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サザンカ
1月の最後の週末。
約束通り、瑠璃は佐知と一緒に、再びホテル フォルトゥーナ東京に来ていた。
日本庭園がある懐石料理のお店ということで、佐知はもちろん和装、瑠璃も白を基調とした振り袖を選んだ。
お店の入口では、着物姿の女将と並んで、総支配人の一生も出迎えてくれた。
「澤山様、早乙女様、本日もご来店ありがとうございます」
「まあ、一生さん。お出迎えありがとう。今年も足繁く、このホテルを利用させて頂くわね」
「ありがとうございます。いつでもお待ち致しております。本年もどうぞよろしくお願い致します」
佐知に頭を下げたあと、一生は瑠璃に向き直り、微笑んだ。
瑠璃も丁寧にお辞儀をする。
佐知の手前、あまり会話は出来ないが、瑠璃はこの総支配人に対して、感謝の気持ちでいっぱいだった。
*
女将に案内されて、窓から庭園を望める個室に通される。
腰を下ろしてすぐに、瑠璃は庭園に目を奪われた。
「すてきなお庭ですね。きれいにお手入れされていて。それに冬なのに、色々なお花が咲いているのですね」
それを聞いて、女将は嬉しそうに頷いた。
「ありがとうございます。この庭園に入れるのは、当店をご利用頂いたお客様だけなのです」
「まあ、そうなのですね。だからこんなにも、静かで落ち着いた雰囲気なのですね」
「ええ。お食事のあとに、どうぞご自由にご覧ください。今の時期は、椿や梅も見頃を迎えています」
「それは楽しみです」
そんな女将と瑠璃の会話を、にこやかに聞いていた佐知が口を開く。
「まあ、瑠璃ちゃんは本当に品のあるお嬢さんね。でも私は花より団子、そろそろお食事を頂いてもいいかしら?」
女将と瑠璃は、顔を見合わせて笑った。
*
きれいな器に盛りつけられた品は、1つ1つが小さくて見た目も美しい。
食べるのはもったいないと思いながら、瑠璃は懐石料理をじっくり味わい、心も体も満たされた。
食事のあとは、女将に勧められた庭園に行ってみる。
庭園へのたった1つの入口は、お店の通路に繋がっており、そこからしか出入りは出来ない。
瑠璃は、なるべく踏み荒らさないように気をつけながら、ゆっくりと木々や花を見て回った。
「きれいねえ。これは椿かしら?」
赤い花を咲かせる木の前で、佐知が立ち止まる。
瑠璃は隣に並んで、じっくり見てみた。
椿にしては花が平たく、葉もギザギザしている。
「これは、サザンカじゃないかしら」
瑠璃が首をかしげながら言うと、足元の札を見たらしい佐知が、
「ご名答よ。瑠璃ちゃん、すごいわね」
感心したような声を上げた。
瑠璃は少し照れたように笑い、もう一度花に顔を近づける。
澄んだ空気の中、凛として咲く鮮やかな色合いのサザンカ。
(すごいなあ。寒さに負けず、こんなにきれいに咲くなんて)
こんなふうに、自分も強くなりたい。
そんな想いで眺めていると、ふいに後ろで、カシャッとカメラのシャッター音がした。
瑠璃は驚いて振り返る。
「いや、これは失礼。美しくて思わずシャッターを切ってしまった」
一眼レフのカメラから顔をのぞかせて、若い男性が笑いかけてきた。
「まあ、いったい何ですの?」
怪訝そうに、佐知が二人の間に割って入る。
どうやら、いきなり瑠璃の写真を撮ったことに抗議するつもりらしい。
「失礼しました。私、こういう者です」
男性は、ポケットから名刺を取り出すと、佐知に差し出す。
「あら、プロのカメラマンの方?」
「ええ。と言ってもたいして売れていませんが」
ははっと笑って、頭に手をやる。
まだまだ駆け出しのプロカメラマンといったところなのだろうか。
「実は、このホテルのフォトコンテストに応募しようと、この庭園を撮影していました。そしたら、こちらのお嬢さんが目に留まり、花とのコントラストがとても美しく、思わず…」
そう言って、カメラの画面を操作して佐知と瑠璃に見せてくれる。
そこには、サザンカの花に顔を寄せた、うつむき加減の瑠璃の横顔が写っていた。
「まあ!すてきだわ」
佐知が口元に手をやりながら、うっとりとした。
「本当に。我ながら良く撮れていると思います」
「あら、モデルさんがいいからよ」
