青春と恋の物語

NISHINO TAKUMI

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青春と恋の物語恋愛編

青春と恋の物語2-28

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美月side


練習開始前からウォーミングアップを
始めたメンバーたち。
もちろん私もウォーミングアップをしている。だけど今日の練習は基本的に自由と言われている…私が指示を出すことは今日はないだろう…
9時…練習開始。
いつものように挨拶だけは全員で済ませ、
そのあとは約束の自由稽古となった。
私は誰を相手にしようか迷った挙げ句…
私『一哉!』
一哉を選んだ。
一哉『どうした?』
私『練習の相手してよ。』
一哉『いいよ。何の練習しようか』
私『取り敢えず組み手の練習しようよ
私も一哉も組み手争い下手だし。』
一哉『わかった。じゃ最初は俺が攻めるよ。美月は俺より先に組めるようにしてみて。』
…このような自由な練習はいつぶりだろう。
沢木さんは昔から自由な練習を希にに入れてくる…だがこの練習が私は昔から好きだった

自由稽古開始から1時間が経ったところで…
瑠夏がやって来た。
瑠夏『一哉、悪いんだけど寝技の練習付き合ってくれない?抑え込むから逃げてみてよ』
一哉『あー、わかった。美月、あとは本番だな。楽しみにしてる』
私『うん。負けないよ』
一哉は瑠夏と共に寝技の練習を始めた。


一哉side


美月との練習を終えて
瑠夏との寝技練習をしている俺だったが…
自由稽古で相手をした2人を見ていて
わかったことがあった。
それは…
俺『瑠夏、力を込める場所変わったね?
技のバリエーションも増えたし…』
瑠夏『そうかな?なんかさー、
怪我して高いとこ掃除してたじゃん?』
俺『そうだね』
瑠夏『その時一哉の上で不安定な状態でさ
、バランスとろうとしてたんだけど
その感覚に似てるんだよね。
私が上になっているっていう状態も同じだし?足の踏ん張りと上半身のバランスが大事なんだってさっきわかったんだよね』
俺『そうなんだ…』
そう…掃除や山菜採りをした2日間の後
普通の練習をしてきたが…
各メンバーが注意されてたところを
直していたのだ。
つまり、あの2日間は各メンバーの
感覚を直す練習だったのだ。
その練習をしてから普通の練習をすることで感覚の違いなどに気付き自然と直っていたのだった。
俺『(沢木さん…すげえな…)』
そんなことを思いながら練習を続け…
ついに試合開始時間となった。
美月『集合!』
沢木『では、試合のルールを説明する。
時間は4分。延長戦は決勝のみありとする。だが4分で決着がつかなかった時点で
賭けは俺の勝ちとなる。
反則、指導はあり。指導は1つ差で勝敗に左右することとする。
勝敗での引き分けは許されないが
勝ち数が同じ場合のみ同じ者同士での再戦を認める。
主審は俺、副審1人は寺田先生
副審もう1人は俺の奥さんがやる。
心配するなあいつも柔道経験者だから。
試合の順番は…この通りに行う。』
沢木さんは黒板に書かれた対戦表をみせた。
俺『1試合目…将太と俺…』
将太『まじかよ。いきなりお前か』
俺『2試合目瑠夏と蓮…3試合目美月と勇紀…』
最初からライバルに指名された将太とやることになった俺。
沢木『ルールや対戦表に問題や文句がなければ試合を始める。
ちなみに、連続の試合の者がいた場合
5分の休憩をとる。以上だが…問題や文句はあるか?』
俺『大丈夫です。始めましょう』
美月『お願いします』
一同『お願いします!』
沢木『よし…では始めるぞ。
1試合目!赤 西野一哉!白 中居将太!』
俺 将太『はい!』
こうして…俺と美月の運命をかけた
試合が今始まったのだった…。


29話に続く
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