ミクニ・バーンシュタインと繋がって、産まれたガキがリンナだッつッてンの」
と、そこで自分の身体を包む資料の一つを見たマリルリンデは「オ」と声を挙げ、今どこからか、一冊の本を手にして、指を付ける。
カルファスのマナによって操作されていた本たちがマリルリンデの放出したマナによってかき消されたのか、一斉に地面へと落ちていき、マリルリンデの身体が解放されると、彼はその中から一冊の資料を取り出した。
――それは五年前に、汚職に手を染めていた議員や皇族関係者のリストであり、書類にはその者たちがどの様な処理をされたかが記されている。
「コレだよコレ」
「シドニア兄さまの罰した、汚職者リスト……?」
「アァ、そうだヨ」
「そんなものが、貴方の求めていた資料……?」
「だから言ッたろォ? オメェ等が『ソレ?』って言いそうなモンだッてよ」
だが、資料は複数ページに亘る人数が記されている為、マリルリンデは一ページずつ吟味するように見据えながら「他に聞きたい事は?」と言葉を発し、彼の言葉に呼応するように、カルファスが乱れる髪の毛ごと顔を上げた。
「ルワンさんがリンナちゃんの母親。いいよ、じゃあそれは納得するとしてさ、じゃあお父さんは……ヴィンセント・レアルタは、ルワンさんが姫巫女の一族であるって事を知ってたって事!?」
「姫巫女の一族って情報自体は知ってたかもしれねェが、ルワンが……というか、姫巫女って存在が何する一族かは知らなかッたみてェだな。
そもそもヴィンセントはただのセックス依存症だ。オメェ等全員の母親が異なるように、ルワンもただ女体的美貌ッてヤツが優れてたからヴィンセントに気に入られて、当時未だに対魔師連中から狙われていたトレーシー家の立場を守る為に身を売ッただけのこッた」
カルファスが冷静でいられぬと言わんばかりの状態なので、アルハットが色々と時系列を整理する。
「……少し、まとめて良いかしら」
「ドォゾ」
「百年程前から災い発生率が縮小傾向にあったレアルタ皇国は、姫巫女の一族が持つ政治的権能を恐れた結果、聖堂教会や姫巫女の一族を潰す事によって、その権能を封じた。
そして時が流れて、二十数年程前なのかしら……ルワンさんはトレーシー家の保護を目的に私たちのお父さん……ヴィンセント・レアルタとの婚約を果たし、二十二年前にシドニア兄さまを出産。
そしてその二年後、つまり今から二十年程前に、貴方やミクニ・バーンシュタイン、リンナの義父であるガルラさんと共に、姫巫女の力を用いて災いと戦った。
そこから更に時が流れて、五年後位かしら。ルワンさんとミクニ・バーンシュタインの間に子供が……リンナが産まれて、その子をガルラさんが引き取った。
何か、間違いはあるかしら?」
「なンもねェ、その通り過ぎて退屈過ぎる位だァな」
それまで資料に目を通し続けていたマリルリンデが、ようやく目当ての情報を得たように口元を歪ませ、そのページに触れた。
「見つけたの? 貴方が欲しがってた情報」
「アァ、サンキュ。他にも聞きてェ事があるなら今の内に聞いとけよ。オラぁそろそろ帰るゼ」
「待って」
マリルリンデが持っていた資料を、奪うようにして手に取ったカルファスが、その資料に目を通す。
そこには――ルワン・トレーシーの名と彼女に行った処罰の内容が記されており、カルファスがギリギリと歯を鳴らしながら、マリルリンデの胸倉を、掴んだ。
「、っ! お前、ルワンさんの事を探してたな……ッ!」
「アァ。アイツ、シドニアがヴィンセントを殺した反乱の後に姿を消したッて事は分かってたが、どういう処罰が行われていたか、そもそもどういう理由で処罰されたかも分かっちャいなかッたからな。
……しっかし、流石のオレも驚いたゼ。
まさかルワンの奴、シドニアの誘拐を試みて投獄されてるたァな」
資料に記されている内容は、以下の通りだ。
ルワン・トレーシー。
シドニア・ヴ・レ・レアルタ第一皇子誘拐容疑にて警兵隊による現行犯逮捕の後、シドニア皇子の温情によって一時皇族預かりとなる。
後にシドニア皇子の厳命によってレアルタ皇国アメリア領首都【ファーフェ】内重犯罪者収容施設に投獄。
罪状・皇子誘拐罪及び国家転覆未遂。
刑罰・終身刑。
「ルワンのヤツ、何を考えてシドニアを誘拐なンざしようと思ッたンだろうなァ」
「そんなの……そんなの、分かるはずないじゃない……!」
