公爵家の商人令嬢は知識チートで異世界を楽しみつくす

てるゆーぬ(旧名:てるゆ)

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2巻

2-1

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 第1章 ゼリスとの対決


 私――奈川理緒ながわりおは20歳の理系大学生だったが、学校の帰り道、車にはねられ、プレイしていたファンタジーゲーム【グラティール物語ものがたり】の世界に転生した。
 脇役わきやくの公爵令嬢ルチルとして生き直すこととなった私は、異世界でも大学に入学。その大学で必要な単位を一気に獲得できるデュアラリー試験を突破した。
 大学内での私の評判はますます高まる一方、ゲームのシナリオ上の婚約者である第一王子アレックスは現状に鬱憤うっぷんをためていた。
 シナリオではいずれ破局する運命だったし、私は異世界で自由に生きたい。
 そんな思いとは裏腹に、子爵令嬢ゼリスがアレックスに近づき、何かが起ころうとしているようで……?


 ある日。
 大学内にある個室、ティールームにて。
 私ことルチルと取り巻きのマキ、護衛のフランカでテーブルについて、お茶会を始めようとしていた。
 フランカが茶色の髪をかきあげながら、お茶をれる。
 そのときマキが、「ルチル様、折り入って、お耳に入れておきたいことがございます」と前置きしたうえで、切り出してきた。

「アレックス王子のうわさについては、ご存じでしょうか?」
「ええ。存じていますわよ」

 私は答える。
 フランカはその赤い瞳をマキに向けて確認した。

「……それって、殿下が子爵令嬢と懇意こんいになされているという噂でしょうか?」
「はい」

 とマキが肯定した。
 さらにマキは言ってくる。

「どうやらその噂……ただの噂ではなく、真実のようです。殿下は、子爵令嬢ゼリスと交際をしていると」
「そうみたいですわね」
「……ルチル様は、お二人のことをどう思っておられるのですか? さすがに今回のことは、殿下の所業といえど、見過ごしていいものではないと思いますが」

 見過ごしていいものではない、か。
 マキの視点から見れば、そう思うだろうね。
 なにしろマキは、私と王子の婚約を普通に祝福している。
 私が内心、王子と破局したいなどと思っているとは、想像だにしていないのだ。

「ただの遊びでしょう? 放っておけばよろしいですわ」

 私は答えた。

「ですが……」

 マキは不安げな声をもらす。

「いずれ王子も、自分のあやまちに気づく日が来ますわよ」

 私はそう伝えておいた。
 まあ、そんな日は来ないだろうけどね……と、内心では思いながら、お茶を飲む。

「……」

 そんな私の横で、やはりマキは不安そうな顔をしていた。


 ◇


 ルチルのティールームでお茶を飲む。
 一杯、茶を飲み終わってから、マキはティールームをあとにした。
 外に出てから、マキは思う。

(ルチル様は、ああ言っておられましたけど……)

 アレックス王子とゼリスの交際。
 ルチルはそれを、取るに足らないことのように思っている様子だった。
 おそらく、ルチルは、アレックスとゼリスの交際が破綻はたんすると予想しているのだろう。
 なにしろ、王族と子爵令嬢だ。身分が違いすぎる。
 本気で互いを恋慕れんぼしていたとしても、上手くいくことはない。
 周りの者は祝福しないだろうし、女王陛下も、お認めにはならないだろう。
 子爵令嬢など、正室はもちろん、側室としてすら容認されないに違いない。

「ですが……」

 と、マキは焦りを感じる。
 恋とは、そういう理屈を超えるパワーがあるものだ。
 恋愛にはまって、正常な判断ができなくなることも多い。
 また、アレックスがゼリスにかれすぎることで、ルチルへの情愛を失う可能性がある。
 いずれ破綻する恋路だとしても、ゼリスへの未練が強すぎると、アレックスがルチルを大事にしなくなる可能性もある。
 ――まあ、もっとも、これは全てマキ視点からの想像である。
 実際は、アレックスもルチルも、互いに愛情などなく、むしろ自分たちの婚約が破局することを願っている。
 だがマキは、そんな二人の内心へは思いも至らないのであった。

「私がなんとかしなくては」

 マキは意思を固める。
 彼女はルチルの取り巻きである。
 取り巻きとして、ルチルの利益になるように行動する義務がある。
 しかし、そういう義務感をよそにおいても、ルチルのために行動したいと思っていた。
 なぜなら、マキから見ても、ルチルは立派な公爵令嬢だからだ。
 この数ヶ月、ルチルのそばで、ルチルを見てきたが……
 ルチルは、貴族としての地位や権力をかさに着ない。
 誰に対しても公平に、親しみを持って接している。
 さらに能力はずば抜けており、さまざまな方面で成功を収めている。
 貴族令嬢として、ルチルほど完成された女性は見たことがなかった。
 王国を背負っていく、国妃こくひにふさわしい女性は、ルチルをおいて他にいない。
 マキはそう確信している。
 だから、マキはルチルに敬意と忠義を捧げ、彼女のためにできることは、なんでもしたいと思っているのだった。
 マキは思った。
 ゼリスへ警告しに行こう。
 身を引くように、忠告しよう。
 そう考え、歩き出す。