「ええ。おっしゃる通りです」
カメラマンが、参ったというように頭を下げると、佐知はおもしろそうに笑った。
「それでこの写真、応募なさるの?その、コンテストとやらに」
「はい。そちらのお嬢さんさえよければ」
急に二人が振り返り、瑠璃は慌てる。
「え?あ、私?」
「どう?瑠璃ちゃん。困るかしら?」
「え、いえ、そういう訳では…」
さっき見せてもらった画面では、瑠璃の顔は斜めうしろから撮られていて、誰だかはよく分からないだろう。
「では、応募してもよろしいでしょうか?」
恐る恐る聞いてくるカメラマンに、瑠璃は戸惑いながらも頷いた。
「はい。応募されるだけなら、大丈夫です」
カメラマンは、ぱっと顔を輝かせた。
「ありがとうございます!」
嬉しそうな笑顔を見ていると、なんだか良いことをしたようで、瑠璃まで嬉しくなって微笑んだ。
それがのちにどんなことになるかは、その時の瑠璃は想像もしていなかった。
*
「なになに…テーマは【ホテルを彩る冬の装い】応募資格はプロ・アマ問わず。最優秀賞はエグゼクティブスイート、ペア宿泊券ですって。あら、表彰式まであるのね」
ホテルの1階にあるロビーラウンジ。
テーブルに置いたフォトコンテストの応募要項に、佐知は熱心に目を通す。
庭園でカメラマンと別れたあと、お茶でも飲みましょうかと佐知が言い、ロビーを通った時に、このコンテストのちらしが置かれているのに気づいて1枚もらってきたのだ。
「なかなか本格的ね。審査員もプロの写真家みたいだし」
瑠璃もちらしをのぞき込んだ。
応募用紙には、
カメラデータ…絞り、シャッタースピード
などの記入欄もあり、瑠璃には何のことやらさっぱり分からない。
「結果発表は2月21日ですって。あの方、最優秀賞取れるかしら?瑠璃ちゃんがモデルさんだものね。取って頂かないと」
「おば様、そんな…」
瑠璃が苦笑いすると、佐知は真顔で続けた。
「何なら、もう何ポーズか撮ってもらえば良かったわね」
瑠璃は飲んでいた紅茶で思わず咳き込んでしまった。
「あら、大丈夫?」
「え、ええ。だ、大丈夫です」
口元にハンカチを当てながら、瑠璃は、ふうと息を吐いた。
すると急に、佐知が妙にしんみりした口調になる。
「瑠璃ちゃん、本当にありがとう」
「え?おば様、急にどうされました?」
「ううん、いつも言おうと思っていたの。瑠璃ちゃんがこうやって私につき合ってくれて、本当に嬉しい」
手に持ったカップに目を落としながら、佐知はゆっくり話を続ける。
「私ね、和樹のあとに女の子が欲しかったの。でも結局授からなくてね。女の子が二人もいる美雪さんがうらやましくて仕方なかった」
「え…」
「あんなにかわいらしい女の子、私のところにも来てほしかったなって。だけど、藍ちゃんや瑠璃ちゃんが、おば様って慕ってくれて…まるで自分の娘のような気がしてきたの。勝手にそんなこと思っていてごめんなさいね」
瑠璃は、すぐさま首を振る。
「夢だったのよ。自分の娘とこうやってランチに出かけたり、お茶したり。それが今、こんなふうに瑠璃ちゃんといられて、夢が叶ったわ。ううん、夢以上ね。だって瑠璃ちゃんは、こんなにもすてきなお嬢さんで、上品で着物姿も美しくて…自分の娘ならこうはいかなかったわ」
ふふふ、と笑ってから、佐知は瑠璃をじっと見つめた。
「和樹のことだって色々あるでしょうに、どんな時でも私につき合ってくれて、本当にありがとう」
「あ、あの…」
和樹の話題にうろたえている瑠璃に、佐知は笑顔で頷く。
「あの子は、一人息子ということもあって、わがままに育ててしまったわね。もっと周りの人に、素直に感謝出来る人間にならなければいけない。瑠璃ちゃんにも散々迷惑をかけたでしょう?ごめんなさいね。なにせあの子ったら、瑠璃ちゃんのこととなると、理性も何も吹き飛んじゃうのよ」
そしてまた小さく笑う。
「おば様、あの…」
瑠璃が口を開こうとするが、佐知はそれをサラッとかわす。
「和樹、最近ようやく落ち着きを取り戻したみたいね。瑠璃ちゃんの幸せを、きっと誰よりも願っていると思うわ。あ、もちろん私もね」
お嫁にいくときは、私も式に呼んでね、とつけ加えて、佐知は瑠璃に笑いかけた。
「おば様…」
涙がこぼれそうになるのを、瑠璃は必死で堪えていた。
