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1 初めて友達の一鉄とその彼女の奈央さんを披露した日、それは二人の仲が決定的に決まった日。
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「アユさん、これ見て。」
嬉しそうに花束と写った二人の写真が送られてきた。
友達の一鉄は見たことない髪型をしてるし、嬉しさと安堵を隠せてない。
話に聞いた、写真も何度も見せられていた奈央さんもきれいな笑顔だった。
「いい写真だよね。」
何度も愚痴を聞いた。
自分が誘った鉄コンで偶然出会えて、それから本当に頑張ったと言った一鉄。
でも聞く限りは全然大丈夫だと思ってた。
なんと言っても優しいし、かっこいいし、力強い協力者ハルヒちゃんもついてるじゃないかって。
一鉄は僕には大切な友達だ。
ちょっとだけ、ハルヒちゃんもついでに妹のような感じだ。
勝手に自分だけ・・・と思ったけど、あの日の事はすごくうれしいニュースだった。
むしろあの日あそこで、一鉄が他の女の人に捕まらなかったのがラッキーだった。
『鉄男』じゃない一鉄でも一緒に話をしたい女の人はいたかもしれない。
隣を見る。
アユさんだって。
だから・・・・まだ紹介はしてなかった。
今まで話はしていた、今回は嬉しくてつい写真も見せた。
一鉄と奈央さんを初めて見るアユさんを見た。
「わぁ、ハジメマシテですね。ずっと想像だけだったから嬉しいです。こんな人だったんですね。ギイチさんにとっては名前にも縁がありますね、一鉄さんだなんて。」
僕とアユさん、二人の距離は知り合った頃よりはちょっとづつ近くなってる。
でもこの写真には全然敵わない。
少しだけ手を伸ばした携帯に見入るアユさん。
「でもギイチさんの話からはもっと違う感じの人をイメージしてました。」
「想像と違った?」
「はい。だってハルヒちゃんとのやり取りとかギイチさんへの泣き言とか、もっと・・・・ん~、やっぱり違いました。」
「非日常の演出ってハルヒちゃんのアドバイスだから。前髪をおろしてないだけでも印象はだいぶん違うよ。」
「そうなんですね。」
「でもかっこいいよね。」
アユさんもそう思うよね。
「そうですね。奈央さんもきれいですね。これはいっそ入院先で一目惚れでも良かったですよね。ドラマになりそうです。」
いつもと変わりない笑顔を向けられた。
奈央さんは看護師さんで病院で働いてる。
奈央さんの制服はパンツスタイルだって、前に残念そうに言ってた気がする。
まったく、そんなのどうでもいいじゃないか!!
アユさんと初めて話をしてからだいぶ経つ。
初めて二人で会ってからもだいぶ経つ。
初めてここに招待してからも、まぁまぁ。
二人で何度か電車ででかけて、一度は泊りがけででかけたこともある。
ちょっと田舎の方の電車に乗りたいと言い出したアユさんのリクエストで。
勿論泊ったのは別々の部屋だったけど二日間一緒にいたこともある。
ちゃんと数えてる。
初めて出会って話してから何日経ったか、何度二人で会ってるか。
大切な思い出の欠片はこぼれて失くさないように。
ちゃんと思い出のレシートもあるし、何を食べて、何を買ったか、いつでも思い出せるようにこっそりだけどきちんと記録として残してる。
視線を落とした携帯の画面から二人の笑顔は消えていた。
もう一度携帯を起して二人の笑顔を見る。
こんな写真はまだない。
こんなにくっついて『一組の二人』が完全だと思える二人の写真。
駅の名前の看板を挟んで二人で撮ったりしたけど、こんなに心理的にもくっついたことなんてない。
でもいつも僕は全力笑顔だ。
緊張半分、でも全力でうれしくて。
アユさんも笑顔なんだから、目的地に来れてうれしい!!以外の理由があったらすごくうれしいんだけど。
そこはまだまだ自信がないし、はっきりと確かめるなんてできない。
だいたいあんなにくっつくなんて・・・
電車の席に隣り合うだけでも半身と言わず全身がドキドキするし、とりあえず自然な笑顔は難しいと思う。
「ギイチさん、寂しいんですか?」
アユさんを見たら、いたずらそうに笑ってた。
「ううん、良かったなって思ったんだ。」
「そうですね。私からもおめでとうを伝えたいくらいです。でも誰ですかって言われますよね。」
「そんなことないよ。僕の大切な・・・・友達だって知ってるよ。」
「そうですか?嬉しいです。」
『大好きな』をつけ忘れた。
でも嬉しいと言ってくれる。
一番大切で大好きな友達。
だって一鉄より大事だし、大好きだ。
一鉄には奈央さんがいるから。
アユさんの笑顔がゆっくり戻る。
ふと、時計を見られた。
遅くなるかな?
