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2人で

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その後とりあえず歓迎会は延期ということになりまたやる時は番発見記念も一緒にやろうということになった。

そしてその後ランさんとルカロトさんとも別れて雰囲気でダンさんの部屋、瀬屋の部屋に来た。この部屋は別館の1番奥にある。そこに通されて木々が見える縁側に2人で座った。

「ゴメンな今日1日いろんなことあって」

「いいえ!いろんなことが知れてよかったです」

と簡単な会話から始まった。、確かに今日1日疲れたと言ったら疲れたがダンさんや他の人を責める気持ちは一切ない。

「そんなこと言っておいてなんだが今日から一緒にこの部屋に住むぞ」

「.......はい?!」

「だから一緒にこの部屋に住むんだよ」

「なんでですか??」

こんなこと聞かれたら誰でも思うだろ!
なんで急に同居なんだよ。確かに番らしいよ?らしいよ?だけどおかしくない?

「さっき言った通りハルはもう俺の番だ。だから一緒に住みたいし時間をできるだけ共有したい·····

と言うのもあるが1番は安全だ俺はエアリエルと言う風の妖精と仲が良くてな。もう風に乗せて噂を走らせているだろうな。もう秘密に。ということは出来ないんだ。危ない奴らもたぶん何人かは厳重なこの屋敷にも入り込むだろう。

もしものことがあった時俺なら倒せる。なんせエアリエルがついてるからな一緒にいた方が安全だ。いいだろ?というかいてもらうけどな。

俺は探し続けてたんだ。もう逃がさない·····」

んー、確かに危ないかもしれない。というかこれは私には拒否権はないんだろうか。無さそうだな。あの顔。凄い逃げれないよ感がするよ。しょうがないか·····って最後なんか言ってたか?なんか凄いの聞き逃した気がするな·····
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