「……知ッてるッてカンジだァな。ま、イィさ。アイツに直接聞くダケだ」
資料を適当に放り投げたマリルリンデが、アルハットへと近付き、その肩に触れると、ボソリと耳元で呟いた。
「その資料、四年前の一月十八日を見とけ」
「え」
「聞かれなかッたから詳しくは言わねェが、多分聞きたかった事の答えが載ってるゼ?」
近くにあった椅子に手を伸ばして身体を支えようとしても尚、支える事が出来ぬ程、勢いよく。
「カルファス姉さま!」
声をかけて、今の名にどんな情報が隠されているか、半分理解できていなかったアルハットが彼女の腕を取って、何とか背中から倒れる事だけは避けたが、しかしマリルリンデは相変わらず目元が笑っていない笑みを浮かべながら、カルファスを見下した。
「バーンシュタイン……もしかして、宗教団体をまとめていた、聖堂教会っていう組織の関係者?」
カルファスが何も言えぬ間、アルハットだけでも聞かねばならない事を聞く為に問う。
バーンシュタインという名自体は、アルハットも聞いた事があったのだ。
「そーダ。オメェ等より二世代位前の皇族が解体した聖堂教会は元々、宗教団体の管理組織って表の顔とは別に、姫巫女の管理組織でもあッたンだヨ。ミクニ・バーンシュタインは聖堂教会創立者家系の出だァな」
聖堂教会はマリルリンデの言うように、約二百年前から八十年前までレアルタ皇国に存在していた宗教団体の保護を目的として設立され、全ての宗教団体を一括管理を行う組織だったが、二世代前のアメリア領主であり現・アメリアの祖父が大の宗教嫌いで、解体させたという話を聞いた事があったのだ。
「トレーシーはその聖堂教会に属してた姫巫女の一家だッたンだがヨォ、姫巫女の一族虐殺事件からナントカ逃れて、報酬も無く、褒め称える民衆も無く、ただ人間を守らにャならねェ義務感ってモンを発露させて、その時大暴れしてた災いの一団を、壊滅させた」
だがトレーシーという家名は聞いた事がないアルハットは、名のルワンという女性を思い出すようにしたが――そこで一人だけ、アルハットもカルファスも知る、ルワンという人物を思い出す。
「……え、いや、でも……っ!」
「アルハットも気付いたカ?」
「そ、そんな……いえ、それは、有り得るのかもしれないけど……でも……っ」
「現実を直視しろっての。なぁ、カルファスちゃん。オメェの口から聞かせてクレよ、ルワンってダァレ? ホレ、言ってみろよ、ホレホレ!!」
と、そこでカルファスが、動いた。
左手首に装着された腕輪に二本指を付け、マナを籠める。
瞬間、資料室に存在する書物が一斉に動き出し、宙を舞い、マリルリンデの身体へと次々に衝突していく。
次第に彼の身体は書物によって埋められるが――しかし彼は一切、動かないし動揺もしていない。
むしろ、乱雑に起き上がりながら荒い息を吐き、首を横に何度も何度も振るうカルファスの方が、明らかに動揺していた。
「嘘を……嘘を付くなマリルリンデッ!!」
「ウソじャねェヨ」
「いいえ、嘘に決まってるッ! そんな事有り得ない……! だって……!」
何度も何度も、カルファスは首を横に振るい、違うと口にし、しかし彼の言葉を完全に嘘と否定できる根拠も何もなく、ただ駄々っ子の様に、否定の言葉だけを口にする。
「ルワン・トレーシーは……ルワンさんは、シドちゃんのお母さんだ……ッ!!」
シドニア・ヴ・レ・レアルタ、幼名・ルカの母親、ルワン・トレーシー。
ヴィンセント・レアルタがどこからか連れて来た女性であり、カルファスやアルハット、イルメールやアメリアの母とは違い、元々シドニア領を統治する立場でも何でもなかった、平凡な女性。
既に彼女はルカ――シドニアによって、その存在を消されている。
シドニアが、自分の誕生日である十一月十一日、父のヴィンセント・レアルタを殺害した後に、母であるルワンの存在を消したのだ。
「だーかーら、そのシドニアの母親であるルワン・トレーシーが、ミクニ・バーンシュタインと繋がって、産まれたガキがリンナだッつッてンの」
と、そこで自分の身体を包む資料の一つを見たマリルリンデは「オ」と声を挙げ、今どこからか、一冊の本を手にして、指を付ける。
カルファスのマナによって操作されていた本たちがマリルリンデの放出したマナによってかき消されたのか、一斉に地面へと落ちていき、マリルリンデの身体が解放されると、彼はその中から一冊の資料を取り出した。
