男運改善計画~ふたなり幽霊になってカルマ解消目指します~

ココナツ信玄

文字の大きさ
27 / 32
男尊女卑

24

しおりを挟む
「気にしないで仕事をして」

 清拭セットを乗せたワゴンから体を拭くための布を一枚と、食べ物を乗せたワゴンに乗っている香油を手に持つ。
 ペンを書類の上に走らせつつちらちらとこちらを窺がう男を無視し、再び背後に回った。
 男が座る椅子の背もたれに布をひっかけ香油の蓋を開けると、その微かな音に男の肩が震える。

「一体、私に何を」

「仕事中なんだろう? 気にしなくていい」

 そんなことを言っておきながら「立ち上がって机に手を付け」と私は男に命じた。
 まったく論理的矛盾しかない言動だ。

(でもこの自己中こそがカルマ解消の鍵なはず‼)

 男もこの矛盾甚だしい言動にはお怒りで、仕事をしろと言いながらこれはなんだ! 邪魔するな! とぷんぷんしていたが、男の体は私の言葉に従って椅子から立ち上がり、右手にペンを持ちつつ机に両手をつく格好になった。
 少し前かがみになったその恰好に私は満足する。

(うん、やりやすくなった)

 男のズボンの前をくつろがせ、一気に尻の下まで下ろした。

「この淫婦めっ悪魔! 地獄に落ちろっ‼」

 元気に罵り言葉を発していた男の口は、私が男自身を握りこんだ途端に大人しくなった。
 蓋を開けた香油を傾け、男の性器の上にとろりと垂らすと、それが床に滴り落ちる前に手で全体に塗りつける。

「はっあっ‼」

 先端にも満遍なく塗りつけようと亀頭を手のひらで包み込んでぐるりと擦ると、男はまるで私の手に自分を押し付けるかのように腰を突き出して仰け反った。
 もう片方の手を根本へと伸ばし、快感か恐怖にか上に引きあがった玉を掴む。

「ひっ‼ それはっ?!」

 痛めつけられるとでも思ったのか、手の中のペニスが少し縮んだが、玉を転がすように香油を塗りつけて愛撫するとすぐに元のサイズに戻った。

「あっんんんっやめっろ‼ あ、ふっ邪魔……るなっあっ」

「気にするな、ほら、仕事を続けて」

「っ‼ くそっくそっ‼」

 感じつつも腹を立てているらしい男は、膝をガクガクと震わせつつも再びペンを走らせ始める。
 にちゃにちゃと態と音をたてて手を上下させると、一層大きく膝を揺らし始めたが、男は私に一矢報いたいとでも思ったのか。唇を噛みしめて必死に声を殺していた。

(あーあプライドばっかり高いんだから)

 少し男に対して呆れつつ、再び香油を手に取り、たっぷりと右の手のひらにそれを受けた。

「ああッ?!」

 己の尻たぶを掴まれた男は流石に驚いたのか声を上げる。

「貴様っやめろ‼ 女のくせにこれ以上男を貶めるなどっあっ‼」

 腹の立つ男の言葉を最後まで聞くのも面倒だったので、私は尻の双丘を掻きわけ、香油を後孔に流し込むように四つの指をすぼめて指先だけを挿し込んだ。

「くっおまえっ‼ くうっんっ」

 手のひらから中へと注ぎ込むように深く、すぼめた指を突き刺していく。
 さっきまで私に蹂躙されていたそこはまだまだ十分柔らかく、まるで喜んでいるかのように私の手を呑み込んでいく。香油を塗りこめるべく指で肉壁を擦ると、暖かくて柔らかかったそこがギュッと引き締まった。

「やっ! あぁっ‼」

 顎を仰け反らせ、プリケツを私に突き出す男の姿はとんでもなく官能的だ。
 スカートの前が膨らんでくるのを認めつつ、私は油で満たされた男の肉筒の中で指をばらばらに動かす。

「あっあっあっあっあっ」

「手が止まっているよ。妻よ、お前の務めを果たせ」

「あっあっ‼ お、まえがっ邪魔すっあんっや、やああっ!」

 腹側のしこりを指で掴むようにすると、男は金髪を振り乱して首を横に振った。

「だめっ駄目だっ‼ もっこれいじょ、もうっ」

 リズミカルに、何度も何度も掴むように揉むように指の中のそれを刺激し続けていると、男の声が高く切羽詰まってきた。

「やめっ‼ た、頼む、もう、もうっ‼」

「逝っていいよ。書類が汚れないように布を被せてあげるから、ほら」

 私は背もたれにかけていた布を前世の私のそそり立つ性器の上に被せ、上から手で押さえる。

(これでさっきみたいに部屋を破廉恥汁塗れにしないですむ)

 このために布を用意したのだ。
 後先良く考えられた自分の行動に悦に入っていると、そんな私を叱りつけるように男が更に高い声を上げた。

「駄目だっ‼」

(何でよ)

 良い気分になっていたのを邪魔されてちょっと不貞腐れた私は、男の中に挿し入れていた指を大きく抜き差しすることで鬱憤をはらすことにした。

「やあんっ‼ だめえっだめだっ‼ もっもうっ頼む! 頼むから、もうっ!」

「私に何をして欲しいの?」


 決して抜き差しする手を止めずに尋ねてみると、前世の私は腰をカクカクと細かく前後に振りながら言った。


しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

月弥総合病院

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

愛しているなら拘束してほしい

守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。

処理中です...