 ゼリスを探す。
 10分ほど大学内を歩き回ると……
 魔法学部棟の中庭のベンチに、ゼリスが座っていた。
 本を読んでいる。
 マキは声をかけた。

「ゼリス・キネット、ですね?」
「……はい?」

 ゼリスは、顔を上げた。
 マキは告げた。

「私は、辺境伯の娘、マキ・フォレステールです」
「はぁ……」

 ゼリスは、本にしおりを挟んでから閉じた。
 それから立ち上がって、尋ねてくる。

「お初にお目にかかります、マキ様。何の御用でしょうか? ……いえ、それ以前に、どうして私のことをご存じなのですか?」
「私は、公爵令嬢ルチル・ミアストーン様の取り巻きです」
「……!」
「あなたは最近、アレックス殿下と懇意にされておられるようですね? もう、ここまで言えば、何が言いたいのかおわかりでしょう。――身を引きなさい。殿下は、子爵令嬢ごときが、言い寄っていい身分の方ではありませんよ」


 マキはハッキリと告げた。
 ゼリスは顔をしかめて、答えた。

「イヤです」
「……なんですって?」
「イヤだ、とお答えしました。なぜ、あなたに私たちの仲をとやかく言われないといけないのですか?」

 マキはカッとなって言い放つ。

「口のき方に気をつけなさい! 私は辺境伯の娘ですよ!?」
「身分をかさに着るんですか? 私は、アレックス様によくしてもらっています。あなたに圧力をかけられたと、アレックス様にお伝えしますよ?」
「なっ……」

 ゼリスがアレックスを盾にして、言い負かそうとしてくる。
 マキは一瞬、言いよどむ。

「いいんですか? 殿下を敵に回しても? 辺境伯は確かに立派だと思いますが、王族を敵に回してやっていけるんですか?」

 ぎりっ、とマキはこぶしを握り締めた。
 怒りの色に顔が染まる。
 だが……

(身分をかさに着る……それは確かに良くない。ルチル様なら、このような物言いはしない)

 ロクに理解せず、身分という名の威光いこうを振りかざすのは、美しくない行為だ。
 マキは深呼吸を一つする。
 それから、落ち着きを取り戻して言った。

「とにかく、交際に関しては、立場をわきまえてください。釣り合わない恋路など、王子にもルチル様にも、多大な迷惑をかけるだけですから」

 言うべきことは言ったとばかりに、マキは立ち去ろうとする。
 その背中に、ゼリスは告げる。

「私は、アレックス様を本気でおしたいしています。誰がなんと言おうと、気持ちを変えることはありません」

 マキは立ち止まる。
 肩越しに振り返り、静かに告げた。

「……それがあなたの破滅につながらないと良いですね?」

 皮肉まじりに言ってから、真剣な声で、マキは続けた。

「私はルチル様を敬愛しています。もしもルチル様を悲しませるようなことがあれば……家の威光を借りてでも、あなたをつぶす。それだけは覚えておいてください」

 そして、今度こそマキは立ち去った。


 ◇


 月日は流れる。
 6月。
 大学では【総合力考査そうごうりょくこうさ】がおこなわれることになった。
 ダイラス魔法大学では、期末試験の結果だけで、成績が決まるわけではない。
 救済として、成績を補填ほてんしてくれる試験が存在する。
 それが【総合力考査】であった。
 この試験で好成績を修めれば、単位が7個獲得できる。
 単位数が危ない学生に対する、まさしく救済の試験である。

(まあ、中間考査みたいな名前をした、実質的な実テなんだけどね)

 と、私――ルチルは思った。
【総合力考査】は、筆記試験、魔法試験、剣術試験の三種類でおこなわれる。
 私は、この試験において、筆記試験・剣術試験の両方で首位を取った。
 このことは、やはり、すぐに学内に広まった。

「おい、聞いたか。またルチル様が1位を取ったんだってよ」
「しかも今回は、筆記だけじゃなく剣術も、だってな」
「さすがルチル様ですわね」

 賞賛の声が上がる。
 自分の噂が広がるのは、むずがゆい思いもあるが……
 貴族たるもの、堂々としていなければいけない。


 ◇


 翌日。
 くだんのアレックスは、中庭で、ゼリスと並んで座っていた。
 いつもはゼリスの前ではご機嫌なアレックスだが……
 この日は、機嫌が悪かった。

「またルチルの噂か」

 アレックスはため息をつく。
 ルチルが筆記で1位だったこと。
 そして今回、剣術においても首位だったこと。
 もはや学内の貴族コミュニティは、ルチルの話題で持ちきりだ。
 稀代きたいの貴族令嬢として、みんなが褒めそやしている。
 ゼリスは言った。

