53 / 191
第六章
記者会見にて-02
しおりを挟む
「では、上記内容も含めて、質疑応答へと移らせて頂きます。なるべく多くの記者様にご回答させて頂きたいと思いますので、連続したご質問はお控え頂きますよう、お願いいたします」
彼女の言葉と共に、記者たちが手元に持つメモやタブレットに目を通し始めた。しかし一番早かったのはやはりと言うか何というか。
「では日刊ドロップの瀬川と申しますが」
「ええ、存じております」
一番手前の瀬川である。彼は「ありがとうございます」と一礼しながら、質問を口にした。
「所属不明のAD部隊がどういった存在であるか、確認は取れているのでしょうか?」
「いいえ。ディエチは極端な事を言ってしまうと、国家間AD機密協定に加盟していないロシア製のAD兵器ですから、ADの技術発展途上国にも多く流されてる機体です。可能性だけでも多く考える事が出来てしまいます。敵を鹵獲できれば、確認も取れたのでしょうが」
「自衛隊によるスクランブルでは、敵機の鹵獲に失敗したと?」
「自衛隊の方々は、先制攻撃をされ、出鼻を挫かれた中で最大限出来る事を行ってくださいました。これ以上を求める事は傲慢でしょう」
瀬川は一先ず納得と言った面持ちで「ありがとうございました」と再び礼をし、手を下げた。
続いて手を挙げた人物は――生徒会長補佐をしている久瀬良司より「ある意味危険人物」と教えられた、朝読新聞社の加納次郎である。
「今回の一件は大変でしたね。秋沢さんも防衛戦に参加されたんでしょうか」
「ええ。とは言っても、基本的にはバックアップ要員でしたが」
「失礼ですが、お年は今」
「十五歳の、何度も申しますが、若輩者で御座います」
「いや、しっかりしてる。でも、そんな将来有望な子供に、AD学園は実弾の装備を許可しているのでしょう?」
――ほら来た。
楠は聞こえぬ様に小さく溜息をついたが、幾人の記者も「アイツまたかよ」と落胆の声を挙げている。
もう彼にとって……否、彼が籍を置く新聞社としては、この様な点で話題を取れる事が何より喜ばしく、様々な場所で同じ様な問いかけをしているのだろう。
「仰っている意味が分かりかねます」
「いえ、だってね。我々大人だって拳銃一つ持った事ある者は珍しいですよ。それなのに子供が戦場に出る為の装備を、まだ自衛隊に所属している訳でもないのに撃つ事が出来るって、倫理的に信じられないなぁ、と」
「実際には、AD学園に所属するパイロット科の生徒が実弾を取り扱う事は、通常一度しか御座いません。
それも実習において、教職員及び自衛隊の方々から講習をしっかりと受け、国際AD操縦免許を取得した生徒に限ります。
まるで自由に実弾を撃てるかの様に仰られる事は、大変遺憾な誤解であると言わざるを得ません」
「で。秋沢さんは、撃ったんですか?」
「撃てはしました。ですが撃ちませんでした。その必要もありませんでしたので」
楠の声に、明らかな苛立ちが感じられた事は、その場にいた記者は誰もが察していただろうが、当の加納は気付いていなさそうに、気持ちよく言葉を連ねていく。
「ご立派ですよ。やはり、如何ともし難い状況であったとしても、武器を持つなんて野蛮です。
であるのに、子供が銃を撃てる状況を作り上げた、このAD学園という組織そのものに対して、憤慨な様なものは、感じておりませんか?」
良く回る舌だ、と楠は今一度溜息をついた。
しかし今度は加納にも聞こえるよう、深々と頭を垂れて、心底詰まらない男を見る様な目つきで、睨みながら。
「まず一つ、誤解を解かせて頂きましょう。我々生徒会と治安維持部隊である部兵隊において、なぜ実弾の装備が許可されているのか。
これは防衛省と文科省が設けたAD学園におけるカリキュラムが要因となっております。
実際に最新鋭AD兵器・秋風を用いた実習型教育システムは、裏を返してしまうと、この機体を鹵獲したいと考える【無法者】を集めてしまう可能性が生まれてしまいます。
ですが今回の様に実際の襲撃となれば、横須賀基地からのスクランブルや駐屯基地からの出動などは、敵に先んじて動かれてしまいます。
我々生徒だけ、もしくは教職員だけでも、戦わねばならぬ状況がどうしてもやってきてしまうものです」
「いやだから、その無法者を集めてしまう要因となり得るカリキュラムを組んだAD学園こそ」
「いいえ。私は決して、このカリキュラムが間違いであるとは思っておりません。なぜなら、私たちは戦う事が出来た事によって、生き長らえる事が出来たと思うからです。
――もし私たちが、力の無いただの若人だったら? 敵が『ADの鹵獲』という目的すらを持たぬ【無法者】を超えた【ただの異常集団】だったら?
……私たちは、ただADに踏みつぶされていたでしょう。流れ弾一つで死んでいたでしょう。これらは全て、自衛手段を行使できるが故、回避できた顛末です」
「そんな仮定は『たられば』でしょ」
「ではお伺いいたします、朝読新聞社、加納次郎様。他の記者の方々もご拝聴願います。もし、私と加納様の受け答えが面白ければ、記事にして頂いて結構ですよ」
クスクスと、周りの記者から笑いが蔓延った。それとは対照的に、加納の表情は引き締まる。
「――貴方は、戦場のど真ん中に立った時、慎重に整備が成されて確実に敵を撃破出来る武装と、平和を説いた教科書。どちらを用います?」
一瞬、口を開いた加納が、しかし閉じた。楠も「少し意地悪でしたね」とクスッと笑い、首を横に振った。
「ええ。私も出来れば教科書を用いて、平和を説きたい。
でも、現実は小説やドラマ、アニメやゲームより、単純では無いのです。戦場のど真ん中で教科書を持って平和を説く者は、何とも場違いです。撃ち殺されても、仕方がないでしょう?」
――全て、たらればに終始するのですよ、と楠は言う。
「確かに我々生徒会や部兵隊の面々が戦わなかったとしても、死傷者無しで済む可能性は、ゼロではありません。しかしそれこそ『たられば』です。
結果として、我々が銃を持って立ち上がったからこそ、今回の結末を迎える事が出来ました。
――ならば、この力を誇る事はあっても、嘆く事はありません」
「……ありがとう、ございました」
「いいえ、こちらこそご清聴ありがとうございます。それと加納様、インタビューの時は、新聞社とお名前を名乗られた方がよろしいかと」
「……以後、気を付けさせて頂きます」
さて、と。楠が息をついた後に時計を見据えた。今のやり取りで予定時間を大幅に超えてしまった。
記者達も時間が押している事を確認したのか、手を挙げる者はいなかった――が、そこで一人の男が手を挙げた。
「あー。東洋夕刊の藤堂でーす」
楠は、入室の際に声を挙げた三好以外に、東洋夕刊の記者がいた事に気が付いていなかった。というより、藤堂に関しては予め調べておいた記者のデータには存在しなかった。
「今のやり取りは立派でしたねぇ」
「そんな。私はただ、AD学園の生徒会長として、恥ずべき発言を控えようとしただけで御座います」
「最後にお聞きしたいんですが秋沢さんは、連邦同盟をどう思います? あ、率直な意見で結構」
この場で【連邦同盟】と言う言葉を聞くとは思わなかった楠は、思わず驚きと言うべき表情を浮かべたが、すぐに引き締めた。
「それは、今回の一件に関係があるのでしょうか?」
「あるでしょ。おそらく件のテロリストは、連邦同盟に加盟していない反連邦国家が後ろ盾についている筈だ。そうじゃなきゃ、わざわざAD学園なんて子供が大勢いる場所に攻撃しかける意味がねぇ。
無法者は世界に拒絶されるが、しかしそれ以上の利益があるのならば、それをする価値がある――ね?」
楠が思うに、この藤堂という男は、余程のバカか、余程の切れ者だ。彼女は藤堂を一先ず後者であると踏んで、言葉を慎重に選んだ。
彼女の言葉と共に、記者たちが手元に持つメモやタブレットに目を通し始めた。しかし一番早かったのはやはりと言うか何というか。
「では日刊ドロップの瀬川と申しますが」
「ええ、存じております」
一番手前の瀬川である。彼は「ありがとうございます」と一礼しながら、質問を口にした。
「所属不明のAD部隊がどういった存在であるか、確認は取れているのでしょうか?」
「いいえ。ディエチは極端な事を言ってしまうと、国家間AD機密協定に加盟していないロシア製のAD兵器ですから、ADの技術発展途上国にも多く流されてる機体です。可能性だけでも多く考える事が出来てしまいます。敵を鹵獲できれば、確認も取れたのでしょうが」
「自衛隊によるスクランブルでは、敵機の鹵獲に失敗したと?」
「自衛隊の方々は、先制攻撃をされ、出鼻を挫かれた中で最大限出来る事を行ってくださいました。これ以上を求める事は傲慢でしょう」
瀬川は一先ず納得と言った面持ちで「ありがとうございました」と再び礼をし、手を下げた。
続いて手を挙げた人物は――生徒会長補佐をしている久瀬良司より「ある意味危険人物」と教えられた、朝読新聞社の加納次郎である。
「今回の一件は大変でしたね。秋沢さんも防衛戦に参加されたんでしょうか」
「ええ。とは言っても、基本的にはバックアップ要員でしたが」
「失礼ですが、お年は今」
「十五歳の、何度も申しますが、若輩者で御座います」
「いや、しっかりしてる。でも、そんな将来有望な子供に、AD学園は実弾の装備を許可しているのでしょう?」
――ほら来た。
楠は聞こえぬ様に小さく溜息をついたが、幾人の記者も「アイツまたかよ」と落胆の声を挙げている。
もう彼にとって……否、彼が籍を置く新聞社としては、この様な点で話題を取れる事が何より喜ばしく、様々な場所で同じ様な問いかけをしているのだろう。
「仰っている意味が分かりかねます」
「いえ、だってね。我々大人だって拳銃一つ持った事ある者は珍しいですよ。それなのに子供が戦場に出る為の装備を、まだ自衛隊に所属している訳でもないのに撃つ事が出来るって、倫理的に信じられないなぁ、と」
「実際には、AD学園に所属するパイロット科の生徒が実弾を取り扱う事は、通常一度しか御座いません。
それも実習において、教職員及び自衛隊の方々から講習をしっかりと受け、国際AD操縦免許を取得した生徒に限ります。
まるで自由に実弾を撃てるかの様に仰られる事は、大変遺憾な誤解であると言わざるを得ません」
「で。秋沢さんは、撃ったんですか?」
「撃てはしました。ですが撃ちませんでした。その必要もありませんでしたので」
楠の声に、明らかな苛立ちが感じられた事は、その場にいた記者は誰もが察していただろうが、当の加納は気付いていなさそうに、気持ちよく言葉を連ねていく。
「ご立派ですよ。やはり、如何ともし難い状況であったとしても、武器を持つなんて野蛮です。
であるのに、子供が銃を撃てる状況を作り上げた、このAD学園という組織そのものに対して、憤慨な様なものは、感じておりませんか?」
良く回る舌だ、と楠は今一度溜息をついた。
しかし今度は加納にも聞こえるよう、深々と頭を垂れて、心底詰まらない男を見る様な目つきで、睨みながら。
「まず一つ、誤解を解かせて頂きましょう。我々生徒会と治安維持部隊である部兵隊において、なぜ実弾の装備が許可されているのか。
これは防衛省と文科省が設けたAD学園におけるカリキュラムが要因となっております。
実際に最新鋭AD兵器・秋風を用いた実習型教育システムは、裏を返してしまうと、この機体を鹵獲したいと考える【無法者】を集めてしまう可能性が生まれてしまいます。
ですが今回の様に実際の襲撃となれば、横須賀基地からのスクランブルや駐屯基地からの出動などは、敵に先んじて動かれてしまいます。
我々生徒だけ、もしくは教職員だけでも、戦わねばならぬ状況がどうしてもやってきてしまうものです」
「いやだから、その無法者を集めてしまう要因となり得るカリキュラムを組んだAD学園こそ」
「いいえ。私は決して、このカリキュラムが間違いであるとは思っておりません。なぜなら、私たちは戦う事が出来た事によって、生き長らえる事が出来たと思うからです。
――もし私たちが、力の無いただの若人だったら? 敵が『ADの鹵獲』という目的すらを持たぬ【無法者】を超えた【ただの異常集団】だったら?
