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親友再会、酔う、好きだったあの子に【女装で】なる話
確かに酔ってはいた。
久しぶりに会った、地元の友達。お互い、東京で働いていた。
お互い結婚してからなかなか会えずに、こんなにゆったり会うのは実に20年ぶりだった。
新橋駅の安めの居酒屋で飲んで食べ、話が異常に盛り上がり、カラオケボックスにやってきた。
カラオケに来たのに、歌わず、音声ミュートにして、バブルの頃の曲を中心に見ながら話した。
当時好きだった女の話になった。後になって知ったのだが、俺たちは同じ女を好きだったのだ。その女はバレー部のキャプテンをやっていて、筋肉質で大柄だったが、実に色気のあるいい女だった。俺たちは洋画が好きで、アクションからアカデミー映画まで幅広く見ていたので、その映画に出てくる外国の女みたいのに憧れたていたのだ。
だから、そのバレー部の女に俺たちは強い色気を感じていたのかもしれない。
確かに酔ってはいた。
そして、ムラムラしてきた。
バレー部の女の話をし始めると、その傾向が急に強まった。
「風俗いくか?」
と友達が言った。
正直、びっくりした。そんなことを言うやつではなかったからだ。
「なんか、ムラムラしてきたわ」
俺は、実に正直にこう答えた。
「風俗行っても、いねえぞ。あいつみたいな女は」
すると友達は
「そうだな・・・」
とがっかりして、うなだれた。
その様子があまりにも惨めというか、傷傷しく、ついこんなことを言ってしまった。
「俺があいつになろうか?」
そう言った瞬間、友達は絶句した。
しかし、俺は酔っていて、こう続けた。
「実はさ、俺、女装の趣味があるんだ。しかも、あいつになりたくて始めたんだ」
と告白したのだ。
友達は完全に黙ってしまった。
確かに酔ってはいた。でも、もう言ってしまった。
沈黙は続いた。
俺はフロントに電話して、帰ることにした。
外に出ても、友達は黙っていた。俺は帰ろうと思い、駅に向かおうとすると
「おい」と俺の肩をつかみ、友達は言った。
「ホテル、行こうぜ」
俺たちは、駅とは逆のホテル街に向かった。
途中で、アダルトショップの前で待ってもらい、下着と服とヒールを調達し、薬局でメーク一式を買った。
友達はずっと黙ったままだった。
ラブホにチェックインしても黙ったままだったが、お互いシャワーを浴びて、僕が女装して、出ていった瞬間、友達は初めて声を出した。
「まじか」
僕はずっと長い間、この時を待っていた。
友達が理想とするバレー部のあの子になって会いたかったのだ。
「どう?」
僕はあの子が着そうなシンプルだけど、タイトなミニのワンピースを選んだ。もちろん胸はないので、パット入りのプッシュアップブラをつけて、タイトなパンストとコルセットで腰を絞った。
ただ僕も興奮したのか、しっかり僕のペ●スがワンピース越しに浮き出てしまっていたが・・・
そんな僕の姿を見て、友達は
「・・・かなりエロい」
とつぶやいた。
「エロい?まじで?」
「ああ」
僕は自分の勃起した部分を指さして謝った。
「ごめん。ここはどうしても、抑えられなくて・・・」
すると友達は
「そこが一番エロい」
と言ったと思ったら、僕の股間に顔を埋めてきたのだった。
久しぶりに会った、地元の友達。お互い、東京で働いていた。
お互い結婚してからなかなか会えずに、こんなにゆったり会うのは実に20年ぶりだった。
新橋駅の安めの居酒屋で飲んで食べ、話が異常に盛り上がり、カラオケボックスにやってきた。
カラオケに来たのに、歌わず、音声ミュートにして、バブルの頃の曲を中心に見ながら話した。
当時好きだった女の話になった。後になって知ったのだが、俺たちは同じ女を好きだったのだ。その女はバレー部のキャプテンをやっていて、筋肉質で大柄だったが、実に色気のあるいい女だった。俺たちは洋画が好きで、アクションからアカデミー映画まで幅広く見ていたので、その映画に出てくる外国の女みたいのに憧れたていたのだ。
だから、そのバレー部の女に俺たちは強い色気を感じていたのかもしれない。
確かに酔ってはいた。
そして、ムラムラしてきた。
バレー部の女の話をし始めると、その傾向が急に強まった。
「風俗いくか?」
と友達が言った。
正直、びっくりした。そんなことを言うやつではなかったからだ。
「なんか、ムラムラしてきたわ」
俺は、実に正直にこう答えた。
「風俗行っても、いねえぞ。あいつみたいな女は」
すると友達は
「そうだな・・・」
とがっかりして、うなだれた。
その様子があまりにも惨めというか、傷傷しく、ついこんなことを言ってしまった。
「俺があいつになろうか?」
そう言った瞬間、友達は絶句した。
しかし、俺は酔っていて、こう続けた。
「実はさ、俺、女装の趣味があるんだ。しかも、あいつになりたくて始めたんだ」
と告白したのだ。
友達は完全に黙ってしまった。
確かに酔ってはいた。でも、もう言ってしまった。
沈黙は続いた。
俺はフロントに電話して、帰ることにした。
外に出ても、友達は黙っていた。俺は帰ろうと思い、駅に向かおうとすると
「おい」と俺の肩をつかみ、友達は言った。
「ホテル、行こうぜ」
俺たちは、駅とは逆のホテル街に向かった。
途中で、アダルトショップの前で待ってもらい、下着と服とヒールを調達し、薬局でメーク一式を買った。
友達はずっと黙ったままだった。
ラブホにチェックインしても黙ったままだったが、お互いシャワーを浴びて、僕が女装して、出ていった瞬間、友達は初めて声を出した。
「まじか」
僕はずっと長い間、この時を待っていた。
友達が理想とするバレー部のあの子になって会いたかったのだ。
「どう?」
僕はあの子が着そうなシンプルだけど、タイトなミニのワンピースを選んだ。もちろん胸はないので、パット入りのプッシュアップブラをつけて、タイトなパンストとコルセットで腰を絞った。
ただ僕も興奮したのか、しっかり僕のペ●スがワンピース越しに浮き出てしまっていたが・・・
そんな僕の姿を見て、友達は
「・・・かなりエロい」
とつぶやいた。
「エロい?まじで?」
「ああ」
僕は自分の勃起した部分を指さして謝った。
「ごめん。ここはどうしても、抑えられなくて・・・」
すると友達は
「そこが一番エロい」
と言ったと思ったら、僕の股間に顔を埋めてきたのだった。
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