約束通り、瑠璃は佐知と一緒に、再びホテル フォルトゥーナ東京に来ていた。
日本庭園がある懐石料理のお店ということで、佐知はもちろん和装、瑠璃も白を基調とした振り袖を選んだ。
お店の入口では、着物姿の女将と並んで、総支配人の一生も出迎えてくれた。
「澤山様、早乙女様、本日もご来店ありがとうございます」
「まあ、一生さん。お出迎えありがとう。今年も足繁く、このホテルを利用させて頂くわね」
「ありがとうございます。いつでもお待ち致しております。本年もどうぞよろしくお願い致します」
佐知に頭を下げたあと、一生は瑠璃に向き直り、微笑んだ。
瑠璃も丁寧にお辞儀をする。
佐知の手前、あまり会話は出来ないが、瑠璃はこの総支配人に対して、感謝の気持ちでいっぱいだった。
*
女将に案内されて、窓から庭園を望める個室に通される。
腰を下ろしてすぐに、瑠璃は庭園に目を奪われた。
「すてきなお庭ですね。きれいにお手入れされていて。それに冬なのに、色々なお花が咲いているのですね」
それを聞いて、女将は嬉しそうに頷いた。
「ありがとうございます。この庭園に入れるのは、当店をご利用頂いたお客様だけなのです」
「まあ、そうなのですね。だからこんなにも、静かで落ち着いた雰囲気なのですね」
「ええ。お食事のあとに、どうぞご自由にご覧ください。今の時期は、椿や梅も見頃を迎えています」
「それは楽しみです」
そんな女将と瑠璃の会話を、にこやかに聞いていた佐知が口を開く。
「まあ、瑠璃ちゃんは本当に品のあるお嬢さんね。でも私は花より団子、そろそろお食事を頂いてもいいかしら?」
女将と瑠璃は、顔を見合わせて笑った。
*
きれいな器に盛りつけられた品は、1つ1つが小さくて見た目も美しい。
食べるのはもったいないと思いながら、瑠璃は懐石料理をじっくり味わい、心も体も満たされた。
食事のあとは、女将に勧められた庭園に行ってみる。
庭園へのたった1つの入口は、お店の通路に繋がっており、そこからしか出入りは出来ない。
瑠璃は、なるべく踏み荒らさないように気をつけながら、ゆっくりと木々や花を見て回った。
「きれいねえ。これは椿かしら?」
赤い花を咲かせる木の前で、佐知が立ち止まる。
瑠璃は隣に並んで、じっくり見てみた。
椿にしては花が平たく、葉もギザギザしている。
「これは、サザンカじゃないかしら」
瑠璃が首をかしげながら言うと、足元の札を見たらしい佐知が、
「ご名答よ。瑠璃ちゃん、すごいわね」
感心したような声を上げた。
瑠璃は少し照れたように笑い、もう一度花に顔を近づける。
澄んだ空気の中、凛として咲く鮮やかな色合いのサザンカ。
(すごいなあ。寒さに負けず、こんなにきれいに咲くなんて)
こんなふうに、自分も強くなりたい。
そんな想いで眺めていると、ふいに後ろで、カシャッとカメラのシャッター音がした。
瑠璃は驚いて振り返る。
「いや、これは失礼。美しくて思わずシャッターを切ってしまった」
一眼レフのカメラから顔をのぞかせて、若い男性が笑いかけてきた。
「まあ、いったい何ですの?」
怪訝そうに、佐知が二人の間に割って入る。
どうやら、いきなり瑠璃の写真を撮ったことに抗議するつもりらしい。
「失礼しました。私、こういう者です」
男性は、ポケットから名刺を取り出すと、佐知に差し出す。
「あら、プロのカメラマンの方?」
「ええ。と言ってもたいして売れていませんが」
ははっと笑って、頭に手をやる。
まだまだ駆け出しのプロカメラマンといったところなのだろうか。
「実は、このホテルのフォトコンテストに応募しようと、この庭園を撮影していました。そしたら、こちらのお嬢さんが目に留まり、花とのコントラストがとても美しく、思わず…」
そう言って、カメラの画面を操作して佐知と瑠璃に見せてくれる。
そこには、サザンカの花に顔を寄せた、うつむき加減の瑠璃の横顔が写っていた。
「まあ!すてきだわ」
佐知が口元に手をやりながら、うっとりとした。
「本当に。我ながら良く撮れていると思います」
「あら、モデルさんがいいからよ」
「ええ。おっしゃる通りです」
カメラマンが、参ったというように頭を下げると、佐知はおもしろそうに笑った。