……私たちは、ただADに踏みつぶされていたでしょう。流れ弾一つで死んでいたでしょう。これらは全て、自衛手段を行使できるが故、回避できた顛末です」
「そんな仮定は『たられば』でしょ」
「ではお伺いいたします、朝読新聞社、加納次郎様。他の記者の方々もご拝聴願います。もし、私と加納様の受け答えが面白ければ、記事にして頂いて結構ですよ」
クスクスと、周りの記者から笑いが蔓延った。それとは対照的に、加納の表情は引き締まる。
「――貴方は、戦場のど真ん中に立った時、慎重に整備が成されて確実に敵を撃破出来る武装と、平和を説いた教科書。どちらを用います?」
一瞬、口を開いた加納が、しかし閉じた。楠も「少し意地悪でしたね」とクスッと笑い、首を横に振った。
「ええ。私も出来れば教科書を用いて、平和を説きたい。
でも、現実は小説やドラマ、アニメやゲームより、単純では無いのです。戦場のど真ん中で教科書を持って平和を説く者は、何とも場違いです。撃ち殺されても、仕方がないでしょう?」
――全て、たらればに終始するのですよ、と楠は言う。
「確かに我々生徒会や部兵隊の面々が戦わなかったとしても、死傷者無しで済む可能性は、ゼロではありません。しかしそれこそ『たられば』です。
結果として、我々が銃を持って立ち上がったからこそ、今回の結末を迎える事が出来ました。
――ならば、この力を誇る事はあっても、嘆く事はありません」
「……ありがとう、ございました」
「いいえ、こちらこそご清聴ありがとうございます。それと加納様、インタビューの時は、新聞社とお名前を名乗られた方がよろしいかと」
「……以後、気を付けさせて頂きます」
さて、と。楠が息をついた後に時計を見据えた。今のやり取りで予定時間を大幅に超えてしまった。
記者達も時間が押している事を確認したのか、手を挙げる者はいなかった――が、そこで一人の男が手を挙げた。
「あー。東洋夕刊の藤堂でーす」
楠は、入室の際に声を挙げた三好以外に、東洋夕刊の記者がいた事に気が付いていなかった。というより、藤堂に関しては予め調べておいた記者のデータには存在しなかった。
「今のやり取りは立派でしたねぇ」
「そんな。私はただ、AD学園の生徒会長として、恥ずべき発言を控えようとしただけで御座います」
「最後にお聞きしたいんですが秋沢さんは、連邦同盟をどう思います? あ、率直な意見で結構」
この場で【連邦同盟】と言う言葉を聞くとは思わなかった楠は、思わず驚きと言うべき表情を浮かべたが、すぐに引き締めた。
「それは、今回の一件に関係があるのでしょうか?」
「あるでしょ。おそらく件のテロリストは、連邦同盟に加盟していない反連邦国家が後ろ盾についている筈だ。そうじゃなきゃ、わざわざAD学園なんて子供が大勢いる場所に攻撃しかける意味がねぇ。
無法者は世界に拒絶されるが、しかしそれ以上の利益があるのならば、それをする価値がある――ね?」
楠が思うに、この藤堂という男は、余程のバカか、余程の切れ者だ。彼女は藤堂を一先ず後者であると踏んで、言葉を慎重に選んだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。
音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、
幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。
魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。
そして再び出会う幼馴染。
彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。
もういい。
密かにやってた支援も打ち切る。
俺以外にも魔道具職人はいるさ。
落ちぶれて行く追放したパーティ。
俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
昔好きだったお姉さんが不倫されたので落としに行ったら後輩からも好かれていた
九戸政景
恋愛
高校三年生の柴代大和は、小学校一年生の頃からの付き合いである秋田泰希の姉である夕希に恋心を抱いていたが、夕希の結婚をきっかけに恋心を諦めていた。
そして小学生の頃の夢を見た日、泰希から大和は夕希の離婚を伝えられ、それと同時にある頼みをされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる