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第四の石碑 ディゴバ
02話 この命が尽きるまで
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「ちょ……まさか、それって、石碑の!?」
動揺し、声をあげる僕に、ユーリエは静かに、深く頷いた。
「うん」
「まさか、あの三重詠唱を解析、した、の?」
「えへへ、苦労したよ~」
そんな、苦労してできるようなものじゃない!
だって三重詠唱だよ!?
しかも回転してたよ!?
「そっか……だからユーリエは、あんなに疲弊してたんだ……」
「うん。でも、さすがはマールだね。凄い魔法だった」
「それを読み解いたユーリエも、負けず劣らずなんだけどなあ」
「褒めて褒めて!」
まるで猫のように目を細めて首を突き出すユーリエ。
思わず、頭を撫でてしまった。
「あ、いや、それで?」
僕は慌てて、手を離す。
「まずこの魔法だけど、どの石碑から見ても内容はセレンディア、カリーン、レゴラントと同じ順番で表示するようになっていたわ」
蕩々と語り出すユーリエ。
「え、ということは、仮に僕らがレゴラントの石碑を最初に見ても、その内容はセレンディアのものになる、ってこと?」
「うん。だから石碑巡りたちが読む文章で、その内容が前後することはないの」
「凄いな、本当に凄いな、マールは!」
「それだけじゃないわ。それだけなら私は、あの魔法陣を解析しなかった」
「え?」
ユーリエの表情に、影が差す。
「マールの文章を読んで、やらなきゃならないと思ったんだ」
「やらなきゃ、ならない……?」
そこにはなにか、ユーリエの心を揺さぶるものがあったってことか。
「カナク、あなたは私に好きっていってくれた」
「うん」
「凄く嬉しかった」
「うん」
「でもね、実は……私はもっともっと、ずっと前からカナクを知っていたの」
「え!? ど、どこで?」
僕も前のめりになったので、ユーリエと顔が近づいた。
「セレンディア養護施設」
「は、え!? そ、そこって、うそ……僕がいた場所じゃないか!」
「そう。あの頃、私もそこにいたのよ」
「ぅ……!!」
絶句した。
僕は物心ついた頃からセレンディア養護施設で育ち、そこから聖神殿に引き取られた。
あそこに、ユーリエもいただって?
全く憶えていないんだけど。
「じゃあ、僕とユーリエが出会ったのはセレンディア魔法学校じゃなくて――」
「うん。セレンディア養護施設で、七歳の頃なんだ」
「そんな……僕とユーリエは、八年前に出会っていた?」
「カナクは忘れちゃってたんだね」
「うーん、僕は物心ついた頃から十歳まで養護施設にいたからね。あそこは毎月のように子どもの出入りがあったから。中々、記憶に残せないと思う」
「そう、だったね」
「でも、なんでユーリエが、あの養護施設に?」
「それはね、セレンディアが今の形になる前、あのソフィエ地方は、三国が覇権を争ってた。私はそのうちの一国、リヴァルト王国の王女だったの。だから私の本当の名はユーリエ・リヴァルト・セレンディア。ソフィエ地方南西部に勢力を持ち、セレンディアに滅ぼされて連れてこられたの。たぶん、旧リヴァルト王国の人たちに反乱を起こさせないための人質だったんじゃないかな」
「ユーリエが、亡国の王女!?」
「うん。それから私はセレンディアにいる親戚を転々とさせられた。でも、彼らはリヴァルト王国の王女である私だから親しくしてくれいたのであって、その国が滅びたら悲惨だったわ。結局、養護施設に送られたんだけど、全然、周りとなじめなかったんだ。そんなとき、銀髪の綺麗な子が、私に手を差し伸べてくれたんだよ」
「それが、僕なの?」
「うん」
「でも、ちょっと待って! それってまさか――」
ユーリエがきりっと眉をつり上げる。
「そうなの。私の生い立ちと石碑の内容が、あまりにも酷似してるのよ。だから私は危険をおかして、石碑の魔法を解析して、きちんと整理する必要があったの」
「…………!?」
偶然?
そんなことが、あるのか?
