青春と恋の物語

NISHINO TAKUMI

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4章 柔道恋物語

柔道恋物語4-17『真実』

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七瀬side

後輩たちと帰っていた時…
私は…優奈から信じられないことを同時に2つも聞いてしまった。
聞いた途端…私は急いで走り出していた。
玲香『櫻井先輩!?』
里奈『せ、先輩!!』
優奈『…』

私は急いで学校に戻った。…が
すでに3人の姿はなかった。
私はスマホを出して急いで一哉に電話を掛けた。


一哉side

無理矢理ながらも失言のせいで
2人に飯をおごっていた俺。
美波『おいしー!やっぱり練習終わりはお肉でしょ!!』
美奈『どんどん焼こう!先輩!』
俺は…焼き肉を奢らされていたのだ。
美波『景気付けにもなるし!いいこと尽くしの焼き肉!!』
美奈『先輩!ごちそうさまです!!』
俺『いえいえ…すごい食べるね…』
そう思ったときだった。
♪♪♪~♪♪♪~♪
俺のスマホが鳴った。
表示された名前は…七瀬?
俺は部屋を出て電話に出る。
俺『どうした?七瀬』
TEL
七瀬『一哉…柔道…二度とやっちゃいけないって言われたって…どういうこと?』
俺『!!!』
七瀬『治ったんじゃなかったの…?
ねぇ…一哉…』
俺『なんでそれを…』
七瀬『優奈から聞いた…』
俺『優奈…そっか…』
七瀬『お願いだから…もうやめよ…』
俺『頼む…本戦まで…そこまででいい。もし…無理だとわかったら…自分から皆に話すから…まだ言わないでほしい…』
七瀬『優奈のこともどういうこと…?』
俺『それも聞いたんだ…』
七瀬『優奈ちゃん…病気なんじゃないの…?』
俺『…そう…だよ…』
七瀬『なんでやめさせてあげないの!?』
俺『これもあいつの意思なんだ…
あいつは予選前に…海外で治療を受けるためにいなくなる…』
七瀬『!!!!』
俺『それまででいいからやらせてほしい…俺の近くで柔道をやりたいって聞かなくて…両親が渋々許可したんだ…
無理だと思ったら俺がやめさせることを約束として』
七瀬『兄妹揃って…なんでそんな…』
俺『それが俺達の運命なんだろうな…
でも…俺は優奈の分まで…もっと言えば章吾先輩の分までやらなきゃいけないんだ……だから…頼むよ七瀬…』
七瀬『無理だと思ったら…絶対にやめてよね…返事もせずにどこか行ったら…
許さないから…』
俺『ありがとう…七瀬。
必ず返事はする。必ず約束も果たすからみててよ…ね?』
七瀬『わかったよ…今どこ?』
俺『美波と美奈に焼き肉おごらされてる』
七瀬『あ、じゃあ私も行くから…』
俺『え!?!?』
七瀬『黙っててほしいなら…口止め料と口止めするなにかをして?』
俺『うー…わかりました…奢りますよ…』
七瀬『やったね。待っててすぐ行く』
俺『ああ…じゃあね』
俺は電話を切って部屋に戻った。

美波『誰からですか??』
俺『七瀬…今から来るってさ…』
美奈『えー!やったぁー!
おごるんですか?』
俺『あぁ…』
美奈『太っ腹!…ガリガリなのに~』
美波『上手いこと言うー!
でも…明日頑張りましょうね!
私たちも勝ちにいきますから…覚悟してください!』
俺『おう。ドンと来い!』
その後…七瀬も来て3人で
俺の小遣い2ヶ月分を使っていったのだった。

俺は隠すべき事実を知られてしまった。
優奈と俺の秘密は…いずれしっかり
話さなきゃ行けない。
話す日は多分…そう遠くはないだろう。


18話に続く
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