青春と恋の物語

NISHINO TAKUMI

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青春と恋の物語恋愛編

青春と恋の物語2-31

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※まだまだ話が終わりそうにないです…
最後は誰かが付き合うとこまで行きます。
申し訳ありません



勇紀side

今まで引き分けてきた蓮と…
引き分けが許されない状態の今日
改めて試合をする。
どんなに言い訳をしても引き分けたら
水野先輩も西野先輩もいなくなる。
1試合1試合にすべて意味がある試合…
絶対勝つ…

沢木『では…互いに礼!はじめ!』
俺『っしゃあ!!!』
蓮『おう!!』

『(俺の強味は組手の対応のうまさ。
絶対に相手の組み手にさせない…)』

蓮は先程の試合で驚く動きを見せていた。
1年2人は今まで1度も先輩からポイントをとれなかったのに見事に奪い取ったのだ。
俺はそれを見て気合いを入れ直した。
その結果水野先輩を追い込むところまでいけた。

開始46秒ぐらいだろうか…
俺の大腰が蓮をとらえた。
沢木『技あり!!!』…が…
副審の二人が試合を止めた。
審判会議が行われるのだ…
会議がおわり沢木さんがコート中央に戻ってくる。
沢木『赤の今の判定、技あり取り消し。
帯をとったまますぐ技にいかなかったため…注意を与える。』
俺『…はい…(…やばい…有効と同じ…)』
沢木『はじめ!』
俺は焦ってはいけないと思いながらも
焦ってしまい技が全然決まらなかった
そんな俺を……蓮は見逃さなかった。
沢木『技あり!…抑え込み!』
俺は…必死に逃げようとしたが結果は…
七瀬『…時間です』
沢木『技あり!合わせて1本!それまで!』
…負けた。初めて…蓮に負けた。
沢木『白 桐生の勝ち…互いに礼』
俺『ありがとう…ございました』
俺は礼をしてコートを出た。
将太『勇紀…お疲れ…』
中居先輩が気まずそうに声をかけてきた。
俺『…ありがとうございます…』
俺はそれだけ言って道場を出た。
『(悔しい…今までこんなに悔しいと思ったことなかったのに…同級生に負けるってだけでこんなに悔しいものなんだな…)』
俺は初めて…本当の負けを知った気がした。


一哉side

勇紀と蓮の試合…正直に言えば
見苦しい試合だった。
蓮は瑠夏とやったときの焦りを出さず
堂々と技を繰り出して勝ちをとってた。
だが…勇紀は…反則をとられて
それが仇となり敗北。
時間は1分ちょいで決着…
そんなことを考えていると
将太『…勇紀…お疲れ』
将太のそんな声が聞こえた。
将太は1年の面倒を誰よりも見て
成長させてきた。
だから、この結果が辛いんだろう。
勇紀は将太を目標にしてた。
だからこそ…期待してたところがあったのだろう。
沢木『次…赤 水野美月!白 中居将太!』
美月が勝つだろうと俺は思った…だが…
沢木『赤 水野の勝ち!互いに礼!』
試合は…10秒で決着がついた。
将太『…』
先程の1年の試合結果がそんなに辛いのか…
そう思うほどあっさりと終わってしまった。
俺のところに七瀬がやってきた。
七瀬『…将太…勇紀と蓮の試合のこと引きずってるのかな…』
俺はやはり皆がそう思うんだな…と思いながらも
俺『…でも引きずっても仕方ない…
他人の心配より自分の試合を考えなかった将太の負けだよ…相手は美月…なおさらきを引き締めなきゃ勝てないのに…』
自分でも酷いやつだと思いながらも
本音をいってしまった。
七瀬『そんな言い方しなくても…』
それを聞いてた美月が
美月『一哉の言う通りだよ…七瀬…
今は試合中…集中しなきゃいけないんだよ』
七瀬『…だよね…』
沢木『喋ってる隙はないぞ。
次!赤 西野一哉 白 桐生蓮!』
次の試合の選手呼称が行われた。

…『(将太…決勝来いよ…決勝で
もう1度勝負できることを祈ってるよ…)』
そう思いながら蓮との試合に望む俺だった。

現在
美月2-0 (勇紀、将太)
一哉2-0(将太、瑠夏)
将太0-2(一哉、美月)
瑠夏1-1(蓮、一哉)
蓮1-1(勇紀、瑠夏)
勇紀0-2(美月、蓮)

32話につづく
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