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狼の本能
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玲那はある程度、理性で自身の欲望を調整する気でいたが、一旦本能に委ねてしまえばそれは不可能だった。
未熟な身体に初めての性交で、晶の負担を思いやらなければならないのは女性としての前世の記憶でこれでもないくらい理解できている筈なのに、積年の感情を伴う本能はそれを良しとしなかった。
欲望を放ったのに萎えない熱は、息付かずに煽動を開始する。
「あっ・・・・なに?・・・やぁっ!!」
翻弄されて、意識を飛ばし掛けていた晶は、与えられる熱に涙が零れる。
『え?あれ?男の人って1回出したら終わりじゃないの?!』
確かに晶が参考に見た動画は1回で性交は終わっていたけれど、欲望には個人差がある。
前世でも精通の体験もなく、肉体的に大人になった事の無い晶に、男の欲望の機微がわかるはずもない。
「あっ・・・あっ・・・・あっ・・・あっ・・・あっ!」
晶は直ぐに玲那に幼い体を高められて、思考が鈍る。
2回目は玲那の本能に突き動かされるままに、揺すられる。
途切れ途切れの嬌声と紅く色付き熱を持つ体は、玲那の欲情を更に煽る原動力となる。
混ざり合うお互いの体液が、動きを助長させ続ける。
まとわりつく締め付けが心地好くて、更に奥を抉ると痙攣する。
「あぁ!!」
何度と無くイキ続けて、晶は涙が止まらなくなる。
初めてで限界を迎えた晶は、自分の意識を手放した。
くたりと、意識を無くした体を蹂躙しながら、止まらない2度目の欲情を吐き出して、なおも鎮まらない熱に思考を喰われる。
『もう、絶対誰にも渡さない。自分だけの唯一・・・・。身も心も自分に染めて、全てを喰らい尽くす。』
今まで押さえつけていたものが、これ程に理性を砕くものとは思いもよらなかったが、ほの暗い喜びが心を満たす。
3度目は突き上げながら晶の体にしつこく口付けを落としていく。
体が反応する場所に、紅い華を散らす。
白色肌に紅い印が所有印の様で喜びを助長させる。
更に深く、強く・・・楔のように打ち付ける欲望に底が見えずに、玲那は身震いした。
未熟な身体に初めての性交で、晶の負担を思いやらなければならないのは女性としての前世の記憶でこれでもないくらい理解できている筈なのに、積年の感情を伴う本能はそれを良しとしなかった。
欲望を放ったのに萎えない熱は、息付かずに煽動を開始する。
「あっ・・・・なに?・・・やぁっ!!」
翻弄されて、意識を飛ばし掛けていた晶は、与えられる熱に涙が零れる。
『え?あれ?男の人って1回出したら終わりじゃないの?!』
確かに晶が参考に見た動画は1回で性交は終わっていたけれど、欲望には個人差がある。
前世でも精通の体験もなく、肉体的に大人になった事の無い晶に、男の欲望の機微がわかるはずもない。
「あっ・・・あっ・・・・あっ・・・あっ・・・あっ!」
晶は直ぐに玲那に幼い体を高められて、思考が鈍る。
2回目は玲那の本能に突き動かされるままに、揺すられる。
途切れ途切れの嬌声と紅く色付き熱を持つ体は、玲那の欲情を更に煽る原動力となる。
混ざり合うお互いの体液が、動きを助長させ続ける。
まとわりつく締め付けが心地好くて、更に奥を抉ると痙攣する。
「あぁ!!」
何度と無くイキ続けて、晶は涙が止まらなくなる。
初めてで限界を迎えた晶は、自分の意識を手放した。
くたりと、意識を無くした体を蹂躙しながら、止まらない2度目の欲情を吐き出して、なおも鎮まらない熱に思考を喰われる。
『もう、絶対誰にも渡さない。自分だけの唯一・・・・。身も心も自分に染めて、全てを喰らい尽くす。』
今まで押さえつけていたものが、これ程に理性を砕くものとは思いもよらなかったが、ほの暗い喜びが心を満たす。
3度目は突き上げながら晶の体にしつこく口付けを落としていく。
体が反応する場所に、紅い華を散らす。
白色肌に紅い印が所有印の様で喜びを助長させる。
更に深く、強く・・・楔のように打ち付ける欲望に底が見えずに、玲那は身震いした。
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