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3-2.隣の部署の謎の女(2)秘密み~つけた
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あの日ぬきすぎちゃってさ。
一晩で4回もぬいたもの。
さすがに次の日はひどい寝不足でね。
自分でもあきれるほどのミスをした。
しかも、かなりの損失を会社に与えてしまって。
怒られたのなんの。
みんなの前で公開処刑なみに上司に怒鳴られた。
この不景気にお前はなにしてくれたんだバカヤロー
顔見たくないから今日は帰れとか、
確実にパワハラだと思ったけど、
確かに俺が悪いし、謝って損失許してくれるならって、
ずっと「すいませんすいません」連呼してた。
何が辛いって、あの帰国子女の女が横で聞いていたこと。
もうこれで絶対に見下されたろうな。
金もなければ仕事もできない男だって。
そんなだめな男、あの女は絶対に相手にしなそうだもの。
絶望的な気持ちで会社を後にして、
もう風俗でも行くかって、
やけっぱちな気分で家と反対方向に向かった。
そうしたら、
あの帰国子女の女が同じ車両にいるのが見えたんだよ。
無意識に、後をつけたんだ。
○○駅で降りて、改札を抜けていく彼女を追っていくと、
そのまま薄暗い公園に行くんだ。
それで公園のトイレ前で、周りをキョロキョロする。
やばい、尾行がばれたかって物陰からみていたらさ、
なんと男子トイレに入っていくわけ!
え?
もしかして、男と待ち合わせして、
トイレの中でやるのかよ。
思わず俺も男子トイレに入っていった。
予想に反して、トイレ内はシーンとしてる。
あれ。おかしいな。
確かに、あの女、男子トイレ入ったよな。
個室のドアがひとつ閉まっているけど、
その中でセックスしているとは思えない静寂ぶり。
俺が来たから二人で息潜めてるのか?
俺は、小便をするふりして、しばらく待っていると、
ガチャ。
なんとドアが開いたんだ。
さりげなく振り向くと。
ん。
男がひとりでてきただけ。
あれ?男?
確かに、ここにあの女が入ったのに。
それで思わず、その男の人に聞いたんだよ。
「すいません。さっき、ここに女性が入りませんでした?」
すると、その男性がひきつった表情でこう言うわけ。
「み、みたんですか?」
俺は言ってる意味が分からず黙っていた。
すると男は言う。
「お願いです。黙っていてください!」
その時にやっと気づいた。
その男は、隣の部署のあの女だ。
つまり、女ではなく女装子だったのだ。
「隣の部署の方ですよね。お願いです。会社には黙っていてください・・・」
僕はしめたと思った。
「いや~びっくりしたなあ。まさか男性だったとはね。
でもあれですね。これ人事に知れたらクビ確実ですよね。
「・・・・」
「確か、あのポジションって女性だけでしたよね。それを女装して仕事するって
今までの給料もでないんじゃないですか?これは人事に言わないとまずいですよね」
「許してください」
「どうしようかな~」
「どうすれば黙っていただけますでしょうか?」
「そうだなあ・・・・・これから俺の部屋に来て、また女装してくれる?」
「え?」
「なんか、女装って分かっても、あなたには興味あるんだ」
「・・・・」
「嫌なら、いいんだよ」
「・・・それで黙ってくれますか?」
「わかんない。まずは部屋に来て女装してくれてから考えるわ」
「そんな・・・」
「いいんだぜ、嫌なら。無理はしないで」
「・・・わかりました」
さ~て、部屋でなにやってもらおうかな・・・
一晩で4回もぬいたもの。
さすがに次の日はひどい寝不足でね。
自分でもあきれるほどのミスをした。
しかも、かなりの損失を会社に与えてしまって。
怒られたのなんの。
みんなの前で公開処刑なみに上司に怒鳴られた。
この不景気にお前はなにしてくれたんだバカヤロー
顔見たくないから今日は帰れとか、
確実にパワハラだと思ったけど、
確かに俺が悪いし、謝って損失許してくれるならって、
ずっと「すいませんすいません」連呼してた。
何が辛いって、あの帰国子女の女が横で聞いていたこと。
もうこれで絶対に見下されたろうな。
金もなければ仕事もできない男だって。
そんなだめな男、あの女は絶対に相手にしなそうだもの。
絶望的な気持ちで会社を後にして、
もう風俗でも行くかって、
やけっぱちな気分で家と反対方向に向かった。
そうしたら、
あの帰国子女の女が同じ車両にいるのが見えたんだよ。
無意識に、後をつけたんだ。
○○駅で降りて、改札を抜けていく彼女を追っていくと、
そのまま薄暗い公園に行くんだ。
それで公園のトイレ前で、周りをキョロキョロする。
やばい、尾行がばれたかって物陰からみていたらさ、
なんと男子トイレに入っていくわけ!
え?
もしかして、男と待ち合わせして、
トイレの中でやるのかよ。
思わず俺も男子トイレに入っていった。
予想に反して、トイレ内はシーンとしてる。
あれ。おかしいな。
確かに、あの女、男子トイレ入ったよな。
個室のドアがひとつ閉まっているけど、
その中でセックスしているとは思えない静寂ぶり。
俺が来たから二人で息潜めてるのか?
俺は、小便をするふりして、しばらく待っていると、
ガチャ。
なんとドアが開いたんだ。
さりげなく振り向くと。
ん。
男がひとりでてきただけ。
あれ?男?
確かに、ここにあの女が入ったのに。
それで思わず、その男の人に聞いたんだよ。
「すいません。さっき、ここに女性が入りませんでした?」
すると、その男性がひきつった表情でこう言うわけ。
「み、みたんですか?」
俺は言ってる意味が分からず黙っていた。
すると男は言う。
「お願いです。黙っていてください!」
その時にやっと気づいた。
その男は、隣の部署のあの女だ。
つまり、女ではなく女装子だったのだ。
「隣の部署の方ですよね。お願いです。会社には黙っていてください・・・」
僕はしめたと思った。
「いや~びっくりしたなあ。まさか男性だったとはね。
でもあれですね。これ人事に知れたらクビ確実ですよね。
「・・・・」
「確か、あのポジションって女性だけでしたよね。それを女装して仕事するって
今までの給料もでないんじゃないですか?これは人事に言わないとまずいですよね」
「許してください」
「どうしようかな~」
「どうすれば黙っていただけますでしょうか?」
「そうだなあ・・・・・これから俺の部屋に来て、また女装してくれる?」
「え?」
「なんか、女装って分かっても、あなたには興味あるんだ」
「・・・・」
「嫌なら、いいんだよ」
「・・・それで黙ってくれますか?」
「わかんない。まずは部屋に来て女装してくれてから考えるわ」
「そんな・・・」
「いいんだぜ、嫌なら。無理はしないで」
「・・・わかりました」
さ~て、部屋でなにやってもらおうかな・・・
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