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4章 柔道恋物語
青春恋物語4-6
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瑠夏side
電話で一哉を呼び出した私。
時間はもう7時を過ぎてしまった。
家に呼ぶ理由…それは…
私は一哉が待つ学校へ急いだ。
学校の前に立つ一哉を見つけて
私『一哉!!』
一哉『あ…遅いよ…瑠夏…』
私は一哉に小声で耳打ちをした。
私『ちょっと…私の家につくまで彼氏のふりして…クラスメイトでしつこいのがいるの…お願い…!』
一哉『しつこいって…どこ…?
でも、わかった。それなら俺の家来いよ。家知られたらまずいでしょ』
私『!?…う、うん…お願い…』
一哉『彼氏のフリってなにすればいいんだよ…』
私は一哉に腕を絡めて歩き出す。
私『こういうことしてればいい…と思う…』
一哉『わかったよ…』
一哉はそう言って私の肩に手を回した。
私『!!』
一哉『ごめん、我慢して…したことないから…これしか思い付かない』
私『う、うん…』
一哉『まだいる?』
私『多分…』
私がそう言った時だった。
同級生A『山下さん…彼氏いたの…?』
私『悪い?』
A『…だったら…キスしてみろよ』
一哉『!?』
私『は?』
A『付き合ってるならそれぐらいできるだろ?』
私『いや…でも…』
一哉『付き合ってるからって人前にすることじゃねぇだろ』
A『嘘なのか?あ?』
一哉『嘘じゃねぇよ。瑠夏は俺の彼女だ。お前がその気ならやるか?』
私『!!』
A『…』
一哉『これ以上瑠夏になんかするなら…警察と学校に報告だな。
この時期…3年になって早々に問題が起きたらお前、終わりだぞ』
A『…すいませんでした…』
同級生の彼はそう言って帰っていった。
『(一哉の怒った顔…また見ることになるとは思わなかった…)』
一哉は私の肩に回したままでしばらく
歩いていた。
一哉『ふう…これでいいだろ…』
私『…』
一哉『瑠夏…大丈夫か?』
私『…』
一哉『どうしたの?瑠夏…あ!ご、ごめん!』
一哉は私の肩から腕をはずそうとした。
でも私は…一哉の腕を掴んで一哉に寄り添った。
一哉『どうしたんだよ…あ!
…ごめん…調子にのって彼女だ!何て言って…あれはでも…あーするしか…』
私は…伝わらないことが悔しくて
怒ってしまった。
私『一哉の馬鹿!なんでわからないの!!…私がこんなに…』
一哉『な、なに…?』
私『私は…!!私は…一哉が…』
一哉『…?』
私は!!
【一哉のことが好きなの!】
一哉『!?』
私『なのに…なんで気づいてくれないの…好きなのに…彼女だってはっきり
言われたとき…嬉しかったんだよ…?
なのになんで…』
一哉『…』
私『…』
一哉『…返事というか…そういうのは
待って欲しいんだ…試合が終わったら…しっかり返事するから…』
私『嫌…今…聞かせて…一哉のここにいるのは誰なの…』
一哉『…今は返事できない…俺だってそんなにすぐ決めれない…
七瀬にも好きだって言われてるんだ…』
私『!!』
一哉『七瀬にも返事は…試合のあとにするって伝えてる…だから…瑠夏も待って欲しいんだ…』
私は驚いた。私よりも先に七瀬が告白してたなんて…。でもそういうことなら…
私『わかった…七瀬とはどこで告白の答えを言うつもり…?』
一哉『病院の屋上…告白された場所』
私『じゃあ…私は学校の屋上で待ってる…NOならこなくていいよ…
6時から1時間だけ待ってるから…
そこで聞かせて…』
一哉『わ、わかった…』
私はとんでもない状況で告白してしまった。七瀬が告白してたという事実を知るとともに私は一哉を待つことにした。
7話につづく
電話で一哉を呼び出した私。
時間はもう7時を過ぎてしまった。
家に呼ぶ理由…それは…
私は一哉が待つ学校へ急いだ。
学校の前に立つ一哉を見つけて
私『一哉!!』
一哉『あ…遅いよ…瑠夏…』
私は一哉に小声で耳打ちをした。
私『ちょっと…私の家につくまで彼氏のふりして…クラスメイトでしつこいのがいるの…お願い…!』
一哉『しつこいって…どこ…?
でも、わかった。それなら俺の家来いよ。家知られたらまずいでしょ』
私『!?…う、うん…お願い…』
一哉『彼氏のフリってなにすればいいんだよ…』
私は一哉に腕を絡めて歩き出す。
私『こういうことしてればいい…と思う…』
一哉『わかったよ…』
一哉はそう言って私の肩に手を回した。
私『!!』
一哉『ごめん、我慢して…したことないから…これしか思い付かない』
私『う、うん…』
一哉『まだいる?』
私『多分…』
私がそう言った時だった。
同級生A『山下さん…彼氏いたの…?』
私『悪い?』
A『…だったら…キスしてみろよ』
一哉『!?』
私『は?』
A『付き合ってるならそれぐらいできるだろ?』
私『いや…でも…』
一哉『付き合ってるからって人前にすることじゃねぇだろ』
A『嘘なのか?あ?』
一哉『嘘じゃねぇよ。瑠夏は俺の彼女だ。お前がその気ならやるか?』
私『!!』
A『…』
一哉『これ以上瑠夏になんかするなら…警察と学校に報告だな。
この時期…3年になって早々に問題が起きたらお前、終わりだぞ』
A『…すいませんでした…』
同級生の彼はそう言って帰っていった。
『(一哉の怒った顔…また見ることになるとは思わなかった…)』
一哉は私の肩に回したままでしばらく
歩いていた。
一哉『ふう…これでいいだろ…』
私『…』
一哉『瑠夏…大丈夫か?』
私『…』
一哉『どうしたの?瑠夏…あ!ご、ごめん!』
一哉は私の肩から腕をはずそうとした。
でも私は…一哉の腕を掴んで一哉に寄り添った。
一哉『どうしたんだよ…あ!
…ごめん…調子にのって彼女だ!何て言って…あれはでも…あーするしか…』
私は…伝わらないことが悔しくて
怒ってしまった。
私『一哉の馬鹿!なんでわからないの!!…私がこんなに…』
一哉『な、なに…?』
私『私は…!!私は…一哉が…』
一哉『…?』
私は!!
【一哉のことが好きなの!】
一哉『!?』
私『なのに…なんで気づいてくれないの…好きなのに…彼女だってはっきり
言われたとき…嬉しかったんだよ…?
なのになんで…』
一哉『…』
私『…』
一哉『…返事というか…そういうのは
待って欲しいんだ…試合が終わったら…しっかり返事するから…』
私『嫌…今…聞かせて…一哉のここにいるのは誰なの…』
一哉『…今は返事できない…俺だってそんなにすぐ決めれない…
七瀬にも好きだって言われてるんだ…』
私『!!』
一哉『七瀬にも返事は…試合のあとにするって伝えてる…だから…瑠夏も待って欲しいんだ…』
私は驚いた。私よりも先に七瀬が告白してたなんて…。でもそういうことなら…
私『わかった…七瀬とはどこで告白の答えを言うつもり…?』
一哉『病院の屋上…告白された場所』
私『じゃあ…私は学校の屋上で待ってる…NOならこなくていいよ…
6時から1時間だけ待ってるから…
そこで聞かせて…』
一哉『わ、わかった…』
私はとんでもない状況で告白してしまった。七瀬が告白してたという事実を知るとともに私は一哉を待つことにした。
7話につづく
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