「ご飯に行こうか?」
立ち上がって誘う。
今日はこの間仕事で行ったローカル線の取材映像を二人で見るために部屋にいた。
女子人気がぐんぐん上がって、特集するのは久しぶりで三度目だった。
今回はちょっと目先を変えた三回目。
女子目線でつくるページでメインの担当者は新しく入った女子社員の宇佐美さんだった。
やっぱり鉄道が好きで就職できて喜んだらしい。
皆がそうというわけではないけど、詳しい人が入社してくるし、とりあえず自分の周りの取材班はもれなく鉄男だ。
取材だって趣味と仕事100%、線引きが難しいくらいだし。
写真を取るのは仕事を忘れてるだろうと思えるくらい、それはお互いに。
初めての女子メンバー。
周りの人にインタビューするのも女の人のほうが何かと便利なのもそうだ。
今回は特に女性が行きたいお店を聞いたほうが早い。
もちろん事前にいろんなフォロワーの情報を掬い上げるし、お店への取材交渉もする。
それでも現地に行ったらそこで雑誌を知ってる人とは仲良くなったり、名刺を渡して連絡を取り合って情報をもらったり。
今回宇佐美さんが相棒で、女性に聞くのもお願いしやすかった。
取材に出るときは知り合いをたくさん作ることも大切だと言われた。
地元の人からの情報やひっそりと変わった事など教えてくれる。
記事にしたらお礼をする、少しばかり。
そんな関係の人は全国にいる。
雑誌を作ってるのは僕たちだけじゃなくて、そんな愛読してくれてる人もなのだ。
今まで男の人はなんとか増やしてこれたけど、なかなか女性のフォローワーが増えなかった。先輩も、もちろん僕も苦手な方だった。
今回宇佐美さんが来てくれて、しかも明るい鉄子さんでぐんぐんといい方向に引っばってくれてる。
もともと入社時に女性向けのページの提案から入ったらしい。
別に雑誌を買わなくてもちょっと調べたらいろんな情報は出てくる。
でも自分たちはそれ以上に楽しんで、そのテーマを伝えたいという思いがあるから。
女性でも僕たちの作った雑誌を購入してくれてる人は増えてる。
もっとかわいい雰囲気の女子旅用のガイドブックはあるけど、それだと鉄道は移動手段にしかならない。
『もっと楽しみたい人もいるはず、満足できない人もいるはず。』
そういう思いで面接に挑んで、実際に自分が楽しんだ旅を紙面に起こすようにして面接のときに見せたらしい。
情熱は人を動かす。
社長に拍手されて、我に返ったくらい熱くなってたらしい。
今日撮った映像にも声が入って、姿もちらりと入ってたりした。
写真と画像と、お互いたくさん撮った。
その中でいいものだけを使うから、公表されない部分はたくさんある。
それをアユさんと二人で見た。
楽しんでくれたと思う。
『行きたいと思ってたけど、なかなか一緒に誘える子がいなかった。』そう言われた。
『じゃあ、一緒に、今度行きたいなぁ。』そう言った。
日帰りでも十分楽しめる。
『是非。』そう言われて笑顔を見て、満足した。
そうたくさん一緒に行きたい所はある。
別に電車にこだわらなくても、遊園地も花火やお花見や映画、ただの散歩でもなんでも。
少しづつ目の前に来たら楽しみにアユさんを誘ってる。
嬉しそうに花束と写った二人の写真が送られてきた。
友達の一鉄は見たことない髪型をしてるし、嬉しさと安堵を隠せてない。
話に聞いた、写真も何度も見せられていた奈央さんもきれいな笑顔だった。
「いい写真だよね。」
何度も愚痴を聞いた。
自分が誘った鉄コンで偶然出会えて、それから本当に頑張ったと言った一鉄。
でも聞く限りは全然大丈夫だと思ってた。
なんと言っても優しいし、かっこいいし、力強い協力者ハルヒちゃんもついてるじゃないかって。
一鉄は僕には大切な友達だ。
ちょっとだけ、ハルヒちゃんもついでに妹のような感じだ。
