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第十五章
母親-01
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ワネットは、元々ブリティッシュと呼ばれる皇族家系の生まれであった。
しかしブリティッシュ家は代々魔術と錬金術の研究に没頭し、民からの搾取をする時代が終わっても、自ら富を生み出す方法を編み出してこなかった。
故に没落した。なんてことはない、金の無い元皇族家系が、他の皇族家系と並び立つ事が出来ぬから、家名を無くし、ただの民に成り下がったのだ。
だが、彼らは研究資金をどうしてもと欲しがり――当時産まれたばかりのワネットを、売り払った。
ブリティッシュ家の魔術回路は六世代と、大魔術の使役にも耐えうる回路を持ち得ている。
秀才と呼ばれる魔術師、カルファス・タミストと同じ世代の魔術回路であれば、一世代の研究資金などどれだけでも賄える。
ワネットは、リュート山脈奥地にあるリュスタという集落で、公権力の殺害を主な仕事とする家族に引き取られた。
公権力の殺害を主な仕事とする分、多大な金を持つ彼らは、優秀な魔術回路と共に錬金術の素養にも恵まれた、皇族の人間を欲しがったのだ。
義父・トレーズは、決して悪い人間ではなかった。
勿論、暗殺家業の人間であるからして、そもそもが善人ではないが、悪というには純粋だった。
自分の子供で無かったとしても、ワネットの将来を考えてくれた。
義弟であるサーニスについても、自分たちとは違うどこかで拾われた方が幸せだったのではないか、と自問していた事もある。
――そうした親だったから、サーニスもワネットも、そんなトレーズの為に、仕事へ励もうとしていたのだ。
成長し、七歳の頃から仕事に従事していたワネットは、皇族家系の魔術師殺害が主な仕事だった。
対魔術師専門の殺し屋――対魔師として名を挙げ、それによる仕事で富を得てきたのだ。
この仕事は割がいい。基本、魔術師というのは自分の結界内から出て来ずに引きこもり、防備を組む事によって身を守るが、しかしそうした防備に対する対策を組めば、どれだけで突破できる。
突破した後は、誰の目に留まる事も無い結界内だから、人目を気にする事は無い。
大暴れして、目標を殺し、魔術回路を摘出して、目標殺しの報告を入れて、魔術回路の競売をかける。
確かに殺される可能性は大きいが、ハイリスクハイリターンで丁度良い。
ワネットにはそれだけの実力があった。
――だが、そんな彼女でさえ、殺せぬ相手がいた。
次期カルファス、幼名・サナ。
カルファス領ルミナス市郊外にある、廃墟が爆ぜた。
爆ぜた中から飛び出すようにして、当時九歳のワネットは、その幼い身体を滑らせながらも、敵を見据える。
敵は、轟々と燃え盛る炎の中から、頭を掻きながらもゆっくりと歩みつつ、ワネットに対して悪態をついた。
「全くさぁ……ふざけないでよね。毎日毎日、私の事殺しにかかってきて……!」
幼名・サナは、当時十三歳。
だがその才は既に開花し、最強の魔術師に成長していたと言っても良い。
殺す事も何度成功しかけても、殺しきれない、殺せない。
あらゆる手を尽くしても、あらゆる方法で殺しにかかっても、寸での所で全てを無に帰される。
ワネットの六世代魔術回路よりも優れた――人類に数人しかいない、七世代魔術回路を有するが故。
そしてワネットと同じ対魔師や、魔術師との殺し合いを何度も制し、魔術回路を我が物としているからこそ、彼女はそれだけの実力を有せるのだ。
「ねぇ、私さぁ。やられた事はやり返す主義なの」
「それが何か」
「アンタは何度ブチ殺せば良い? もう、数えきれない位、殺されかかってるもん」
「やってごらんなさい。わたくしも、殺される覚悟はしている」
「ホザくな殺し屋ふぜいが――ッ!!」
必ずしも大魔術というのは殺しに長けているわけではない。
ワネットのように自分のマナを出力した神殺兵器を持ち得ている場合、大魔術であればある程、マナの流れを簡単に断ち切られてしまう。
だからこそ、ワネットとの戦闘は、神秘を再現する大魔術同士による戦いではなく、人間の生活上で幾らでも代替が利く魔術の応用による攻防が、二人の間に交差する。
そうした殺し合いの中で、唯一サナはミスをした。
ワネットの腕を焼き、それで彼女の動きを封じたと感じた彼女は、そのまま彼女へトドメを刺すべく、前に出てしまった。
だが、ワネットは燃やされ、爛れた腕を気にすることも、痛みを感じている暇など無いと言わんばかりに、前に出たサナの足を払いながら彼女を背中から倒して、無防備を晒させた。
魔術の使役が早いか、神殺兵器による殺傷が早いか、それは二人の間に思考が巡るも、どちらも答えは同じ。
短縮詠唱による魔術使役程度であれば、神殺兵器は簡単にマナの流れを断ち切り、貫いてしまう。
そしてその短剣は、今まさに振り込まれようとしていた所で――少年が一人、レイピアを振るって、神殺兵器を弾き飛ばした後、ワネットの腹部を殴りつけた。
「っ、そんな……!」
「っ!」
ワネットと、今サナとの戦いに割って入った少年の視線が合わさり、互いに驚きを表現した。
ワネットと同じく、トレーズによって育てられた義弟。
しかし一年前、イルメール殺害の任務中に姿を消した、自慢の義弟。
サーニスの姿が、そこにあったのだ。
「サーニス? 貴方、生きていたの?」
「姉さん……ごめん。自分は」
「謝る事なんかない! お義父さんも心配してた、貴方が、殺されたんじゃないかって、それを毎日毎日嘆いて、悲しんでいた。でも、生きているだけで、貴方が生きてくれているだけで……あの人は救われる」
もっと、家族の語らいをしたいけれど、今起き上がるサナが、殺意を込めた視線を真っすぐに、ワネットへと向けてくる。
――そして理由は分からないが、サーニスも彼女を守らねばならぬと言わんばかりに、レイピアを構えた。
「サーニス君、邪魔。コイツは私がやる」
「申し訳ありませんサナ様。彼女は自分の姉です。故に自分が対処を」
「家族の情なんかに踊らされるのなんか見たって面白くも何ともない。だから退いて」
二者の視線だけが争う中、ワネットはどうにか逃げる手段を鑑みなければと周囲を警戒したが――その時、一人の少年が、三者の間を取り持つように、剣を携えて、立った。
「そこの君。君はサーニスのお姉さんと聞いたが?」
「……貴方は、シドニア第一皇子……?」
シドニア・ヴ・レ・レアルタ。先代のシドニアがいない事から幼名は無く、男児として英才教育を叩き込まれた天才と噂される少年。
彼は幼くも端正な顔立ちを見せ、その野心に充ちた表情で、ワネットへと問う。
「君はサーニスと共に居たいか?」
「何を」
「共に居たいと願うのならば、君の命は私が守ろう。だがそうでは無いと言うのならば、私はこの件に関与しない」
「シドちゃん、貴方何を勝手な」
「ええ、勝手にしますよ姉上。なにせ私は部下の制定に手間取っていましてね」
サナの呪詛を含んだ言葉など聞き流すと言わんばかりに、シドニアは燃え盛る炎を後ろに、ワネットへと向き合い、そして手を伸ばす。
「私はね、強い才能を持つサーニスに惹かれた。
そして君も、サーニスと同じく才能を持つのだと理解した。
そうした才能が、サナに殺される事などあってはならない。
――私の手を取れ、ワネット。
否、ワネット・ブリティッシュ」
誰にも語って来なかった、ワネットの家名すらも言い当てて、シドニアは不敵な笑みを、浮かべる。
そしてそんな彼の一歩後ろに立ち、小綺麗な執事服に身を包む弟の姿を見て――
ワネットは、父が望む子供たちの将来という【夢】が、そこにあるのだと、理解する。
彼女は、シドニアの手を、取った。
**
アメリア皇居から重犯罪者収容施設へと馬車を走らせるサーニスと、馬車の室内に腰かけるアメリアは、何があったか、何が起こっているのかの予想を端的に、同席するクアンタやリンナに説明する。
「シドニアにはルワン・トレーシーという母がいる。この母は、吾輩らの父であるヴィンセントとの間に産まれたシドニアを出産した直後から八年ほど姿をくらましておった」
ルワン・トレーシー。元々彼女がどういった家系であったのかは、ヴィンセント以外に知りようがない。
彼女の過去は巧妙に細工が成され、今やその記録を閲覧しようにも、どこにも残っていないというのが現状である。
――シドニア誘拐の記録を除いて。
「シドニアが八歳の頃かの。ルワンは帰ってきた。奴は吾輩らの母達と異なり、特に重大なポストについておるわけでもなかったので、特に咎められる事は無かったが、しかしシドニアはその八年間の間に、大きくなっておった。
……自分の事を放り、どこかへ呆けていた母の事など、意に介す必要などない程、立派にのぉ」
シドニアとルワンの間には、そうした母と子の間にあるべき愛情による交流の時間が無かった。