「それでこの写真、応募なさるの?その、コンテストとやらに」
「はい。そちらのお嬢さんさえよければ」
急に二人が振り返り、瑠璃は慌てる。
「え?あ、私?」
「どう?瑠璃ちゃん。困るかしら?」
「え、いえ、そういう訳では…」
さっき見せてもらった画面では、瑠璃の顔は斜めうしろから撮られていて、誰だかはよく分からないだろう。
「では、応募してもよろしいでしょうか?」
恐る恐る聞いてくるカメラマンに、瑠璃は戸惑いながらも頷いた。
「はい。応募されるだけなら、大丈夫です」
カメラマンは、ぱっと顔を輝かせた。
「ありがとうございます!」
嬉しそうな笑顔を見ていると、なんだか良いことをしたようで、瑠璃まで嬉しくなって微笑んだ。
それがのちにどんなことになるかは、その時の瑠璃は想像もしていなかった。
*
「なになに…テーマは【ホテルを彩る冬の装い】応募資格はプロ・アマ問わず。最優秀賞はエグゼクティブスイート、ペア宿泊券ですって。あら、表彰式まであるのね」
ホテルの1階にあるロビーラウンジ。
テーブルに置いたフォトコンテストの応募要項に、佐知は熱心に目を通す。
庭園でカメラマンと別れたあと、お茶でも飲みましょうかと佐知が言い、ロビーを通った時に、このコンテストのちらしが置かれているのに気づいて1枚もらってきたのだ。
「なかなか本格的ね。審査員もプロの写真家みたいだし」
瑠璃もちらしをのぞき込んだ。
応募用紙には、
カメラデータ…絞り、シャッタースピード
などの記入欄もあり、瑠璃には何のことやらさっぱり分からない。
「結果発表は2月21日ですって。あの方、最優秀賞取れるかしら?瑠璃ちゃんがモデルさんだものね。取って頂かないと」
「おば様、そんな…」
瑠璃が苦笑いすると、佐知は真顔で続けた。
「何なら、もう何ポーズか撮ってもらえば良かったわね」
瑠璃は飲んでいた紅茶で思わず咳き込んでしまった。
「あら、大丈夫?」
「え、ええ。だ、大丈夫です」
口元にハンカチを当てながら、瑠璃は、ふうと息を吐いた。
すると急に、佐知が妙にしんみりした口調になる。
「瑠璃ちゃん、本当にありがとう」
「え?おば様、急にどうされました?」
「ううん、いつも言おうと思っていたの。瑠璃ちゃんがこうやって私につき合ってくれて、本当に嬉しい」
手に持ったカップに目を落としながら、佐知はゆっくり話を続ける。
「私ね、和樹のあとに女の子が欲しかったの。でも結局授からなくてね。女の子が二人もいる美雪さんがうらやましくて仕方なかった」
「え…」
「あんなにかわいらしい女の子、私のところにも来てほしかったなって。だけど、藍ちゃんや瑠璃ちゃんが、おば様って慕ってくれて…まるで自分の娘のような気がしてきたの。勝手にそんなこと思っていてごめんなさいね」
瑠璃は、すぐさま首を振る。
「夢だったのよ。自分の娘とこうやってランチに出かけたり、お茶したり。それが今、こんなふうに瑠璃ちゃんといられて、夢が叶ったわ。ううん、夢以上ね。だって瑠璃ちゃんは、こんなにもすてきなお嬢さんで、上品で着物姿も美しくて…自分の娘ならこうはいかなかったわ」
ふふふ、と笑ってから、佐知は瑠璃をじっと見つめた。
「和樹のことだって色々あるでしょうに、どんな時でも私につき合ってくれて、本当にありがとう」
「あ、あの…」
和樹の話題にうろたえている瑠璃に、佐知は笑顔で頷く。
「あの子は、一人息子ということもあって、わがままに育ててしまったわね。もっと周りの人に、素直に感謝出来る人間にならなければいけない。瑠璃ちゃんにも散々迷惑をかけたでしょう?ごめんなさいね。なにせあの子ったら、瑠璃ちゃんのこととなると、理性も何も吹き飛んじゃうのよ」
そしてまた小さく笑う。
「おば様、あの…」
瑠璃が口を開こうとするが、佐知はそれをサラッとかわす。
「和樹、最近ようやく落ち着きを取り戻したみたいね。瑠璃ちゃんの幸せを、きっと誰よりも願っていると思うわ。あ、もちろん私もね」
お嫁にいくときは、私も式に呼んでね、とつけ加えて、佐知は瑠璃に笑いかけた。
「おば様…」
涙がこぼれそうになるのを、瑠璃は必死で堪えていた。
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