だってマールが生きたのは一〇〇〇年前だ。
ということは……。
「マールはユーリエ個人に、予言という形でメッセージを残したかったのかな」
「私に? マールが? なんで?」
「それは僕にもわからないけど、鍵は最後の、つまり四つ目に見る石碑の文章にあるかもしれない」
「やっぱり、そうなるのかな」
「それにしても、そんなに似てるの?」
ユーリエは顔を赤くして、頷いた。
「順番的にはレゴラント、セレンディア、カリーンかな。あの文章を私だと思って、考えてみて」
「うん」
僕は目を閉じ、頭の中で、ユーリエが語った石碑の文章を、できる限り客観的に並べてみた。
ユーリエはセレンディアの親類を転々とした後、養護施設へ送られ、僕と出会った。僕はいつも泣いていたユーリエに話しかけ、一緒に遊ぼうと手を差し伸べた。
権力争いの世界しか知らなかったユーリエは、凄く衝撃を覚えた。
別れは突然やってきた。せっかく好きになった僕とも離ればなれになってしまう。
しかし僕は「必ず幸せになれるから行った方がいいよ。おめでとう」と言った。
まだ幼かったユーリエは僕に対して、どうすることもできなかった。
僕と一緒に過ごした時間はごく僅かだったけど、彼の印象は強く私の中に焼きついた。
ユーリエは生きる希望を抱くことができた。ユーリエは僕を恩人だと感じ、また会いたいと強く願うようになった。
それから数年が経ったある日。ユーリエは偶然、僕と再会した。
すぐ声をかけたかったけれど勇気が出なくて、無為な時間を過ごしてしまった。
諦めたユーリエの時計は、そこで凍った。
結局、僕との距離を縮められなかった。
ユーリエは、なけなしの勇気を振り絞って、僕に近づいた。
僕の前では、何故か素の自分でいられる。それは一人で過ごしているよりも遙かに幸せで、心地よい時間だった。
でも、不安もあった。
僕には好きな人がいる。それを初めて聞いた時、表向きは平気な顔をしていたけれど、本当は心が張り裂けそうだった。
養護学校時代の切なさを思い出した。
もう絶対、誰にも渡さない。僕はユーリエのもの。
憎悪にも似た、黒い感情が私の中に巣くいはじめている。
このままでは、本当の悪魔のような女になってしまう。
私は、私は……。
「……これ、本当にユーリエの気持ちなの?」
僕は熱を帯びた頬に手を当てて、目を開く。
「ごめんなさい、間違いないんだ。私……その頃からずっとカナクが好きだった。魔法学校に通ったのも、いつか魔法の力でカナクを見つけられるかもしれないと思ったからだし……」
「だとしたら、これって、結構強烈なラブレター、だよね?」
僕が欲しい、って。
ユーリエを食べてしまいたいほど欲しいと思っていたのは、僕なのに。そういう見方をすれば、この文章は僕にも当てはまるところがいくつかある。しかし決定的なのは、石碑の文章が女性目線であることと、僕は王族でもなんでもない、ただの孤児だということだ。
「うん。それも石碑巡りは巡礼が終われば、これを記憶できる。酷い話だわ」
「これってもしかしてさ、見た人によって文章が変わるとか?」
「その線も考えたわ。だって、あまりにも私の人生に似てたからね。でも魔法陣にそういう記述はなかった。全ての石碑巡りは、等しくこれを見ているの」
ユーリエはやや俯き加減で、耳まで真っ赤になっていた。
「ということは……一〇〇〇年前からユーリエへのメッセージ、ってことになるのかな」
「考えにくいけど、その可能性が一番近いと思う。マールはなんらかの力で、一〇〇〇年後に現れる私とカナクに、言葉を残したかったんじゃないかな」
「僕にも?」
「そうよ。私一人が石碑を見てどうするの?」
「そ、そっか」
石碑に残されたのはユーリエから僕に送られた、強烈なラブレター。
しかし、わからない。
マールは各地に石碑を建てるために命を削ったという。
一〇〇〇年後の僕らに向けて、命を懸けるって……。
マールは僕とユーリエに、なにを伝えたかったんだろう。
「ねえカナク、私の気持ちは石碑に暴かれちゃったからさ、改めて聞きたいわ。マール信徒は想い人がいるものを好きになってはならない。だったらその想い人が、私なんだから、その、これから先さ、ちゃんと結ばれても、いいってことだよね?」
「うう、うん」
ますます小さく、赤くなるユーリエを、愛おしく感じた。
僕はもう迷わない。
照れたり、はぐらかしたりしない。
石碑、いや、暁の賢者マールが教えてくれたユーリエの気持ち。
理由はわからないけれど一〇〇〇年の時を超えて、背中を押してくれている。
僕だって、負けていない!
「はっきり答えて欲しいな。カナクは、私と、ずっと一緒にいたい?」
勇気を振り絞って訊いてくれたユーリエに、僕は抱きついて応えた。
「この命が尽きるまで、一緒にいたいよ。だってユーリエは僕の全てだから」
動揺し、声をあげる僕に、ユーリエは静かに、深く頷いた。
「うん」
「まさか、あの三重詠唱を解析、した、の?」
「えへへ、苦労したよ~」
そんな、苦労してできるようなものじゃない!
だって三重詠唱だよ!?
しかも回転してたよ!?
「そっか……だからユーリエは、あんなに疲弊してたんだ……」
「うん。でも、さすがはマールだね。凄い魔法だった」
「それを読み解いたユーリエも、負けず劣らずなんだけどなあ」
「褒めて褒めて!」
まるで猫のように目を細めて首を突き出すユーリエ。
思わず、頭を撫でてしまった。
「あ、いや、それで?」
僕は慌てて、手を離す。
「まずこの魔法だけど、どの石碑から見ても内容はセレンディア、カリーン、レゴラントと同じ順番で表示するようになっていたわ」
蕩々と語り出すユーリエ。
「え、ということは、仮に僕らがレゴラントの石碑を最初に見ても、その内容はセレンディアのものになる、ってこと?」
「うん。だから石碑巡りたちが読む文章で、その内容が前後することはないの」
「凄いな、本当に凄いな、マールは!」
「それだけじゃないわ。それだけなら私は、あの魔法陣を解析しなかった」
「え?」
ユーリエの表情に、影が差す。
「マールの文章を読んで、やらなきゃならないと思ったんだ」
「やらなきゃ、ならない……?」
そこにはなにか、ユーリエの心を揺さぶるものがあったってことか。
「カナク、あなたは私に好きっていってくれた」
「うん」
「凄く嬉しかった」
「うん」
「でもね、実は……私はもっともっと、ずっと前からカナクを知っていたの」
「え!? ど、どこで?」
僕も前のめりになったので、ユーリエと顔が近づいた。
「セレンディア養護施設」
「は、え!? そ、そこって、うそ……僕がいた場所じゃないか!」
「そう。あの頃、私もそこにいたのよ」
「ぅ……!!」
絶句した。
僕は物心ついた頃からセレンディア養護施設で育ち、そこから聖神殿に引き取られた。
あそこに、ユーリエもいただって?
全く憶えていないんだけど。
「じゃあ、僕とユーリエが出会ったのはセレンディア魔法学校じゃなくて――」
「うん。セレンディア養護施設で、七歳の頃なんだ」
「そんな……僕とユーリエは、八年前に出会っていた?」
「カナクは忘れちゃってたんだね」
「うーん、僕は物心ついた頃から十歳まで養護施設にいたからね。あそこは毎月のように子どもの出入りがあったから。中々、記憶に残せないと思う」
「そう、だったね」
「でも、なんでユーリエが、あの養護施設に?」
「それはね、セレンディアが今の形になる前、あのソフィエ地方は、三国が覇権を争ってた。私はそのうちの一国、リヴァルト王国の王女だったの。だから私の本当の名はユーリエ・リヴァルト・セレンディア。ソフィエ地方南西部に勢力を持ち、セレンディアに滅ぼされて連れてこられたの。たぶん、旧リヴァルト王国の人たちに反乱を起こさせないための人質だったんじゃないかな」
「ユーリエが、亡国の王女!?」
「うん。それから私はセレンディアにいる親戚を転々とさせられた。でも、彼らはリヴァルト王国の王女である私だから親しくしてくれいたのであって、その国が滅びたら悲惨だったわ。結局、養護施設に送られたんだけど、全然、周りとなじめなかったんだ。そんなとき、銀髪の綺麗な子が、私に手を差し伸べてくれたんだよ」
「それが、僕なの?」
「うん」
「でも、ちょっと待って! それってまさか――」
ユーリエがきりっと眉をつり上げる。
「そうなの。私の生い立ちと石碑の内容が、あまりにも酷似してるのよ。だから私は危険をおかして、石碑の魔法を解析して、きちんと整理する必要があったの」
「…………!?」
偶然?
そんなことが、あるのか?