――それは五年前に、汚職に手を染めていた議員や皇族関係者のリストであり、書類にはその者たちがどの様な処理をされたかが記されている。
「コレだよコレ」
「シドニア兄さまの罰した、汚職者リスト……?」
「アァ、そうだヨ」
「そんなものが、貴方の求めていた資料……?」
「だから言ッたろォ? オメェ等が『ソレ?』って言いそうなモンだッてよ」
だが、資料は複数ページに亘る人数が記されている為、マリルリンデは一ページずつ吟味するように見据えながら「他に聞きたい事は?」と言葉を発し、彼の言葉に呼応するように、カルファスが乱れる髪の毛ごと顔を上げた。
「ルワンさんがリンナちゃんの母親。いいよ、じゃあそれは納得するとしてさ、じゃあお父さんは……ヴィンセント・レアルタは、ルワンさんが姫巫女の一族であるって事を知ってたって事!?」
「姫巫女の一族って情報自体は知ってたかもしれねェが、ルワンが……というか、姫巫女って存在が何する一族かは知らなかッたみてェだな。
そもそもヴィンセントはただのセックス依存症だ。オメェ等全員の母親が異なるように、ルワンもただ女体的美貌ッてヤツが優れてたからヴィンセントに気に入られて、当時未だに対魔師連中から狙われていたトレーシー家の立場を守る為に身を売ッただけのこッた」
カルファスが冷静でいられぬと言わんばかりの状態なので、アルハットが色々と時系列を整理する。
「……少し、まとめて良いかしら」
「ドォゾ」
「百年程前から災い発生率が縮小傾向にあったレアルタ皇国は、姫巫女の一族が持つ政治的権能を恐れた結果、聖堂教会や姫巫女の一族を潰す事によって、その権能を封じた。
そして時が流れて、二十数年程前なのかしら……ルワンさんはトレーシー家の保護を目的に私たちのお父さん……ヴィンセント・レアルタとの婚約を果たし、二十二年前にシドニア兄さまを出産。
そしてその二年後、つまり今から二十年程前に、貴方やミクニ・バーンシュタイン、リンナの義父であるガルラさんと共に、姫巫女の力を用いて災いと戦った。
そこから更に時が流れて、五年後位かしら。ルワンさんとミクニ・バーンシュタインの間に子供が……リンナが産まれて、その子をガルラさんが引き取った。
何か、間違いはあるかしら?」
「なンもねェ、その通り過ぎて退屈過ぎる位だァな」
それまで資料に目を通し続けていたマリルリンデが、ようやく目当ての情報を得たように口元を歪ませ、そのページに触れた。
「見つけたの? 貴方が欲しがってた情報」
「アァ、サンキュ。他にも聞きてェ事があるなら今の内に聞いとけよ。オラぁそろそろ帰るゼ」
「待って」
マリルリンデが持っていた資料を、奪うようにして手に取ったカルファスが、その資料に目を通す。
そこには――ルワン・トレーシーの名と彼女に行った処罰の内容が記されており、カルファスがギリギリと歯を鳴らしながら、マリルリンデの胸倉を、掴んだ。
「、っ! お前、ルワンさんの事を探してたな……ッ!」
「アァ。アイツ、シドニアがヴィンセントを殺した反乱の後に姿を消したッて事は分かってたが、どういう処罰が行われていたか、そもそもどういう理由で処罰されたかも分かっちャいなかッたからな。
……しっかし、流石のオレも驚いたゼ。
まさかルワンの奴、シドニアの誘拐を試みて投獄されてるたァな」
資料に記されている内容は、以下の通りだ。
ルワン・トレーシー。
シドニア・ヴ・レ・レアルタ第一皇子誘拐容疑にて警兵隊による現行犯逮捕の後、シドニア皇子の温情によって一時皇族預かりとなる。
後にシドニア皇子の厳命によってレアルタ皇国アメリア領首都【ファーフェ】内重犯罪者収容施設に投獄。
罪状・皇子誘拐罪及び国家転覆未遂。
刑罰・終身刑。
「ルワンのヤツ、何を考えてシドニアを誘拐なンざしようと思ッたンだろうなァ」
「そんなの……そんなの、分かるはずないじゃない……!」
「……知ッてるッてカンジだァな。ま、イィさ。アイツに直接聞くダケだ」
資料を適当に放り投げたマリルリンデが、アルハットへと近付き、その肩に触れると、ボソリと耳元で呟いた。
「その資料、四年前の一月十八日を見とけ」
「え」
「聞かれなかッたから詳しくは言わねェが、多分聞きたかった事の答えが載ってるゼ?」
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