故にシドニアはそうした愛情などなくても生きていけると考えたし、ルワンもそうして自ら離れていく子供を繋ぎ留める為の努力など、続けてはこなかった。
――シドニアが十七歳の誕生日を迎える前日までは。
しかしブリティッシュ家は代々魔術と錬金術の研究に没頭し、民からの搾取をする時代が終わっても、自ら富を生み出す方法を編み出してこなかった。
故に没落した。なんてことはない、金の無い元皇族家系が、他の皇族家系と並び立つ事が出来ぬから、家名を無くし、ただの民に成り下がったのだ。
だが、彼らは研究資金をどうしてもと欲しがり――当時産まれたばかりのワネットを、売り払った。
ブリティッシュ家の魔術回路は六世代と、大魔術の使役にも耐えうる回路を持ち得ている。
秀才と呼ばれる魔術師、カルファス・タミストと同じ世代の魔術回路であれば、一世代の研究資金などどれだけでも賄える。
ワネットは、リュート山脈奥地にあるリュスタという集落で、公権力の殺害を主な仕事とする家族に引き取られた。
公権力の殺害を主な仕事とする分、多大な金を持つ彼らは、優秀な魔術回路と共に錬金術の素養にも恵まれた、皇族の人間を欲しがったのだ。
義父・トレーズは、決して悪い人間ではなかった。
勿論、暗殺家業の人間であるからして、そもそもが善人ではないが、悪というには純粋だった。
自分の子供で無かったとしても、ワネットの将来を考えてくれた。
義弟であるサーニスについても、自分たちとは違うどこかで拾われた方が幸せだったのではないか、と自問していた事もある。
――そうした親だったから、サーニスもワネットも、そんなトレーズの為に、仕事へ励もうとしていたのだ。
成長し、七歳の頃から仕事に従事していたワネットは、皇族家系の魔術師殺害が主な仕事だった。
対魔術師専門の殺し屋――対魔師として名を挙げ、それによる仕事で富を得てきたのだ。
この仕事は割がいい。基本、魔術師というのは自分の結界内から出て来ずに引きこもり、防備を組む事によって身を守るが、しかしそうした防備に対する対策を組めば、どれだけで突破できる。
突破した後は、誰の目に留まる事も無い結界内だから、人目を気にする事は無い。
大暴れして、目標を殺し、魔術回路を摘出して、目標殺しの報告を入れて、魔術回路の競売をかける。
確かに殺される可能性は大きいが、ハイリスクハイリターンで丁度良い。
ワネットにはそれだけの実力があった。
――だが、そんな彼女でさえ、殺せぬ相手がいた。
次期カルファス、幼名・サナ。
カルファス領ルミナス市郊外にある、廃墟が爆ぜた。
爆ぜた中から飛び出すようにして、当時九歳のワネットは、その幼い身体を滑らせながらも、敵を見据える。
敵は、轟々と燃え盛る炎の中から、頭を掻きながらもゆっくりと歩みつつ、ワネットに対して悪態をついた。
「全くさぁ……ふざけないでよね。毎日毎日、私の事殺しにかかってきて……!」
幼名・サナは、当時十三歳。
だがその才は既に開花し、最強の魔術師に成長していたと言っても良い。
殺す事も何度成功しかけても、殺しきれない、殺せない。
あらゆる手を尽くしても、あらゆる方法で殺しにかかっても、寸での所で全てを無に帰される。
ワネットの六世代魔術回路よりも優れた――人類に数人しかいない、七世代魔術回路を有するが故。
そしてワネットと同じ対魔師や、魔術師との殺し合いを何度も制し、魔術回路を我が物としているからこそ、彼女はそれだけの実力を有せるのだ。
「ねぇ、私さぁ。やられた事はやり返す主義なの」
「それが何か」
「アンタは何度ブチ殺せば良い? もう、数えきれない位、殺されかかってるもん」
「やってごらんなさい。わたくしも、殺される覚悟はしている」
「ホザくな殺し屋ふぜいが――ッ!!」
必ずしも大魔術というのは殺しに長けているわけではない。
ワネットのように自分のマナを出力した神殺兵器を持ち得ている場合、大魔術であればある程、マナの流れを簡単に断ち切られてしまう。
だからこそ、ワネットとの戦闘は、神秘を再現する大魔術同士による戦いではなく、人間の生活上で幾らでも代替が利く魔術の応用による攻防が、二人の間に交差する。
そうした殺し合いの中で、唯一サナはミスをした。
ワネットの腕を焼き、それで彼女の動きを封じたと感じた彼女は、そのまま彼女へトドメを刺すべく、前に出てしまった。
だが、ワネットは燃やされ、爛れた腕を気にすることも、痛みを感じている暇など無いと言わんばかりに、前に出たサナの足を払いながら彼女を背中から倒して、無防備を晒させた。
魔術の使役が早いか、神殺兵器による殺傷が早いか、それは二人の間に思考が巡るも、どちらも答えは同じ。
短縮詠唱による魔術使役程度であれば、神殺兵器は簡単にマナの流れを断ち切り、貫いてしまう。
そしてその短剣は、今まさに振り込まれようとしていた所で――少年が一人、レイピアを振るって、神殺兵器を弾き飛ばした後、ワネットの腹部を殴りつけた。
「っ、そんな……!」
「っ!」
ワネットと、今サナとの戦いに割って入った少年の視線が合わさり、互いに驚きを表現した。
ワネットと同じく、トレーズによって育てられた義弟。
しかし一年前、イルメール殺害の任務中に姿を消した、自慢の義弟。
サーニスの姿が、そこにあったのだ。
「サーニス? 貴方、生きていたの?」
「姉さん……ごめん。自分は」
「謝る事なんかない! お義父さんも心配してた、貴方が、殺されたんじゃないかって、それを毎日毎日嘆いて、悲しんでいた。でも、生きているだけで、貴方が生きてくれているだけで……あの人は救われる」
もっと、家族の語らいをしたいけれど、今起き上がるサナが、殺意を込めた視線を真っすぐに、ワネットへと向けてくる。
――そして理由は分からないが、サーニスも彼女を守らねばならぬと言わんばかりに、レイピアを構えた。
「サーニス君、邪魔。コイツは私がやる」
「申し訳ありませんサナ様。彼女は自分の姉です。故に自分が対処を」
「家族の情なんかに踊らされるのなんか見たって面白くも何ともない。だから退いて」
二者の視線だけが争う中、ワネットはどうにか逃げる手段を鑑みなければと周囲を警戒したが――その時、一人の少年が、三者の間を取り持つように、剣を携えて、立った。
「そこの君。君はサーニスのお姉さんと聞いたが?」
「……貴方は、シドニア第一皇子……?」
シドニア・ヴ・レ・レアルタ。先代のシドニアがいない事から幼名は無く、男児として英才教育を叩き込まれた天才と噂される少年。
彼は幼くも端正な顔立ちを見せ、その野心に充ちた表情で、ワネットへと問う。
「君はサーニスと共に居たいか?」
「何を」
「共に居たいと願うのならば、君の命は私が守ろう。だがそうでは無いと言うのならば、私はこの件に関与しない」
「シドちゃん、貴方何を勝手な」
「ええ、勝手にしますよ姉上。なにせ私は部下の制定に手間取っていましてね」
サナの呪詛を含んだ言葉など聞き流すと言わんばかりに、シドニアは燃え盛る炎を後ろに、ワネットへと向き合い、そして手を伸ばす。
「私はね、強い才能を持つサーニスに惹かれた。
そして君も、サーニスと同じく才能を持つのだと理解した。
そうした才能が、サナに殺される事などあってはならない。
――私の手を取れ、ワネット。
否、ワネット・ブリティッシュ」
誰にも語って来なかった、ワネットの家名すらも言い当てて、シドニアは不敵な笑みを、浮かべる。
そしてそんな彼の一歩後ろに立ち、小綺麗な執事服に身を包む弟の姿を見て――
ワネットは、父が望む子供たちの将来という【夢】が、そこにあるのだと、理解する。
彼女は、シドニアの手を、取った。
**
アメリア皇居から重犯罪者収容施設へと馬車を走らせるサーニスと、馬車の室内に腰かけるアメリアは、何があったか、何が起こっているのかの予想を端的に、同席するクアンタやリンナに説明する。
「シドニアにはルワン・トレーシーという母がいる。この母は、吾輩らの父であるヴィンセントとの間に産まれたシドニアを出産した直後から八年ほど姿をくらましておった」
ルワン・トレーシー。元々彼女がどういった家系であったのかは、ヴィンセント以外に知りようがない。
彼女の過去は巧妙に細工が成され、今やその記録を閲覧しようにも、どこにも残っていないというのが現状である。
――シドニア誘拐の記録を除いて。
「シドニアが八歳の頃かの。ルワンは帰ってきた。奴は吾輩らの母達と異なり、特に重大なポストについておるわけでもなかったので、特に咎められる事は無かったが、しかしシドニアはその八年間の間に、大きくなっておった。
……自分の事を放り、どこかへ呆けていた母の事など、意に介す必要などない程、立派にのぉ」
シドニアとルワンの間には、そうした母と子の間にあるべき愛情による交流の時間が無かった。
故にシドニアはそうした愛情などなくても生きていけると考えたし、ルワンもそうして自ら離れていく子供を繋ぎ留める為の努力など、続けてはこなかった。
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