「またルチル様は、アレックス様を差し置いて……本当に目立ちたがり屋で、身勝手な人ですね!」
「ああ。あいつはそういう女だ」

 アレックスは微笑する。
 ゼリスだけは、アレックスの味方でいるからだ。
 そのとき、ゼリスが言った。

「でも、おかしくないですか?」
「ん、何がだ?」
「毎回毎回、ルチル様が1位だなんて。しかも剣術まで1位なんて、絶対おかしいですよ。不正を働いているんじゃないですか?」
「……!」

 ゼリスの指摘。
 アレックスも、考えたことがあった。
 ルチルは天才としてうたわれているが、本当に実力があるのか?
 実は、才能など存在せず、すべて上手に虚飾きょしょくしているだけではないかと。
 たとえば試験で1位を取るなら、試験官を買収すればよい。
 ルチル商会の経営だって、アイディアと人材を他人任せにすれば、上手くいく。
 ルチルの実家――ミアストーン公爵家の力を借りれば、ルチル自身が優秀でなくても、成功を演出することは可能だ。

(ゼリスの言う通り、ルチルは、周囲をあざむいているのではないか?)

 はじめは小さかった疑念が、アレックスの中でどんどんふくれ上がっていく。

「そういえば剣術試験は……個室でおこなわれていたな」

 そう。
 剣術試験は、一人ずつ、個室を使っておこなわれた。
 多くのギャラリーのもとでおこなったものではない。
 そこにいたのは、自身と、試験官と、審査員だけ。
 つまり試験官と審査員を買収すれば、成績とは関係なく1位は取れる。
 ルチルは、そのようにして剣術試験1位の座を買ったのではないか?

(……そうだ。そうに違いない)

 ルチルは、公爵家のコネや財力を存分に利用して、嘘と虚飾によって、今の地位を築いているんだ……!
 間違いない!

「私に良い考えがあります!」

 と、突然ゼリスが言った。
 アレックスは思考を打ち切って、尋ねた。

「……ん? なんだ?」
「私が、ルチル様と一騎打ちの勝負をすればいいんです!」
「一騎打ち、だと?」
「はい。実は私、剣術試験は12位だったんですよね。私の実力ならば、ルチル様を一対一で討ち取れるはずです。それを公衆の面前で披露しましょう!」
「闘技場を使っての決闘をする、ということか?」
「その通りです!」

 なるほど。
 悪くない。
 剣術試験12位のゼリスが、1位のルチルを打ち破れば、ルチルの実力不足が公に知れ渡ることだろう。

(しかし公爵家の英才教育を受けているルチルに、ゼリスが勝てるか?)

 アレックスは少し心配になった。
 アレックスも、ルチルの1位はさすがに不正だとは思う。
 しかし、ルチルがどうしようもないほどの雑魚とまでは思っていなかった。
 なにしろ、将軍であり軍司令官であるルーガ公爵の、軍事教練を受けているのだ。
 それなりには強いはずだろう。
 不安がるアレックスに、ゼリスが訴えかける。

「大丈夫です、アレックス様。私を信じてください!」
「ゼリス……」
「私が、ルチル様の不正を暴き、アレックス様のお気持ちを晴らしてみせます」
「……」

 そうだ。
 自分がゼリスを信じなくてどうするんだ?
 ゼリスはこんなふうに、自分のことを想ってくれているというのに!

(それに、ルチルの適性職は【錬金術師】だ。【剣術家】のゼリスが負けるわけがない)

 勝算は十分にある。
 ふふ。
 ふははははは。
 勝てる!
 ルチルに一泡吹ひとあわふかせられるぞ!
 ルチルが無様ぶざまいつくばって、笑いものにされるさまを想像し、思わず笑みがこぼれそうになった。
 アレックスは顔を引き締め、ゼリスに言った。

「ああ。頼む、私のいとしいゼリス。どうかあの悪女の不正を、暴き立ててくれ!」
「はい。殿下に誓います!」

 ゼリスは力強く、そう宣言した。


 ◇


 翌日。
 私――ルチルは、エドゥアルトと二人で大学構内を歩いていた。
 エドゥアルトの黒髪と青黒い瞳が、さわやかな陽日に照らされ、潤うように輝いている。
 エドゥアルトは告げた。

「筆記試験、剣術試験における首位、おめでとうございます」
「ありがとうございます」

 と、私は答えた。

「両方で1位を取るなんて、さすがはルチル様ですね。専属騎士として、鼻が高いです」

 エドゥアルトは、心から尊敬しているといった様子で、賞賛してくる。

「剣術試験については、運が良かったですわ。次も好順位を取れるように、精進しなければ」
「私も、ルチル様に負けないよう、努力いたします」
「ええ、頑張ってくださいまし」

 と。
 そこまで言ったところで。
 私のく手をふさぐ者がいた。

「あの? ……ルチル・ミアストーン様ですね?」

 彼女は……ゼリスだ。
 遠巻きに顔を見たことがあるから覚えていた。
 直接話すのは、これが初めてである。
 私は答えた。

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