勝手に自分だけ・・・と思ったけど、あの日の事はすごくうれしいニュースだった。
むしろあの日あそこで、一鉄が他の女の人に捕まらなかったのがラッキーだった。
『鉄男』じゃない一鉄でも一緒に話をしたい女の人はいたかもしれない。
隣を見る。
アユさんだって。
だから・・・・まだ紹介はしてなかった。
今まで話はしていた、今回は嬉しくてつい写真も見せた。
一鉄と奈央さんを初めて見るアユさんを見た。
「わぁ、ハジメマシテですね。ずっと想像だけだったから嬉しいです。こんな人だったんですね。ギイチさんにとっては名前にも縁がありますね、一鉄さんだなんて。」
僕とアユさん、二人の距離は知り合った頃よりはちょっとづつ近くなってる。
でもこの写真には全然敵わない。
少しだけ手を伸ばした携帯に見入るアユさん。
「でもギイチさんの話からはもっと違う感じの人をイメージしてました。」
「想像と違った?」
「はい。だってハルヒちゃんとのやり取りとかギイチさんへの泣き言とか、もっと・・・・ん~、やっぱり違いました。」
「非日常の演出ってハルヒちゃんのアドバイスだから。前髪をおろしてないだけでも印象はだいぶん違うよ。」
「そうなんですね。」
「でもかっこいいよね。」
アユさんもそう思うよね。
「そうですね。奈央さんもきれいですね。これはいっそ入院先で一目惚れでも良かったですよね。ドラマになりそうです。」
いつもと変わりない笑顔を向けられた。
奈央さんは看護師さんで病院で働いてる。
奈央さんの制服はパンツスタイルだって、前に残念そうに言ってた気がする。
まったく、そんなのどうでもいいじゃないか!!
アユさんと初めて話をしてからだいぶ経つ。
初めて二人で会ってからもだいぶ経つ。
初めてここに招待してからも、まぁまぁ。
二人で何度か電車ででかけて、一度は泊りがけででかけたこともある。
ちょっと田舎の方の電車に乗りたいと言い出したアユさんのリクエストで。
勿論泊ったのは別々の部屋だったけど二日間一緒にいたこともある。
ちゃんと数えてる。
初めて出会って話してから何日経ったか、何度二人で会ってるか。
大切な思い出の欠片はこぼれて失くさないように。
ちゃんと思い出のレシートもあるし、何を食べて、何を買ったか、いつでも思い出せるようにこっそりだけどきちんと記録として残してる。
視線を落とした携帯の画面から二人の笑顔は消えていた。
もう一度携帯を起して二人の笑顔を見る。
こんな写真はまだない。
こんなにくっついて『一組の二人』が完全だと思える二人の写真。
駅の名前の看板を挟んで二人で撮ったりしたけど、こんなに心理的にもくっついたことなんてない。
でもいつも僕は全力笑顔だ。
緊張半分、でも全力でうれしくて。
アユさんも笑顔なんだから、目的地に来れてうれしい!!以外の理由があったらすごくうれしいんだけど。
そこはまだまだ自信がないし、はっきりと確かめるなんてできない。
だいたいあんなにくっつくなんて・・・
電車の席に隣り合うだけでも半身と言わず全身がドキドキするし、とりあえず自然な笑顔は難しいと思う。
「ギイチさん、寂しいんですか?」
アユさんを見たら、いたずらそうに笑ってた。
「ううん、良かったなって思ったんだ。」
「そうですね。私からもおめでとうを伝えたいくらいです。でも誰ですかって言われますよね。」
「そんなことないよ。僕の大切な・・・・友達だって知ってるよ。」
「そうですか?嬉しいです。」
『大好きな』をつけ忘れた。
でも嬉しいと言ってくれる。
一番大切で大好きな友達。
だって一鉄より大事だし、大好きだ。
一鉄には奈央さんがいるから。
アユさんの笑顔がゆっくり戻る。
ふと、時計を見られた。
遅くなるかな?
