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第十四章
夢-10
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ワネット・ブリティッシュがアメリア領皇居の一本道を抜けると、皇居への侵入を防ぐように閉じられている門を見据え、地面を強く蹴りつけた。
身体を回転させながら宙を舞ったワネットと、彼女の動きに合わせて翻る給仕服を見て、門番を行っていた皇国軍人がポカンと口を開けていたが、彼女はそれを気に留める事無く、アメリア領首都・ファーフェの街道を馬に乗って駆けるシドニアの背中を見据えた。
「見つけた……!」
一瞬だけ身を低くして、足に力を込めて踏み込むと、おおよそ人が出せる筈も無いスピードで地を駆けだしていく彼女の姿を、領民は捉える事が出来たのだろうか。
彼女はシドニアの乗る馬に並ぶと、そのままシドニアの後ろに座り込み、彼も前を見たまま「ワネットか!」と大声を出した。
「シドニア様、落ち着いてくださいまし!」
「マリルリンデが母さんを狙っているんだ、落ち着いていられるか!」
「情報精査も必要です!」
「悠長にしていれば後手に回る! 護衛に君がいれば、少なからず最悪の事態は避けられるだろう!」
「……かしこまりました」
馬に鞭を打ち、更に加速をしたシドニア。これは止める事など出来ぬのだろうとワネットが僅かにため息を吐くと、脇道を通り、アメリア領皇居よりも巨大な建造物を捉えた。
上空から見れば六角形の形をした建物で、その周囲を十メートル弱の壁で覆っており、さらには見張りの門番などにも警兵組織の先鋭を集めている。
そこが、重犯罪者収容施設。
基本的には殺人等によって終身刑扱いとなった罪人を収容しておく事を目的にしており、凶悪犯罪者等も多い事から、魔術的・錬金術的な防備にも対応しているが、そうした施設故に対災いという観点では各警兵隊や皇国軍の中で最も遅れた施設かもしれない。
急ぎ馬を止めたシドニアが、ワネットを先に降ろすと、彼女は収容施設の厳重な出入口に隣接した受付へ声をかける。
「シドニア・ヴ・レ・レアルタ第一皇子が入ります、出入口の解放を」
「大変申し訳ございません。いかにシドニア様であろうと、こちらの施設入場には厳重な審査が必要で」
「ワネット」
「ハイ」
最後まで、受付をしていた青年の言葉を聞いている余裕などないと言わんばかりに、シドニアがワネットに身体を預ける。
彼よりも圧倒的に体の小さなワネットがシドニアの身体を抱き上げると、そのまま彼女は膝を折り曲げた上で――跳んだ。
「……え、アレ?」
小さな小窓からシドニアとワネットの事を見据えていた筈の、警兵の青年が、一瞬で二人が姿を消し、乗ってきた馬だけがブルルと嘶いているだけの光景になった事に驚いている、その時。
シドニアを抱き上げたワネットは、地上から二十メートル以上を跳んで、施設の壁を乗り越えていた。
「上空にも防備がある!」
「視えています。言い訳はシドニア様の方でご用意を!」
上空へと飛び上がり、後は重力に従って落下するだけである筈のワネットが、抱き上げていたシドニアを更に上空へと投げ、一人で滞空を開始。
すると給仕服の袖から取り出した、四本の神殺短剣を取り出すと共に「フッ!」と腹に力を籠め、防壁を超えた先にある庭へと向け、投擲。
しかし庭へと剣が落ちるよりも前に、剣がぶつかり、破いた結界がある。
魔術的な機能を搭載した防壁であり、壁を越えて侵入して来ようとする者を排除する仕組みであるのだが、ワネットの投擲した神殺兵器による効果でマナの流れを切り裂き、一時的にだが防壁の効果を破ったのだ。