だってマールが生きたのは一〇〇〇年前だ。
ということは……。
「マールはユーリエ個人に、予言という形でメッセージを残したかったのかな」
「私に? マールが? なんで?」
「それは僕にもわからないけど、鍵は最後の、つまり四つ目に見る石碑の文章にあるかもしれない」
「やっぱり、そうなるのかな」
「それにしても、そんなに似てるの?」
ユーリエは顔を赤くして、頷いた。
「順番的にはレゴラント、セレンディア、カリーンかな。あの文章を私だと思って、考えてみて」
「うん」
僕は目を閉じ、頭の中で、ユーリエが語った石碑の文章を、できる限り客観的に並べてみた。
ユーリエはセレンディアの親類を転々とした後、養護施設へ送られ、僕と出会った。僕はいつも泣いていたユーリエに話しかけ、一緒に遊ぼうと手を差し伸べた。
権力争いの世界しか知らなかったユーリエは、凄く衝撃を覚えた。
別れは突然やってきた。せっかく好きになった僕とも離ればなれになってしまう。
しかし僕は「必ず幸せになれるから行った方がいいよ。おめでとう」と言った。
まだ幼かったユーリエは僕に対して、どうすることもできなかった。
僕と一緒に過ごした時間はごく僅かだったけど、彼の印象は強く私の中に焼きついた。
ユーリエは生きる希望を抱くことができた。ユーリエは僕を恩人だと感じ、また会いたいと強く願うようになった。
それから数年が経ったある日。ユーリエは偶然、僕と再会した。
すぐ声をかけたかったけれど勇気が出なくて、無為な時間を過ごしてしまった。
諦めたユーリエの時計は、そこで凍った。
結局、僕との距離を縮められなかった。
ユーリエは、なけなしの勇気を振り絞って、僕に近づいた。
僕の前では、何故か素の自分でいられる。それは一人で過ごしているよりも遙かに幸せで、心地よい時間だった。
でも、不安もあった。
僕には好きな人がいる。それを初めて聞いた時、表向きは平気な顔をしていたけれど、本当は心が張り裂けそうだった。
養護学校時代の切なさを思い出した。
もう絶対、誰にも渡さない。僕はユーリエのもの。
憎悪にも似た、黒い感情が私の中に巣くいはじめている。
このままでは、本当の悪魔のような女になってしまう。
私は、私は……。
「……これ、本当にユーリエの気持ちなの?」
僕は熱を帯びた頬に手を当てて、目を開く。
「ごめんなさい、間違いないんだ。私……その頃からずっとカナクが好きだった。魔法学校に通ったのも、いつか魔法の力でカナクを見つけられるかもしれないと思ったからだし……」
「だとしたら、これって、結構強烈なラブレター、だよね?」
僕が欲しい、って。
ユーリエを食べてしまいたいほど欲しいと思っていたのは、僕なのに。そういう見方をすれば、この文章は僕にも当てはまるところがいくつかある。しかし決定的なのは、石碑の文章が女性目線であることと、僕は王族でもなんでもない、ただの孤児だということだ。
「うん。それも石碑巡りは巡礼が終われば、これを記憶できる。酷い話だわ」
「これってもしかしてさ、見た人によって文章が変わるとか?」
「その線も考えたわ。だって、あまりにも私の人生に似てたからね。でも魔法陣にそういう記述はなかった。全ての石碑巡りは、等しくこれを見ているの」
ユーリエはやや俯き加減で、耳まで真っ赤になっていた。
「ということは……一〇〇〇年前からユーリエへのメッセージ、ってことになるのかな」
「考えにくいけど、その可能性が一番近いと思う。マールはなんらかの力で、一〇〇〇年後に現れる私とカナクに、言葉を残したかったんじゃないかな」
「僕にも?」
「そうよ。私一人が石碑を見てどうするの?」
「そ、そっか」
石碑に残されたのはユーリエから僕に送られた、強烈なラブレター。
しかし、わからない。
マールは各地に石碑を建てるために命を削ったという。
一〇〇〇年後の僕らに向けて、命を懸けるって……。
マールは僕とユーリエに、なにを伝えたかったんだろう。
「ねえカナク、私の気持ちは石碑に暴かれちゃったからさ、改めて聞きたいわ。マール信徒は想い人がいるものを好きになってはならない。だったらその想い人が、私なんだから、その、これから先さ、ちゃんと結ばれても、いいってことだよね?」
「うう、うん」
ますます小さく、赤くなるユーリエを、愛おしく感じた。
僕はもう迷わない。
照れたり、はぐらかしたりしない。
石碑、いや、暁の賢者マールが教えてくれたユーリエの気持ち。
理由はわからないけれど一〇〇〇年の時を超えて、背中を押してくれている。
僕だって、負けていない!
「はっきり答えて欲しいな。カナクは、私と、ずっと一緒にいたい?」
勇気を振り絞って訊いてくれたユーリエに、僕は抱きついて応えた。
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