「ご飯に行こうか?」
立ち上がって誘う。
今日はこの間仕事で行ったローカル線の取材映像を二人で見るために部屋にいた。
女子人気がぐんぐん上がって、特集するのは久しぶりで三度目だった。
今回はちょっと目先を変えた三回目。
女子目線でつくるページでメインの担当者は新しく入った女子社員の宇佐美さんだった。
やっぱり鉄道が好きで就職できて喜んだらしい。
皆がそうというわけではないけど、詳しい人が入社してくるし、とりあえず自分の周りの取材班はもれなく鉄男だ。
取材だって趣味と仕事100%、線引きが難しいくらいだし。
写真を取るのは仕事を忘れてるだろうと思えるくらい、それはお互いに。
初めての女子メンバー。
周りの人にインタビューするのも女の人のほうが何かと便利なのもそうだ。
今回は特に女性が行きたいお店を聞いたほうが早い。
もちろん事前にいろんなフォロワーの情報を掬い上げるし、お店への取材交渉もする。
それでも現地に行ったらそこで雑誌を知ってる人とは仲良くなったり、名刺を渡して連絡を取り合って情報をもらったり。
今回宇佐美さんが相棒で、女性に聞くのもお願いしやすかった。
取材に出るときは知り合いをたくさん作ることも大切だと言われた。
地元の人からの情報やひっそりと変わった事など教えてくれる。
記事にしたらお礼をする、少しばかり。
そんな関係の人は全国にいる。
雑誌を作ってるのは僕たちだけじゃなくて、そんな愛読してくれてる人もなのだ。
今まで男の人はなんとか増やしてこれたけど、なかなか女性のフォローワーが増えなかった。先輩も、もちろん僕も苦手な方だった。
今回宇佐美さんが来てくれて、しかも明るい鉄子さんでぐんぐんといい方向に引っばってくれてる。
もともと入社時に女性向けのページの提案から入ったらしい。
別に雑誌を買わなくてもちょっと調べたらいろんな情報は出てくる。
でも自分たちはそれ以上に楽しんで、そのテーマを伝えたいという思いがあるから。
女性でも僕たちの作った雑誌を購入してくれてる人は増えてる。
もっとかわいい雰囲気の女子旅用のガイドブックはあるけど、それだと鉄道は移動手段にしかならない。
『もっと楽しみたい人もいるはず、満足できない人もいるはず。』
そういう思いで面接に挑んで、実際に自分が楽しんだ旅を紙面に起こすようにして面接のときに見せたらしい。
情熱は人を動かす。
社長に拍手されて、我に返ったくらい熱くなってたらしい。
今日撮った映像にも声が入って、姿もちらりと入ってたりした。
写真と画像と、お互いたくさん撮った。
その中でいいものだけを使うから、公表されない部分はたくさんある。
それをアユさんと二人で見た。
楽しんでくれたと思う。
『行きたいと思ってたけど、なかなか一緒に誘える子がいなかった。』そう言われた。
『じゃあ、一緒に、今度行きたいなぁ。』そう言った。
日帰りでも十分楽しめる。
『是非。』そう言われて笑顔を見て、満足した。
そうたくさん一緒に行きたい所はある。
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