――そしてワネットが落下するよりも前に、一人の人影が、彼女の横に。
「ヨォ、ワネット。開けてくれてサンキュー」
「マリルリンデ……!」
庭へと落ちる間、並行して落ちる両者が、得物を手にする。
マリルリンデは打刀を、ワネットは二本の神殺短剣を取り出すと、空中で斬り合いに発展する。
その光景を二者よりも上空で見据えていたシドニアは、懐から金色に輝くゴルタナを取り出した。
「ゴルタナ起動!」
短く音声を唱えたシドニアに合わせ、両手両足を守る様に展開されるゴルタナ。展開が終わった事を確認するよりも前に、シドニアは空中で刀と長剣を抜き放って右足で空を蹴ると、右足から放出されたマナのエネルギーによって落下速度を増させ、今マリルリンデへと向けて、その刀を振り込んだ。
「ォオオッ、トォッ!」
ワネットとの攻防に集中していたマリルリンデが、今シドニアから振り込まれた刀の一閃を同じく刀で受け止めると、その瞬間地面へと落下。
三者はそれぞれ分かつように地面を転がって衝撃を殺した後、得物を構え直す。
瞬間、施設中に響き渡る警報音。ヴー、ヴーと誰の耳にも不快に残る重い音を聞きながら、ワネットはシドニアへ「行ってくださいまし」と声をかけた。
「マリルリンデはわたくしで押さえます」
「……済まないワネット、任せる!」
ワネットとマリルリンデの方向へと走っていく警兵隊の人間とは逆らうように、収容施設内部へと向けて駆け出すシドニアの姿を見据えたワネットは、マリルリンデと向かい合った。
「ちなみに伺いますが、襲い掛かろうとする警兵隊がいれば?」
「モチロン、殺すサ。殺さねェ理由なんざ、殺しきれねェか利用する為だけに決まッてンだろォ?」
「やはりそうですよね。ならば――」
足元まで伸びる給仕の裾を掴んだワネットはロングスカートを、その純白の下着が見える程にまで短く破り、整えた後、スカートから覗く太ももに備えられた、総計二十一本の神殺短剣を八本引き抜き、彼女とマリルリンデの半径十メートル間隔で円を描く様に地表へと投げ、抜き、投げと繰り返す事で、刺し込んでいく。
「そこの二人、動くな! 収容施設への無断侵入の罪で――ッ」
今、警兵隊の一人がその円の中へと入り込もうとした所、何か力場のようなものが身体を阻み、数メートルほど吹き飛ばされた。
その光景を見ていたマリルリンデが「ヘェ」と興味深そうに周囲を囲む短剣の柄を見ながら、その仕組みを理解した。
「神殺兵器の持つマナを利用した、簡易結界かよ」
「ええ。ある程度マナの流れを読み、断ち切る事が出来る魔術師ならば突破出来ますが、警兵隊の人間で魔術師の採用枠はほとんどありませんから」
「こンくれェなら、オレも突破出来るゼ?」
「ええ、分かっています――そもそもこの結界内で、貴方をわたくしが討ち倒せば良いだけの事ですので」
これ以上話す事は無いと言わんばかりに二者が口を紡ぎ、マリルリンデは刀を腰で構え、ワネットは短剣を両手で一本ずつ構えると共に――消えた。
剣と刀の衝突により発生する火花以外、常人には捉える事が出来ぬ攻防は、彼女達を捕縛する為に駆け付けた警兵隊の人間たちの多くにも、捉える事が出来なかった。
**
シドニアが収容施設内を駆けている間、多くの警兵が彼を見据えると足を止めていたが、しかしシドニアは決して止まらなかった。
母・ルワンが投獄されている収容室は三日毎に変わる。規定ローテーション通りであれば、その日の収容は地下施設である筈だと信じ、地下へと下る階段を駆け降りた。
「シドニア様、困ります! これより先の面会には事前に申請を頂きませんと……!」
「災いによってルワン・トレーシーが狙われると言う情報を得たんだ! 申請など後でいくらでもする、そこを通せ!」
止めようとする警兵の身体を押しのけ、何重にも施錠が成された扉を開けて地下施設へと入り込んだシドニアは――その殆どの牢が無人の中、一人の女性がいる牢へと近づいた。
長くゆとりのある鎖で壁と繋がれながらも設置されている椅子に腰かけ、その綺麗な銀色ロングヘアを揺らめかせる女性が今――シドニアの方を向いた。
「……シドニア?」
「ええ、私です。……シドニアです」
「どうしたの? 今日は、面会の予定、無かった筈だけれど」
既に齢は四十を超える筈の女性であるのに、美しさの衰える事のない姿と、柔らかな笑みを浮かべる温和な表情。
投獄され、人間らしい生活などは何も歩めていない筈なのに、まるで世界の全てを慈しむかのように澄んだ、金色の瞳をした女性。
――ルワン・トレーシーは、息子であるシドニアを見据え、一筋の涙を浮かべるのである。
「……この虚力……ええ、そういう事」
牢の前に立つシドニアが、何と言葉をかければ良いのかを考えている間に、ルワンは足首に取り付けられた鎖をジャラッと鳴らしながら彼へと近づき、彼の腰に備えていた刀へ指さした。
「シドニア、貴方はリンナと会ったのね」
「え……?」
「リンナは、元気にしていたかしら? 私や貴方に似て、ちょっと怒りっぽくなってたりしていない?」
「何故……何故母さんが、リンナの事を?」
「私は……貴方の母であるのと同時に、リンナの母でもあるから」
ルワンが何を言っているのか、それを理解できなかったシドニアは、思わず口を少し開けて呆けつつも、彼女がくの椅子を持ってきた所で、ようやく正気に戻った。
「何が……母さん、貴女の言っている事が、私には理解できない」
「ええ、だから、これから説明するわ。
私が貴方を産んで、貴方に愛情を注いであげるべき大切な七年間……何をしていたのか。
私が、シドニアとリンナに望んだ、夢の形を」
身体を回転させながら宙を舞ったワネットと、彼女の動きに合わせて翻る給仕服を見て、門番を行っていた皇国軍人がポカンと口を開けていたが、彼女はそれを気に留める事無く、アメリア領首都・ファーフェの街道を馬に乗って駆けるシドニアの背中を見据えた。
「見つけた……!」
一瞬だけ身を低くして、足に力を込めて踏み込むと、おおよそ人が出せる筈も無いスピードで地を駆けだしていく彼女の姿を、領民は捉える事が出来たのだろうか。
彼女はシドニアの乗る馬に並ぶと、そのままシドニアの後ろに座り込み、彼も前を見たまま「ワネットか!」と大声を出した。
「シドニア様、落ち着いてくださいまし!」
「マリルリンデが母さんを狙っているんだ、落ち着いていられるか!」
「情報精査も必要です!」
「悠長にしていれば後手に回る! 護衛に君がいれば、少なからず最悪の事態は避けられるだろう!」
「……かしこまりました」
馬に鞭を打ち、更に加速をしたシドニア。これは止める事など出来ぬのだろうとワネットが僅かにため息を吐くと、脇道を通り、アメリア領皇居よりも巨大な建造物を捉えた。
上空から見れば六角形の形をした建物で、その周囲を十メートル弱の壁で覆っており、さらには見張りの門番などにも警兵組織の先鋭を集めている。
そこが、重犯罪者収容施設。
基本的には殺人等によって終身刑扱いとなった罪人を収容しておく事を目的にしており、凶悪犯罪者等も多い事から、魔術的・錬金術的な防備にも対応しているが、そうした施設故に対災いという観点では各警兵隊や皇国軍の中で最も遅れた施設かもしれない。
急ぎ馬を止めたシドニアが、ワネットを先に降ろすと、彼女は収容施設の厳重な出入口に隣接した受付へ声をかける。
「シドニア・ヴ・レ・レアルタ第一皇子が入ります、出入口の解放を」
「大変申し訳ございません。いかにシドニア様であろうと、こちらの施設入場には厳重な審査が必要で」
「ワネット」
「ハイ」
最後まで、受付をしていた青年の言葉を聞いている余裕などないと言わんばかりに、シドニアがワネットに身体を預ける。
彼よりも圧倒的に体の小さなワネットがシドニアの身体を抱き上げると、そのまま彼女は膝を折り曲げた上で――跳んだ。
「……え、アレ?」
小さな小窓からシドニアとワネットの事を見据えていた筈の、警兵の青年が、一瞬で二人が姿を消し、乗ってきた馬だけがブルルと嘶いているだけの光景になった事に驚いている、その時。
シドニアを抱き上げたワネットは、地上から二十メートル以上を跳んで、施設の壁を乗り越えていた。
「上空にも防備がある!」
「視えています。言い訳はシドニア様の方でご用意を!」
上空へと飛び上がり、後は重力に従って落下するだけである筈のワネットが、抱き上げていたシドニアを更に上空へと投げ、一人で滞空を開始。
すると給仕服の袖から取り出した、四本の神殺短剣を取り出すと共に「フッ!」と腹に力を籠め、防壁を超えた先にある庭へと向け、投擲。
しかし庭へと剣が落ちるよりも前に、剣がぶつかり、破いた結界がある。
魔術的な機能を搭載した防壁であり、壁を越えて侵入して来ようとする者を排除する仕組みであるのだが、ワネットの投擲した神殺兵器による効果でマナの流れを切り裂き、一時的にだが防壁の効果を破ったのだ。
――そしてワネットが落下するよりも前に、一人の人影が、彼女の横に。
「ヨォ、ワネット。開けてくれてサンキュー」
「マリルリンデ……!」
庭へと落ちる間、並行して落ちる両者が、得物を手にする。
マリルリンデは打刀を、ワネットは二本の神殺短剣を取り出すと、空中で斬り合いに発展する。
その光景を二者よりも上空で見据えていたシドニアは、懐から金色に輝くゴルタナを取り出した。
「ゴルタナ起動!」
短く音声を唱えたシドニアに合わせ、両手両足を守る様に展開されるゴルタナ。展開が終わった事を確認するよりも前に、シドニアは空中で刀と長剣を抜き放って右足で空を蹴ると、右足から放出されたマナのエネルギーによって落下速度を増させ、今マリルリンデへと向けて、その刀を振り込んだ。
「ォオオッ、トォッ!」
ワネットとの攻防に集中していたマリルリンデが、今シドニアから振り込まれた刀の一閃を同じく刀で受け止めると、その瞬間地面へと落下。
三者はそれぞれ分かつように地面を転がって衝撃を殺した後、得物を構え直す。
瞬間、施設中に響き渡る警報音。ヴー、ヴーと誰の耳にも不快に残る重い音を聞きながら、ワネットはシドニアへ「行ってくださいまし」と声をかけた。
「マリルリンデはわたくしで押さえます」
「……済まないワネット、任せる!」
ワネットとマリルリンデの方向へと走っていく警兵隊の人間とは逆らうように、収容施設内部へと向けて駆け出すシドニアの姿を見据えたワネットは、マリルリンデと向かい合った。
「ちなみに伺いますが、襲い掛かろうとする警兵隊がいれば?」
「モチロン、殺すサ。殺さねェ理由なんざ、殺しきれねェか利用する為だけに決まッてンだろォ?」
「やはりそうですよね。ならば――」
足元まで伸びる給仕の裾を掴んだワネットはロングスカートを、その純白の下着が見える程にまで短く破り、整えた後、スカートから覗く太ももに備えられた、総計二十一本の神殺短剣を八本引き抜き、彼女とマリルリンデの半径十メートル間隔で円を描く様に地表へと投げ、抜き、投げと繰り返す事で、刺し込んでいく。
「そこの二人、動くな! 収容施設への無断侵入の罪で――ッ」
今、警兵隊の一人がその円の中へと入り込もうとした所、何か力場のようなものが身体を阻み、数メートルほど吹き飛ばされた。
その光景を見ていたマリルリンデが「ヘェ」と興味深そうに周囲を囲む短剣の柄を見ながら、その仕組みを理解した。
「神殺兵器の持つマナを利用した、簡易結界かよ」
「ええ。ある程度マナの流れを読み、断ち切る事が出来る魔術師ならば突破出来ますが、警兵隊の人間で魔術師の採用枠はほとんどありませんから」
「こンくれェなら、オレも突破出来るゼ?」
「ええ、分かっています――そもそもこの結界内で、貴方をわたくしが討ち倒せば良いだけの事ですので」
これ以上話す事は無いと言わんばかりに二者が口を紡ぎ、マリルリンデは刀を腰で構え、ワネットは短剣を両手で一本ずつ構えると共に――消えた。
剣と刀の衝突により発生する火花以外、常人には捉える事が出来ぬ攻防は、彼女達を捕縛する為に駆け付けた警兵隊の人間たちの多くにも、捉える事が出来なかった。
**
シドニアが収容施設内を駆けている間、多くの警兵が彼を見据えると足を止めていたが、しかしシドニアは決して止まらなかった。
母・ルワンが投獄されている収容室は三日毎に変わる。規定ローテーション通りであれば、その日の収容は地下施設である筈だと信じ、地下へと下る階段を駆け降りた。
「シドニア様、困ります! これより先の面会には事前に申請を頂きませんと……!」
「災いによってルワン・トレーシーが狙われると言う情報を得たんだ! 申請など後でいくらでもする、そこを通せ!」
止めようとする警兵の身体を押しのけ、何重にも施錠が成された扉を開けて地下施設へと入り込んだシドニアは――その殆どの牢が無人の中、一人の女性がいる牢へと近づいた。
長くゆとりのある鎖で壁と繋がれながらも設置されている椅子に腰かけ、その綺麗な銀色ロングヘアを揺らめかせる女性が今――シドニアの方を向いた。
「……シドニア?」
「ええ、私です。……シドニアです」
「どうしたの? 今日は、面会の予定、無かった筈だけれど」
既に齢は四十を超える筈の女性であるのに、美しさの衰える事のない姿と、柔らかな笑みを浮かべる温和な表情。
投獄され、人間らしい生活などは何も歩めていない筈なのに、まるで世界の全てを慈しむかのように澄んだ、金色の瞳をした女性。
――ルワン・トレーシーは、息子であるシドニアを見据え、一筋の涙を浮かべるのである。
「……この虚力……ええ、そういう事」
牢の前に立つシドニアが、何と言葉をかければ良いのかを考えている間に、ルワンは足首に取り付けられた鎖をジャラッと鳴らしながら彼へと近づき、彼の腰に備えていた刀へ指さした。
「シドニア、貴方はリンナと会ったのね」
「え……?」
「リンナは、元気にしていたかしら? 私や貴方に似て、ちょっと怒りっぽくなってたりしていない?」
「何故……何故母さんが、リンナの事を?」
「私は……貴方の母であるのと同時に、リンナの母でもあるから」
ルワンが何を言っているのか、それを理解できなかったシドニアは、思わず口を少し開けて呆けつつも、彼女がくの椅子を持ってきた所で、ようやく正気に戻った。
「何が……母さん、貴女の言っている事が、私には理解できない」
「ええ、だから、これから説明するわ。
私が貴方を産んで、貴方に愛情を注いであげるべき大切な七年間……何をしていたのか。
私が、シドニアとリンナに望んだ、夢の形を」
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