99 / 128
4章 柔道恋物語
柔道恋物語4-4
しおりを挟む
美波side
私は今年から江西高校に入学した
美月先輩に凄い憧れていた…それが大きな理由だけど…
もう1つ理由があった。
お兄ちゃんが家で話してた人達のことを見てみたくなった。
お兄ちゃんが助けようとした人のことをもっと知りたかった。
『(それも…大きな理由なんだよね)』
私は西野先輩を見て…お兄ちゃんがこの人を助けようとした理由がよくわかった。
美奈や優奈に色々騒がれてる先輩を私は黙ってみていた。
一哉『わかったよ!じゃあ…曜日で決めよう…夜練習は俺出てないから…火曜日は美波
木曜日は美奈と優奈でいいだろ!』
美奈『なんでですか!?美波は一人なのに!』
一哉『わかったよ!
月曜 美波 火曜 美奈 木曜 優奈
これでどうだ!』
美奈『はい!それなら!』
瑠夏『一哉も人気になったもんだね…』
一連の様子を見ていた瑠夏先輩がそう呟いていた。
私『一哉先輩…よろしくお願いします!』
こうして…初心者の私は
月曜日の放課後…部活終わりに先輩から教わることになった。
ーそして迎えた月曜日ー
美月『正面に礼!』
一同『ありがとうございました!』
佐々木『明後日は試合稽古をします。その勝ち負けの結果がメインですが他にも見ます。
だから、勝てなくてもやる気を見せてくださいね。…では、また明日』
先生はそう言って帰っていった。
美月『一哉?今日美波に教えるんだよね?』
一哉『そうだよ?鍵は俺が返すよ。』
美月『あ、ほんと?ありがと。
じゃあ、鍵ここ置いとくね?』
一哉『あぁ。わかった』
そう言うと先輩達や美奈達は
先に帰っていった。
一哉『じゃ、はじめよっか』
私『はい!』
一哉『美波はさ?暫定選抜漏れて悔しかったんだよね?』
私『はい…仮にもお兄ちゃんの
妹なのに…』
一哉『うーん…北野先輩か…』
私『??』
一哉『あの人の強さは異常だから…才能を持ってかれたって考えな?』
私『でも選抜入りたいんです』
一哉『そっか…じゃあ
女子選抜の3人の癖を教えてあげる。それと絶対に美奈や美月に効く技』
私『そんなのあるんですか!?』
一哉『多分…今の美波が普通に練習を繰り返しても長年やってる人には勝てない…だったらその人の癖と
弱点をついた方が勝ちを覚えれる』
私『教えてください!』
一哉『まあ、教えるのは今回だけだよ。人に頼らずに見抜けるようになった方がいいからね?』
私『は、はい…』
『(意外と厳しい…)』
一哉『美波はまず勝ちの快感覚えなきゃね。負けばっかじゃ嫌になるから』
私『(よくわかってる…)お願いします!』
私は一哉先輩の持つ秘密の技を教えてもらい、そこからその技に入るタイミングも教わった。
そして…一哉先輩に少しずつ惹かれ始めている自分がいることを
私はまだ知る由もない…
5話につづく
私は今年から江西高校に入学した
美月先輩に凄い憧れていた…それが大きな理由だけど…
もう1つ理由があった。
お兄ちゃんが家で話してた人達のことを見てみたくなった。
お兄ちゃんが助けようとした人のことをもっと知りたかった。
『(それも…大きな理由なんだよね)』
私は西野先輩を見て…お兄ちゃんがこの人を助けようとした理由がよくわかった。
美奈や優奈に色々騒がれてる先輩を私は黙ってみていた。
一哉『わかったよ!じゃあ…曜日で決めよう…夜練習は俺出てないから…火曜日は美波
木曜日は美奈と優奈でいいだろ!』
美奈『なんでですか!?美波は一人なのに!』
一哉『わかったよ!
月曜 美波 火曜 美奈 木曜 優奈
これでどうだ!』
美奈『はい!それなら!』
瑠夏『一哉も人気になったもんだね…』
一連の様子を見ていた瑠夏先輩がそう呟いていた。
私『一哉先輩…よろしくお願いします!』
こうして…初心者の私は
月曜日の放課後…部活終わりに先輩から教わることになった。
ーそして迎えた月曜日ー
美月『正面に礼!』
一同『ありがとうございました!』
佐々木『明後日は試合稽古をします。その勝ち負けの結果がメインですが他にも見ます。
だから、勝てなくてもやる気を見せてくださいね。…では、また明日』
先生はそう言って帰っていった。
美月『一哉?今日美波に教えるんだよね?』
一哉『そうだよ?鍵は俺が返すよ。』
美月『あ、ほんと?ありがと。
じゃあ、鍵ここ置いとくね?』
一哉『あぁ。わかった』
そう言うと先輩達や美奈達は
先に帰っていった。
一哉『じゃ、はじめよっか』
私『はい!』
一哉『美波はさ?暫定選抜漏れて悔しかったんだよね?』
私『はい…仮にもお兄ちゃんの
妹なのに…』
一哉『うーん…北野先輩か…』
私『??』
一哉『あの人の強さは異常だから…才能を持ってかれたって考えな?』
私『でも選抜入りたいんです』
一哉『そっか…じゃあ
女子選抜の3人の癖を教えてあげる。それと絶対に美奈や美月に効く技』
私『そんなのあるんですか!?』
一哉『多分…今の美波が普通に練習を繰り返しても長年やってる人には勝てない…だったらその人の癖と
弱点をついた方が勝ちを覚えれる』
私『教えてください!』
一哉『まあ、教えるのは今回だけだよ。人に頼らずに見抜けるようになった方がいいからね?』
私『は、はい…』
『(意外と厳しい…)』
一哉『美波はまず勝ちの快感覚えなきゃね。負けばっかじゃ嫌になるから』
私『(よくわかってる…)お願いします!』
私は一哉先輩の持つ秘密の技を教えてもらい、そこからその技に入るタイミングも教わった。
そして…一哉先輩に少しずつ惹かれ始めている自分がいることを
私はまだ知る由もない…
5話につづく
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
21
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる