青春と恋の物語

NISHINO TAKUMI

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青春と恋の物語青春編1-1

青春と恋の物語11~部活の崩壊~

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私はある決意のもと
顧問のいる学校へ来ていた
私『寺田先生…』
顧問『どうした…水野じゃないか
今は部活は休みにしてあるはずだが』
私『すいません…私…部活やめます…』
顧問『何!?なんで突然…』
私『やめさせてもらえないなら…
せめて休部にさせてください…
お願いします』
顧問『…北野のことか』
私『はい…』
顧問『俺は…お前に感謝している』
私『…え?』
顧問『井上から聞いた。西野のことを
しっかり考えてくれてありがとな。
お前の対処は正しかったと井上も
俺も思ってるから。
…ただ、やめるのは考え直してくれないか
休部ということなら承知したから』
私『わかりました…ありがとうございます
失礼します…』
こうして私は江西中柔道部を休部した


一哉目線
俺は美月が言った意味を
知らないまま退院をした
やっと部活に復帰できる
入院中の井上先輩の言葉を思い出して…
『お前にできることは
北野の代わりに全国にいくことだ
…もちろん美月も一緒にな』
(美月も一緒に…か今日から遅れた分を
取り戻して新人戦でまずシードを獲る…)
そう思いながら部活に向かっていると
丁度美月が学校から出てきた
美月『!?』
俺『美月…』
美月『もう大丈夫…なの?』
俺『大丈夫だよ。今日から
美月たちとまたやるから』
美月『…』
俺『どうした…?』
美月『私…部活やめたから…
後のことはよろしくね…』
俺は一瞬何て言ったのかわからなかった
俺『え…?』
美月『それと…明日まで部活は休みだよ
明後日から頑張って。
新人戦行けたら見に行くからさ』
まただ…何を言ってるんだ…?
俺『何言ってるんだよ…冗談は…』
俺の言葉を美月が遮るように
美月『ごめん、そういうことだから
じゃあね…』
美月はまた走っていってしまった
俺はまた…何も言えず呆然と立っていた


七瀬目線
私は練習再開を明日にしてほしいという
思いがあって職員室に向かっていった
すると、職員室から顧問と美月が出ていきて
会議室に入っていった
(なんで美月が…?)
私は嫌な予感がして会議室の前で
話を聞いていた
美月『私…部活をやめたいです
ダメなら…休分させてください…』
(え…?今…何ていった…?)
私は頭が真っ白になってしばらく
呆然としていた
そのとき…会話が終わり
声がこっちに近づいてきたので
私は急いで昇降口へ向かった
(なんで…今日やっと一哉も復帰するから
明日にでも全員揃って練習始めようと思ったのに…)
溢れてくる涙を止めるために
私はトイレで泣いていた…
やがて水道で顔を洗って
正門へ向かっていくと
一哉と美月が話していた…
だけど、すぐに美月が走ってどこかへ
行ってしまった
一哉は呆然と立っていた…
私は一哉に近づいていった…




12話につづく

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